November 11, 2006

むしろ絶好のチャンスとして

先日、ペダルをこぎながらも頭の隅に引っ掛かっていたのは、少し前にテレビで見た視聴者アンケートの結果です。


番組で示された「日本も核武装を考えるべきと思うか」という質問に対して、「思う」と答えた視聴者が、なんと55パーセントに上ったのです。核武装の是非について議論すべき、と言うならわかります。そうではなく、核武装を検討すべきと考えている人がこれほど多いというのは正直ショックでした。

最近、政治家や閣僚の発言をきっかけに、核保有の「議論」の是非が話題になっていますが、調査などを見ると、議論まで禁じるのは言論の封殺だとする意見が過半数を占めているようです。私も基本的に、その点については同感です。

ただ、議論そのものの是非と公式の立場で発言することの是非を分けて考えないと、問題が複雑になってしまいます。発言した当人も、非核三原則の堅持は明言しているわけですから、わざわざ発言した意図とその責任をどう考えるかが問題で、議論の禁止ではないはずです。

議論することの是非については、あまり議論の余地がないでしょう。議論に反対する人が問題と感じるのは、むしろ与党の政調会長や現職の外務大臣が、ことさらこの問題に言及することなのであって、責任のある立場の人が発言することによって国際的に誤解を招くと危惧する気持ちは充分理解できます。

中川政調会長当然北朝鮮の核の脅威は深刻に捉えるべきですが、日本の政治に責任のある立場の人が、この種の発言を唐突に繰り返せば、確かに諸外国から不信感を持たれる可能性もあるでしょう。同じ与党内から批判が上がるのも当然と言えます。

実際には、核武装の是非そのものについても、あまり議論の余地がないと思います。先ほどのアンケートで核武装すべき理由として上がっていたのは、「自分の国は自分で守るべき」「核は大きな抑止力となるから」「北朝鮮の脅威があるから」「外交に有利になる」などでした。

北朝鮮が核武装するならという感情論、アメリカの意志は別としても、常識を外れた国に対し、本当にアメリカの核抑止力が機能するかという心配もあるのでしょう。中国やロシアといった核保有国に囲まれている潜在的危機感や不公平感、外交的な無力感もあるのかも知れません。気持ちは理解できます。

確かに技術的、経済的には保有も可能でしょう。ただ実際問題としては無理があります。私は軍事に詳しいわけではありませんが、必ず実験が必要とされています。日本のどこの市町村が核実験を受け入れるのでしょうか。北朝鮮ならいざ知らず、日本では極秘裏に進めるのも困難です。

本土から遠く離れた離島を考える人もいるでしょうが、アメリカやフランスがビキニ環礁やポリネシアで核実験をしていた時代とは違います。地下核実験でも環境への汚染は免れませんが、地上で実験を強行しようものなら、それこそ国際社会の反発は半端なものではないはずです。

仮に実験できたとしても、数発の配備なら、その場所が先制攻撃の標的になるだけです。現実的な抑止力とするには、多数に分散して配備する必要があるわけで、そんな多数の場所が日本に確保できるでしょうか。潜水艦発射のミサイルという手段もありますが、いずれ開発費もさることながら莫大な維持費がかかるのは明白です。

韓国なども黙っていないでしょうし、いわゆる核ドミノを引き起こして、世界中で核開発が始まる可能性もあります。今まで核廃絶の先頭に立ってきた日本が、核の拡散と、それに伴う管理不能状態という悪夢を引き起こしかねません。

科学者を含め多くの人が警告しているように、人類を何度でも滅亡させることが可能なほど核兵器が存在することそのものが異常な状態です。常態化によって麻痺している部分もありますが、子どもが爆弾を抱えているようなものです。いつ落としても不思議ではありません。本当なら一刻も早く廃絶すべきなわけです。

国家の戦略的な核兵器だけでなく、戦術核、いわゆる使える核兵器も開発されています。より現実的には、汚い核兵器として使うなら核物質自体がテロリストに渡り、放射性物質がバラ撒かれるだけでも深刻な事態です。核拡散の危惧が現実的な恐怖となるわけです。

麻生外務大臣もっとも、その前に日本が核武装を目指そうものなら、世界中の国が核燃料となる資源を売ってくれなくなるでしょう。つまり原子力発電所は停止です。当然国連の制裁も免れません。原油にしろ食料にしろ、全てを輸入に頼り、製品の輸出で成り立っている日本そのものが立ち行かなくなります。

日本の対外資産も凍結されるでしょうし、存亡の危機どころではありません。日本独自の核武装なら、日米安保も破棄されるでしょう。文字通り世界中を敵に回すことになります。とにかく、政治的にも軍事的にも、あるいは経済的にも割に合わないどころか、全くのナンセンスと言って差し支えないと思います。

でも、こんなことは少し考えればわかることです。つまり、あれだけの経験のある政治家があえて発言したのは、別の意図があってのことと思われます。普通に考えるなら、北朝鮮の核武装を許せば日本の核武装もありうるとのシグナルを関係諸国に送ることで、制裁の履行を促す意図だったのでしょうか。

日本の核武装がありうると諸外国に改めて認識させることに、政治的な意義があるかは議論の分かれるところかも知れません。私は、それすらマイナスだと考えます。最近世界で日本の好感度が高まっているのは、日本食や日本文化への関心もさることながら、平和的な姿勢こそ国としての信頼感につながっているはずです。

日本に対する好感度や信頼感は、軍事力とはまた違った形で、諸外国との関係や世界への影響力の元になるものです。もちろん経済的な効果も見逃せません。言論の自由を封殺すべきではありませんが、せっかくの日本の好イメージを崩す、その損失は小さくありません。

冒頭に書いたアンケート結果は深夜番組でしたので、若い人が大半を占めていたと思われます。しかし、深夜にそんな固い番組を見ていて、ある程度政治に関心があり、知識もあると思われる人の中での割合です。そのまま将来の世論になるとは言いませんが、不気味なほど大きな割合だと思います。

もちろん日本全体の世論調査なら違ってくるでしょう。しかし、今までタブーとなっていて議論にならなかったからこそ、若い世代を中心に、核武装の検討の余地ありと考える人が増えているのかも知れません。逆説的ですが、それを問題視するため、あえて発言したとするなら大いに意義があります。

私も戦争は全く知らない世代ですが、広島や長崎の記憶を持つ人であっても、頭から議論を否定するのではなく、むしろ多くの人に改めて納得させる意味でも議論は有意義と考えるべきではないでしょうか。唯一の被爆国だから、というだけでは響かない世代が増えていることに留意すべきです。

アンケートで、核武装すべきでないとした人は41%でしたが、その理由は「唯一の被爆国だから」「核を持っても何も変わらない」「非核三原則に反する」「日米同盟があるから」です。核を持つべきではない理由が本当に理解できているとは思えません。

安倍総理大臣むろん被爆の悲惨さを伝えることの重要性を否定するものではありません。ただ核アレルギー的に議論されて来なかったのも事実です。感情論や倫理観からだけでなく、政治的に「非核」がいかに重要で、また合理的か、何故日本の存亡に関わり、生活基盤を支えているのか、認識を新たにすべき時に来ているのかも知れません。

核保有の議論の是非を問題にするくらいなら、むしろ充分議論した上で、デメリットが大きすぎて保有はありえないとの国民的なコンセンサスを得て、それを明確に世界へ向けて発信したほうが、よっぽど建設的なのではないでしょうか。

発信しても、北朝鮮に効き目があるとは思えませんし、イラン国民にも響かないでしょう。しかし、北朝鮮やイランに続くかも知れない国、密かに考える国に対し「核兵器を持ってもいいことはないよ。」という見方を示すことは、必ずしも無駄とは限りません。

そうした国々に懸念を強める国際社会に対しても明確なメッセージになりますし、日本のイメージもアップするでしょう。外交的に有利だから核兵器を持つべきという意見がありましたが、核を持たないこと、それを貫くことこそ、かえって外交的な力となることが証明されるかも知れません。

さらには、現状を憂慮する国際社会が改めて核兵器の削減、核廃絶を目指す気運にまでつながれば言うことありません。日本は国連に、毎年核兵器廃絶を訴える決議を提出していますが、反対するのは、皮肉にもアメリカと北朝鮮などです。核廃絶イコール反米のようでもあります。

しかし、核武装が割に合わないとの認識が大勢となれば、イランや北朝鮮への対応に苦慮するアメリカをも結果として助けます。(ただ、そのためには制裁などで世界中が団結することが重要なわけで、そう単純なことではないことも確かですが..。)

いずれにせよ、今回の問題で諸外国の誤解を恐れるなら、議論の是非だけ論じて問題を拡大させるだけ不利です。むしろ議論するまでもなく、核武装がありえないことを確認し、逆に核廃絶を目指す日本の姿勢を鮮明にアピールするチャンスにすべきではないかと思うのです。



よく言われるように、我々は平和のありがたみを忘れがちです。でも世界の状況を見れば決して安泰であり続けられる保証はありません。私もふだんノー天気に、自転車がどうとか書いていますが、そんなレベルのことを言ってられない時代が来ないことを祈りたいものです。

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教基法 強行採決?【瀬戸智子の枕草子】at November 15, 2006 14:33
この記事へのコメント
はじめまして。
TBありがとうございました。
大変説得力のある記事で感銘しました。小生と基本的に同じご意見をお持ちと拝察します。核議論に賛成する方も反対する方も「核」に対する知識、洞察力は決して十分とはいえないと思います。
究極の目的、核廃絶に持っていくには日本が先頭に立つ心構えが必要だと思いますが、そのためには核保有国、あるいはそれを目指す国以上に核兵器・核戦略などについての研究を積んでないと、説得力がないと思います。
日本国民が、核抑止力や核の傘などが現実には無意味になっていることを知る上でも活発な議論が必要です。また議論し続けることで核武装への誘惑をけん制できると思います。
Posted by ましま at November 12, 2006 06:16
ましまさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
感銘とは恐縮です。核武装に関しても、また核武装の可能性をちらつかせることに関しても、いろいろな意見があって当然ですし、議論できることが健全な姿だと思います。
しかし、議論も時に熱くなって感情的になったり、自分の考え方こそ正しいとする押し付けになったりもしがちです。議論を戦わせることが目的になり、相手を非難することに終始するのでは実りのないものになってしまいます。
常に聞く耳を持てるよう心がけ、場合によっては謙虚に非を認めたり、意固地にならず意見を修正する柔軟な姿勢も大切だと思います。
議論によって対立を深めるのではなく、違う見方や考え方を知る一方で、より知見を深め、問題を掘り下げ、より良い解決策を探ることを目指したいものです。
いずれにせよ、進む方向を誤らないよう願いたいものですね。
Posted by cycleroad at November 12, 2006 12:43
TBありがとうございます

核武装の際の外交コストってのはつまりそういう事でしょうねぇ。
っていうか、核武装しなくても、日本の財政考えると軍拡競争に負けるのはミエミエ、ここが日本の弱点ですから如何に平和にするか、というのは国家の存亡がかかっているんですけど、その割りに右の人は喧嘩したがるし、左の人は理屈抜きに戦争反対だし。
困ったモンです。


Posted by 滑稽本 at November 12, 2006 14:15
滑稽本さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、歴史的経緯から国際情勢まで、現実問題を意識していない議論も多いようです。
感情的になる気持ちもわかりますし、そうした意見も勿論排除するつもりはありませんが、もう少し冷静に考えることも必要だと思いますね。
Posted by cycleroad at November 12, 2006 15:27
トラックバックを有り難うございました。

自転車、いいですね。
「サイクルロード 〜自転車という道」
共感します。

今後とも宜しくお願い致します。
Posted by 大滝三千夫 at November 12, 2006 18:00
TBありがとうございます。
>議論そのものの是非と公式の立場で発言することの是非
おっしゃるとおりでして、なぜこれが中川氏たちにはわからないのか、理解に苦しみますね。
我々がブログでいくら議論したって構わないですし、テレビなどで論者がやってもいい。ただ、政権の中枢に近い政治家が言うのはまた意味が違うだろう、という。
そういう感覚のない政治家が中枢にいる、というのが一番心配ですね。
Posted by 虎哲 at November 12, 2006 18:44
TBありがとうございました。VIVAと申します。

おっ、ましま先生、こちらにいらっしゃるとは、驚きました。

これからもよろしくお願いします。
Posted by VIVA at November 12, 2006 18:46
大滝三千夫さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
趣味の自転車とは直接関係のない話題なのですが、ここのところ自転車で走りながらも、気になって考えてしまっていたことなので、記事にしてみました。
こちらこそ、よろしくお願いします。
Posted by cycleroad at November 12, 2006 19:12
虎哲さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
政調会長の発言の責任については、与党からも問題にされるくらいですからね。おそらく、確信犯的な意図をもって発言しているのだと思いますが、確かにその意図は理解に苦しむ部分があります。
議論そのものの是非はともかく、何故発言を意図的に繰り返すのか、そのあたりの理由も含めて国民にわかりやすく説明すべきだと思いますし、またその責任があるのではないでしょうか。
Posted by cycleroad at November 12, 2006 19:25
VIVAさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
お知り合いでしたか。世間に何百万のブログがあるのか知りませんが、結構狭い世界なのかも知れませんね(笑)。
こちらこそ、よろしくお願いします。
Posted by cycleroad at November 12, 2006 19:27
こんにちは。いつも面白い自転車ネタを読ませて頂いてますm(__)m しかしまたコレは随分毛色が違う内容で(^^;

核武装の支持ですが、今回に限り年配の人の方が支持多いんじゃないかと感じます。と言うのも今回の相手は「朝鮮」。彼の国に対し差別意識のある人にとっては今回の件は「出し抜かれた」格好になってます。奴等が核武装して悔しい、だったら俺達も... という単純に感情的な核武装論者も多いのでは。
Posted by mal at November 13, 2006 18:28
malさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
いつも自転車の話題ばかりでは、ご覧になる方も飽きるかなと(笑)、たまにですが、目先を変えて自転車に乗りながら考えたことなどを記事にしてます。
ふだん私も自覚しているわけではありませんが、平和でこそ自転車にも乗っていられる、ということで..。
なるほど、深夜番組イコール若い世代と勝手に結び付けてしまいましたが、おっしゃるように、必ずしも年代によって単純に傾向づけられるとは限りませんね。思想とまでは言わないでも、確かに個人的な好き嫌いや感情的なものもありそうです。
Posted by cycleroad at November 13, 2006 22:56
 
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