September 25, 2020

世界で工夫を共有する仕組み

自転車生活に役立つアイテムはいろいろあります。


もちろん、人それぞれ自転車の使い方、乗り方が違うので、何が役立つかは違ってくるでしょう。ある人にはとても便利なアイテムでも、別の人は全く興味がない場合もあります。ただ、自転車生活を便利に、快適に、楽しくしてくれるアイテムは少なくありません。

街の自転車屋さんの店頭で見つけられるものは限られますが、今どきはネットショップなどでも、自分が知らなかった、新しい自転車用品の情報を知ることが出来ます。ショップ以外にもネットには情報があふれており、例えばクラウドファンディングサイトも、その一つでしょう。

このブログでも時々取り上げていますが、これまでにない役立つアイテム、ユニークなアイディア、目からウロコの新製品など、見ているだけでも面白いものがあります。そこで取り上げられているグッズを見て初めて、なるほど、言われてみれば不便だったと気がつくこともあるかも知れません。

こういうグッズを使う手もあったか、とか、今まで不便でも仕方ないと思っていたことが改善できる、といった新たな気づきをもたらしてくれることもあります。今回は、最近見かけたクラウドファンディングサイトのグッズから、人気になっているものをいくつか取り上げてみたいと思います。

Bike WalleyBike Walley

欧米では、自転車を厳重に施錠しないと、あっと言う間に盗まれてしまいます。頑丈なU字錠を使っている人は多いでしょう。こちら、“Bike Walley”は、そのU字錠を運ぶためのアイテムです。革製で取り付ける位置を調整出来ます。ボトルなど、他にも携行したいものがある時に、この調整機能が役立ちそうです。

Bike WalleyBike Walley

U字錠に、専用のアタッチメントが用意されている場合もあると思いますが、これがあれば、すぐ取り出せて便利です。ただ、これ自体は盗難防止には全く役に立ちません。それほど必要とは思えませんが、すでに目標金額の4倍以上という人気になっているのが意外な気もします。



あっても使わないことが多いけれど、イザという時に無いと困るのが工具でしょう。自転車用にアーレンキーを携行している人は多いと思います。故障やアクシデントでなくても、走行中に出先で少し調整したい、ネジが緩んでしまった、なんてこともあります。

DaysaverDaysaver

DaysaverDaysaver

これまでにも、こうしたツールには多種多様なアイディアがありましたが、“Daysaver”は、わずか45グラムという軽量が特徴です。小さいので邪魔にならず、フレームに取り付けておくことも出来ます。おそらく、一般的なアーレンキー各サイズをセットにしたものより、コンパクトな点が人気を集めているのでしょう。




日本のサイトにもあります。スポーツバイクには駐輪時に使うスタンドがついていないので、必要な場合には別途用意することになります。本体に取り付けず、携行するタイプのスタンドを持っているという人もあるでしょう。ありふれたグッズに思えますが、こちらは目標の8倍を売り上げました。

Bike WalleyBike Walley

Bike WalleyBike Walley

その理由は、こちらの「めだたんぼー」、他のものとは違って、透明なアクリル製で目立たないのが特徴です。ツーリング先で、愛車を風景と一緒に写真撮影しても、写真に映りこまず、スマートに見えるというわけです。これはユニークです。実際に愛車を撮影する人でないと思いつかない発想でしょう。



こちらは、自転車用のベルです。あまり使わないという人は多いと思いますが、道交法で装着が義務付けられています。危険が迫って、イザというには使う必要がありますが、やたらに歩行者に対して鳴らすのは禁止となっています。歩行者に、「どけ!」とばかりに使う人もいて、トラブルになることもあります。

鈴丸鈴丸

ベルを鳴らすのが憚られる時のため、接近を知らせるための鈴を取り付けている人もいます。しかし、それだと常に音が鳴るのでうるさいのが欠点でしょう。こちら、「鈴丸」は、そうした悩みを解消する工夫が凝らされています。老舗のベルメーカーの製品です。



こちらは、自転車に取り付けるバスケット、ショッピングカートです。ママチャリには前カゴのついたものが多いですが、それが無い自転車には重宝するでしょう。いわば前カゴを持って歩ける形なので便利そうです。荷台に取り付けることも出来ます。転がして運べるショッピングカートになるタイプもあります。

TITLETITLE

TITLETITLE

特徴は、牡蠣の養殖に使われる網を使っているため軽量で丈夫、さらに防水性・耐汚染性・耐衝撃性に優れることです。着脱も簡単です。たしかに、ありそうで無かった製品かも知れません。こちらも、目標金額の3倍という売上金額を達成しています。



クラウドファンディングが普及したことで、世界中の人のユニークなアイディア、発明、新しいアイテムを広く知ることが出来、場合によっては購入することが出来るようになりました。以前にはなかったことであり、便利になったものです。

世界中の人が自転車に乗ります。いわば世界中のサイクリストの不便や不満、悩みに対する工夫を共有できるようになったと言えるでしょう。もちろん、広く共通するものばかりではなく、欲しい思わないものも多いわけですが、自転車生活を豊かにしてくれたり、ヒントを与えてくれたりする、ありがたい仕組みと言えそうです。




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国連安保理での米中の激しい応酬、中国は開き直っていますが、初期の隠ぺいが世界に被害を拡大させたのは明白であり、経済報復が怖くて米国以外糾弾できませんが、WHOと共に、何らかの責任をとらせるべきですね。

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