April 19, 2005

自転車に乗るためのイベント

都心の自転車散歩一昨日の日曜日に、バイシクルライド2005イン東京というイベントが行われました。残念ながら、私はまだ一度も参加したことはないのですが、盛況だったようです。


毎年開催されているバイシクルライドイン東京とは、東京の名所を自転車で走るチャリティーイベントです。コースは、赤坂、千鳥ヶ淵、大手門、日本橋、越中島、佃石川島公園、勝鬨橋、竹芝桟橋、東京タワー、赤坂と巡る約22キロとなっています。

「東京湾から江戸城まで、かつては水路がめぐっていた東京。下町情緒の残る水辺の東京を自転車で辿ります。」と紹介されています。皇居の周りは多少坂道もありますが、東京の中心部はほとんど平坦です。日曜日はお天気もよかったので、気持ちよく走れたのではないでしょうか。

ただ残念なのが、知らずにイベントと遭遇した方も指摘されているように、歩道を大挙して走るのはいかがなものか、という声も毎年のように聞かれます。これは、このイベントのみが悪いと言うことではなく、やはり自転車に対するコンセンサスや、こうしたイベントに対する世間の認知度みたいなものも影響していると思います。

道路交通法上は、自転車は車道を走るものであり、通行可となっている歩道は「通ってもよい」なワケですから、堂々と車道を通るべきとの意見もあるでしょう。しかし主催者側にしてみれば、事故が起きても困るわけで、歩道を通らせたいのも充分理解できます。

警備やコストの問題もあるのでしょうが、休日の東京の道路で、比較的交通量も少ないわけで、欲を言えばマラソン大会のように一部を一時的に占有出来るとベストです。普段は歩道や車道のすみっこを走らされていますが、たまには舗装道路を思いっきり走れれば気持ちいいのは間違いありません。

そこまでは、まだ贅沢な望みかもしれませんが、こういった一般参加のサイクルイベントも、もっと増えるといいなと思います。こうしたライドイベントは、レースとは違って誰でも気軽に参加できますし、普段と違う景色が体験できる点も好評のようです。一般的にも認知されていけば、道路の占有も出来るようになるかも知れません。

イベントでなくても休日の都心は、すいていて結構走りやすいのでおススメです。もちろん銀座や渋谷など、人が集まる場所は別ですが、場所によって、例えば、オフィス街などは閑散としていて、平日とは全く違った雰囲気を味わえます。お近くの方は、イベントでなくても出かけてみてはいかかでしょう。




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