

ランドウォーカーやトライクと呼ばれる自転車がそれです。今までと違い、前輪が二つで後輪が一つです。今までの後輪が2輪り3輪タイプの自転車より目新しいこともあってか、とてもスポーティーな感じがします。
これまで後輪が2輪のものは、その間隔を広くとって間を荷台にし、安定性と積載性が高い設計でした。前2輪がスポーティーに見えるのは、前の2輪の間隔が狭いというのもあると思います。またその分、後2輪になっているものと比べ、カーブもより軽快に曲がれて、運動性も高いようです。
前二輪のタイプは、より普通の二輪に近い操作性をもちながら、段差を斜めに乗り上げても転倒しにくく、低速でもふらつかず、安定を保ちやすくなっています。必ずしも高齢者向けに限っているわけではありませんが、のんびり走行できるなどと書いてあり、中高年や高齢者も意識しているようです。
事実、高齢者に購入者が多く、その満足度も高いと言います。今後の高齢化社会を考えれば、当然出てくる戦略なのでしょうし、今後需要が高まっていくことを見込んでいるものと思われます。もちろん、さらに安定性の高い、従来型の三輪型自転車も、依然として販売されています。


こうしたランドウォーカーやトライクを街で乗っているのは、まだ目撃したことがありませんが、従来型は、頻繁ではありませんが、街中で見ることもあります。後ろ2輪の従来型3輪については、電動アシストタイプも売られています。
今後、高齢化社会が急速に進展するにつれて、自転車に乗る人も高齢化するわけで、
昨日も書きましたが、どうしても脚力が衰え、速度が出ない分、ふらつきます。低速でも安定し、安全な三輪は、今のところ圧倒的に少数ですが、今後は増えてくるのかもしれません。
高齢者の安全の確保のために、安定したトライクの需要も増える可能性はありますが、高齢になったからと言って、二輪をあきらめる必要はありません。高齢者も当たり前のように、普通の2輪に乗っている人も少なくありません。私も、歳をとってもなるべく二輪に乗りたいと考えます。
ヘルメットで気づかなかったりもしますが、颯爽とロードバイクに乗っている白髪の紳士とすれ違うことがあります。今どき、元気にジョギングしている高齢者だって見るくらいですから、ヒザなどへの負担がより少ない自転車は、高齢だって充分乗れるはずです。
若い頃から、継続して自転車に乗っているという方も多いのだろうと思います。もちろん、50代や60代で始めても、決して遅くないのが自転車だと思います。子供の頃以来だったとしても、ちょっと足慣らしをすれば、すんなり入っていけるはずです。


高齢になっても元気に自転車に乗っている方は多いですが、逆に言うと自転車に乗っているからこそ、運動をしているからこそ、歳をとっても元気でいられるという面もあるに違いありません。実際、そういう方は大勢いると思います。
足腰を鍛えることは、健康を保つ上で重要です。また、認知症の予防にも有効と言われています。百歳でCMに出て有名になった、双子のおばあさん、きんさん・ぎんさんも、それ以前は認知症の症状が出ていた時期があったそうです。でも足を鍛えたことなどによって復活したと聞きます。
プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さんは70代でエベレストに登る凄い人ですが、そのお父さんの敬三さんも、百歳にしてモンブランからスキーで滑走する凄い人です。例としては特別すぎかもしれませんが、敬三さんも、若い頃から、ずっとスキーを続けてきたからこそ出来るという面があるのでしょう。
最近では、予防介護ということも言われるようになりました。町民に運動を推奨することによって、老人医療費を劇的に減らした町も話題になりました。今では多くの高齢者が運動をし始めています。寝たきりや認知症を減らし、周囲の介護負担を軽減するためにも重要です。
高齢になって、クルマの運転免許を返上した人が、自転車に乗り換えるという例も多いのではないでしょうか。歩いて行ける範囲に商店が減っているなどの場合、貴重な交通手段となる場合もあるでしょう。3輪の自転車の活躍の場も広がっていくのかも知れません。
先日、4メーターもあるニシキヘビの捕獲のことを書きましたが、その後も続出しています。こういう話題は、単独では話題になりませんが、一旦取り上げられると、俄然話題性が出てきますから、ある程度続きそうです。ボールパイソンにピラニア、サソリにイグアナに3匹の子ブタですか(笑)。セアカゴケグモもまた見つかりましたし、次はなんでしょう?
Posted by cycleroad at 08:00│
Comments(0)│
TrackBack(0)