たまに校庭などで、子供が一輪車の練習をしている光景を見ることがあります。
さすがに子供は器用に乗りこなしています。以前から、一輪車は小学校の体育の授業に取り入れられたりしているようです。残念ながら、私は乗ったことがないのでわかりませんが、前後にもバランスを取る必要があるので、それほど簡単ではなさそうです。
乗ってみたい気もしますが、小学生のを借りて乗るにもサイズが違いますし、試す機会がありません。ほとんど子供用のものしか見たことはありませんが、実は車輪のサイズもいろいろあって、サーカスや、路上パフォーマーなど限られた人達以外でも、一輪車を愛好している大人達がいます。
自転車ではありませんが、自転車に近い乗り物として1輪車があります。小学校の授業で、以前から採用されているところがあるのも知っていましたが、それを除けば、あまり一般的とは言えません。日本一輪車協会というのもあって、大会なども開かれているようですが、あまりメジャーではありません。乗ったことがない人が、すぐ簡単に乗れるものでもなさそうです。
ところが、最近「マックスチャレンジャー(左の写真)」という商品が話題になっています。一輪車にハンドルがついて、ディスクブレーキがついています。よく見ると後ろに補助輪までついています。二輪車感覚で乗れる1輪車なのだそうです。練習用1輪車、または補助輪付き1輪車と言ってもいいでしょう。普通の1輪車でいきなり練習するよりは、ぐっと易しそうです。
確かにハンドルがあるのは乗りやすそうです。しかも補助輪があるので、誰でもチャレンジ出来ます。多くの人が子供の頃、はじめて自転車の練習をするとき、補助輪つき(
コマ付き)の自転車で練習したでしょうけど、一輪車に補助輪がついていてもいいわけです。ハンドルの向きが初級と上級に切り替えられて、最初は補助輪にも重心をかけて、慣れて来れば、ハンドルを前方向に倒すことによって、補助輪が浮いて一輪になるわけです。なるほど。
今まで、一般にはあまり馴染みのなかった一輪車ですが、こうした商品があれば、敷居が下がります。私は知りませんでしたが、テレビ番組でも紹介されたようです。実際に現物は、まだ見たことがありませんが、もともと公道では乗れないようなので、公園などに行けば乗っている人がいるのかも知れません。検索すると、けっこうページもあるようなので、今流行しつつあるのかも知れません。今後どうなるかわかりませんが、今まで見逃されていた分野の商品とは言えそうです。
ところで、全国どのくらいの数の小学校で、いつ頃から一輪車が授業に取り入れられているのでしょうか。子供の頃に乗れれば、大人になっても乗れるでしょうから、もしかしたら、すでに大人でも一輪車に乗れる人は増えてきているのかもしれません。近い将来、一輪車に乗れるのが当たり前になるのでしょうか。
昔に比べると、現代人の移動するスピードは上がってきていると言われます。今はほとんど見ることはありませんが、ひょっとすると、そのうち人々が普通に一輪車で行き交う光景が見られるようになるかもしれません。店の中や建物の中でも、速く移動するための手段として一輪車が普及するとか..。
想像すると笑えますが、全くないとも言い切れません。2輪以上しか乗ったことがない人も、今のうちに、これで練習しておく手はあるのかもしれません(笑)。
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今日はちょっと趣向を変えて1輪車の話題を取り上げてみました。でもこの練習用の1輪車、結局2輪車と言えば2輪車ですね。1.2くらいかな(笑)。
Posted by cycleroad at 17:00│
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