September 16, 2019

成長する市場と変化する需要

およそ8世帯に1世帯と言われています。


日本で犬を飼っている世帯の割合です。日本では、2018年の段階で約890万匹のイヌが飼われており、飼育する世帯は715万世帯、全体が5千660万世帯ですから、約8分の1です。ちなみに、ネコの飼育世帯は554万世帯で、およそ10分の1となっています。

実は、2017年に飼育数ではネコが犬を逆転したのですが、犬が平均で1.24匹飼われているのに対し、猫は1.74匹なので、世帯数で比べると犬を飼っている家のほうが多くなっています。飼いやすいなどの理由でネコは増えていますが、飼い主の人口は、まだまだイヌのほうが多いのです。

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イヌは人間によって最も古くから家畜化された動物で、元々は猟犬や牧羊犬、番犬などとして飼育されてきました。現代の日本でも、以前は番犬として、庭で飼われていることが多かったのに対し、最近はほとんどが愛玩用、ペットであり、室内で飼う人も増えています。

もはやペットと言うより、家族のように考える人も少なくありません。そのため、犬の飼育環境も大きく変わっています。犬のエサは専用のペットフードを与えるのが当たり前ですし、どんどんグルメになっています。犬の飼い主向けのサービスも増える一方です。

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動物病院やブリーダー、ペットショップはもちろん、犬用のホテル、美容室(トリミングサロン)、ペットシッター、ドッグトレーナー、しつけ塾、イヌ用の介護士・介護施設、専用の火葬場、霊園まであります。飼い主向けにも、人間と一緒に泊まれる施設や、ペットロスカウンセラーなんていうサービスもあります。

犬の高度医療施設とか、犬用の保険、ペットタクシー、犬用のお見合いサービス、犬用の洋服店、犬の見守りサービス、犬専用フィットネスクラブなど、挙げればキリがありません。およそ人間に対してあるサービスなら、イヌ用もあるのではないかと思うくらい、多様なサービスが出てきています。

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犬はペットではなく家族と考えるのは、もはや当たり前のようになってきているため、犬のために使う金額も増加する一方です。ペット関連市場は、1兆5千億円を超える規模と言われており、さらに成長している市場に参入する企業が増えるのも当然でしょう。

これは日本だけの話ではありません。欧米諸国も同じか、それ以上です。市場規模は22兆円、あるいはそれ以上と目されています。日本にはまだないサービスも登場しています。極端な例では、死んだ愛犬のクローンを作成するサービスなんてものも実際にあります。

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ペットに愛情を注ぐ一方で、時間がない現代人のために、例えば犬の散歩版のウーバー、つまりマッチングサービスを展開するようなスタートアップ企業も登場しています。犬向けのサブスクリプションサービスとして、単なるドッグフードでなく、高品質で新鮮なミールキットを提供するサービスもあります。

人間の子供なら、一度おもちゃを買い与えたら、ずっとそのままという訳にはいかないでしょう。犬も飽きるでしょうし、喜ぶ様子が見たくなります。かと言って、いちいち探して買いにいく時間がとれない人に、犬に新しいオモチャ箱を定期的に届けてくれるサブスクリプションサービスもあります。

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犬用の会員制クラブまで登場しました。犬が夢中になるような屋外の施設、犬が楽しめるドッグパークです。もちろん連れて行くのは飼い主ですが、会員になれるのは犬だけです。ただし、飼い主同士が交流できるようなスペースも用意されています。



オンデマンドで獣医師を派遣してくれるサービスとか、イヌの遠隔医療サービス、迷子を防止するトラッキングサービス、ペット向けのヘルスケアサービスといった、最先端のIT技術と組み合わせた、いわば次世代型とも言うべきペット向けのサービスも続々と誕生しています。

私自身は犬を飼っていないので、日本における犬の飼育事情には詳しくありません。上記のような海外で誕生しているサービスの中には、日本でも始まっているものもあるでしょう。ただ、これだけ犬用のものが何でもある中で、日本では聞いたことがないのが、犬用カーゴバイクです。

Bunch BikesBunch Bikes

Bunch Bikes”社は、カーゴバイクのメーカーです。家庭向けの“Family Cargo Bikes”を4種類ラインナップしています。“The Original”は最大4人の子供を乗せられる3輪タイプのカーゴバイクです。もちろん荷物を運ぶことも出来ます。

“The Swift”は、1人〜2人の子供を持つ都会に住む人向け、幅をとらない2輪タイプです。“Preschool ”は、子供が6人乗せられる大家族向けで、保育園などでも使われる大容量タイプです。そして4つ目は“The Bark”、愛犬を乗せるための犬用カーゴバイクとなっています。

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小型犬なら、専用のキャリーバッグに入れて荷台に積んでも出かけられますが、中・大型犬はそういうわけにもいきません。このカーゴバイクがあれば、犬を乗せてどこへでも出かけられます。もちろん、犬の散歩ならばカーゴバイクは必要ありませんが、家の近所にしか出かけられません。

でもカーゴバイクがあれば、家から離れた場所、例えばドッグランとか、広い公園、河川敷などに連れて行き、思いっきり走らせるようなことも出来ます。クルマと違って小回りがききますし、公園や河川敷など、クルマでは入って行けないような場所でも重宝するでしょう。

Cargo Bike for DogsCargo Bike for Dogs

Cargo Bike for DogsCargo Bike for Dogs

もちろん、イザという時に愛犬を乗せて運ぶことも出来ます。老犬になって、足が悪くなった時にも外へ連れ出すことが出来れば、犬も喜ぶに違いありません。犬と徒歩で行ける範囲と比べて大幅に行動範囲が広がって、日常生活でもいろいろと便利なのではないでしょうか。

リーシュで固定できるようになっていますし、飼い犬が快適に乗れるよう折りたたみのクッションも付いています。収納にも使えるボックスは取り外しもでき、犬の大きさに応じて変えられます。犬が前足をかけられるハンドルもついていますし、乗降りのためのドアもあります。

Cargo Bike for DogsCargo Bike for Dogs

Cargo Bike for DogsCargo Bike for Dogs

500Wの電動アシストなので、大きな犬を乗せても重くありません。犬用品や一緒に携行したい身の回り品などを入れるサイドバッグもついています。雨が降ったら屋根も付けられますし、日よけ用のサンシェードもオプションとして用意されています。

走行用に“Doggles”、犬の目を強い紫外線や虫が目に入ることを防ぐアイウェアも用意されています。飼い主がこれらを防ぐためにサングラスをかけるなら、愛犬にもかけさせたいでしょう。100%UVプロテクションで、顔の大きさに合わせて角度が変わって調節可能なストラップがついています。

Cargo Bike for DogsCargo Bike for Dogs

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もちろん、日本では自転車事情があるので、カーゴバイクのニーズは限られると思います。ただ、何らかの事情で愛犬を運びたい人もいるはずです。犬の場合、チャイルドシートというわけにもいかないでしょうから、トレイラーでなければ、カーゴバイクになるのではないでしょうか。

犬のヘルスケアや医療の充実も進んでいるため、ペットの犬も高齢化しつつあると言います。足腰が衰えた犬の散歩などのニーズも増えていきそうです。日本では一般的にカーゴバイクは普及していませんが、案外こんなところに、ニーズはあるのかも知れません。




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東京五輪マラソン日本代表選考会のMGC、わかりやすく公平で、以前より良い選考方法なのではないでしょうか。

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