昨日取り上げた反射材は、言わば受身の存在です。光が当たらないと反射もしないので、場合によっては安全のために自ら光って、積極的にその存在を知らせることも重要になります。欲を言えば前照灯やテールライト以外に、横にも光る部分が欲しいところです。

そこでスポークを使って、タイヤ全面を光らせて目立たせるアイテムがこの、「
ホーキースポーク」です。自転車のフレームはどこをとっても細いので、大きな面積を光らせるのにはいいアイデアと言えるでしょう。走る観覧車とのサブネームもつけられています(笑)。確かに最近の都市部にある観覧車は、夜光るものも多いですから、似てなくもありません。
派手ですが、どうせ光るなら楽しい方がいいという感じでしょうか。もともとは、アメリカで人気になった製品です。私は、たまたま
アメリカのメーカーのサイトを見た事があって、実はかなり以前から知っていたのですが、最近は
日本でも簡単に手に入るようになっています。
もともと、買ったときから自転車のスポークに反射材がついていることも多いと思いますが、これを同じようにスポーク部分に付けて走ることにより、LEDの光による目の残像を利用して、いろいろな図柄や文字も映し出せます。自分で文字をプログラムすることも出来るので、好きなメッセージでアピールも出来ます。うまく使えば、
広告としても使える可能性があるので、メッセンジャー会社なんかにいいかもしれません。

夜間の交通事故防止の観点だけでなく、夜間走行が楽しくなる効果も期待できます。私も一度だけ夜間に見かけたことがあります。派手ですけど、意外と目立ちたがり屋とか、可笑しい印象は受けませんでした。
むしろ遊び心が感じられて楽しい感じでした。あっという間に通り過ぎますし、人によって感じ方も違うでしょうけど、そんなに恥かしい感じではありません。装着するのに勇気がいりそうというイメージもありますが、むしろ早く装着したもの勝ちかもしれませ(笑)。
最近、東京ミレナリオとか神戸ルミナリエなどが話題を集めています。クリスマスが終わったので、だいぶ少なくなったかもしれませんが、自宅の庭などにイルミネーションを飾る人も以前より増えているようです。そうした冬の風物詩や祝祭としてのイルミネーションもいいですが、夜間走行をよくする方は、安全も兼ねて、一人エレクトリカルパレードも楽しいかもしれません(笑)。
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お正月気分満開ですが、明日からもう仕事という方も多いでしょう。今年は休みの並びの関係で、2日が元旦の振替休日になっていますが、だいたい3が日は休みのところも多いでしょうから、意味がない気もします。正月3が日とも休日にして振替休日を作るべきとも思ってしまいます。元旦から働いている人もいるわけですから、あまり文句も言えませんが。
Posted by cycleroad at 15:00│
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