せっかくですので、今回は堅い話を抜きにして、世界のクリスマスの報道写真などの中から自転車(バイク)のある風景をピックアップしてみました。冒頭の写真は、カリフォルニアのrichardmasonerさんの“
Bicycle Christmas lights”です。この時期、テールライトを増やして緑色なども入れてみると、クリスマスの雰囲気満点です。
今年は北京オリンピックがあったわけですが、メインスタジアムとしておなじみになった通称「鳥の巣」の前にもクリスマスツリーが登場しています。
こちらはエルサレム旧市街の入口でツリーにするモミの木を運ぶ男性です。ユダヤ教・イスラム教・キリスト教、それぞれの聖地でもあるエルサレムでのクリスマスは、きっと他の場所とは違うものなのでしょう。
日本のクリスマスはアメリカの影響を強く受けていますが、例えばイタリアでプレゼントを運ぶのは、サンタではなく魔女だと言いますし、国によってもその雰囲気は大いに違うようです。暑いインド中部のボパールでは、サンタクロースが水上バイクに乗って登場しても違和感はないのでしょう。
こちらロンドンの街角のサンタは、キックスケーターです。
インドネシアのジャカルタにある水族館、しかもサメの水槽に潜っているのはサンタのコスチュームをまとったダイバーです。ただ、なぜサメのいる水中で自転車に乗っているのかは不明です(笑)。
私も今年ベトナムへ行って、そのオートバイの多さには圧倒されました(下の関連記事参照)が、ベトナムのサンタならオートバイで移動するのが、むしろ自然です。当然、少年は自転車になります。
韓国でも郵便配達人が配達用のオートバイに乗っています。恵まれない子供たちへのプレゼントを届けたりもするそうです。ちなみに韓国は、クリスマスを祭日としている東アジアで唯一の国と言います。日本でも、これだけクリスマスが広く定着しているのですから、休日にしてもよさそうなものです。
25日が休みになれば、天皇誕生日との間に挟まれた24日も、祝日法の規定で休みになるので3連休です。クリスマスが休みの国は多いですし、この時期に連休があったら何かと助かる気もしますが、特定の宗教上の行事を祝日にするのは政教分離の原則から難しいようです。話がそれました。
郵便配達と言えば、ドイツの郵便配達もサンタの格好で自転車に乗っています。ベルリンの北にあるHimmelpfort郵便局には、世界中からサンタ宛ての手紙が届くそうです。
フランスのストラスブールの街角のサンタは、サンタの格好での何かの仕事の帰りなのかも知れません。
同じフランスでも、こちらのサンタは、トナカイではなく女性のこぐベロタクシーで出勤でしょうか。
よく、どうやってサンタクロースが一人で世界中の子供にプレゼントを届けられるのかという、小さな子供の素朴な疑問があります。考えてみれば、この時期、一人どころか世界中で無数のサンタクロースが子供に夢を与えるべく奮闘しているのかも知れません。
日本のクリスマスシーズンは世界で最も早い、つまり長いと言います。店先などで延々と2か月もクリスマスソングを聞かせられている人にしてみれば、やっとクリスマスという感じかも知れません(笑)。皆さん、よいクリスマスを。
メリークリスマス!
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クリスマス気分を盛り上げる
クリスマスに欠かせないものの一つに、イルミネーションがある。
自転車好きな人への贈りもの
探してみると、自転車に乗ったサンタクロースなどもよく見かける。
時代を飛び越えられる可能性
ベトナムへ行ってみると、オートバイのあまりの多さに圧倒される。
Posted by cycleroad at 23:30│
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