と聞くと、エイプリルフールのネタだろうと思われるでしょうが、実はウソではありません。パンで出来た自転車です。ハイテン鋼やクロモリ、アルミにチタンにカーボンなど、自転車の素材はさまざまありますが、パンというのは意表をつかれます。
イザという時、食べることが出来るという利点はあるのかも知れませんが(笑)、なんでパンなのか理解に苦しみます。と、いうわけで、今回はエイプリルフールにちなんで、「ウソのようだけど本当にある自転車」を取り上げてみたいと思います。
こちらは、ワインの樽製自転車です。一応、最高速は時速8キロなので、歩くよりは速いですが、実用性は限りなく低そうです。利点と言えば水に浮くことでしょうか。子供向けのマンガに出てきそうな自転車ですが、実際につくってしまうところがスゴイと言えば、すごいところです。
自転車の素材という点では、おそらくほとんどの人が想像もしない素材、ガラス製の自転車です。乗り心地の固さも想像されますが、視認性の悪さも抜群です(笑)。しかし、おかげでシースルーの自転車が実現しています。光の加減によっては、透明な自転車に乗った人という不思議な光景が出現します。
このガラス、実は防弾ガラスに使われる強化ガラスなので、そう簡単には割れないと思いますが、よりによってガラスとは驚きます。この自転車に乗っている人、シースルーを意識してビニールの服を着た、ということのようですが、これは余計なような気がしないでもありません。
透明の自転車を実現したいと考える人は、こちらにもいます。タイヤまで透明です。ここまでやるなら、残りのパーツもなんとかすればいいのにと思いますが、そのへんが残念な気がしてしまいます。こちらも、乗り心地は決して良くなさそうなのは否めません。
こちらは、アメリカ・カリフォルニアにある、サイクリストに親切な駐輪場です。わざわざ1台ずつのカバーがついており、雨に濡らさずに済みます。しかも、リサイクル素材でつくられたカバーは鋼材で補強され、ポルトで固定されているので、盗難も一度も発生していないと言います。まさにウソのように理想的な駐輪場です。
柵だとか柱など、人工物を取りこんでしまう木は時々ありますが、こんな中心部にまで異物が入っているのは珍しいと思います。自然の驚異、木の生命力には驚きますが、自転車を立てかけておいたくらいでは、こうはならないでしょう。しかもこんな森の中の木です。そのあたりは謎です。
こちらは、ニューヨークの街角にとめてあった自転車です。よく、犬に服を着せて散歩している人は見ることがありますが、いくら愛車とは言え、自転車に服を着せる人というのは聞いたことがありません。冬で寒かろうということなのでしょうか。このままでは走れそうにありません。抱えて持って帰るのでしょうか。
ウソのようなホントにあるドイツの自転車屋さんです。店の看板がわりに、なんと120台もの自転車をビルの壁にディスプレイしました。もちろん店の商品で、本物の自転車です。確かにこれは宣伝効果抜群です。ただ、間近で見たいと頼むのは、ちょっと気がひけそうです。
こちらは、相撲取りの着ぐるみで乗る自転車イベントです。本家の日本でも、こんなライドイベントは聞いたことがありません。それが、なんとアメリカのソルトレイクシティで行われています。暑苦しさ、空気抵抗、動きにくさ、恥ずかしさ、意味のなさ、どれをとっても本当にあるとは思えない、ウソのような本当のイベントです。
事実は小説より奇なり、ではありませんが、下手なウソより本当のことのほうが、よっぽど驚きだったりするのは事実でしょう。当人は至って真面目だったりするのも、また面白かったりします。しかし、世の中には変わったことを考える人がいるものです。
さて、新年度です。いろいろと自粛する動きもあるようですが、皆が自粛すると日本の経済が収縮してしまいます。復興の財源もありますし、考えどころですね。
Posted by cycleroad at 23:30│
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