
関東のローカルな話題ですが、東京秋葉原と茨城県のつくば学園都市を結ぶ、
つくばエクスプレスの開業が8月24日に迫っています。
東京都は開業に合わせ、家電やコンピュータの街、秋葉原をIT産業の産学連携拠点とする再開発計画「秋葉原クロスフィールド」を進めているそうです。開業前にもかかわらず、5月のJR秋葉原駅の乗降客数は前年同月より1割以上増えたと言いますし、すでに秋葉原の再開発の効果が出始めているようです。
少し前ですが、日曜日に秋葉原へ行ってきました。電車ではしょっちゅう通るのですが、下車したのは久しぶりです。いつの間にか高層ビルが何棟も建っており、加速度的に変わっています。しかし街のハードもさることながら、なんと言っても、家電やコンピュータの街からオタクの街、「萌え」の街になって来ています。
世代によっては理解しにくく、眉をひそめる向きもないではないですが、今やオタク市場は数千億という規模ですから、経済的にも無視できない存在です。もちろん、電気街としても健在です。ヨドバシカメラなどの、今までなかった量販店も進出してくるそうです。他にもゲームやコミック、同人系、フィギュアなど、渾然一体となってます。
秋葉原の歩行者天国も、ずいぶん様変わりと言うか、雰囲気が変わってきました。相変わらず男性の多い街には変わりがありませんが、萌え系のコスチュームを着た幼い感じの女の子が歌を歌っていたり、黒やピンクのメイド服を着た、幼い感じの女性がメイド喫茶のチラシを配っていたりします。男性は、人だかりになって写真やビデオを撮っています。
歩行者天国と言えば、自転車も降りて押すよう厳しく規制しているところもありますが、秋葉原の場合は平気で走り回っています。歩道と同じ感覚で、何の疑問もなく乗り入れているようです。悪気もないのでしょうが、取締りもされてないようです。この曖昧さがアダとならないといいのですが..。
混みあう場所もありますし、路上のあちこちでパフォーマンスをしています。夢中でそれをカメラに収めている人もいます。あちこちのパフォーマンスに気をとられて、よそ見しながら自転車を走らせている、かなり危なっかしい人も見ます。
気づくと、平日と違って路上に停めてある自転車もかなり多いです。けっこうマニアックな自転車も停まっていました。もちろん、萌え系以外にも、電子部品やらミリタリーやら、いろんなもののマニアの街、趣味の街ですから、いろんな人がいるでしょう。どういう重なりになるのかわかりませんが、自転車で来ている人も他の街よりかなり多い印象を受けました。
今日は、街の観察日記風にしてみました。渋谷や原宿、六本木に、汐留やお台場もいいですが、最近は秋葉原も面白いと思います。好き嫌いの分かれる街ですが、再開発でめまぐるしく変貌しています。特に最近行っていないという人は、結構驚くかもしれません。自転車で行くのもいいですが、よそ見にはくれぐれもご注意を。
Posted by cycleroad at 07:00│
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歩行者天国【俺のワーキングライフ】at September 03, 2005 11:52