April 11, 2005

自転車と歩行者を色分けする

自転車レーンがあるけど行政でも、自転車レーンの設置に取り組み始めているところがあります。しかし、はっきり言ってお役所仕事が多いです。ほとんど役に立っていないのが実際のところでしょう。たまに、こういった色分けされた歩道があります。


駐輪場と化してる上の写真から、少し進んだところです。よく見ると同じ人が歩いていますが、この辺りは、ほとんど駐輪場と化しています。なまじ、線が引いてあるので線にそろえて止められています(笑)。ほかの場所でも、看板が置かれたりダンボールが積んであったりします。

歩行者は無頓着に、どちらのレーンも歩いていますので、自転車も人を縫って走っています。つまり、ほとんど意味の無い状態です。そのレーンにしても、何百メートルか気まぐれに色分けしてるかと思えば、唐突に終わっています。計画性も設計も思想もあったものではありません。

それでも行政関係のホームページには、誇らしげに写真で紹介されていたりしますので、ほとんどそれが目的で色を塗っただけじゃないか、と言いたいくらいのお粗末さです。実際にはわずかな距離ですし、その部分も何も考えずに、ただ歩道に色を塗っただけで、市民が喜ぶとでも思っているのでしょうか。

こんなものは、全くの無駄です。そもそも歩道を自転車レーン化するのも間違っています。造った人は、きっと自転車なんて乗らない人でしょう。担当者にしてみれば、おそらく予算の問題とか、道路管理者の管轄がどうとか、いろいろあるんだと言うでしょう。

しかし、あまり予算をかけずとも、有効な自転車レーンの例はいろいろあります。こんな歩道にちょっと色を塗っただけで、みなレーンを守って走るとでも思っているのでしょうか。こんなものでお茶を濁すくらいなら、最初からやるなと言いたいです。




このエントリーをはてなブックマークに追加

 デル株式会社


Amazonの自転車関連グッズ
Amazonで自転車関連のグッズを見たり注文することが出来ます。



 楽天トラベル






この記事へのトラックバックURL

 
※全角800字を越える場合は2回以上に分けて下さい。(書込ボタンを押す前に念のためコピーを)