昨日取り上げた雪道用自転車、
スノーローダーを教えて下さった、にゃごべぇさんは札幌在住の方ですが、冬の北海道で自転車を楽しむ人たちのサイトも幾つか教えて下さいました。そうした雪国の自転車乗りの方たちのサイトを見てみると、雪の積もらない地域の人々の知らない世界があることがわかります。ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、せっかくなので紹介してみたいと思います。

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北海道スパイク自転車普及狂会
私は、雪国で試しにママチャリに乗ってみて、これはダメだと思って30秒でやめた(笑)経験しかありませんので、雪の中を走るのは大変だろうなという感覚しかありませんでした。雪国の方は冬の間、自転車に乗らない人も多いと思います。乗りたくても冬の間は乗れなくて気の毒だなと思いきや、必ずしもそうではないようです。

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自転車通勤はじめたら
たしかに、寒いながらも雪の中を自転車通勤しているツワモノもいるとは聞いていました。MTBにスパイクタイヤを装着すれば、少なくとも圧雪路なら走れるでしょうから、サイクリングロードやクルマ通りの少ない道を走るのだろうと漠然と思っていました。ところが、普通の街中、しかも路肩が除雪された雪で埋まっている車道でも走行する方がいるようです。通勤などの用途以外でも、遊びで深雪の野山を走り回っている方もいます。

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ICE BIKE GOGO !
中には、雪の中で自転車に乗るのは、雪の無い時期よりも楽しく走れると言う方もいて、新鮮な驚きです。むしろマウンテンバイク本来の性能を存分に発揮した面白い走りが出来る季節と感じているそうです。もちろん、それなりの装備や機材の準備が必要ですし、無理な走り方をしなければという前提ですが、それでも慣れればかなり楽しめるようです。
グループや仲間同士でオフ会やツアーを企画するなど、冬山を走行している方たちもいて、雪の中で
MTBのクロスカントリー大会まで催されてます。男女ソロやチーム、初心者、ジュニア、キッズのクラスまであって、サイトには前回大会の写真も掲載されていますが、ずい分多くの方が参加されているようです。

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ウィンタークロスカントリー大会の様子
私もスキーはやりますので、圧雪のバーンとは違った深い雪の中を滑る楽しさは理解できます。それと似た感覚なのかなとイメージしますが、きっと土のダートコースなどとはまた違う面白さがあるのでしょう。私も北海道の親戚や友人宅などへ遊びに行った時にでも、機会をつくって、一度とりあえず乗ってみようと思います。MTBのスノークロスカントリー、ちょっと面白そうです。海外も含めてどのくらいの競技人口が存在するのか知りませんが、流行りつつあるのでしょうか。
ほとんどの人は、マウンテンバイクをウィンタースポーツとしては捉えてないと思いますが、意外に愛好者が増えていくかもしれません。夏と違って冬のオリンピックは、まだまだ種目数が少なくて、今回のトリノでもスピードスケートのチームパシュートとか、スノーボードクロスなどの新種目が出来ています。ゆくゆくは、スキーやスケート以外の種目として、スノーMTBなんて種目が出来たら面白そうです。
私が知らないだけで、まだいろんな世界があるのでしょうね。情報を下さったにゃごべぇさん、ありがとうございます。雪国の話題以外でも、こんな話があるよ、なんてのがありましたら大歓迎です。教えてやろうという方、コメント欄でもメールでも結構ですので、よろしくお願いします。
Posted by cycleroad at 10:00│
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