July 17, 2022

夏ならではのアクティビティ

マリンスポーツが気持ちいい季節になってきました。


ひと口にマリンスポーツ、あるいはウォータースポーツと言ってもいろいろです。サーフィンやウィンドサーフィン、ボディボード、ジェットスキーや水上オートバイ、ウォータースキー、パラセーリング、バナナボート、スキューバダイビングやシュノーケリング、カヌー、シーカヤックなどなど、実にさまざまなものがあります。

その中では新しく、最近注目されているウォータースポーツに、スタンドアップパドルサーフィンがあります。サーフィンの一種で、これで波に乗る人もいますが、ボードの上に立ってパドルを漕いで、水上をゆったり進んでいくなど、水に親しむタイプのスポーツです。

海上保安庁海上保安庁

日本でも都市部の川や運河で、これに乗って水上散歩をする人を見ることがあります。舟やボートではなく、サーフィンのロングボードに似たボードに乗り、座ってオールを漕ぐのではなく、立ってパドルを漕ぐところが他との違いと言えるでしょう。

このスタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard、略して、SUP)、最近のウォータースポーツなのかと思えば、そうではなく、実は1960年代にアメリカ・ハワイ州のワイキキで始まったのだそうです。それが最近になって再び注目を浴び、日本でも見るようになったという経緯があります。

SUP
sup


元々はウィンドサーフィンの練習用だったようですが、パドルを使って長距離を移動したりも可能で、子どもから高齢者まで幅広く親しめることから人気になったと言います。不安定なボードの上でバランスをとる必要があるので、体幹を鍛えたり、エクササイズ効果があることも人気の要因です。

流れが緩い川なら、これでも十分に遡れます。ボートやカヤックと違って、立ったぶん高い目線でクルージングしながら景色を楽しむことが出来ます。最近は、幅広で厚みがあり、安定性の高いSUPが増えてきており、誰でも1時間も練習すれば楽しむことが可能と言うのも親しまれる理由でしょう。

SUP
SUP


SUPに座って、カヤックのようにパドルを漕ぐことも可能ですし、海に出て重りを投下し、海風を感じながら海上でヨガをする人もいます。海や川、湖で釣りをするのに使う人もいます。私も誘われて普通のボートでの釣りはしたことがありますが、ボートにずっと座り続けるのも疲れます。立って釣ることが出来るのは利点でしょう。

一般のサーフボードと比べると大きく安定性が高いので、初心者でも比較的簡単にサーフィンを楽しむことが出来ます。SUPでサーフィンをする以外にもスポーツとして、川や水路などでパドルをこいで、スピードを競うようなレースなども行われています。

SUP
SUP


ハードボードタイプ以外に、空気を入れて膨らませるインフレータブルタイプもあります。運ぶのには便利です。中には、これを畳んで担いで自転車に乗り、陸上に加えて、川や湖などの水上と両方のツーリング、クルージングを楽しんでいる人もいるようです。

インフレータブルと言っても、ドロップステッチという特殊な製法が使われ、高気圧に対応しているので、まるで板のようにカチカチになるそうです。多少は、しなりますが、人が上に乗っても曲がることはなく、膨らませて使うゴムボートのようなイメージとは違います。

WATER BIKESWATER BIKES

WATER BIKESWATER BIKES

さて、このSUP、手でパドルを漕ぐより足を使ったほうがいいのではないかと考えた会社があります。たしかに、手より足のほうが力も強いですし、持久力もあります。ただ、足を使うと言っても、バタ足では、ただの大きいビート板になってしまいます(笑)。

やはり、足の力を使うと言えばペダリングです。これまでにも取り上げたことがありますが、いくつかのタイプの水上自転車を開発してきた会社、RedShark Bikes 社です。SUPに、ハンドルとサドルとペダルで回すスクリューを取り付け、いわば水上自転車にしてしまいました。( ↓ 動画参照)

WATER BIKESWATER BIKES

WATER BIKESWATER BIKES



しかも、電動アシストを搭載しているので、モーターでペダリングパワーを増強します。自転車の働きをする部分は、取り外すことも可能です。つまり、普通のスタンドアップパドルボードとしても使うことが出来ます。エンジョイ、フィットネス、アドベンチャーという3つのモデルがあります。

ボード部分に取り付けて荷物を運ぶためのネットや、自転車と同じように使うハンドルバーバッグやサドルバッグ、ウォーターボトルなども取り付けられます。サドルの後ろのフレームには、釣り竿用のホルダーまでついているので、釣りに行くのには、こちらのほうが便利かも知れません。

RED SHARK BIKESRED SHARK BIKES



同社が以前販売していた、Trimaran モデル( ↑ )は、その名の通り三胴船で、非常にかさばるので運搬も大変でした。このパドルボードタイプなら、インフレータブルでコンパクトなので携行もラクです。考えてみれば、安定はするものの、三胴船の自転車だと補助輪にあたる部分は必要なかったということでしょうか。( ↑ 動画参照)

ちなみに、ペダルのない電動スクーターキットもあります。また、カヤック用キットも用意されていて、シットオントップカヤック、カヤックとして使うことも出来るようになっています。タンデムにするキットもありますし、いろいろなスタイルで楽しめるのはアドバンテージと言えそうです。

WATER BIKESWATER BIKES

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SUPは最近、愛好者団体などもつくられ、メジャーになりつつあります。今では、海上保安庁のサイトの6つある安全情報の一つにまでSUPがあります。川や湖ならともかく、海の場合は波や風で流され、沖から戻れなくなる事故も起きていることが背景にあるようです。

この自転車タイプのSUPが日本でも流行るかはわかりません。ただマリンスポーツ、ウォータースポーツがたくさんある中で、水上オートバイ(水上バイク)はあっても、ペダルを使うものは皆無、あるいは、ほとんど知られていません。一つくらいあってもよさそうです。




◇ 日々の雑感 ◇

各地で、梅雨末期のような大雨に見舞われています。梅雨明けを宣言してしまった気象庁も困惑していそうです。

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