September 18, 2018

事故の可能性を考えていない

明後日は彼岸の入りです。


今年は6月に梅雨明けするという長い夏でしたが、暑さ寒さも彼岸まで、ようやく猛暑もおさまり、秋の気配が漂い始めています。さて、そんな折りですが、例によって最近の自転車関連のニュースの中から、目についたものをピックアップしてみたいと思います。


抱っこで自転車、悲劇生んだ 子ども死亡、母を書類送検

電動自転車で走行中に転倒し、抱っこしていた当時1歳4カ月の次男を死亡させたとして、神奈川県警は14日、横浜市都筑区の保育士の母親(38)を過失致死の疑いで書類送検した。県警への取材でわかった。専門家や業界団体は、乳幼児との同乗はバランスが不安定になりがちだとして注意を促している。

抱っこで自転車抱っこで自転車

県警都筑署によると、母親は7月5日午前8時25分ごろ、同区の市道で、次男を抱っこひもで前に抱え、左手首に傘を提げた状態で電動自転車を運転。過失によって転倒して次男の頭を強く打ち付け、死亡させた疑いがある。雨が降っていて母親はかっぱを着ていたが、提げていた傘が自転車のフレームと前輪の泥よけの間に挟まったことで、ハンドルが動かなくなり、転倒につながったと署はみている。

母親は前部の幼児用座席に事故当時2歳だった長男を乗せ、次男とともに保育園に送り届ける途中だった。ヘルメットをかぶっていた長男にけがはなかった。自転車は前後に幼児用座席が取り付けられ、幼児2人を乗せる安全基準を満たしていたが、後部席には荷物を置いていたという。(2018年9月15日 朝日新聞)


加害者が母親という痛ましい事故です。子供を抱っこし、左手首に傘をさげたまま自転車に乗れば、特に、傘が巻き込まれる可能性は高く、事故になりがちということに気づかなかったのでしょうか。責めるつもりはありませんが、軽率だったと言わざるを得ません。

忙しいお母さんが、ある程度わかっていて、やってしまったのかも知れません。子供を抱っこして乗ったり、傘などをさげて乗るのが道交法違反になっているのは、危険だからです。まさか命の危険があるとは思わなかったのでしょうけれど、やはり違反となる行為にはリスクがあることを、あらためて留意したいものです。


岡山)「被災者の足」守る自転車店 倉敷・真備で奮闘中

被災者の足西日本豪雨で大きな被害が出た倉敷市真備町に、「本日臨時休業」の看板を掲げながら店内で作業を続ける、まちの自転車屋さんがある。店主は被災した自宅で寝起きし、「被災者の足」を懸命に守っている。

倉敷市真備町有井の自転車・バイク販売店「池野サイクル」に日曜の昼下がり、電話がかかった。店主の池野一馬さん(77)は、その要望に合う自転車を用意し、長男に届けるよう頼んだ。「旧知の地元の方に頼み込まれると断れない。田舎だから、いつ何かで世話になるかわからないし」

「臨時休業」としているのは、自身の店や自宅が被災しただけでなく、修理に使う膨大な部品を流されたからだ。「五十数年かけて蓄積してきた部品をすべて失った。お客さんが店に来ても、合う部品がなくて修理してあげられないと申し訳ない」と池野さん。

それでも被災5日後から仕事を始めた。通学用自転車を流された高校生に自転車を贈ろうとしたNPO法人「カタリバ」(本部・東京)に協力を求められたのがきっかけだ。これまでNPOが贈った約20台の大半を手配し、町内外の避難所などに散らばる生徒を1人ずつ訪ねて届けた。

市災害ボランティアセンターに自転車メーカーが貸与する自転車20台の維持も引き受ける。町内で自転車を扱っていたホームセンターは、閉鎖中か仮営業で、部品も買えない状態。店内で作業している池野さんを頼って来る人は絶えない。「高齢者には、歩いて坂を上り下りして配給所に食事を取りに行くのも大変」。池野さんも被災しただけに、その気持ちがわかる。

7月7日朝、池野さんは隣の集落が泥水につかっているのを見た。午後には南側から水が迫った。近所のブロック塀が水で見えなくなり、長男に促されて車で避難。薗(その)小学校、真備クリーンセンターの避難所に向かったが、人も車も満杯で入れなかった。企業の駐車場に入れてもらい、車内で2晩を過ごしたという。

水が引いた家に帰ると、どの部屋も物が散乱して手をつけられない状態。水は高さ1・5メートルに達したという。店にあった商品の自転車約100台、バイク約40台は全部泥まみれ。自転車の大半を廃棄し、倉庫に入れたバイクの修理はこれからだ。「業務用の車や工具は保険金が出るが、商品の自転車やバイクは出ない。洗えば使えるものを中古で売るしかない」。池野さんもあきらめ顔だ。

豪雨から2カ月が過ぎたが、夜、明かりがつく家は周囲にほとんどない。「多くは高齢者で、避難生活に疲れ切っている。2、3時間も作業すると、避難先へ帰って行く」。そう言う池野さんの自宅も、ごみをやっと運び出したばかり。被災者を支える責任感で浸水を免れた一間にとどまり、今できることを続ける。(2018年9月17日 朝日新聞)


西日本豪雨でクルマを流されてしまい、あるいは道路や橋などの損壊で渋滞が酷いといった理由で、自転車を使い始めた人は少なくないようです。一方、豪雨では街の自転車屋さんも被害を受けたことでしょう。商品や商売道具を流されてしまったお店も多いのだろうと思います。

これまでも災害の後に自転車が活躍するケースは多々ありました。ふだんは乗らない人でも頼らざるを得なかったり、重宝することも多いでしょう。そして、自転車そのものだけでなく、修理やメンテナンスの面、いわばインフラとしての自転車屋さんの重要さを実感した人も多かったのかも知れません。


自転車を泥酔状態で運転していた女、道交法違反で逮捕

酒酔い運転福岡県警は12日、自転車を泥酔状態で運転したとして、福岡県田川市内に在住する36歳の女を道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕した。女は容疑を否認しているという。

自転車を泥酔状態で乗り回していた女が酒酔い運転の現行犯で逮捕された。パトロール中の警官が蛇行している自転車を発見し、飲酒検知の結果として高濃度のアルコール分が検出されたという。

福岡県警は12日、自転車を泥酔状態で運転したとして、福岡県田川市内に在住する36歳の女を道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕した。女は容疑を否認しているという。

福岡県警・田川署によると、酒酔い運転の現行犯で逮捕された36歳の女は、12日の午前3時ごろ、田川市中央町付近の市道(片側1車線の緩やかなカーブ)で泥酔状態にもかかわらず、自転車を運転した疑いがもたれている。

付近をパトロールしていた同署員が、歩道上を蛇行しながら走行している自転車を発見。停止を命じて女に職務質問したところ、会話ができないほど酒に酔っていることが判明。アルコール検知を実施した際に高濃度のアルコール分を検出したことから、道交法違反の現行犯で逮捕した。

自転車は軽車両にあたり、飲酒運転を行った場合には道交法での摘発対象となるが、聴取に対して女は飲酒した事実は認めているものの、「自転車は漕いでいない」として、飲酒運転の事実は否認しているようだ。警察ではクルマの飲酒運転と同様に、女が飲酒した場所や量の特定を急ぐ方針だ。

乗っている側にその感覚は薄いのだが、自転車は車両扱いされるので、飲酒運転は摘発対象となってしまう。今回はパトロール中の警官が度を越した蛇行運転の様子を現認し、職務質問を実施したことで泥酔状態が明らかとなった。最近では自転車との衝突で歩行者が死傷する事故も多く発生しており、「自転車ぐらいで…」という甘えはこの世の中でもう通用しない。(2018年9月13日 レスポンス)


自転車の酒酔い運転で注意される人はいても、逮捕までされるのは、かなり珍しいケースではないでしょうか。そんなに泥酔した状態で自転車に乗れば、歩行者に突っ込むなどして死傷させてもおかしくありません。実際にそのような事故は起きています。

そう考えれば、この泥酔女性は、捕まったことで事故にならずにすんで、むしろラッキーだったと感謝すべきかも知れません。自転車であっても、被害者は死傷します。クルマだけではなく、自転車の酒酔い運転が重い違反になっているのは当然の事です。

自転車だからと軽く考えている人は多いですが、絶対にやめるべきです。人を殺してしまったり、自分が死傷する事故に巻き込まれる可能性は大です。そうなってからでは遅すぎます。そのことを真剣に受け止めて自戒すると共に、自分であらかじめ対策を練っておくべきだと思います。

タンデム活用なぜならば、いったん飲んでしまえば、自転車に乗らないという歯止めが効かないからです。警察官とか政治家、自衛官、役所勤め、学校の先生など、高い倫理が求められる人、酒酔いで事故を起こせば強い非難が寄せられ、失職する場合が多い職種の人ですから、酒酔い運転が後を絶ちません。

そのことを考えれば、飲酒後に自ら自転車に乗らないようにすることは不可能と考えるべきです。以前から書いていますが、「乗るなら飲むな」は、強い意志があれば可能ですが、「飲んだら乗るな」は無理だと考えるべきです。特に酒の強さに自信がある人ほど危険です。

警察官ですら、酒酔い運転してしまうのです。泥酔して乗ってしまってもおかしくないと考えるべきです。例えば、飲む日は自転車に乗って行かないとか、勤務先に鍵を置いてくるとか、飲んだ後に自分を自転車に乗らせないための方策を、飲む前にとっておくことをお勧めします。


無灯火の自転車で男性死なせた疑い 大学生を書類送検

茨城県つくば市で6月、無灯火で自転車を運転し、歩道を歩いていた団体職員の男性(当時62)にぶつかり死亡させたとして、県警が今月2日、大学2年の男子学生(19)=同市=を重過失致死容疑で水戸地検土浦支部に書類送検していたことが、捜査関係者への取材でわかった。同支部は9日、水戸家裁土浦支部に重過失致死の非行事実で送致した。

つくば中央署によると、男子学生は6月25日午後8時45分ごろ、県道沿いの歩道を自転車のマウンテンバイクで走行中、歩いていた男性とぶつかった。男性は転倒して頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡した。マウンテンバイクにライトは付けられていなかったという。捜査関係者によると、学生は両耳にイヤホンをつけ、スマートフォンを見ながら運転していたという。(2018年8月24日 朝日新聞)



スマホ死亡事故で保護観察処分 ながら自転車、19歳大学生


無灯火でスマホを見ながら、さらに両耳にイヤホンをしたまま自転車に乗って、人を死亡させる事故がまた起きてしまいました。重過失致死という重大な結果になるなんて思いもせずに乗っていたのでしょう。しかし、スマホを見ながら自転車に乗れば、こういう結果がありうることは容易に予見できたはずです。

少し前にも同じような事件で人を死なせた女子大生がいました。それでも、このような行為をし、結果として刑事責任を負い、多額の損害賠償責任を負うのは、自業自得と言わざるを得ません。ふだん自転車を使っている全ての人に反面教師とし、戒めとしてほしいものです。

続報によれば、この大学生は保護観察処分になったようです。処分が決まった理由はわかりませんが、個人的には軽い処分と感じます。人が一人亡くなっているわけで、その重大さを考えれば、もっと重い処分にすべきなのではないかと思います。


ながらスマホながらスマホ暴走自転車に妻を殺された83歳夫の慟哭

昨年12月、川崎市で女子大生の電動アシスト自転車にはねられ、当時77歳の女性が死亡
女子大生は左手にスマホ、右手に飲み物、左耳にはイヤホンをしていた
被害者女性の夫は「ながらスマホ」を放置する国やメーカーへの憤りもあるという
(要約 2018年09月03日 NEWSポストセブン)



自転車スマホ事故で有罪 戻らぬ命「軽い判決」

自転車スマホ自転車の運転が、人を死傷させうるとの自覚を欠いていた−。川崎市麻生区であった自転車の「ながらスマホ」による歩行者の死亡事故は二十七日、被告の元女子大学生(20)に禁錮二年、執行猶予四年の判決が言い渡された。

「母の命の重さに対して、判決は非常に軽い」と遺族は訴え、自転車事故の厳罰化などで警鐘を鳴らし、被害者も加害者もつくらないよう願った。(以下略 2018年8月28日 東京新聞)


以前、ながらスマホにイヤホン、飲み物まで持って自転車に乗ったため、人を死亡させた女子大生の事件については、その後もさまざまな記事になっています。被告の二十歳の元女子大学生は禁錮二年、執行猶予四年の判決です。これも遺族の方が言うように、軽すぎる処分だと感じます。

うっかり人を死なせてしまったのではありません。このような結果を招く可能性があることは、考えればわかることです。そのリスクを軽く見てしまったのでしょうけれど、起きた結果には責任をとらなければなりません。重過失致死として、重い過失があることをもっと重視すべきではないでしょうか。

この被告人たちに恨みがあるわけではありません。しかし、やったことは厳しく非難されるべき行為です。このような、ながらスマホやイヤホンなどが、非常に危険な行為であり、重大な結果を招くことを広く認知させ、再発防止のためにも、重い処罰にすべきだと思います。


県自転車保険加入数1万件 運用開始から3倍に [福岡県]

小川洋知事は14日、県の自転車保険の加入件数が8月時点で1万件に上り、運用を始めた昨年5月の約3600件から約3倍増えたことを報告した。県議会の代表質問で、公明党の新開昌彦氏の質問に答えた。

小川知事は答弁で「保険加入は徐々に広がっている。自転車の小売業者などを通じ、県民に保険の必要性を訴え、加入を働き掛けていく」と述べた。

県は増加傾向にある自転車による加害事故を減らすため、加入年齢に制限がなく年間千円〜3千円の掛け金で最高1億円を補償する「ふくおかの県民自転車保険」を昨年4月に創設した。(2018/09/16 西日本新聞)


ながらスマホで死亡させた事故の影響もあるのかも知れません。他にも高額な損害賠償となった事例も報道されました。福岡の例ですが、自転車保険の加入者が増えているようです。過失や軽はずみな行為がなかったとしても、残念ながら事故は起きることがあるわけで、保険に加入しておこうと考えるのは当然でしょう。

いつも書いていますが、万一のことを考え、クルマでは当たり前のように保険に加入するのに、自転車では加入しないのは、考えてみればおかしな話です。クルマよりは相対的にリスクが低いかも知れませんが、そのぶん保険料も安いわけで、保険に入っておかない手はないと思います。


自転車の盗難対策は鍵かけに尽きる? 「施錠の義務化」広がる 盗む心理、盗まれる状況とは

施錠の義務化「重大犯罪を水際で防ぐ」 施錠義務化で劇的効果も

葛飾区では、今回の施錠義務化によって被害件数をどれほど減らすかといった数値目標はないそうですが、同区に先立ち2018年1月から施錠を義務化した隣の足立区では、大きな実績を上げているそうです。

「自転車盗の認知件数は、2017年1〜6月に763件だったのが、2018年同期には37.9%減の466件となり、区内の犯罪認知件数のうち4割を占めていたのが3割になりました。足立区は2017年の犯罪認知件数が東京23区でワースト1位でしたが、これもワースト6位まで改善しています」(足立区交通対策課)

足立区では施錠義務化にともない、商業施設などの定期巡回を強化。パトロール要員が無施錠の自転車に警告札をつけたり、持ち主に声を掛けたりしているほか、「愛錠(あいじょう)ロック」と称して無施錠の自転車にカギをかけ、商業施設から出てきた持ち主に本人確認のうえ開錠し、カギをプレゼントするといったことも行っているそうです。

施錠の義務化このような自転車の施錠を全国で初めて義務化したのは滋賀県草津市で、2014年のこと。その前年にあたる2013年の自転車盗認知件数は約700件と県下最悪だったのが、年々減り、2017年には300件余りになったそうです。しかし、全体の犯罪認知件数が下がっていることもあり、率で見れば、自転車盗がいまだ4分の1を占めているといいます。

「自転車盗は万引きなどと同様に軽犯罪とされますが、こうした軽犯罪が総犯罪件数を底上げしているうえに、より重大な犯罪へとつながっていく恐れがあります。それを水際で防ぐ意味でも、自転車の鍵かけが重要です」(草津市危機管理課)

草津市でも、係員が定期的に商業施設などを巡回し、鍵かけの声掛けを行うほか、施設ごとに無施錠自転車の数を数えているといいます。学生を中心に、商業施設で短時間その場を離れるときに、鍵をかけないケースが多いとのこと。市ではウェブサイトで、自転車盗難多発場所ワーストランキングを公開しています。(2018.08.30 乗り物ニュース)


施錠の義務化施錠、とくにママチャリの馬蹄錠など、手間のうちにも入りません。習慣づければ、無意識にも施錠するようになります。これもいつも書いていることですが、青少年の非行の入り口となり、それが犯罪者を育て、凶悪犯罪を増やすことがわかっています。自転車盗が多い街は、治安も悪くなります。

自分のものなのだから、カギをかけないのは勝手という理屈もわかりますが、そのことで犯罪を誘発すれば、結局は治安の悪化や税金の増加で、自らに跳ね返ってきます。日本人の規律の高さは世界も認めていますが、ゴミをむやみに捨てないのと同じようなものです。施錠くらい、して当たり前ではないでしょうか。


後を絶たないスポーツバイクの盗難。パーツの発見率はわずか2%

盗難スポーツバイク専門メディア「Cyclesports.jp」を運営する株式会社八重洲出版と、自転車の盗難・車両保険を取扱うau損害保険株式会社(以下、au損保)は、自転車の盗難被害に遭われたことがある321名に、被害に関する調査を実施しました。

近年、趣味として人気が高まり、各地で多くのイベントも開催されるなど、スポーツバイクマーケットは拡大しています。しかし、悲しいことにその盗難被害は後を絶ちません。そこで、両社は盗難被害の実態を明らかにし、盗難被害のない世の中を目指すべく、本調査結果をまとめましたので、お知らせするとともに大切な愛車を守るための参考になれば幸いです。

1.調査概要

調査対象: 自転車本体やパーツの盗難被害に遭われたことがある人
サンプル: 321名
調査方法: インターネット調査
実施時期: 2018年6月28日〜7月8日

2.調査項目

(1)どんな人が被害にあっているのか
(2)被害にあいやすい場所と時間帯
(3)何を盗難されているのか
(4)探し方と発見率
注)各項目の構成比は小数点以下を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります。

3.おもな調査結果

(1)どんな人が被害にあっているのか

■スポーツバイク歴は関係ない!

被害経験者のうち66%は、スポーツバイク歴5年以上でした。そのうち5人に1人は2回以上も被害にあっているようです。ベテラン=盗まれないということではありません。被害金額は10万円未満が69%となっており、高価な自転車やパーツだけが狙われるというわけではないようです。

盗難被害

盗難被害

自転車に関する知識や、ライドスキルは自転車歴が長くなれば自ずと向上していくものですが、盗難に関しては「ベテランだから盗まれない」ということではありません。また驚くべきは、85%の人がカギをかけているにも関わらず、被害に遭っているということです。あなたのスポーツバイクライフには、常に「盗難」というリスクがつきまとっているようです。

一方、カギをかけていなかった人に理由を聞いたところ「短時間だから大丈夫だと思った」、「うっかり忘れた」との回答が大半でした。ちょっとした油断を犯人は見逃していないということですね。

(2)被害にあいやすい場所と時間帯

■自宅敷地内でも油断禁物!

被害に遭った場所で最も多いのは、「コンビニやカフェ、レストランなどの立ち寄り先」(42%)でした。やはり外出先では注意が必要である事が分かります。意外にも、その次に多いのが「自宅敷地内」(22%)で、自宅で被害に遭った人の21%が未施錠という結果でした。全体の未施錠率が15%であることと比較すると、自宅敷地内では油断しがちなのかもしれません。

盗難被害盗難被害

■夕方以降に注意!

自転車本体の盗難は、暗くなって犯行が目立ちにくい夕方以降の時間帯に多く発生しています。安全な場所にバイクを保管しておきたいところですね。パーツは日中に盗難被害にあいやすい傾向があるようです。

(3)何を盗難されているのか

■外して持ち歩くしかない!?ライトも盗難の対象に。

特にイベント会場では要注意です。盗難比率は、60%(自転車本体):40%(パーツ)と近い割合になっています。自転車本体のみならずパーツを外されてしまうことを意識しておきたいところです。パーツのなかで最も盗難被害が多いのが、「ライト」(45%)でした。金額だけで比較すればサイクルコンピュータよりも安価なものが多いライトですが、意外と狙われているので要注意です。

ライトの次に被害が多いのが「サイクルコンピュータ」(17%)でした。自転車から離れる際には取り外して必ず持ち歩きましょう。また、イベント会場での盗難被害については、パーツの盗難率(63%)が高いようです。サイクリストばかりだからと安心しすぎないよう、警戒する必要があることが分かります。


盗難被害盗難被害

(4)探し方と発見率

■被害にあったら、戻ってこない!?

被害にあった自転車やパーツが発見されたか?についても聞いてみました。その結果、発見率は自転車本体で21%。パーツに至っては、わずか2%にとどまりました。盗難された自転車やパーツを探したか?について聞いたところ、驚くのは、探さずに諦めている人が半数近くいらっしゃるということです。

盗難被害盗難被害

捜索方法別の発見率を見てみると、SNSでの呼びかけはあまり効果がないようですが、オークションサイト等を監視して発見につながったケースもあるようです。特に、警察への被害届の提出は、直接発見につながるきっかけにもなるようですので、必ず提出しましょう。

発見できた人のうち63%は、1か月以内に発見しています。発見できた人のその他の捜索方法で特徴的だったのが、被害発覚後に「付近を捜索した」という回答でした。「友人達が日々目配せしてくれ、近所の空き地に乗り捨てられていたのを見つけてくれた」など、周囲の人と協力して捜索したという回答もありました。

盗難被害盗難被害

近年、SNSの普及などから自力で探す手段も増えていますが、発見に至る確率はとても低いことが明らかになりました。大切な愛車を守るために、少しの時間でも目を離す際は「常に盗難のリスクと背中合わせであること」を意識しましょう。(以下略 2018年8月2日 PR TIMES)


ニュースではありませんが、AU損害保険の調査がプレスリリースとして載っていました。スポーツバイクに乗っている人は、本体のみならず、パーツなどの盗難も気になるところでしょう。被害に遭いがちな場所やパーツの種類など、その傾向は知っておいても損はないと思います。


フランス、自転車利用促進へ本腰 欧州内で後れ、3倍増図る

フランスのフィリップ首相は14日、自転車の利用促進に向けた新たな政策を発表した。3億5千万ユーロ(約450億円)規模の基金を創設して今後7年間で自転車専用道の整備を一層進めるなど本腰を入れる。地方自治体が管轄する自転車専用道の整備に国が資金を拠出するのは初めてという。

フィリップ氏は演説で「フランスで日常の移動手段として自転車が占める割合は3%。欧州平均の半分以下だ」と指摘。パリ五輪が開かれる2024年までに3倍の9%に増やし、温室効果ガス排出や大気汚染の削減、健康増進につなげたい考えを示した。(2018年9月15日 共同通信)


フランスは、パリのヴェリブなどの話題はあっても、あまり道路インフラの整備に力をいれるという話は聞きませんでした。近隣の国の影響もあるのでしょう。道路整備に力を入れる姿勢に転換したようです。財政的に、他にも必要な施策が山積する中、この動きは評価されると思います。


上海「シェア自転車」ブームはもう去っていた

8月の終わりに3日ほど日程が空いたので、「えいやっ!」と上海にやってきた。やっぱり年に1回くらいはこの賑やかな街に来て、中国経済の定点観測をやりたいものである。とにかく変化が早いからである。

あれほどはやっていた「モバイク」はどこへ?

上海「シェア自転車」ブーム昨年は2回上海に来た。春に来た時には同国の自転車シェアリングのベンチャー企業である「モバイク」(Mobike)が大流行であった。

モバイクだけではなく同業他社も参入して、それこそ4色の自転車が街を駆け回っていた景色は壮観であった。交通渋滞が激しい上海では、自転車がことのほか便利なのである。「中国でシェアリングエコノミーが大流行!」というニュースをお聞きになった方も少なくないだろう。

次に昨年末に来たときには、自転車が2色に減っていて、つまり2社が淘汰されていた。それくらい、中国の変化は早い。今度はどうなっていることやら、と楽しみにして来たら、おやおや、ほとんど自転車を見かけなくなっているではないか。

モバイクはどこへ行ったのか。会う人ごとに尋ねてみる。返ってくる答えは千差万別であった。

「交通マナーが悪くてねえ、社会問題になったからだよ」「夜中に移動させるときの扱いが乱暴で、自転車がどんどん壊れてしまってね」「そういえば、こないだ『投棄自転車の墓場』を見かけたぞ」

こんな答えがあったかと思えば、

「いや、単に上海市民に飽きられたからじゃないか」「そもそも、あんな低料金で儲けようというのが甘い」「いや、株式上場した連中はしっかり儲けて、後は売り抜けて笑っていると思う」「海外でも事業展開しているらしいけど、大丈夫なのかねえ」

といった声も。

このモバイク、今では日本でも事業を展開中であるとのこと。ところが本家本元ではもう落ち目になっている。あまりの速さに呆れるほかはない。(以下略 2018/09/01 東洋経済)


中国のシェア自転車が、急激に普及したのは驚きでしたが、また急激に変化しているようです。あまりに過当競争が激しかったことや、結果として街角に自転車があふれ、大きな社会問題となるなど、歪みも極端な形で出ていたことついては、これまでも報道されてきました。

現地のレポートによれば、ほとんどシェア自転車を見なくなっていると書かれています。あまりに急激だったので、反動も大きいのでしょう。一種のブームのような形だったのかも知れません。ほとんど自転車を見かけなくなったとありますが、またいずれ、違う形で自転車の利用が見直される局面は来るのではないかと思います。


ツール・ド・西美濃支援の自転車イベント、今年も=「変わる風景、復興実感」−宮城

木製の自転車トラックコース貸し切り 伊豆・宿泊プラン

県の自転車条例 期限区切らず議論深めよ

五輪自転車競技コース整備に3億円 山梨県9月補正案

自転車135キロ駆け抜ける 西美濃の風景満喫

伊豆盲ろう者「世界広げて」タンデム活用で自転車の楽しさを

「自転車ごと宿泊」にも対応 広島・JR尾道新駅舎の詳細発表

高校生自転車事故全国1位…1万人あたり91人

競技自転車用「風洞試験装置」を小型化 久留米のベンチャーが実現 引き合い相次ぐ


そのほかにも各地から自転車関連のニュースがいろいろ届いているので、リンクをあげておきます。これから秋の行楽シーズンです。ようやく猛暑が和らぎ、自転車に乗るにもいい季節になっていきます。引き続き、自転車関連のニュースには注視していこうと思います。




今年3回目の朝鮮半島南北首脳会談が行われます。果たして、停滞する非核化が動き出すのか注目されます。

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