November 23, 2018

世界一を塗り替えたい人たち

世界では毎年多くの自転車が生産されます。


世界全体での生産台数を正確にカウントした統計は見当たりませんが、主要生産国のデータなどから推計すると、年間1億台以上の自転車が生産されているとみられます。世界で所有されている台数が、その何倍なのかは想像つきませんが、いずれにせよ膨大な数の自転車が存在しているのは間違いありません。

多くは市販される量産車ですが、なかには特殊な自転車も含まれるでしょう。前々回、前回と2回にわたって、自転車によるパフォーマンスのさまざまなギネス世界記録を取り上げました。せっかくなので、今回は競技以外、自転車そのものの世界記録を調べてみました。

◇ ◇ ◇

世界最大の自転車とされているのは、欧州のロードレースファンには有名なドイツ人、Didi Senft さんが2012年に作った自転車です。長さ7.8m、高さ3.7m、重さは150kg、ホイールの直径だけで、3.3メートルもあります。彼が制作したユニークな自転車のうちの一台です。



逆にギネス世界記録で最小とされているのが、こちらの自転車です。世界最小のBMXです。さすがにギヤは一つで変速は出来ません。車輪から車輪までの長さは約20センチ、高さは8センチほどしかありません。乗るのも困難ですが、それなりのスピードは出ます。



世界で最も背の高い自転車というのもあります。地上高およそ6.1メートル、“STOOPIDTALLER”という愛称がついています。乗るのもひと苦労、下手な場所で止まったら大変なことになるのも明らかです。“stoopid”というのは、“stupid”を強めた言い方ですが、まさに、stupid すぎる自転車です。



世界で最も長い自転車を作りたくなる人がいるのも想像がつきます。その長さ、41.4メートル、前輪と後輪だけでこの長さを支えています。交差点を曲がるのは、まず不可能でしょう。ちなみに、この自転車で破られるまで、世界最長だったのは、35.8メートルでした。





世界で最も重い自転車という記録もあります。その重さ860キロ、作ったのはベルギーの、Jeff Peeters さんです。リサイクルされた部品を使って6か月かけて製造されました。なぜか、この分野は挑戦する人が多く、記録の更新が頻繁なので、今は違う人が記録を塗り替えているかも知れません。



世界で最も価格が高い自転車の公式な記録は、ランス・アームストロングが2009年のツールドフランスで使用した、Trek Butterfly Madone です。サザビーズの慈善オークションで、50万ドルで落札されました。売上金は、彼が設立した、がん患者とその家族を支援する、LiveStrong 財団の資金になりました。



世界一、音の大きな自転車ホーンもギネス記録になっています。その音の大きさは、136.2デシベル、ジェット機の離陸音をも上回ります。イギリス人の、Yannick Reed さんが制作したこのホーン、“The Hornster”と名付けられています。



自転車で一列になって走行した最長の列、人数のギネス世界記録もあります。2016年の12月に、バングラデシュのダッカで開催されたイベントで達成されました。その数、1186人です。参加者は2マイル以上連続して走行し、大きな隙間が出来てはいけません。1200人で挑戦しましたが、一部失格しました。





変わったところでは、人間が集まって作った自転車の形で最大という記録もあります。2017年6月にニュージーランドで1800人の子供たちが集まって作りました。この記録もどんどん更新されています。これ以前の記録は同年5月にイギリスで記録された1148人、その前は2015年に記録された891人でした。





自転車の世界一と言っても、競技やパフォーマンスを競うだけではありません。必ずしも身体能力で一番になる必要はないわけです。探せばキリがないので、このへんにしておきますが、いずれにせよ、さまざまな形で、我こそは世界一と名乗りたい人が世界中にいるのは間違いないようです。




2025年の万博の開催地がバリの総会で明日未明に決まります。果たして大阪万博が実現するのか注目ですね。

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