March 17, 2020

そろそろ出かけたくなる時期

東京ではサクラの開花宣言が出されました。


14日は、平年より12日早く、統計を取り始めてから最も早い開花です。一方で、都は宴会は控えるよう呼び掛けています。新型コロナウイルスへの対策で、各地で例年とは違う光景が広がっています。さて、そんな折りですが、例によって自転車関連のニュースをピックアップしてみたいと思います。


新型肺炎が影響新型肺炎が影響、加古川の自転車レース中止 関係者ら秋の公式戦開催へ意欲

ジロ・デ・イタリアが新型コロナ影響で延期、自転車三大ツール初戦

「サイクルモード大阪」が開催中止、「メリダ・ミヤタカップ」は延期 自転車イベントにも新型肺炎の波



自転車関連のレース、イベントなども軒並み中止や延期となっています。海外も同じで、ジロ・デ・イタリアも延期です。ここに挙げたのはごく一部ですが、コロナウイルスが世界的流行となる中、多くの地域で多かれ少なかれ影響を受けるのは仕方のないところなのでしょう。


新型肺炎でシェア自転車が人気に 長距離通勤のツールに

マスク、サングラス、帽子、使い捨て手袋、アルコールウェットティッシュ……これらの装備を身につけて、2月24日の朝、当番勤務のため会社に行こうとしていた崔暁媛さんは「えいやっ!」とばかり、携帯電話でシェア自転車のアプリケーションをダウンロードした。自宅から会社までは16キロメートルもあり、自転車で行けば1時間半はかかる。それでも「交差感染を避けようと思えば、自転車の方が安心だから」という。「経済日報」が伝えた。

全国各地で企業活動や生産活動の再開が秩序をもって推進されるようになると、崔さんのように自転車で出勤する人が少数派ではなくなった。シェア自転車事業を展開する美団単車のビッグデータによると、深セン市では業務が続々と再開されるのにともなって、美団単車の市内での受注量は再開前に比べて49%増加し、移動距離の利用者平均は同60%増加し、利用時間の利用者平均は25分に達した。ここからわかるのは、今やますます多くのサラリーマンが自転車で長距離通勤をするようになったということだ。

特殊な時期の中、シェア自転車は風通しがよい、消毒がしやすい、人同士の近距離での接触を避けられる、ウイルスに感染するのを避けられるなどの優位性があることから、移動のための交通手段として選ぶ人が増えている。中国疾病予防管理センターの消毒学の首席専門家・張流波さんも、「中・短距離の移動なら、シェア自転車が相対的に安全な方法だ」との見方を示す。

中国都市公共交通協会はこのほど複数のシェア自転車企業と共同で、「インターネットリース自転車の衛生保障運営規範」を作成し、シェア自転車の消毒の常態化と標準化、シェア自転車の日常的な衛生管理と公衆衛生上の緊急事態の発生時の消毒・管理について、車両の衛生上の要求と運営者に関する要求を打ち出した。現在、「規範」の意見募集稿が急ピッチで作成されており、3月下旬には対外的に発表される見込みだ。(人民網日本語版 2020年2月28日)


その発端となった中国では、感染者の発生が減ってきており、経済活動の再開に向けて人々も動き始めています。ただ、記事にあるように、やはりまだ感染や再燃のリスクは当然あるわけで、元通りには程遠いようです。依然として警戒感が強いのも仕方のないところでしょう。

中国でも、あらためて自転車通勤が増えているのもその反映の一つと思われます。自転車のほうが安心という意識が働くのも自然な流れなのでしょう。中国のシェア自転車業者は、過当競争で破綻が続出していましたが、意外な追い風が吹いているのかも知れません。


豚肉約50キロを満載し自転車で運ぶ管理会社の男性 湖北省武漢

豚肉満載湖北省武漢市後湖大道の居住コミュニティである同?花園小区の住民たちがここ数日、ネットに転載している1枚の写真がある。それはコミュニティの管理会社の従業員・王亮さんが、自転車のハンドルに住民たちが注文した特価の冷凍豚肉セットを目いっぱいぶら下げて走る姿を写した写真だ。

王さんは、「住民の皆が肉を受け取る際の安全面を考慮して、これらの冷凍豚肉セットをやや広いスペースがあるコミュニティ広場に運ぶことにした」とした。少しでも素早く運ぼうと、王さんはシェア自転車を使い、豚肉合計332セットを、自転車で4往復して運んだ。

その様子を偶然見かけたボランティアがこの様子を撮影し、住民が微信(WeChat)のソーシャル機能「朋友圏(モーメンツ)」に投稿し、「王さん、あなたは本当に素晴らしい!我々コミュニティの尊敬すべき『ウイルスと闘う人』だ!」とコメントを添えた。長江日報が伝えた。(人民網日本語版 2020年3月13日)


肉を自転車で運ぶのが異例としても、なぜ絶賛されるのか、わかりにくい部分があります。まだ武漢では、一般の人たちが自由に出歩ける状態ではなく、食料品を住民に届ける必要があるのは変わっていないようです。しかし、その輸送にも混乱があるようで、下のようなニュースも伝わっています。


武漢市、ごみ収集車や救急車で肉野菜を運ぶ 市民が反発

救急車武漢市民は最近、現地政府が野菜や豚肉などの食品をごみ収集車や救急車両を使って配給していたとして、抗議している。3月12日、武漢市では巡回バスや救急車で豚肉や野菜などの物資を運ぶ様子を、ネットユーザーが次々と投稿した。

「湖北救護」との表示がある新洲区骨傷専門病院の救急車1台が、梱包もされていない生の豚肉を運んでいる模様を撮影した。車両周辺の商店街の模様から、その所在地が江岸区西馬街であることを示している。あるネットユーザーは、「人を助けるとき救急車は出動しないのに、肉を配るときは使われる」と批判した。

その前日の夜、青山区鋼陽花園団地の住民は、ごみ収集車で運ばれた冷凍肉を受け取ったと暴露した。住民らは激しく抗議した。この問題を受けて、同区の区長および関係者が調査を受けている。

青山区在住の徐さんは大紀元の取材に答えた。「ごみ収集車を使って肉や野菜を配ることなど、考えられない。皆、青山区の責任者を批判している」大紀元は武昌などでも、食品配給にごみ収集車を使っているという証言を得た。

地方政府は、食品配給でごみ収集車を使った理由を公表していない。ネットユーザーは、「深刻な人員不足で運送業者が機能していない」「通常のトラックが高価で、経費節約のため」といった憶測が流れている。

救急車を使用した理由はさらに分かっていない。「どんなに厳しい衛生基準をクリアした食品でも、救急車を利用するなど論外だろう。ウイルスが潜んでいれば大変なことになる」と批判した。

しかし、徐さんは現在、市民の関心が食料品の確保に移ったと考えている。「肉と野菜ばかり話題になっている。ウイルスは忘れられているかのようだ」と市民の警戒心が薄れたことを懸念している。(2020年03月13日 大紀元)




ごみ収集車で食肉を配布 武漢市民ら反発 党幹部を解任

ごみ収集車新型コロナウイルスの感染拡大を受け自宅からの外出制限が続く中国湖北省武漢市で、住民がまとめて購入した食肉を運搬するためにごみ収集車が使われ、市民の反発を招いた。事態を重く見た地元政府は陳謝し、幹部を解任した。

武漢市では1月23日にバスや地下鉄などの交通機関が停止し、2月10日以降は市民の外出を厳しく制限する「封鎖式管理」が続く。そのため、市政府の指示で地区ごとに食材や生活用品をまとめ買いし、宅配している。

市政府の発表などによると、11日午後に同市青山区で食肉などを配達した車にごみ収集車が使われたという。衛生面の問題を懸念した市民から不満が噴出。同区は「車両が確保できなかった」などと謝罪しつつ、食材を回収した。12日に改めて配り直したが、区トップの共産党書記ら幹部が解任に追い込まれた。

武漢では10日に習近平(シーチンピン)国家主席が視察に訪れ、今回、問題となった地域から約4キロの住宅地の市民らと交流したばかり。習氏はその際、「隔離生活が長期になり、感情が乱れることもある。大衆のニーズを考え、生活用品の供給を確保しろ」と指示していた。(2020年3月13日 朝日新聞)


食品の輸送にゴミ収集車を使うなど論外です。でも元々中国では、下水道の汚水を精製して食用油に再生したり、肉まんにダンボールを混ぜたり、粉ミルクにメラミン樹脂を入れるなど、バレなければ何でもアリの信じられないような事件は枚挙にいとまがありません。

いくら車両が確保できなかったからとは言え、ゴミ収集車では武漢市民が怒るのも無理はありません。このような中にあったからこそ、最初の記事にある、自転車で肉を運んだ人が賞賛されたのでしょう。移動が制限される中、なぜ車両が確保できなかったのか不明ですが、まだまだ異例の状態が続いているようです。


おもしろ自転車 親子で楽しんで クロスランドおやべに新車

おもしろ自転車小矢部市のクロスランドおやべ内のオアシスハウスは十三日、ユニークなおもしろ自転車二台と新バッテリーカー一台を導入した。十四日から利用できる。

新しいユニーク自転車は三人乗りの三輪タイプ自転車一台と幼児から大人まで乗れる四輪タイプ自転車一台。バッテリーカーはピンクの羊のデザインで、大人一人と子ども一人の二人乗り。市が約百万円で購入した。

今回の導入で、おもしろ自転車は四十五台、バッテリーカーは七台になった。クロスランドおやべ企画管理課の宮田隆志主任は「天気の良い日は外遊びとして、親子でおもしろ自転車などを楽しんでほしい」とPRした。

オアシスハウスの二〇一九年四月〜二〇年二月末の利用者は四万百十人。前年同期より約百四十人多い。利用料金はおもしろ自転車が三十分で一般(中学生以上)は二百十円、小学生以下は百六十円。バッテリーカーは百〜二百円。利用時間は午前十時〜午後五時半(四月からは午後六時まで)。十九日までは土、日曜のみオープン。水曜定休。(2020年3月14日 中日新聞)


日本国内では、学校が休校となり、子どもの居場所がないことが話題になっています。家に居ろと言っても、子どもですから、ジっとしてられないのも理解できます。屋外でなら、感染のリスクが比較的小さいということで、公園で遊ぶ子どもが急増しているとの報道もあります。

ふだんなら取り上げないようなローカルな記事ですが、遊園地も、おもしろ自転車のようなアトラクションならばと、親子連れが訪れるかも知れません。他の遊びより距離がとれて、子ども同士も密着しないでしょう。通常は、あまり注目されない施設、場所に人が集まる可能性もありそうです。


サイクリングガイド千種川沿いを自転車で楽しんで サイクリングガイド発行

千種川沿いを自転車で走るコースを紹介した「千種川サイクリングガイド」が発行された。サイクリングやウオーキング、登山を楽しむイベント「千種川リバーアスロン」を開催している事務局(兵庫県上郡町)が企画。

自然豊かな西播磨の魅力を発信しようと、地元のサイクリストが最適なルートを作り上げた。

ガイド作りでは、自転車での走りやすさを心掛けた。トラックの交通量が多い国道373号はできるだけ避け、赤穂鉄道軌道跡や智頭線沿道、佐用町櫛田の桜並木など西播磨ならではの見どころを押さえた。(2020/3/7 神戸新聞NEXT)


これまで、新型コロナウイルス感染のクラスターが発生した事例の共通項として、専門家は「換気の悪い密閉空間」「人が密集していた」「近距離での会話や発声が行われた」の3つを挙げています。サイクリングならば、これらの条件が重なりにくい、最たるものと見ることも可能です。

このサイクリングガイドも、以前から計画されていて、たまたま発行がこの時期になっただけだとは思います。しかし、ある意味タイムリーになったとも言えそうです。今後、いわゆる巣ごもり状態に飽きた人々がどう行動するのかわかりませんが、サイクリングに行く人は、案外増えるかも知れません。


東京都で自転車保険義務化、それでも4割は「加入しない」…LINEほけん調べ

自転車保険LINEほけんは、「自転車保険に関する意識調査」を実施。4月より東京都で自転車保険への加入が義務化されるが、約4割は加入意向のないことが明らかになった。

LINEほけんは、LINEファイナンシャルと損保ジャパン日本興亜が共同開発した「LINE」アプリ上で加入できる保険サービス。4月より東京都にて自転車保険への加入義務化が施行されるに伴い、東京都在住の自転車利用者15歳から49歳の男女を対象とした「自転車保険に関する意識調査」を実施し、1062の有効回答をまとめた。

調査結果によると、自転車の利用頻度は、「ほぼ毎日利用する」が33.6%、「週3日利用する」が19.3%、「週1日利用する」が16.7%。合わせて約7割が週1日以上自転車を利用することが分かった。利用目的は「買い物」が71.5%を占め、次いで「通勤・通学」が47.5%。自転車がより人々の生活に密接に関わっていることがうかがえる。

自転車で事故に遭いそうになった経験については、72.2%が「ある」と回答した。その状況については、「自動車と接触しそうになった」が45%と最も多く、次いで「通行人と接触しそうになった」が24.4%。「看板や建築物などに接触しそうになった」(6.9%)、「自転車同士で接触しそうになった」(13.9%)を合わせると、90.2%が賠償など大きな事故に繋がる可能性のある危険に遭っていたことが分かった。

4月から東京都で自転車保険が義務化されることについては、「知っている」が51.3%、「知らない」が48.7%となった。「知っている」人でも、被害者側に補償できる個人賠償責任補償など、義務化の内容まで知っている人は61.8%と、義務化の認知・理解はまだ十分とはいえないようだ。

現在自転車保険に加入しているか聞いたところ、「加入している」が43.4%、半数以上が加入していないことが分かった。また「加入している」と回答した人に加入経路を聞いたところ、「インターネット」が43.5%と最も多く、次いで「自転車販売店」が39.2%、「LINE」が25.4%。自転車保険を選ぶ際にポイントについては、「月額料金の安さ」と回答した人が最多の69.3%。次いで「補償金額」が51.5%、「補償範囲(本人、家族など)」が42.9%、「手軽に加入できる」が34.4%、「付帯サービスや特約」が21.7%、「キャッシュレスで払える」が13.7%という結果となった。

最後に、自転車保険未加入者に、東京都の義務化を機に保険加入の意向を聞いたところ、「加入する」が58.8%。約4割は義務化されても加入の意思がないことが分かった。加入しない理由については、「月々の保険料が高いから」が27.0%、「義務だけど努力義務だから」が17.3%、「どの保険にしたらいいか分からないから」が16.9%。保険料が高いイメージや、保険種類が多くあることが加入のハードルとなっている一方、自転車利用時の賠償リスクがあまり意識されていない可能性があるようだ。(2020年3月15日 レスポンス)


東京都でも4月から自転車保険への加入が義務化されますが、必ずしも加入の意向は高くないようです。加入義務化でも罰則はないので強制力はありません。滅多に起きないのに無駄との意識があるのでしょうが、万が一のために加入するのは、クルマの保険などと一緒です。

注意していても、歩行者が飛び出してきて事故になるような不可抗力に近いような事故も起こりえます。当たり所が悪ければ、歩行者を死傷させかねません。そうなった時には、刑事責任は別としても、民事として高額の賠償金の支払いを迫られます。

自転車保険は可能性が低いぶん安いですし、入らない手はないと思います。しかし、クルマの保険などより加入の意向が低いのは、やはり理解されていない部分が大きいのでしょう。自治体や関係機関は、義務化決定ということよりも、入っておくべきことを理解してもらうよう周知していくべきだと思います。


困ったときに駆け付ける「自転車ロードサービス」 au損保が最新の利用実態を公表

自転車ロードサービスau損害保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山田肋蓮以下、au損保)は、『自転車向け保険』に付帯する「自転車ロードサービス」の利用実態を調査しました。

au損保が提供する「自転車向け保険」には、パンク等で自走できなくなった際に50km以内の希望の場所まで自転車を無料搬送する「自転車ロードサービス」が付いています。

2017年にその利用実態を初公表したところ、SNS上にて多くの反響をいただきました。そこで「一番利用されている時間帯は?」「どんな故障で呼ぶの?」などが分かる、最新の利用実態を公表します。

(以下、項目のみ。説明は省略)

●最も要請の多い車種は「ロードバイク」で59.9%

●土日の要請が42.1% 「ロードバイク」の週末要請は21.7%増加

●「1〜20km」の搬送が66.3% 、「シティサイクル」は短い距離で利用

●「早朝・深夜」の要請が17.2%

●要請の原因は故障が80.6% 故障個所は「後輪のパンク」が最多

●要請は「余暇でのサイクリング中」が68.0% 「自分ひとり」の時が大半

●トラブル時、98.1%が自転車ロードサービスを「すぐに思い出した」
(2020年3月4日 PR TIMES)


自転車ロードサービスは、私も加入したことがないですし、一部に限られあまり知られていません。ニュースではありませんが、どのような利用状況なのか、このプレスリリースで見ることができます。加入の是非はともかく、他の人が出先での故障やトラブルに見舞われた時にどうしているのかわかります。

ロードサービスなど無ければ、自分で修理するしかありませんが、加入している人は、修理道具を持って出ない人も多いようです。イザという時、ロードサービスを使うことにすれば、荷物が少なく出来るということでしょう。道具があっても、走行の続行が不可能なトラブルもあるでしょうし、一つの方法かも知れません。


四国遍路をシェア自転車で 世界遺産登録へ後押し

四国遍路四国八十八カ所霊場をめぐるお遍路さんたちが、自転車を共有する「シェアサイクル」のサービスが徳島県内で始まった。周辺の観光地にも足を延ばしてもらうのが狙い。収益の一部を遍路道の保全に役立てる。

自転車があるのは、22番札所の平等寺(阿南市新野町)や近くの民泊、19番札所の立江(たつえ)寺(小松島市立江町)など計4カ所の専用ポート(駐輪場)。自転車は借りた場所とは別のポートに返却することもできる。

利用にはスマホアプリ「PiPPA」で会員登録(無料)が必要。料金は最初の30分が150円(税抜き)で、以降30分ごとに100円。6時間500円などの定額プランもある。

東京や京都でシェアサイクル事業を展開する「オーシャンブルースマート」(東京都板橋区)が運営する。平等寺の谷口真梁(しんりょう)住職(41)が、小竹海渡(かいと)社長(30)と知り合ったのをきっかけに、「四国遍路を盛り上げたい」と導入が決まった。(以下略 2020年3月13日 朝日新聞)


四国のお遍路と言えば、歩いて回るのが本来の姿です。しかし、徒歩だと一日30キロ程度歩くとして40日程度もかかります。なかなか40日の休暇をとれない人も多いに違いありません。それに、慣れないと一日30キロ歩くのは、かなり大変です。初心者は20キロが限度だと言います。

かと言って、バスやタクシーで回ってしまうのは、本来のお遍路とは違う体験になってしまいます。高齢の方は仕方ないとしても、やはり自分の足で回って苦行してこそのお遍路でしょう。そこで、自転車というのは、自分の足で回れる一方で、日数を短縮できるという点で、なかなかいい選択肢ではないかと思います。

自転車だと、一日75キロ走行して20日程度に短縮できるそうです。連続休暇は無理としても、一旦帰って、また続きから始める「区切り打ち」という方法もあります。お遍路と言うと、徒歩以外だとタクシーやバスツアーというのが一般的のようですが、サイクリストならば自転車という手段もいいのではないでしょうか。

シェアサイクルが始まったようですが、歩きのお遍路さんが周辺観光に使うことを想定しているようです。場所も徳島に限られています。四国全体でシェアサイクルが使えるようになれば、「自転車お遍路」も一般的な選択肢になってくるのかも知れません。


ヤフー、イオン九州/福岡で自転車即配サービスの実証実験

自転車即配ヤフーとイオン九州は3月12日、即時配達サービス「PayPayダッシュ」の実証実験を開始すると発表した。PayPayダッシュは、アプリ上で注文した商品を、配達員が自転車に乗り最短30分でユーザーに届けるというもの。

商品はイオンショッパーズ福岡店で販売する弁当やおにぎり、パン、カップ麺など約150種類から選択でき、福岡県の「西鉄福岡(天神)駅」付近の一部地域を対象に3月16日からサービスを開始する。

対象エリア内であれば、勤務先など自宅以外の配達先も指定可能。支払いは、商品受け取り時に行うPayPay決済か、注文時のクレジットカード決済のいずれかを選択できる。

実証実験によって、ヤフーとイオン九州は実店舗から配達先のラストワンマイルの即時配達ニーズを把握するとともに、今後の取扱商品の拡大や、他の地域での展開を検討する方針。

また、産業のデジタル化による社会課題解決を目指す取り組みの一環として、物流分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)に注力するソフトバンクと連携しながら、ICT(情報通信技術)による物流の効率化に向けた協業を、今後も継続的に検討していくとしている。(2020年03月12日 LNEWS)


これまで日本では、ソバでもラーメンでも出前というとオートバイというのが定番、常識だったと思います。ピザの宅配でも、コンビニ宅配もオートバイでしょう。今回のイオンの取り組みは、自転車という点で新しいと言えるかも知れません。

自分の自転車で宅配する、ウーバーイーツのような働き方では自転車が増えてきているようですが、まだまだ日本で宅配というとオートバイが多いと思います。ただ、都市部では自転車のほうが便利で速いこともありますし、諸外国では一般的です。今後は日本でも自転車での宅配が増えていくのかも知れません。


「ストレスのはけ口で…」自転車のサドル盗み続けて5800個 容疑のトラック運転手逮捕 大阪府警

サドル盗他人の自転車のサドルを盗んだとして、大阪府警河内署が窃盗容疑で、静岡県沼津市のトラック運転手、須田広昭容疑者(57)を逮捕していたことが2月28日、同署への取材で分かった。

同署によると、「仕事のストレスのはけ口で約25年前から始めた。スリルがたまらない」と供述。同署は、須田容疑者が借りていた静岡県内の貸倉庫などからサドル約5800個を押収した。

逮捕容疑は、昨年11月29日午後10時ごろから翌30日午前1時ごろにかけ、大阪府東大阪市の駅前やマンションの駐輪場に止められた自転車計2台からサドル(計約8000円相当)を盗んだとしている。

同署によると、須田容疑者は少なくとも東京や埼玉、神奈川、静岡、愛知、大阪の6都府県で犯行に及んだと供述。押収されたサドルは1個ずつポリ袋に入れて保管されていたという。(2020.2.28 産経新聞)


過去、2013年の8月に、女性の自転車のサドルばかり200個を盗んだという窃盗犯がいました。2019年の10月には、159個盗んだ犯人が検挙されました。時々、サドルばかりを盗む呆れた泥棒がいることは、ニュースとして取り上げてきました。

200個や159個でも驚き、呆れますが、今回はなんと5800個です。25年間も盗み続けたことにも呆れるばかりです。この数では、わざわざ倉庫を借りる必要もあるでしょう。この数といい、期間といい、ある種の依存症のようなものなのでしょうか。

サドルは比較的盗みやすいということなのかも知れませんが、盗まれた人にしてみれば、迷惑で腹立たしい以外の何物でもありません。しかし、依然として時々被害は起きているようですし、なかなか発覚しないこともあるのでしょう。そう考えると、この種の窃盗犯は、まだまだ存在しているのかも知れません。

◇ ◇ ◇

今年は、花見の宴も出来そうにありません。外出を自粛している人も多いでしょう。これから暖かくなり、行楽シーズンとなっていきますが、まだまだ先が見通せない状態です。見通せないことがストレスにもなっています。なんとかコロナには終息してもらって、日常を取り戻したいものです。




◇ ◇ ◇

中国では天命を失ったと見なされた支配者は正当性を失うという思想があり、今回の厄災と失策は習政権の崩壊につながりかねず、人民からの批判集中を警戒し、国際的な批難を恐れ、案外余裕が無いのかも知れません。

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