April 10, 2019

考え方を変えるアクセサリー

自転車のアクセサリーはいろいろあります。


自転車に乗る時に便利なもの、定番として昔からあるもの、多くの人にお馴染みのものも少なくありません。最近は、従来からあるアクセサリーに加え、それを改良したものや、これまでにない新しい用途のためのアクセサリーが開発されています。

世界的にスマホが普及し、大量に生産されるようになり、各種の半導体やLED、リチウムイオン電池などの価格が大きく下がりました。おかげで、新しい電子製品も安く生産できるようになり、各方面に恩恵を与えたと言われています。電子部品系の自転車のアクセサリーもその一つと言えそうです。

さらに、3Dプリンターの登場によって、試作にいちいち金型を作る必要がなくなり、安く試作品が出来るようになったことも、新製品の開発には追い風でしょう。ネット通販などが拡大したおかげで、リアルの店舗を持たずに販売できるようになったことも、ベンチャーなどには大きいでしょう。

また、クラウドファンディングサイトが広く認知されるようになり、資金調達のハードルも大きく下がりました。これまでは資金がないため生産が出来なかった製品や、個人のアイディアでも日の目を見るようになりました。ネットメディアやSNSなど口コミで広がることも、販促コストを抑えるのに役立っているでしょう。

このブログでも、これまでさまざまな製品、目新しいアクセサリー、ユニークなアイディアを取り上げてきました。あまりにも多くの製品が登場したり、ネット上で提案されたりするため、とても網羅できませんが、今回も、そんな中からいくつか取り上げてみたいと思います。

airPumpairPump

こちらは、自転車のタイヤの空気を入れるポンプ、インフレーターです。何らかのポンプは、自転車に乗るほとんとの人が持っていると思いますが、こちら“airPump”は、電動のポンプです。コンパクトですし、充電式なので屋外で使うのにも適しています。

スポーツバイクの場合は、高い空気圧が必要になりますので、そのぶん力がいります。非力な女性だと、苦労するかも知れません。タイヤの空気圧は、パンクしなくても徐々に減っていきますので、定期的に入れる必要があります。そのたびに力作業になるので、つい敬遠しがちな人もあるかも知れません。



しかし、この“airPump”であれば、力は必要ありません。電動式でない携帯用ポンプだと、小さいぶん何回もストロークが必要になり、けっこう疲れる作業だったりします。しかしこの電動ポンプであれば、ラクに空気が入れられます。自転車以外、クルマのタイヤなどにも使えます。

さらにユニークなのは、空気を抜くのにも使えることです。食品をフリーザーバッグなどで保管する際、空気を抜いておけば長持ちします。旅行に行く際、衣類を専用の気密性の高いビニール袋に入れて空気を抜けば、大幅に体積を小さくすることが出来ます。そんな用途にも使えるわけです。

airPumpairPump

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ただの自転車用ポンプだと、毎日使うものでもないし、すでに従来型のものを持っているし、電動というだけでは、新たに購入する理由にならないかも知れません。しかし、空気を抜くのにも使えるのであれば、キッチン用品、あるいは収納などにも役立つ日用品としても検討の余地がありそうです。

KupperMountsKupperMounts

KupperMountsKupperMounts

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こちらKupperMounts”は、自転車をクルマの屋根などに積載して運ぶ時に使う、いわゆるバイクラックです。特徴的なのは、吸盤式でコンパクトなところです。市販のバイクラックにも吸盤式のものはありますが、もっと大きく、常に取り付けておくタイプのものがほとんどだと思います。

これはコンパクトで持ち運ぶのに便利です。自転車に乗る際にもバックパックなどに入れて持ち運べる大きさです。吸盤式なので、車種別の取り付け用部品なども不要ですし、出先でも簡単に、短い時間で取り付け、取り外しが出来ます。吸盤の安全性と信頼性も実証されています。







クルマで自転車を運ぶ人のマイカーには、すでに専用のラックがついているかも知れません。でも、この製品の長所は、臨時に取り付ける時に便利ということです。つまり、出先で自分のクルマではなく、例えば友人のクルマで迎えに来てもらったような場合でも、これを使って自転車を運んでもらうことが出来ます。

輪行して、さらにレンタカーを借りて移動し、駅から離れた場所から乗り始めるような場合でも、レンタカーに取り付けることが可能になります。そのほか、何かアクシデントがあって、急にクルマで運ぶ必要が出来た際などにも、これがあれば重宝するでしょう。

CLIPCLIP

CLIPCLIP

こちら、“CLIP”は、後付けで普通の自転車を、電動アシスト自転車にしてしまうアイテムです。前輪に簡単に取り付けることができます。最初から電動アシストの利用が前提なら、アシスト自転車を買えばいいことですが、これならば、好きな時だけ、必要な時だけ電動アシスト自転車として使うことが出来ます。

その意味で、これもアクセサリーの一種と言えるでしょう。同様の装置は、すでに多数開発されています。この“CLIP”がユニークなのは、専用アプリを使うと、どれだけ温暖化ガス、CO2を削減できたかわかることです。環境保護の意識の高い人にはアピールする部分でしょう。

CLIPCLIP



ほかの製品と同じように、これもクラウドファンディングサイトで資金調達をしていますが、65USドル以上を出資すると10本分、さらに金額に合わせた本数の植樹が行われるのが特徴です。これも、環境意識の高い人にアピールする仕組みです。工夫は本体にとどまらないわけです。

Mirror IndicateMirror Indicate

Mirror IndicateMirror Indicate

こちらは、“Mirror Indicate”、自転車用のバックミラーです。ユニークなのは、自転車本体ではなく、「手」に取り付けるところです。すでに自転車にミラーを取り付けている人もあると思いますが、この方式が優れているのは、自分の自転車ではなく、例えばシェア自転車に乗る時にも同じミラーが使えるところでしょう。

手に取り付けるので、必要に応じて簡単に角度を変えることが出来ます。固定式より広い範囲の後方確認が出来るでしょう。さらに、LEDが内蔵されており、後続車に向けての合図、すなわちウィンカーとして使うことも出来ます。ミラーとウィンカーを合わせた製品です。

Mirror IndicateMirror Indicate



ハンドルに取り付けたマグネットに軽く接触させると点灯し、もう一度触ると消灯します。慣れれば、小さなスイッチを操作するよりラクかも知れません。防水仕様になっていますし、手にストラップではめるだけと手軽で、配線などの必要がないところも長所でしょう。

◇ ◇ ◇

どの製品もクラウドファンディングサイトでの資金調達に成功しており、高く評価されています。もちろん、万人向けのアクセサリーではありません。これは是非欲しいと思う人がいる一方で、全く必要とは思えず、興味が湧かないという人も多いに違いありません。

誰もが使うような定番のアクセサリーを新しく生み出すのは難しいですが、このようなニッチなニーズをすくい取るようなアクセサリーは、まだまだ開発の余地がありそうです。全く欲しいと思わない人がいる一方で、この手があったかと、ヒザを叩く人がいても不思議ではありません。

新しい発想、アイディアを実現したアクセサリーは、それを使い始めることで、場合によっては自転車の乗り方や楽しみ方が一変する可能性だって無いとは言えません。今後も、そんな新しくて、目からウロコが落ちるようなアクセサリーが登場することを期待したいと思います。




関東では冷たい雨、山沿いでは雪になっています。桜が咲いて4月上旬にこの寒さ、温度差も大きすぎますね。

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