最近、地方自治体でも、地球温暖化対策に取り組むところが増えてきました。
特に注目しているというわけではないのですが、ここのところ徳島のニュースが目につきました。地味なニュースなのですが、昨秋から、地球温暖化防止対策の一環として職員にマイカー通勤の自粛などを呼びかけている「徳島エコ・カーライフ」運動などもそうです。
開始9ヶ月後の6月時点での調査で、本庁の勤務者で8割、出先を含めた全体では半数あまりの職員が、通勤に徒歩や自転車、公共交通機関を利用するなど何らかの形で取り組んでいるそうです。県環境首都推進室は「本庁勤務を中心に高い数字となった。今後は県民運動としても高めていきたい」としています。
県の職員が率先して行動するのは、それ自体に意味がありますし、最初は強制でも意識がかわってくると思います。こうした運動がもとで自転車に乗りはじめ、その楽しさにハマったという人も少なくないはずです。その中には、道路整備担当の方もいるかもしれません。
海外での先進的な事例で、自転車道や自転車をとりまく環境が整備され、とても自転車が利用しやすい都市になったのは、元をたどれば、一人の職員が自転車にハマったせいだった、という話を読んだことがあります。利用しやすくなると、当然乗る人も増え、良い循環になっていきます。
徳島でもそうなるかどうかは、もちろんわかりません。でもほかにも、徳島県小松島市で「サイクルパーク夏の祭典」があったとか、阿波踊りなどの夏の観光シーズンに合わせ、排出ガスを出さない環境に優しい乗り物として「ベロタクシー」を徳島市中心部で運行することになった、などというニュースも目にしました。来年以降の運行は未定だが、関係者は「徳島の新しい名物にしたい」そうです。
もちろん、現時点では何の根拠もありません。でも、身に覚えがある人もいらっしゃると思うのですが、自転車の楽しさに気づいて、人にも薦めたくなる人も少なくありません。乗ることを強制するとかではなくて、もっとほかの人にも気づいてもらい、楽しんで欲しいと考える人もいると思います。こうした自治体の職員などに、最初は偶然でも、そうした人が増えてくるといいなと思います。
ブログも、いろいろ手直したいことはあるのですが、なかなか手がつけられません。時間があると自転車に乗りに行ってしまうというのもあるんですが..(笑)。
Posted by cycleroad at 07:00│
Comments(0)│
TrackBack(0)