April 04, 2019

令和の時代に自転車を楽しむ

あと1ヶ月で平成も終わります。


元号が変わるというだけで、特に変わらないことが大半だと思いますが、何か気分が変わる感じはあります。巷では、「令和」決定の余波が続いていますが、今回は自転車関連、特に観光や地域振興などにまつわるニュースを中心に、気になるものをピックアップしてみたいと思います。


ツーリング予算は平均3.1万円。日本全国「サイクリスト国勢調査2018」

サイクリスト国勢調査少しずつ暖かくなり、自転車で走るのがとても気持ちの良い時期がやってきました。「『生活圏ではない地域』を訪れ自転車で走ること」は「サイクルツーリズム」と呼ばれ、参加人口は約7,800万人、国内マーケットは年間約1,256億円にものぼっています。

そしてこの度、サイクルツーリズム事業「ツール・ド・ニッポン」を主催する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが、全国の15歳〜69歳の男女1万人を対象にした「サイクリスト国勢調査2018」の結果を発表しました。自転車を楽しむ人たちの声を、早速チェックしてみましょう。

自転車の旅は「価格が安いこと」が魅力。絶景や土地の名物も重視

今回の調査に参加した15-69歳の男女のうち、サイクルツーリズムを経験したことがある人の割合は53.2%。人数にすると約4,143万人にもなっています。また普段とは違う行動範囲をサイクルツーリズムで訪れる際の予算は、1回あたり平均約3.1万円/人ということもわかりました。

車と違い駐車場などを気にする必要がなかったり、小回りがきくため路地裏なども行動しやすい自転車は、訪れたことのない場所を散策するのにもぴったりですよね。調査では、実際に自転車で訪れた場所で消費をする時には「価格が安いこと」を最重視しているということも判明しました。

サイクリスト国勢調査加えて「自転車を安全に保管できること」や「フリーWi-Fi」などの設備面も重視しているとのこと。地域を選ぶ時には「土地ならではの景観・絶景を楽しめること」を最も重視し、「その土地ならではの名物」を求めているという結果も出ています。

さらに、自転車で走った地域について84%が「自転車でまた走りに来たい」と思っているよう。また77%が「この地域のことを友人にお薦めしたい」、69%が「自転車以外でまた観光しに来たい」とも思っていることがわかりました。

生活圏外を自転車で走る主な理由は「日常の移動手段」「健康やエクササイズのため」「旅行やレジャーの手段」「ツーリング」「サイクリングイベント」「レース」と6つに大別され、それぞれにモチベーションや、走る地域選びも変化してくるようです。

本格的な春を迎え、緑の中をゆったりと自転車で走る観光も楽しみたい季節。今回の調査結果を参考に、訪れたことのない場所での自転車旅を計画してみてはいかがでしょうか。(2019/03/31 ニコニコニュース)


その存在を知りませんでしたが、「サイクリスト国勢調査2018」というのが発表されています。生活圏ではない地域に訪問し自転車で走るサイクルツーリズムの参加人口は約7千8百万人もいて、国内市場の規模が年間1千3百億円にものぼるそうです。自治体が自転車客の誘致に力を入れるのもわかります。

周遊する費用が安く、行動するのに便利であり、バスなどでは見られない場所まで行けて、景色や史跡などを効率よく回れます。体験すれば、その魅力に納得する人も多いと思います。84%がまた自転車で走りに来たいと考えるというのも、よくわかります。

サイクリスト国勢調査77%の人が、友人に勧めたい、69%が自転車以外でもまた観光に来たいと答えている点も注目されます。サイクルツーリズムが観光客、訪問客を増やし、さらに波及効果が見込めるわけですから、地域振興の中で有効な方策と考える自治体が増えるのも当然と言えるでしょう。

その土地ならではの景色や名物を求める人に応えることも、当然必要でしょう。ただ、自転車での走行自体が快適で安全で楽しくなければ、かえって逆効果になりかねません。危険で不快な思いが残れば、再訪や他の人に勧める気をなくす人も多いに違いありません。

名所旧跡などをアピールしたり、地図制作やツアーを組織したり、名物や名産の開拓に目が向きがちです。でも、一部のマニアを除けば、その地域での自転車での走行が楽しいものになることが大切だと思います。やはり地道に自転車インフラを整備し、走りやすくすることの重要性を見逃さないようにしてほしいと思います。


「第1回全国シクロサミット IN 和歌山」開催 自転車に注力の100自治体、約200人が参加

シクロサミット「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」が3月23日、「第1回全国シクロサミット IN 和歌山」を和歌山県立わかやま館で開催した。全国の自転車に力を入れる自治体間の連携した事業を推進していくための初回の事業として、各自治体の首長、関係者ら200人が参加。講演やパネルディスカッションで熱い議論が展開された。

加盟299自治体から44首長

記念すべき第1回の大会には加盟299の自治体から44首長を含め、100自治体から関係者が集まった。会場の200席は立ち見が出るほどで、自転車による地域活性化を目指す自治体の熱気が伝わってきた。主催者の今治市・菅良二市長が「地方創生が叫ばれるなか、自転車ほどお金がかからなく健康的なものはありません。世界の国々に日本もやるな、と思わせるように頑張っていきましょう」とあいさつ。開催地の和歌山市・尾花正啓市長も「いよいよ自転車で社会を変える時期がやってきました。課題を含めてサミットで議論しましょう」と開会宣言した。

来賓の自転車活用推進議員連盟の二階俊博会長は「各自治体のみなさんが、(自分の自治体を)自転車で走ってみて悪いところがあれば、どんどん整備していってください」と集まった関係者に訴えた。

基調講演では自転車新文化基金会長でジャイアントグローバル・羅祥安(トニー・ロー)最高顧問が台湾から来日し「World of Cycling(サイクリングの世界)」をテーマに話した。台湾がサイクリングアイランドになるまでの努力、過程を説明。さらに愛媛県の事例を説明しながら、地方における推進成功の4大要因として、|亙自治体トップの自転車新文化理念に対する同意と長期的な政策 地方自治体に自転車新文化推進室などの組織を作り、積極的に推進の努力をすること サイクリングロード・関連施設の整備 ぅ汽ぅリング専門の販売店やレンタルショップを設立し、サイクリングのハブを作ること、を挙げた。

らにサイクリングがもたらす地方創生のメリットとしてインバウンドの増加による経済発展や生活習慣病の予防、国民の医療保険の負担軽減などを上げ「日本の皆さんももっと健康に、もっと生活を豊かに、もっと地球を美しくできるよう一緒に頑張りましょう」と約40分間、流ちょうな日本語で語りかけ、自治体関係者は聞き入っていた。

関連講演としてはエッセイストの一青妙(ひとと・たえ)さんが「台湾をぐるっと一周する環島サイクリングと日本」で自らの台湾一周サイクリングの経験、日本での数々のイベント参加の経験をもとに、独自の分析を展開。現在の日本を「イベント百花繚乱期」ととらえ、台湾と日本のサイクリングの違いとして、‘本はイベントにストーリー性がない 台湾はイベントの規模が大きくスポーツ、レジャーとして定着している B耋僂里曚Δ女性、家族連れの参加が多い、と分析。「日本の自治体で一度、女性だけのイベントを開催したら面白い」と提案した。

自転車特化型施設また安全な自転車の普及に関して、自転車協会の山一理事長が「地域のみんなが自転車を安全に楽しむためには」をテーマに講演。埼玉県越谷市で展開する「こしがやサイクルカフェ」の活動を紹介。「今まで入りにくそうだった飲食店でも、バイクラックを置くだけでサイクリストが来るし、冊子でおいしそうに紹介するだけでずいぶん楽しく入りやすくなる」と力説した。

最後は13首長が「太平洋岸自転車道とつながる広域サイクルルートの連携に向けて」をテーマにパネルディスカッション。守山市の宮本和宏市長がコーディネーターとして各自治体の取り組みを紹介しながら、出席者にも意見を求めた。宮本市長は自転車活用の促進に向けての課題に関して、‥兎哀▲轡好伴屬離▲轡好犯耄┐硫な憧霆猜造澆悗硫正 道路運送法に基づく道路(自動車専用観光道路)について一定基準を満たす場合には自転車通行を可能とする(箱根ターンパイク、琵琶湖ドライブウェイ等) ナショナルサイクルルートや全国のサイクルルートの表示方法の統一化 を提案し、それに対し回答した国土交通省自転車活用推進本部の大野昌仁事務局長と白熱した議論になった。

まだ様子見で参加している自治体も多い印象で、この日はほぼ全員がスーツ姿だったが、翌日はわかやまサイクリングフェスタに参加し実走する首長も多く、サドルトークでも自転車に関する連携が深まることを期待したい。(2019/03/23 サンスポ)


全国で、自転車に力を入れる自治体が増加するのに伴い、最近は自治体同士が連携する動きが広がっています。全国シクロサミットと称する会議の第1回が開催されました。すでに加盟する自治体が299にも達しています。もはや、ごく一部の傾向ではなく、全国的なムーブメントと言えるでしょう。

自転車に乗れば、県境、市町村境など簡単に超えてしまうことも多いわけで、隣接する自治体と連携することは、走行環境の魅力を増すことにもなります。このような流れは、大いに歓迎されます。一時的な対応ではなく、ぜひ長期的な視野で進めてほしいと思います。


日本の旅は進化する。民泊で「自転車旅」を体験する新たな試み

民泊旅行する際、多くの時間を過ごすことになる宿泊先。目的地の選定と同じくらい、ニーズに合う宿泊先の選定は重要です。アクセスの良さや価格など、シーンによってさまざまな基準がありますが、寝泊まりするだけではなく+αの体験ができる「体験型民泊」が、いま国内外から注目を集めています。

そしてこの度、「FURUEL株式会社」が大阪の空き家をリノベーションし、“自転車で旅する”をコンセプトにした体験型民泊「CYCLESTAY」をオープンしました。早速、その詳細を見ていきましょう。

大阪に誕生した、自転車で旅する体験型民泊「CYCLESTAY」

「CYCLESTAY」は、ただ休息する場所を提供するのではなく、“泊まる×体験する”を提供する体験型民泊です。“自転車で旅する”を宿泊客が体験できるように、本格的なクロスバイクやオリジナルのロードマップを設置しています。

またロードマップに記載されているQRコードを読み込めば、簡単にスマホへサイクリングロードの登録が可能になっており、自由に観光やサイクリングが楽しめます。内装にも自転車モチーフが散りばめられ、アクティブな旅行のムードを高めてくれそうです。施設内では日本での自転車マナーや、自転車の使い方のレクチャーもあるので、クロスバイクは初めてという方も安心ですね。

民泊

同施設は、建て替えが困難な空き家をリノベーションすることで誕生しました。2020年の五輪や2025年の万博に向けた客室不足に加え、大阪市内に多数存在する建て替え不可能な物件の空き家問題にもアプローチしています。

古き良き日本の建物をリノベーションして利用しているため、日本の和の雰囲気をどことなく感じられる、居心地の良い空間が広がっています。サイクリングから帰って来てからは、落ち着く空間でゆったりした時間を過ごせます。

なお、同施設は大阪市京橋駅から徒歩約8分の好立地。徒歩約30分の位置には大阪城があり、到着後はまず大阪城へ自転車で向かう観光客が多いのだとか。訪日外国人観光客はもちろん、自転車が好きな人や身体を動かしながら観光したい日本人観光客にとっても魅力的な施設で、観光地の空気感を存分に感じながら旅行を楽しめそうですね

民泊

CYCLESTAYは、今後も多くの人にさまざまな日本の良さを伝えるため、日本の食生活を体験する施設や、くつろぎをテーマにした施設の企画を進行中で、今後は大阪のみならず沖縄や海外への進出も視野に入れているそう。

ただ泊まるだけではなく、その土地ならではの体験ができる体験型民泊が全国に広がって増えていくとなると、自分の愛する「ジモト」での誕生も待ち遠しいですね。ぜひ一度、自転車で大阪を旅する民泊施設で、いつもの旅行とは一味違う大阪旅行を堪能してみてはいかがでしょうか。(2019/03/30 ニコニコニュース)


民泊との連携という新しい試みも始まっています。大坂の民泊に、「泊まる×体験する」の、体験の一つが自転車ということのようですが、自転車での宿泊を伴う旅行なんて、考えたこともない人が多いでしょうから、これはサイクルツーリズムの裾野を広げるかも知れません。

多くの宿泊先は、まだ自転車に対する理解度が低いのは否めません。室内へ持ち込んで宿泊できるような施設は、ごく限られます。盗難などに無防備なことも多いはずです。民泊に限らず、自転車での旅を意識した施設が増えていくことを期待したいところです。


サイクリスト期待の設備を完備、賃貸マンション「ルブリカント」を見てきた

ルブリカントサイクリストのために考案された新築賃貸マンション「ルブリカント アラカワベース」のメディア向け内覧会が3月26日に開催された。自室にロードバイクを持ち運び可能で、メンテナンスや洗車スペース、さらにはオンラインサイクリングの「Zwift」(ズイフト)ができるなど、サイクリスト向けの様々な設備やスペースを備えた物件となる。完成したばかりの物件を見てきた。

全室サイクリスト向けのチャレンジングな物件

ルブリカントは準大手ゼネコンの長谷工グループでマンションの分譲と賃貸事業を手掛けるジョイント・コーポレーション、ジョイントプロパティが企画・提供するサイクリスト向けのマンションだ。バイシクルクラブ編集部も物件の監修に携わっており、サイクリストへの配慮が隅々まで届いた物件として期待される。

ルブリカントがあるのは東京都江東区東砂7-11-16。最寄り駅の東京メトロ東西線の南砂駅までは徒歩14分と時間はかかるものの、荒川サイクリングロードまでは約340mの距離、わずか数分で辿り着ける場所に建てられた。部屋数は全38戸。独身向けの物件となり、部屋の広さは全室25.19屬播一されている。家賃は月10万1500円〜10万9500円(別途管理費月額1万5000円)となっており、同エリアの家賃相場から見れば、割高とされるものの、サイクリストならば住んでみたいと思わせるだけの魅力があった。

自転車乗りへの様々な配慮

ルブリカントマンションでは自室へのロードバイクの持ち込みを禁止するところもあるが、ルブリカントは持ち込みを前提にしたマンションとなる。各戸には、ミノウラ製のバイクスタンドが備わっており、自室でしっかりと保管できる。

自室に至るまでもしっかりと配慮された造りになっており、エントランスはスマートキーで持っているだけで自動的にドアが開閉、通路は自転車を押して歩くのにストレスのなさそうな幅が確保されている。エレベーターは奥行きがあり、バイクを立てることなく最大2台が入る広さだ。自室の入口から備え付けのバイクスタンドまでは通路幅が狭く、少し気を使いそうだが、そこを差し引いても便利なマンションだと思える。

1階の共用スペースは、さらに便利さを実感できそうだ。共用スペースには、ズイフト用に3台分のスペースが確保されている。うち1台は誰でもすぐにトレーニングが行えるように、ロードバイクにローラーが設置済み。残り2台は自分のロードバイクを部屋から持ち出して、ローラー台(共用スペースに常設)に設置する仕組みだ。

平日夜遅くに帰宅しても気兼ねなくズイフトで汗をかくことができる。マンション住まいは両隣、階下への配慮からローラー台を使った練習が難しいが、ルブリカントならばその心配はなさそうだ。

このほか、各種レンチセットから振取台まで、約50種類の工具が置かれたメンテナンススペースもあり、メンテナンスツールには困らない。付近のプロショップ「サイクルショップよしだ・吉田ルーム(木場店)」が専属サイクルコンシェルジュになっており、ロードバイクに不具合があった際に引き取りサービスや相談にも応じてくれるという。

ルブリカント外に出れば、洗車スペースがあり、そこでロードバイクを洗うことができる。マンション住まいだと洗車場所の確保はなかなか困る問題。それが最初から用意されているのは、嬉しい配慮だ。

ルブリカント最大の魅力は?

ルブリカント最大の魅力は、2階にあるコミュニティラウンジ(共用スペース)かもしれない。ここには50インチサイズの大型モニターが置かれ、ここでサイクルロードレース観戦などを通じて、居住者同士のコミュニケーションを促進させようという狙いがある。ルブリカントに住めば、ライド仲間ができるのはほぼ確約されたようなもの。休日はルブリカントでできたライド仲間と朝から晩まで自転車三昧の楽しい一日を過ごせるわけだ。仲間を増やしたいというサイクリストには望まれた物件と言えるだろう。

もうひとつ面白いのは、ルブリカント自体がサイクリストが集まるスポットになろうとしていることだ。現段階ではイメージとしつつも、共用スペースを活用したトークイベントや講習会、ルブリカントを起点にした初心者向けガイドツアーや自転車ブロガーとの走行会、試乗会やサイクルジャージ説明会・試着会なども行っていきたい考えだ。

ただし、共用スペースの収容人数は最大20人ほど。主催者のコストとリターンを考慮すると、開催可能なイベントの種類や招聘できるゲストなどはかなり限定的にものになりそうだ。

そうした課題はありながらも、自分の居住空間で自転車イベントが行われるというのはかなり画期的。住むだけでライド仲間が増やせるという点にも期待が溢れる。居住者のコミュニティは時間の経過とともに、どのように変化していくのかなど、先々の姿も気になる物件だった。(2019/03/29 サンスポ)


ルブリカントこちらは、サイクリスト向けの賃貸マンションです。自室に持ち込めるだけでなく、メンテナンスや洗車スペース、イベント用スペースまで備えるという居住施設です。基本的に自転車は、居住者用の駐輪場を利用して下さいという集合住宅が多いでしょう。

外を走る自転車を部屋の中へ持ち込むというと驚く人が多いと思います。自転車の室内保管が、必ずしも広く認知されていない中、かなり先進的な賃貸マンションと言えるでしょう。まだまだニッチな需要ですが、このような施設が出てくるところを見ると、少しずつ認知が広がっているのかも知れません。

保管だけでなく、ローラーを使ってトレーニングまで出来るというのは魅力的です。全室サイクリスト向けということで、コミュニティも生れるでしょう。通勤や利便性、子育て環境などではなく、趣味を軸にした賃貸マンションというのは、新しい切り口としても注目される動きではないでしょうか。


道路に残る自転車のタイヤ痕を広告に! 拡大するシェア自転車の新展開になるか?

タイヤ痕全国で拡大中のシェア自転車には、泥除けに企業のステッカー広告が貼られているケースがありますが、そこに「新たな広告モデル」のプロトタイプが登場しました。自転車が走ったタイヤの跡を広告にする、というものです。

きっかけは「タイヤ痕が模様に見えた」こと

NTTドコモの子会社、ドコモ・バイクシェアが2019年3月19日(火)、全国で広がっているシェア自転車を活用した「新たな広告モデル」のプロトタイプを公開しました。「スタンプバイク」と呼ばれ、自転車が走ったタイヤの跡が広告になるというものです。

スタンプバイク」の後輪には、通常のトレッドパターン(溝)ではなく広告のスタンプが刻まれており、そこへサドルの下にあるポンプから水を噴射。走行すると、タイヤの跡がスタンプのように地面に残るというものです。

NTTドコモの小川貴大さんによると、「タイヤ痕が何となく模様に見えた」ことが開発のきっかけとのこと。ドコモ・バイクシェアは、自治体などへ「シェア自転車」の自転車やシステムを提供し、その利用料金のほか、泥よけに貼る広告でも収益を得ています。そうしたなか、「シェア自転車」における広告のあり方を検討し、形になったものといいます。

この「スタンプバイク」はあくまでプロトタイプであり、現時点で実際のシェア自転車としての利用や、このスタンプへの広告出稿予定はないそうです。

なお、「シェア自転車」は全国で導入が進められており、ドコモ・バイクシェアだけでも、2018年度の利用総数は年間800万回を超える見込み。前年比2倍以上のペースで成長し続けているといいます。(2019.03.19 乗りものニュース)


同様のことを考えつく人は世界中にいて、ずいぶん前から、似たような事例を何度か取り上げた記憶があります。水だとすぐ消えますし、跡が残る場所も限られます。幅も狭いので気づかない人もいるなど、効果には疑問がありそうです。面白いですが、なかなか、このまま広告媒体にはならないような気がします。


千葉ー和歌山を結ぶ1400kmの「太平洋岸自転車道」 統一ロゴが決定

太平洋岸自転車道千葉県―和歌山県で整備中の「太平洋岸自転車道」のロゴが決定したことを関東・中部・近畿地方整備局が明らかにした。

ロゴは、日本語が読めなくても迷わず安全に自転車旅行を楽しめるようにするもので、案内看板や路面標示などに使われる。英語と日本語表記のもの2種類が発表された。

東京五輪に向け環境整備

「太平洋岸自転車道」は、千葉県銚子市を起点に、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県を通って和歌山市を終点とする延長約1400kmの自転車道。2020年の東京五輪・パラリンピック開催を前に、訪日外国人の利用増を目指して、走行できる環境整備などが進められている。

太平洋岸自転車道ロゴは自転車道が通る6県の大学から募集。応募作品5つの中から塢揚術大学の作品が選ばれた。デザインは日本の伝統的な吉祥紋様である青海波と、太平洋の波をイメージ。

自転車道が6県にまたがることを6つの波で表している。日本語表記と英文字表記で2種類ずつ用意される。道案内の看板や路面に表示される予定だ。(2019/03/25 サンスポ)


何度か取り上げている、太平洋岸自転車道の話題です。ロゴなどでアピールするのもいいですが、結局、どのくらい便利で、走りやすくて、どの程度のグレードの自転車道となるかによって、利用され具合は変わってくると思います。実際の整備の内容が問われるところでしょう。

もし、これが上手くいって、多くの利用者を集めるようであれば、インバウンドの新しいゴールデンルートとしても注目されるかも知れません。必ずしも千葉と和歌山間である必要はないわけで、順次延長して、台湾一周が出来る「環島」ならぬ、環本州の自転車道へ発展したら面白いと思います。


新東名に現れた「自転車」で降りれるSAの正体

高速道路を自転車で走ることは可能なのか

自転車SA今年3月は、高速道路の新規開業、それも新東名高速道路や新名神高速道路といった注目の区間の延伸が目立ち、全国ニュースなどでも取り上げられたが、その陰で地味ながら、ちょっと不思議な施設が3月2日に静岡県を走る高速道路のサービスエリアにオープンした。

静岡SAにできた「自転車の駅」

新東名高速道路の静岡サービスエリア「NEOPASA(ネオパーサ)静岡」上り線に併設されて開業した「自転車の駅」である。「えっ、高速道路を自転車で走れたっけ?」と、高速道路ファンであるとともに大の自転車好きの私にとっても思わず目がくぎ付けになるようなニュースである。

これは、サービスエリアまで車に自転車を積んでやってきて、そこで自転車に乗り換えて周辺のサイクリングを楽しんでもらおうという目的で、「自転車の町」を標榜する静岡市の「しずおかサイクルシティ」の取り組みの一環として、ネオパーサ静岡に設けられたものである。

具体的には一般道からアクセスできる側に5台分の駐車場と、工具や空気入れの貸し出しサービスのあるステーションを併設したものである。SAに併設したことで、レストランやコインシャワーが利用できるのも大きな魅力である。ただし、一般道側にあるので高速道路を走行してネオパーサにたどり着いた利用者は、いったんスマートICから一般道に降りて利用することになる。

現在、全国のかなりの自治体で、市内の移動のための交通手段として自転車をきちんと位置づけ、利用しやすい環境整備に力を入れ始めているが、静岡市も「世界水準の自転車都市」を目指すために数々の施策に取り組んでいる。「自転車の駅」の整備もその一環で、すでに市内30カ所以上に設置が進んでいるが、高速道路のサービスエリアへの併設はもちろん初めてである。

設置から20日ほどして利用状況を聞いてみたが、まだ認知が進んでいないことや本格的な野外スポーツのシーズンはこれからということもあってか、今のところほとんど利用はないということであった。(後略 2019/03/28 東洋経済)


高速道路のサービスエリアに自転車の駅というのも新しい動きと言えるでしょう。クルマでの移動と、自転車による周遊の結節点を設置するという意味でも、注目されます。サービスエリアという、高速道路の中の施設にすぎないサービスエリアの、新しい活用法を広げるものになるかも知れません。

サービスエリアの立地によって、どこでもそうではないと思いますが、現状でも外からサービスエリアを利用できる場所はあります。特に案内などはないものの、実は外側からも入れたりします。スマートI/Cを除き、クルマでは無理ですが、歩いてなら入れるところがあります。

私もツーリングの途中、高速道路沿いを走っていて、サービスエリアが見えたので、自転車を押して外から入ったことがあります。もちろん、塀を乗り越えたわけではなく、地元の人など向けか、搬入用か、解放されている出入口があったからです。

トイレが借りられて、休憩も出来て便利でした。自転車を駐輪するだけなら場所も取りません。全てそうする必要はないですが、自転車で近隣を通るような場所にあるサービスエリアは、自転車向けに開放してもいいのではないでしょうか。上の記事の趣旨とは違いますが、そんな視点があってもいいと思います。


痛チャリ木曽川自転車ロード、31日に全通イベント

富士―沼津に自転車ロード 両市トップ会談、地域振興へ連携

3/31開催「お台場痛車天国2019」痛車1000台とコスプレイヤーのお祭り

話題の自転車オフロードイベント「グラインデューロシリーズ」が10月に日本上陸

力強いポスター、五輪自転車競技PR 静岡県、500日前で作製

自転車の魅力満喫 鳴門で「サイクルフェスタ」始まる

グラインデューロ信州ぐるり、自転車旅 県が700キロのモデルルート設定へ

東京五輪自転車ロードレース、獲得標高4865メートルの超難関コース

歩道と自転車道、改修終わり開通 津の江戸橋上浜町線

サイクリング水辺の拠点 土浦にオープン

自転車特化型施設「山中湖サイクリングベース」が誕生

茨城)タンデム自転車、解禁 障害者「60年ぶりに風」


ここに挙げたのは、ごく一部ですが、そのほかにも各地から、自転車の観光や地域振興などに関するニュースがたくさん届いています。これから、令和の時代になるわけですが、こうしたトレンドが拡大し、ますます自転車に乗る人が増え、理解が進み、乗りやすい世の中になっていくことを期待したいと思います。




相変わらず、令和関連の話題が世間を賑わせています。平成の時と違って、自粛ムードでないのはいいですね。

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