January 10, 2007

ガラガラヘビがのたうち回る

犬や猫ばかりでなく、最近はウサギなどもペットとして人気があるのだそうです。


都会の住宅事情を反映して、マンションなどでも鳴き声や臭いなどのトラブルになりにくい点が人気の理由だそうです。同じ理由からヘビやトカゲなどの爬虫類を飼う人も増えており、時々逃げ出してニュースになったりしますが、エサの手間や散歩が不要など、一人暮らしでも飼いやすい点が背景にあるようです。

太古の昔、まだ恐竜が全盛だった頃には、人類は非力な小型の哺乳類に過ぎなかったわけですが、当時爬虫類に襲われて捕食されたり、命からがら逃げ回っていた記憶が遺伝子の中に残っているので、人間は本能的に爬虫類を嫌悪すると何かの本で読んだ記憶があります。

もっともらしい説ですが、こうした爬虫類人気を見ると怪しいものです。私の知人にも無類の爬虫類好きがいます。それも若い女性なのですが、爬虫類を嫌悪する遺伝子など、かけらも無いように見えます。私も最初は冗談かと思いましたが、ヘビやトカゲが大好きなのです。

ペットショップにいる綺麗な爬虫類でなくても、藪の中とか日陰の湿った暗がりにいる、いかにも気味の悪い蛇やトカゲでも、可愛いと言って平気で掴めるのには驚きます。気味が悪いどころか、心底好きなようです。ここまで極端でなくても、ブームになるくらいですから、好きな人は意外に多いのかも知れません。

生きているとダメだけど、死んだワニの革なら大好きな女性は大勢いますし(笑)、ヘビや爬虫類を連想させる柄が好きな人もいるでしょう。アメリカでも、そんな柄をクールだと考える人が少なくないのかなと思わせるのが、SweetskinZ社の自転車タイヤです(リンク先は全て音が出ますのでボリュームに注意)。

日本でも、最近自転車にカラーのラインが入ったタイヤを履かせている人を見ることがあります。26インチや700Cなどサイズもありますし、スポーツ系の自転車だって、必ずしも黒である必要はないわけです。そして色が自由に選べるのなら、柄があってもいいはずです。

SweetskinZSweetskinZ

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SweetskinZ社のタイヤは、自転車タイヤに革命をもたらすとのコンセプトのもと、デザインだけでなく重さや接地パターンなどの機能も追及しているそうです。ただ、このヘビに似た柄、正確に言うとヒシモンガラガラヘビだそうですが、スネークバイト(リム打ちパンク)が起きにくいワケではないようです(笑)。

炎やストロボなど、斬新なデザインもユニークですが、夜は光を反射してサイクリストの安全性を高めるよう工夫されているのです。もちろんBMX用やマウンテンバイク用だけでなく、ロード用の700Cなどのサイズもあります。

SweetskinZSweetskinZ

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SweetskinZちなみに、夜反射するフルカラーグラフィックスパターンのタイヤというのは世界初だそうですが、SweetskinZ社では、今後も自転車やサイクリングを定義し直すような、大胆なアイディアと斬新なデザインや機能の製品を展開する予定で、タイヤはその始まりだとしています。

輸入された爬虫類が逃げたり、手に負えなくなって棄てる人も後を絶たず、外来種が日本に定着して生態系を乱すなどの問題が各地で起こっています。ヘビやトカゲは問題ですが、こんなタイヤなら輸入されて定着してもよさそうです。



人々が癒しを求めているのかどうか知りませんが、ペットブームは、もはや社会現象ですね。ペット関連市場も拡大して、ペットが飼えるマンションからペットと入れるレストラン、さらにはペット用ダイエット食品など、少し前なら笑い話のような製品やサービスも少なくありません。日本は少子化が進んでいるわけですが、「うちの子」は確実に増えているのかも知れません(笑)。

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