
昨日は、
アブラムシの大発生について書きましたが、そうでなくても自転車に乗っていると、虫がぶつかってくることがあります。
街中であっても蚊柱が発生していて、その中に突っ込んでしまうこともありますし、他にもいろいろな虫がいます。蚊柱は、古来たいへんめでたいことの前兆と言われてきたらしいですが、その中に突入するのは不快です。突然目に入る小さい虫も、かなり痛いですし、走行中だと場合によっては危険です。
そのため私は、自転車に乗る時ほとんど常に、スポーツ用のサングラスをかけています。普通のものでもいいと思いますが、最近はガラスでなく軽くて顔にフィットしてずれにくく、フレーム的にも視界が広いスポーツグラスが売られていますので、おすすめです。
サングラスだと、夕暮れ時や曇りの日に暗くて見えにくいこともありますが、最近は無色のゴーグルや、うすい色のサングラスもあります。光線透過率の違う、替えのレンズがついているものなどもあるので、必要に応じて使い分けてもいいでしょう。
こうしたアィウェアによって目に虫が入るのは防げるのですが、口に入ることもあります。最近の大発生で、私も2〜3度、虫が口の中に入りました。吐き出せばいいことですし、飲み込んでも害は無いと言いますが、あまり気持ちのいいものではありません。
今回、そのことよりも、口を開けて乗っていたのだ、という事実にあらためて気づきました(笑)。それで気になって、鼻呼吸と口呼吸について調べてみたので、ざっと以下にまとめてみます。調べた範囲では、鼻呼吸が悪いというのは皆無でしたが、口呼吸の弊害は数多く見つかりました。
人間は本来、鼻で呼吸するようにできており、口で呼吸すると鼻毛というフィルターが効かず、ホコリや病原菌が直接入っきて、病気になりやすくなるのだそうです。しかし、日本人には口呼吸の人が多く、それは乳離れが世界的に見て非常に早いからだと言われています。
口呼吸は、鼻炎やアデノイド、アトピー、ぜんそく、花粉症などアレルギー体質、さらには悪性リンパ腫や白血病の原因にまでなる可能性があると言います。また口の中の歯肉や粘膜が乾燥した状態になり、口臭や歯周病の原因となり、歯ならびにまで影響すると言いますから驚きます。
そもそも鼻は加湿器のようなもので、吸い込んだ空気を適度に温め、湿度90%にまで高める機能があるらしいです。湿った空気は肺胞の粘膜でより酸素が取り込まれやすく、体内に酸素を多く取り込むと、脂肪燃焼酵素が活性化し、体脂肪燃焼が促進されるという話もあるようです。
鼻で行うヨガの呼吸は、通常の呼吸と比べ20%もカロリー消費量が増えるという説もありました。要するにダイエット効果です。また、鼻呼吸に変えると口元が引きしまって、見た目にも頬が引き締まってくるといいます。小顔効果もあるということのようです。
そもそも口呼吸は、スポーツが引き金となることもあるようなので、注意する必要があります。私も今回、虫が口に入ってから、意識して口を閉じるようにしてみました。結果、たまたま口が開いていた時があったというだけのようで、私の場合、口を閉じていることに違和感はありませんでした。
もともと有酸素運動になるくらいの強度で走行する分には、息が上がって口を開けないと息苦しいということもありません。幸いなことに、私は基本的には鼻呼吸だったようですが、今後も口呼吸にならないように気をつけようと思います。
口呼吸を鼻呼吸に改めるには、普段から意識したり、ガムをかんだり、各種の補正器具も市販されています。また、眠る時、横を向いて寝ると無意識のうちに口呼吸になりやすいため、真上を向いて良い姿勢で寝るというのも重要なようです。
鼻呼吸による健康法、ダイエット法などの本も出版されてます。口呼吸を鼻呼吸に改めるというのは、たいした費用もかかりませんし、思い当たる人は試してみる価値があるかもしれません。調べてみたら、器具もいろいろ売られていたので参考までに挙げておきます。効果のほどはわかりませんが、いろいろあるものです。
眼はサングラスで大丈夫だし、口は閉じているので大丈夫だけど、鼻から虫を吸い込んでしまって仕方がないという人は、..網でもかぶるしかないかもしれません(笑)。
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朝3分!「美呼吸」ダイエット―「鼻で呼吸」の驚異
Posted by cycleroad at 06:30│
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