June 30, 2019

自転車用品を進化させる発想

最近は、自転車用品もハイテク化しています。


このブログでも、これまでいろいろ取り上げてきましたが、最近の技術の進化を取り入れて、様変わりした自転車用品もあります。今まで出来なかったこと、考えもしなかったことが実現して便利になったり、新しい発想でこれまでにない分野の自転車用品が誕生したりしています。

LEDやリチウムイオン電池、各種センサーなど、半導体技術の進化と量産による低価格化を背景に、電子的な自転車用品も増えています。そして、スマートフォンの普及で、スマホと連動させることで、これまでにない機能を実現させたものも目立ちます。

ところで、自転車に取り付けて使うもの以外にも、例えばクルマで自転車を運搬する時に使うサイクルキャリアなども、広い意味での自転車用品ということになると思います。それほど多くはありませんが、クルマに取り付けて走行している人を見ることもあります。

Albike Wox自宅を起点にすると、自転車に乗って日帰りで行ける距離は限られます。どうしても同じようなコースになってしまい、飽きるという人もあるでしょう。クルマの機動力を使えば、遠くまで行って、そこから走り出すことで、行動範囲は大きく広がります。オフロードなどを楽しむ人も含め、クルマ&自転車という楽しみ方もあります。

天気が悪く、自転車で出かけられないような日でも、クルマで移動すれば晴れの地域へ行ける場合があります。典型的なのは太平洋側と日本海側ですが、同じ日でもクッキリと天気が違ったりします。早起きしてクルマを使えば、雨の日でも晴れている地域で自転車に乗れるのもメリットでしょう。

一般的なスポーツバイクなら分解して運べるので、クルマのトランクに入れて運ぶ人もあるでしょう。ワンボックスカーやミニバンなどであれば、室内空間が広いので、前輪を外したくらいでもラクに積めたりします。サイクルキャリアを使わずに運搬している人も多いと思います。

ただ、自転車以外にもいろいろと荷物があったり、一緒に行く人数によっては、室内に積みきれなかったりするでしょう。セダンやコンパクトカーに乗っている人もいますし、自転車をサイクルキャリアで車外に積載したいという、一定のニーズはあると思います。

サイクルキャリアにも、いろいろなタイプがあります。天井に取り付けるもの、リヤゲートなどに取り付けるタイプもあります。ルーフレールなどに固定するタイプが多いと思いますが、いちいち取り外すのは面倒なので、付けっぱなしになると思います。

ただ、毎週クルマで行くならともかく、付けっぱなしだと邪魔な場合もあるでしょう。そんな時には、吸盤式のサイクルキャリアが便利です。コンパクトなものなら、キャリア自体を持ち運べるので、出先でレンタカーに取り付けたりするようなことも出来ます。比較的着脱が簡単で、必要な時だけ取り付けられるのはメリットです。

Albike WoxAlbike Wox

Albike Wox

そんな吸盤式のサイクルキャリアにも、新たな工夫が施された製品が開発されています。こちら“Albike Wox”は、あらゆるクルマに取り付けられる、ポータブルでスマートなサイクルキャリアです。でも、ただの吸盤式サイクルキャリアではありません。

一般的に、吸盤が装着面に吸いつく時、吸盤の内側は真空に近い状態になります。簡単には外れないくらいの真空レベルにするために、吸盤の中の空気を吸い出す吸引ポンプが付属しています。吸引は数秒ですみますが、吸引力は強力です。吸盤でクルマを牽引できるくらいの強度があります。

Albike WoxAlbike Wox

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ポンプがついていることで、取り外しも簡単になります。力で外す必要はありません。そして、特徴的なのは、その吸盤の真空レベルをモニタリングできるようになっているのです。吸盤の内側と外側の圧力差をスマホで制御することが可能です。

これならば、確実に吸着したことが確認できます。不安定で、悪い取り付け方だと警告してくれます。それだけでなく、クルマの走行中も吸着レベルがモニターできるので、万が一、何かの理由で緩んでしまったら、すぐにわかります。これならば、吸盤タイプでも脱落の心配をせずに使えるでしょう。

Albike Wox

Albike Wox

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それだけではありません。セキュリティ機能も搭載しています。道中、例えば休憩などでクルマから離れる時、もし盗まれそうになるなど異常を検知したら、手元のスマホにアラートを送ってくれます。盗難防止装置の役割もしてくれるわけです。GPSも搭載しており、もし盗まれたら追跡することも可能です。

もちろん、従来の吸盤式キャリアでも、運ぶのに問題はないでしょう。ただ、慣れてくると、何かの拍子で吸着が不十分になり、アクシデントが起きたりするかも知れません。これならば、目で数値を確認できるので、より確実で安心です。盗難セキュリティの点もメリットです。





なるほど、これは吸盤式サイクルキャリアのハイテク化と言えるでしょう。吸盤内外の圧力差のモニタリングというニーズが、はたしてどれくらいあるのかは別として、よく思いついたものです。開発したのは、1991年生まれのメキシコ人、Carlos Albarran Nunez さんです。

吸盤の吸着力なんて、これまでは引っ張ってみて、ビクともしなければ大丈夫と、感覚や勘に頼っていたと思います。言われてみれば、数値で確認できると、より安心です。いわば、安心を可視化したわけです。そう考えると、自転車用品でも可視化できるものは、まだまだありそうです。




トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩委員長のDMZでの電撃的な3回目の会談、果たして実現するのでしょうか。

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