August 06, 2005

観戦するレースに出るレース

ママチャリ耐久レース8月6日から7日にかけて全日本ママチャリ12時間耐久レースが、北海道の十勝スピードウエイで行われます。


なんと380チーム2700人近くが参加する大会です。もちろん、オートバイの鈴鹿8耐とか、ルマン24時間耐久レースと比べるべくもありませんが、聞いたことがある人もいるかもしれません。ママチャリで耐久レース、というだけでユニークな感じがします。

調べてみると、他にもあちこちで似たような大会が行われています。ブログなどにアップされた参加者の日記などを見ますと、皆さん楽しんでいるのが伝わってきます。なんと、北海道の大会に東京などからわざわざ参加するなんて方もいらっしゃいます。

ママチャリ、と言うだけで誰でも出られると判りますし、実際のレースは疲れそうですが、特別な装備や経験も必要ありません。他にも一般参加のロードレースや各種の自転車競技はたくさん行われていますが、やはり最初は、なかなか参加しづらいものかも知れません。この敷居の低さが親しみやすくていいのでしょう。

大会にもよりますが、お祭り気分で盛り上がるレースも少なくありません。チームで出場する、この北海道の大会は夕方5時から翌朝5時までと夜間の長丁場ですが、チームごとにバーベキューをしたりして、別の部分でも楽しそうです。完走すると、とても達成感があって、やみつきになる人も多いと言います。

真面目に記録を狙ってもいいですが、完走を目標に、仮装などでより楽しんだ人が「偉い」大会なのだそうです。レギュレーションは、一部改造して競うクラスを除けば、市販のママチャリで参加です。そのため、ちゃんとママチャリの定義が決まっています。「ママチャリの定義」と言うのもおもしろいですが、ちなみ次のようになっています。

ママチャリ耐久レースまず、平行四辺形のダイヤモンド型フレームはママチャリとは見なされません。要するにスカートでも乗れるタイプということでしょう。それからハンドルの前に1.5Lのペットボトル4本を収納できるカゴ。表現が面白いです。ほかに5段変速以下でタイヤの太さ1と3/8インチ以上の太いものでスリック不可。後はライト類です。なるほど。

交通費等を除けば費用もあまりかからないですし、興味がある方は、近くでも似た大会があるか是非チェックすべきでしょう。ツール・ド・フランスや、ジロ・デ・イタリアなどをテレビで観戦するのも面白いですが、やはりスポーツは、自分でやる楽しさも、また格別なものがあります。

いろいろなタイプの大会が開催されていますので、本格的なものを目指すのもいいでしょう。探せば大小、驚くほど多くの様々なタイプの大会があります。専門誌なども出ています。初めての人でも、スタートすると結構真剣になって、完走すれば感動します。最初は初心者向けで、チームで出場するものなどもいいでしょう。

この大会に限らず、一度レースの高揚感を味わってみることをおすすめします。今までに出場したことがない方は、まず出やすそうなものに参加してみてはいかがでしょう。お祭り気分で、まず経験してみるといいと思います。ただ、病みつきになっても責任は持てませんので、あしからず(笑)。




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是非とも「人柱」として「重量級の着ぐるみ」で参加してみたいところですが、着ぐるみを持って行くだけでも相当な労力が必要な気が・・・orz
お馬鹿企画:全日本ママチャリ12時間耐久レース【もしもPCがヤマハ製だったら・・・】at August 14, 2005 20:43
 
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