日本は海に囲まれていますし、雨が多いので河川や湖沼も多い国です。
釣りをする人にとっては、いろいろなタイプの変化に富んだシチュエーションの釣りが楽しめるわけです。日本の釣り人口は1千万人を超え、最近また増えているそうです。秋のシーズンで、毎週のように出かけている方もあるでしょう。
私は、たまに釣り好きな友人に誘われて出かけることがあるくらいで、たいした道具も持っていませんし、あまり詳しくないのですが、その面白さはよくわかります。
ふだんせっかちな人でも、釣りだと不思議とじっくり粘り強かったりすることが多いのも面白いところです。ぼーっと出来ますし、ストレス解消にも持ってこいです。
海釣りから渓流釣りまで、いろいろな釣りがあります。岸から釣ったり、舟を使ったり、餌や仕掛けを工夫したり、釣れる場所の情報も収集しなければなりません。釣った魚も食べたり、放したり、魚拓をとるなど様々な楽しみ方もあります。
湖沼にボートを浮かべて、のんびり釣りをするも楽しいですが、釣れなければ面白くありません。そこで実際は、釣り方を工夫したり場所を変えたりすることになります。
でも不忍池(東京の上野公園の中にある池)くらいならともかく、湖ではかなり距離がありますので、ボートをこぐのも大変です。特に素人は、オールをこぐのも簡単ではなく、力ばかり入ってしまって、スムースに移動できません。
そこで活躍するのが、この
ペダルプロです。ペダルをこぐだけで推進力が得られます。これならボートをこぐ技量に関わらず、好きに移動できるというアイテムです。
当たり前ですが、脚の筋肉は腕の筋肉より断然強くて疲れにくいので、ペダルを漕いだ方が、より速くてラクに移動できます。もちろん、人力ですからクリーンで燃料やバッテリーも必要ありません。魚を驚かすエンジン音もモーターの匂いも無いと書いてあります。確かにその通りです。
ほかにもいろいろなメリットがあります。まず、簡単に取り付けることが可能で、輸送のために容易に抜くことも出来ます。
別のボートにも移し換えるのも簡単です。ボートの船体に穴をあけないので、水漏れの心配もありません。
座席とペダルの距離は足の長さによって調整できます。オールを漕ぐより疲れにくく、ペダルを漕ぎながら腕が自由になるのも大きな利点です。
ペダルを漕ぎながら写真も撮れますし、魚も釣れるし、ランチもとれます。もちろん、ライセンスも必要なければ、船舶検査も不要です。モータが許可されない湖でも使えます。なるほど、これはボートの初心者でなくても、釣りをしたい人には便利なアイテムと言えそうです。
残念ながら、日本で扱っているところは、まだ無いようです。自転車の機構でスクリューを回すなんて、誰でも考えつきますが、実際には人力の船外機なんて、ありそうでない商品かもしれません。こんなアイテムがあったら、釣りに限らず、たまには水上サイクリングなんてのもいいかもしれません。
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ハロウィーンで、JR大阪環状線を仮装をした外国人ら約450人が3両ほど占拠したようです。聞けば5年以上前から集団で同線に乗り込む騒ぎを起こしているとか。ホームでも騒ぐなどして電車は遅れ、周囲は迷惑したようです。お祭りとして定着するのはいいですし、仮装するのも面白そうですが、他人に迷惑をかけずに、もう少しみんなで楽しめる盛り上がり方が出てくるといいですね。
Posted by cycleroad at 07:00│
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