October 22, 2008

単なる自転車ブームにしない

趣味で自転車を楽しむ人が増えています。


平日、通勤などに最寄り駅まで自転車を使う人は今までも多かったわけですが、たとえば休日に都心などへ出かけてみても、少し前より確実に自転車を楽しむ人が増えている気がします。私が目にする光景は、全体のごくごく一部に過ぎないわけですが、この傾向は多くのメディアでも取り上げられています。

自転車雑誌など以外の、一般のメディアでも自転車の記事を目にすることが増えています。自転車ブームを反映して、あるいは人々の関心度アップを受けて、特集などが組まれることも多くなっています。いくつか最近のものをピックアップして、リンクしてみます。


多摩川サイクリングロード【ペダルを踏んで 自転車入門】(上)多彩な乗り方 仲間と共に「風を切る」

自転車の人気が高まっている。「ちょっと駅まで」という“ちょい乗り”にとどまらず、軽量で剛性が高いスポーツモデルのロードレーサーで風を切る本格派や、都会の通勤に利用する「ツーキニスト」まで、マニア以外にも多彩な乗り方が広まってきた。ガソリン高騰などを背景に、環境に優しい乗り物として見直されるようになったほか、健康意識の高まりも一因のようだ。熱い「自転車乗り」たちに会った。(続き)(2008.10.21 産経新聞)




別府匠選手自転車の王子・別府匠さん特集! サイクリングでスリムになろう

バナナダイエットはもう古い?! 本っ気で確実に痩せるなら、自転車でGO!ですよ!!!!!

いきなりですみません、大変お久しぶりの(央)です。実は私、このごぶさたの間に、ジャーン!7キロも痩せたんですっ!…大体2か月と2週間くらい、オイシイものや甘いもの、夜食も食べて超〜楽しい思いだけして! そんな夢みたいなことを実現させてくれたのが自転車、サイクリングなんです! 本当に自転車は素晴らしいスポーツです。

漫画、映画、小説の題材になり、また手軽なフィットネス、おしゃれな移動ツールとして今、着実に「キて」いる自転車ブーム。きょう10/22の水曜読売夕刊popstyle見開き特集「ALL ABOUT」には、自転車の魅力をた〜っぷり伝えていただくべく、超イケメンのロードレーサー(長距離自転車競技選手)、人呼んで“自転車の国の王子様”こと別府匠選手にご登場いただきました!!!! (続き)(2008.10.22 読売新聞)


ご存じ、自転車ツーキニストの疋田智氏も連載記事を書いています。


自転車ツーキニスト・疋田智氏第7回 雨の日の自転車通勤対処法とは?

さて、一番困ってしまうのが雨、でもね

自転車の“苦手科目”といえば1番先に指を屈するのが、どうしてもコレだろう。雨。2番目が上り坂かな。だけど、上り坂には、それなりの対処法があるのに比べると、雨はね。どうにも対処に困るのだ。例えば毎朝の通勤。空を見ると雨だ。街を行く人も傘を差している。その場合、どうするか。

それでも自転車で行く?うーん、そうか……。でも、私としてはオススメではないなあ。雨の日には、極力自転車に乗らない。これは大げさに言えば、自転車ツーキニストの心得の1つだ。何となれば無理は禁物だからだ。雨なら黙って電車でGO。地方に住んでいる人ならば、クルマでGOという人も多いだろう。大丈夫、雨の日ならばエコの神様もきっと見逃してくれます。何より雨の日の自転車は危険が多いから。

無理をすると自転車通勤は続かない。そしてそれ以上に、なるだけ危険を回避すること。これこそは、自転車ツーキニストの唯一とも言える義務なのである。往復20km超の自転車ツーキニスト歴10年。それでもなかなか雨の日には慣れないものなのだ。(続き)(2008.10.17 日経トレンディネット)


タレントのリサ・ステッグマイヤーさんも自転車好きとして有名で、自転車雑誌などにもよく登場します。


金融危機と自転車第79回 金融危機と自転車

今回はちょっと趣向を変えて、地球を襲っている金融危機と自転車の密接な関わりについて考察してみましょう。

低所得者向け住宅ローン、すなわちサブプライムローンの問題が発覚して以来、アメリカ発の金融危機が世界経済を襲っています。今考えれば、サブプライムの以前からも原油高や小麦などの食料品の高騰と言った経済危機の兆候は見えていたように思います。さらに深く考えてみるとちょっと前から日本国内で大きな問題となっている格差の問題、これも一つの経済危機とも言えるでしょう。(続き)(2008.10.16 日経トレンディネット)


こうした傾向を受けて、当然ながら企業も反応し始めています。


ドゥ・ペダーレアパレルブランド続々参入 自転車ウエア、おしゃれに走る

「スポーツ自転車に乗っていても、休憩はおしゃれなカフェで」−。 そんな自転車愛好家のニーズに応えるため、ファッション性に優れたアパレルを取り扱う店舗が、都内で相次いで誕生している。

◆脱・体育会系

三栄コーポレーション(東京都台東区)は、“おしゃれに自転車を楽しむ”をテーマとして掲げた、アパレルと雑貨などを販売する専門店「doux pedale(ドゥ・ペダーレ)」を渋谷区にオープンした。 スポーツ自転車用のウエアといえば、競輪選手が身につけているような、空気抵抗が少なくなるピチピチのシャツとパンツを連想しがち。

しかし、同店舗で取り扱うのは、街中のカフェやレストランにも気軽に入ることができる、ファッション性の高い自転車ウエア。スポーツ自転車の先進国として知られている、欧州メーカーの商品を中心に輸入販売する。競輪選手のような格好をして、「1日の走行距離の目標は150キロ」と全身汗まみれになって走り込む、体育会系の愛好家とは正反対のイメージだ。

ウエアは一見すると通常の衣服と変わらないが、高い機能性も兼ね備えている。具体的には乗車時の前傾姿勢でも背中が出ないように、背面の生地を長くしているほか、汗の乾きが早い高機能素材を使用するなど、細部にわたって作りこんだ商品を販売する。 おしゃれな自転車愛好家に訴求し、「初年度1億円の売上高を目指し、新たな収益の柱に育てる」(河野雄・経営企画室長代理)と意気込む。

丸井グループも、おしゃれな自転車愛好家向けのアパレルブランド「rotator(ローテイト)」を立ち上げ、北千住店(足立区)と有楽町店(千代田区)にそれぞれ店舗を開設した。今後の売れ行き次第では多店舗展開もありそうだ。

◆健康ブーム背景

自転車愛好家向けのアパレル市場を取り巻く環境は良好。昨今の健康ブームを背景としてダイエット効果の高さなどが改めて注目され、スポーツ自転車の売れ行きが好調に推移しているためだ。さらに、「ガソリン価格の高騰で自動車から自転車に乗り換える動きも見られる」(自転車産業振興協会)といったように、特に今年に入って追い風が強くなっている。 自転車そのものの販売だけでなく、関連商品の売れ行きについても、右肩上がりの伸びが期待できそうだ。(2008.10.07 フジサンケイビジネスi)




名鉄百貨店快走“オンリーワン自転車” 名鉄百貨店でサイクルフェア

自分流の自転車で快走して−。名鉄百貨店ヤング館6階(名古屋市中村区)で、世界のスポーツサイクルを集めたフェアが行われている。健康志向やガソリン高騰を受けて人気の自転車。売り場では整備士がサドルやハンドルなどを替える「カスタマイズコーナー」もあり、注目を集めている。28日まで。

 ドイツやイタリアなど各国の自転車約40台を展示即売。車道用のロードレーサーや初心者でも乗りやすいクロスバイクなどが並ぶ。価格は4万2000−40万円。

 売り場を担当する整備士の後藤康之さん(51)によると、昨冬ごろから30−40代の男性を中心に、通勤用や余暇用で購入する人が目立つという。カスタマイズコーナーでは利用者の体格や好みに合わせて部品を替え、フレームの色やサイズが選べる。後藤さんは「自転車の専門店は敷居が高いという方に来店してもらいたい」と呼び掛けている。(2008.10.17 中日新聞)


各地で自転車ブームに注目し、観光客の誘致や地域振興に利用しようという動きも盛んです。


自転車ワールドフェスタ2008自転車の楽しさに触れる/高松でフェスタ開幕

自転車の魅力をアピールする「サイクルタウン香川 自転車ワールドフェスタ2008」(同実行委主催)が11日、香川県高松市のサンポート高松周辺で開幕した。自転車の上で華麗な技を決める競技「サイクルフィギュア」の披露や自転車を生かしたまちづくりについて話し合うフォーラムなど初日から多彩なイベントを展開。大勢の家族連れが訪れ、身近な乗り物の楽しさに触れた。13日まで。

フェスタは全国屈指の自転車保有率を誇る香川の地域性を生かそうと毎年開いており、運転マナーの向上や環境負荷軽減に向けたさらなる利用増が狙い。3回目となる今年はマナー教室や自転車の試乗、競輪選手との交流なども行われる。(続き)(2008.10.11 四国新聞)




ジャパンカップ『競技と地域を活性化』 宇都宮にプロ自転車ロードレースチーム

アジア最高峰の自転車ロードレース「ジャパンカップ」の舞台である宇都宮市に、プロのロードレースチームが誕生する。国内初の「地域密着型のプロチーム」を掲げ、競技の普及と自転車を切り口にした地域おこしを目指す。(中略)

自転車ロードレースは、欧州ではサッカーに次いで人気が高く、最高峰の「ツール・ド・フランス」は毎年、世界で十億人がテレビ観戦するという。日本でも二百十七チーム約千八百人が実業団に所属するが「競技としてはまだマイナーの域を出ない」(続き)(2008.10.22 東京新聞)




冊子:秋の行楽、自転車で! 初級〜上級、40コース掲載−−県が作製 /群馬

◇ボランティアグループが協力 自然や名所旧跡盛り込む

県はこのほど、ボランティアグループ「サイクルツアー応援隊」と協力して、県内のサイクリングコース40カ所をまとめた冊子を作製した。「ママチャリ」でもOKのファミリー・初級者コースから、ちょっとハードな上級者コースまで、レベルもさまざま。秋は行楽にも絶好の季節。県内各地の自然や名所旧跡を、自転車に乗って訪ねてみてはいかが。(続き)(2008.10.13 毎日新聞)




やさい村のらくがきマップ石神井の野菜直売自転車でぐるり

公社職員ら取材、地図作成

都立石神井公園周辺のサイクリングコースや農産物直売所などをまとめた「やさい村のらくがきマップ」(上石神井編と下石神井編)を練馬区都市整備公社が作り、無料で配布を始めた。スタッフが農産物直売所を一軒一軒回り、農家の人たちの自慢の野菜や農業への思いを聞き出した力作だ。

マップは、西武池袋線石神井公園駅前や西武新宿線上石神井駅前などでレンタサイクル事業を行う同公社が、自転車で公園周辺を散策してもらう際の案内として作った。公社スタッフや区民有志が8月に取材開始。おもては上石神井、下石神井の両編共通で、自然の景観が残る道や、車が混雑する道、坂道といったサイクリング情報。裏面はイラストを交え、直売所を巡る物語に仕上げた。農家の人から本音を引き出そうと、5回以上通ったところもあるという。

練馬区は江戸時代に農村として発展し、今も農家数、農地面積は23区で1位。同公社でマップ作りを担当した飯田智子さんは「新鮮な野菜を買いつつ、新しい石神井を発見してくれれば」と話す。A3判だが、縦15センチ、横7センチのポケットサイズに折り畳める。上石神井編、下石神井編を1万3000部ずつ作り、区観光案内所や地元商店会、区役所本庁舎などで配布。同公社(電)3993・8011。(2008.10.13 読売新聞)


私も、たまに郊外の直売所などまで自転車を走らせ、野菜を買ってきたりします。東京都内や近郊でも、案外探せばあるものです。こうした自転車での散策用の地図を作成し、観光客や買い物客を誘致するのは、もはや定石とも言える手法かもしれません。

自転車の利用増加を受けて、自治体もインフラの整備などを進めているのは、これまでも何度か取り上げました。


雄三通り雄三通り 風景一変 茅ケ崎・一方通行実験スタート

JR茅ケ崎駅から南へ延びるメーンストリート「雄三通り」を南への一方通行にする社会実験が十六日、始まった。車両の流れを制限して歩道と自転車通行帯を設ける、メーン通りとしては全国初の試み。歩行者から歓迎の声が上がる一方で、客足への影響を懸念する店舗もあった。(続き)(2008.10.17 東京新聞)




分離された歩道自転車と歩行者を分離 福山で社会実験

近年、増加傾向にある自転車と歩行者の接触事故を防ごうと、国土交通省福山河川国道事務所が福山市中心部の国道2号沿いの歩道で、自転車専用道を設けるために社会実験を続けている。路面への表示や柵(さく)などで自転車道と歩行者道を分ける3パターンの効果を24日まで検証。通勤や通学客のアンケートを基に、年度内には最適な方法で自転車道を整備する方針だ。(中略

同事務所によると、自転車と歩行者の接触事故は06年に全国で2767件に上り、96年の582件の5倍近くに達した。同事務所道路管理課の福井雄二課長は「高齢化などの影響で、お年寄りの歩行者と自転車が接触する事故が増えたと考えられる。実験を通して交通マナーの向上も呼びかけたい」としている。(2008.10.22 朝日新聞)


こうした傾向は、日本だけに留まりません。


シドニー・ハーバーブリッジ「自転車通勤の日」、オーストラリアで開催

オーストラリアで15日、自転車通勤を推進する「ライド・トゥー・ワーク・デー」のイベントが行われ、シドニーでは多数の通勤者がハーバーブリッジを自転車で渡る姿が見られた。この日に自転車で通勤した人には無料で朝食が振る舞われた。(2008.10.20 ロイター)




台北の自転車用道路台湾で自転車が人気、ジャイアントは売上3割増

大手自転車メーカー、ジャイアント(Giant)は、8月の売上が前年同月比27%増の39億1000万台湾ドル(約123億円)、9月が同35%増の41億2000万台湾ドル(約129億円)だったと発表した。同社は旺盛な需要に対応するため連日操業時間を延長して生産しており、2008年の売上は少なくとも25%増の400億台湾ドル(約1250億円)になると見込んでいる。(2008.10.15 AFP)




ソウル自転車通勤ソウル、「自転車通勤」が可能に

呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は21日「ソウル市内にある17の幹線道路に、2012年までに207キロメートルの自転車専用道路を作る」とし、自転車利用活性化総合策を発表した。 呉市長は「ソウル市の計画は、自転車を利用し都心に通勤できるようにすることだ」とした上で「自動車だけを主な通勤手段とする都市は、気候の変化と交通渋滞に效果的に対応できない」と説明した。

ソウル市によると▽清渓−千戸(チョンンゲ−チョンホ、09年)▽市庁−始興(シフン、2010年)▽市庁−木洞(モクトン、2011年)▽世宗路−鷹岩(セジョンノ−ウンアム、2012年)の4区間にわたり、都心と郊外を結ぶ自転車専用道路(70キロ)を造成する。▽道谷−三成(トゴク−サムソン、09年)▽テヘラン−千戸▽永東−島山(ヨンドン−ドサン、2010年)▽水色−竜山(スセク−ヨンサン、2011年)−−など副都心を、東西または南北に結ぶ自転車専用道路(13軸・137キロ)も新設する。

ソウル市は、幹線道路の外側にある1車線を減らし、自転車専用道路を確保するとしている。車道−自転車道路−歩道の間には境界線やフェンスを設ける。景福宮(キョンボックン)付近〜栗谷路(ユルゴクロ)〜昌慶宮路(チャンギョングンノ)〜大学路(テハンロ)を結ぶ7キロの区間にも「自転車の都心循環路線網」を来年から2011年まで導入する。

また市は、自転車の需要が多い12地域を「自転車に配慮したタウン」に造成、自転車専用道路と駐車施設を確保することにしている。自転車利用者の地下鉄への乗り換えを助ける施設も増やす。地下鉄の16駅にコインロッカーとシャワー室を備えた自転車駐車専用のビル(300台以上の規模)が設けられる。盗難を防ぐための密閉型の自転車保管施設を駅舎内部と外側に設置する。漢江(ハンガン)と幹線道路を自転車で結ぶために、漢江沿いの19区域に自転車のエレベーターまたは傾斜道路を作る。 (2008.10.22 韓国中央日報)


オーストラリアや台湾、韓国だけでなく、世界的な流れとして自転車の活用が広がっています。日本での自転車ブームも世界の流れに沿うもので、近年の環境問題への関心の高まり、あるいは健康への懸念も手伝って、ある意味必然の部分があるように思います。

乗ってみたら快適で楽しいし、環境への負荷を考えれば、自転車で済む移動は自転車でいいじゃないかと人々が考え始めるのも自然な流れでしょう。いずれにせよ、ブームの影響がさまざまに広がり、インフラの整備を促すに至って、もはや一過性のものではなくなりつつあります。

日常的に自転車を活用する人は増えていくでしょうし、着実に定着していくことでしょう。もちろん、ブームが去って自転車に乗らなくなる人もあるでしょうが、今よりもっと自転車を活用しようという社会的なコンセンサスは、不可逆的なものになっていくに違いありません。

人々が自転車に乗らないことで有名な韓国・ソウルでさえ、本格的な自転車政策が採られ始めています。むしろ、日本は遅れているのかも知れません。地球温暖化対策から言っても、もっと根本的な部分、都市計画や交通政策から自転車の活用を推進することが求められています。

自転車ブームは、それに伴って事故や迷惑駐輪などの問題、インフラ整備などへも人々の関心を高めています。見方によっては、人々の関心や認識が高まり、自転車の活用を推進する環境が整いつつあるとも言えます。今こそ、本格的な自転車政策を検討すべき時なのではないでしょうか。



原油価格が下がってガソリンなどが安くなり、電気やガスの値上げ幅の圧縮は家計に明るいニュースですが、ニューヨークダウも続落しているのは不安な部分ですね。景気や信用収縮で、私たちの身の回りにもジワリジワリと影響が出てきそうです。

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