February 21, 2011

自転車の楽しみ方もいろいろ

私の友人にも、少し前にブームで自転車に乗り始めた人がいます。


鵯越の逆落とし一時期、かなりハマって毎週のように走り回っていると聞いていたのですが、先日、久しぶりに会ったら、最近は全然乗らなくなってしまったと言っていました。典型的な、熱しやすく冷めやすいタイプのようです(笑)。今は、全く別の趣味に没頭していると言います。

自転車好きの人の中にも、友人とツーリングなどで楽しむ人、自転車通勤を始める人、チームに入ってレースを目指して練習する人、輪行して各地を旅行する人など、いろいろなタイプの人、あるいは楽しみ方があると思います。食べ歩きや写真など、別の趣味と組み合わせる人も多いでしょう。

ピスト自転車の持つ魅力は一つではありません。自転車の楽しさや手軽さ、自由度、スピード感、あるいはのんびり感、身体を使う喜び、達成感、競技性、エコロジーさ、多様性、親近感、爽快感、そのほか、さまざまな面が気に入ったり、フィーリングが合って好きになるのだと思います。

でも、日常の移動手段、あるいはライフスタイルとして定着する人もいれば、単なる流行として一時の関心に留まる人もあるでしょう。人それぞれなので、そのことについて、とやかく言うつもりはありません。ただ、せっかく興味を持ったのに、自転車の魅力の一部を知っただけでやめてしまうのは、少し残念な気がします。

ツアー・オブ・ジャパン家の近所や最寄りのサイクリングロードを走るばかりで、いつの間にか飽きて熱を失ってしまう人も少なくないのでしょう。周囲の環境や一緒に楽しむ人との関係、きっかけや巡り合わせもあって、仕方がないことだと思います。ただ、自転車の趣味なんて所詮この程度、などと思いこんでしまわないでほしいものです。

と言うことで、今回は、ちょっと日常とは離れた自転車の世界を集めてみました。自転車を楽しむフィールドは、道路だけとは限りません。自転車そのものについても、いろいろなタイプがありますし、自転車を使ったスポーツにも、いろいろな種類があります。



こんな小さなパンクで盛り上がる競技があるとは知りませんでした。



船上をステージにして、陸上から観戦するとは面白いスタイルです。



もちろんマウンテンバイクに乗ったり、ダウンヒルをしている人もあると思いますが、すごいコースもあるものです。ライダー目線もあります。



こちらは、また別の場所です。こんなテクニックがあったら、どこでも走れて楽しいかも知れません。



どこでも走れるとは言っても、地面の状態にもよります。オフロードの中でも例えば砂浜など、マウンテンバイクでも走行しにくい場所はあります。しかし、この自転車なら関係ありません。いろいろな自転車があるものです。この自転車は、冒険家による南極大陸横断にも使われました。



マウンテンバイクで、スピードに挑戦する人もいます。



こちらは雪の上です。



記録に挑戦といっても、スピードばかりではありません。



実用性はともかく、長さ世界一のようです。自転車に改造を加えて楽しむ人も多いですが、どういう意味があるのか(笑)、ジェットエンジンを載せてしまう人までいます。



良い子は決してマネをしないでください。



火の次は水です。息さえ出来れば、どんなところでも自転車に乗れます。



確かに、水の中で自転車に乗ったっていいわけです。泳いだほうが、よっぽど速いとは思いますが..(笑)。



水中での自転車レースが、果たして面白いのかは微妙なところのようです。



自転車で水に飛び込むなんて、意表をつかれますが、これは、けっこう爽快感があって楽しいかも知れません。錆びるから自転車を水にぬらさないなんて常識は捨てるところから、新しい世界が広がるのかも知れません。スローモーション版はこちら。



このほかにも、世界には、ちょっと普通にはない自由な発想で自転車を楽しんでいる人達がいます。家の近所をサイクリングするだけが自転車の楽しみではありません。くだんの友人に、こんな乗り方を勧めようとは思いませんが、また何か別の楽しみ方に出会った時には、再び始めてほしいと思っています。





強権的なカダフィ大佐が独裁するリビアで、これだけデモが広がるとは驚きます。今後中東にどれだけ広がっていくのかも含め、情勢が気になります。

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この記事へのコメント
なんと、いろいろな自転車の楽しみ方があるんですね。
僕は中年で自転車を始めました。
未だに、サイコンは買っていません。
走行距離や時間を競うのはあまり好きじゃないので。
でも、このブログを覗くたびに新しい事に挑戦したい衝動に駆られます。
いつかはサイコンを買う日が・・・。
Posted by 二浪独河 at February 22, 2011 11:49
はじめまして。毎回記事を楽しみに拝見しております。

自転車をやめて、しばらく頭を冷やす事は時としていい事もあると思います。私がいい例です。
私は高校・大学と自転車競技(ピスト・ロード)をしてましたが、その後、生活環境の変化や
別の趣味に没頭するようになり自然と乗らなくなりました。

それから約8年後、健康を意識する様になり、自転車で運動する事を決意しました。その際に、
無理をしない為あえてママチャリを用いました。挫折しても無駄にはなりませんし。(笑)
これが高をそうして自然とLSDにつながって、体力が無理なく向上し今では現役並みになりました。
自転車イジリにも変化が生じ、現役当時ロード絶対主義だったのが、しばらくのブランクで
すっかり頭が冷えて、教科書がないママチャリ改造に面白さを感じ、分解のめんどくささも
楽しさに変わっています。

私の場合は特殊ですが(笑)、頭を冷やす事で広い目で自転車の世界を見られるようになり、
流行に流されない自分だけの自転車ライフを見つけられるのではないでしょうか。

追伸 辰巳出版の「自転車日和」19号の読者ページに私の事が載っていますので、都合が良ければ
ご覧ください。内容は、ここに書きこんだ事と変わりませんが。
Posted by Yoshi-P at February 23, 2011 04:06
こんにちはメリダ(クロスバイク)をママチャリ仕様にして自分だけの楽しみ方を満喫しているトンサンです。
(*^ω^*)ポリポリ
今は「ハブダイナモで充電しながら使うライト」の実験中です。
http://blog.goo.ne.jp/tonsan2/e/5f298151c50b8862df2c5a8d03e66c79
同じことをしているサイトを探しましたが、見つかりません。
近いことをやられているライトスタッフの方はいらっしゃいましたが。
http://www.soaring.co.jp/rwstuff/070515.htm
この方以外の人をご存知でしたら教えてください。
Posted by トンサン at February 23, 2011 07:54
二浪独河さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ひとくちに自転車と言っても幅が広いですよね。ここに挙げた中には、かなり特殊なものもありますが..。
確かに、サイコンを取り付けると、どうしても速度とか距離が気になってしまいますから、あえて付けないという選択肢はありますね。
例えばロードだけだった人が、マウンテンバイクでオフロードを走ってみるだけでも新鮮だと思います。
スピードや距離を競う以外にも、自転車の趣味は幅が広く、奥も深いですから、いろいろ挑戦する余地はありそうですね。
Posted by cycleroad at February 23, 2011 22:35
Yoshi-Pさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
自転車に乗らなくなる、自転車から離れることが悪いと言うわけではありません。誰でも飽きればやめるでしょうし、しばらく封印するのもいいでしょう。
私も過去にブランクがあります。そのこと自体は悪くないと思います。イヤイヤ乗る必要はありません。
ただ、この友人に関しては、あまりに短く、よく知らないうちに乗らなくなってしまったようなので、多少残念に感じたというところです。
おっしゃるように、しばらく冷却期間を置くことで、別の見方が出来たり、客観視できたりすることもあるでしょうね。
飽きて封印しても、また乗りたくなることあるでしょうし、乗りたい時に乗ればいいと思います。趣味ですから強制されるものでもありません。
ただ、飽きたら、別の楽しみ方をしてみるという手はありそうです。ここで挙げた中には多少極端なものもありますが..。
あえてママチャリというのもいいですね。自転車をいじる楽しみも、よくわかります。
くだんの友人も、一旦その魅力を知った以上、また乗り始める可能性は十分にあるでしょうね。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
Posted by cycleroad at February 23, 2011 23:08
トンサンさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
「ハブダイナモで発電しながら使うライト」ではなく、充電しながらですか。
市販の製品の中で、信号待ちで止まった時でも、しばらくは光っているというものは聞いたことがありますが、自分で改造に取り組んでいる方というのは、心当たりがありません。
海外でも電装系の改造をしている人はいますので、同じことをしている人もいるかも知れません。
ただ、私は回路図を見てもよくわからないというのもありますが、ちょっと聞いたことがありません。
Posted by cycleroad at February 23, 2011 23:31
船上でのBMXですか、Red Bullこんなのやってたんですね。
Red Bullはいつも「ありえない」シチュエーションでのレースを開催していて面白いです。
地下鉄をコースにしちゃったり、街の階段をコースにしちゃったり。
京都の石清水八幡宮での "Holy Ride" も凄かったですねー。
でも出場者はみんな頭のネジぶっ飛んでますねー。
って言うかぶっ飛んでないと出来ませんよね(笑)
私のオフロードライドは「自転車でハイキング」なんで、こんなの絶対やりません!
Posted by youshookme at February 25, 2011 18:24
youshookmeさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
“Red Bull Gives You Wings.”なんでしょうね(笑)。
動画もレースシーンを見る限り、「ぶっ飛んだ」破天荒なレースですが、その裏では、裏方さんが地道にコースを修正するなど、安全対策にも力を入れているようですし、選手も試走に余念がないようです。
確かに表向きは、ぶっ飛んでますが、当然のことながら、相当の準備もしているようですね。
私も、こんなのはやらない、と言うより出来ません。
でも、そう言いながら、ちょっと挑戦してみたい気がしてしまう部分もあります。
怖いですが、あんなジャンプの浮遊感、一度味わってみたい気がしないでもありません。病みつきになってしまうかも知れませんが..(笑)。
Posted by cycleroad at February 26, 2011 23:19
 
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