モデルへ向かってペダリング

自転車に対して疑問を持つ人がいます。
よくある疑問の一つに、自転車ばかり乗っていると足が太くなってしまうのでは?というのがあります。一生懸命自転車をこげば、体全体は痩せてスリムになりそうだけど、足、特に太ももは太くなりそうなイメージがあります。特に女性は気にする人も多いでしょう。
でも、結論から言うと太くなりません。私も友人から聞かれることがありますが、どうやらその影には、スケートの橋本聖子選手や大菅小百合選手が、夏のオリンピックの自転車競技に挑戦した時のイメージがありそうです。岡崎朋美選手も練習で乗っています。しかし自転車と言っても彼女たちは、スプリント系の競技です。
そもそもスケートの時からトレーニングはハンパじゃありません。スピードの限界に挑戦するために、すさまじい猛練習をして筋肉を鍛えているのです。一般の人がやろうと思っても到底出来るレペルではありません。むしろ、あんな筋肉つけたくても、つけるのは困難です。そう簡単に太くなるものではないのです。
どちらにせよ我々が乗る場合、実際には思いっきり100メートル競走するような乗り方はしません。有酸素運動になるようなレベルの負荷で、ある程度の時間乗るような形になるでしょうから、長距離のトレーニングに近いわけです。普通なら、太股の肉が締まって、むしろ細くなるでしょう。
陸上でも短距離選手の足と長距離の選手の足は違いますが、自転車競技も、長距離の選手はあんなに太い足をしていません。筋肉モリモリでなく、むしろ締まった足で体型もスリムです。また、正しい位置(拇指丘)でペダルを踏めば、足首が締まる効果もあるとも言われています。
日本では、あまり長距離系の自転車競技はメジャーでないですが、盛んなヨーロッパなどでは、長距離系の女子の自転車選手が、ファッションモデルの仕事をしていたりする例も結構あると言います。むしろ自転車は理想的なプロポーションを作り、維持するのに最適ということでしょう。
つまり、かなり頑張ったとしても、長距離系の引き締まった身体、モデルばりの体型になりこそすれ、筋肉モリモリにはなりません。一般には広く誤解があるようですが、足の太さを気にする女性も安心ということです。むしろ、そうわかると心配するどころか、やる気になる女性も多いようです(笑)。
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Posted by cycleroad at 23:30│
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