全く使わない人も多いと思いますが、自転車通勤されてる方など、装着派も少なくないようです。車道を走行していると、駐車車輌などを回避するため、場合によっては何度も後方確認が必要になります。首が痛くなることもありますから、確かに便利でしょう。乗る道や乗り方にもよりますが、どうしても死角が出来るので、安全のためには直接目視すべきとの意見もあります。人によって判断が分かれるところです。
自転車屋さんに行けば、自転車用のバックミラーもいろいろなタイプが売られています。特に説明の必要は無いかも知れませんが、上の左はフラットハンドルのバーエンドに取り付けるタイプです。上の右は、フラットハンドルにバーエンドとして取り付けて、必要な時にミラーを出したりたたんだり出来るというアイディア商品です。
左のはゴムバンドで取り付けるタイプで、おもにフレームのトップチューブやダウンチューブに取り付けたりすることが多いようです。(メーカー名や値段などはクリックすると書いてあります。)
以前取り上げた
リアビューヘルメットは現在製造中止になっているようなので、オーソドックスなバックミラーは、細かいデザインや取り付け方は別として、このようにハンドルやフレームに取り付けるのが普通だと思っていました。ショップに行ってもあまりバックミラーは注意して見ることが少ないので、私が知らなかっただけかもしれませんが、最近はヘルメットに取り付けるミラーも出てきているようです。
これならハンドルの外側につけるタイプと違って、すり抜けに邪魔になるようなこともなさそうです。使ったことがないので判りませんが、慣れれば便利そうに見えます。以前からあったのかも知れませんが、なるほど面白い工夫です。自転車に乗らない人が見たら笑ってしまうかも知れませんが、そんなに格好が悪いこともなさそうです。ただ、ヘルメットをかぶらない人は使えません。
さらにコンパクトに、メガネに取り付けるタイプまでありました。これなら、サングラスをかけさえすれば使えます。もちろん、ふだんからメガネを使用している人ならメガネでも可能です。角度や目との距離からすると、多少見にくいような気もしますが、ユニークな商品です。
左のタイプは、歯医者さんが使う歯の裏側を見るミラーにも似ています。もしかしたら歯の治療をしていて思いついたのかも知れません(笑)。探せば、いろいろあるものです。街で使っている人を見たことはありませんが、単に気づかなかっただけなのかもしれません。
右のタイプは、ちょっと工夫すれば耳に直接かけることも出来てしまいそうです。バックミラーは、自転車に取りつけてしまうと、当然ながら自転車に乗っている時しか使えませんが、これなら、自転車に乗っていない時、歩いている時でも使えそうです。
夜道を家に帰る途中、後ろから尾行されている気がするけど、怖くて振りかえれないという女性もいるでしょう。昼間にだって、後ろからバイクなどで引ったくりに遭うかもしれません。小学生が後ろから近寄って来たクルマに、いきなり連れ込まれるような事件も起きています。
歩道を歩いていたって、メール打ちながらの自転車に追突されることだってあります。銀行のATMでお金をおろす時に、背後を警戒することも出来ます。朝夕の満員電車で、痴漢を特定するのに使えます(笑)。考えてみると、これからの時代、歩いていてもバックミラーは必須なのかも知れません。
半分冗談もありますが、最近は物騒な事件も多いですから、あまりシャレになってないという話もあります。油断も隙もない時代になったということなのでしょうか。
Posted by cycleroad at 11:00│
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