それにしても、子供の頃のクリスマスは、なぜあんなに待ち遠しかったのでしょう。クリスマスパーティーにクリスマスケーキ、そしてクリスマスプレゼントと楽しみなことがいっぱいでした。大人になると、いつの間にか今年もクリスマスか、という感じだったりしますが、それでも何となくウキウキする人は多いに違いありません。
街はクリスマスの飾りやクリスマスソングであふれています。今年は3連休という人も多いでしょう。過ごし方は人によって、いろいろあると思いますが、クリスマスですので堅い話は抜きにして、世界の自転車好き、サイクリストたちのクリスマスを集めてみました。
自転車好きと言えば、世界一有名な自転車好き、おなじみディディ・ゼンフト(Didi Senft)さんは、毎年恒例の手作り巨大自転車の2011年バージョンを披露しています。
この時期は、世界各地にさまざまなクリスマスツリーが飾られていると思います。イギリスはロンドンにある “
Tate Britain Art Museum” には、毎年違うアーティストによる手作りのクリスマスツリーが飾られますが、今年は自転車をこぐと光るクリスマスツリーです。

面倒なので、家にはクリスマスツリーなんか飾らないという人も多いと思います。でも、部屋に置いた自転車に、一つオーナメントをぶら下げるだけでも、クリスマスの雰囲気が出てくるかも知れません。
クリスマスの飾りはツリーだけではありません。自転車レーンにこんな飾りつけがしてあったら、思わず和んでしまいそうです。

(よく見ると、画像合成のようですが..。)
飾りはクリスマスツリーではなく、自転車に取り付けるという人もいます。
日本でも家を電飾で飾る人が増えていますが、近くを通る人にしか見てもらえません。でもこれなら、どこへでも見せに行けます(笑)。

自転車を飾り付け、仲間で集まってクリスマスライドというサイクリストたちもいます。
大勢のサイクリストを集め、サンタの衣装で自転車ライドという催しを毎年続けている人たちもいます。これも楽しそうです。



欧米などでは、クリスマス休暇が長いので、クリスマスツーリングに出かける人たちもいます。クリスマスは教会に行って、26日から新年にかけてツアーに出かけます。年の瀬で忙しくて乗る暇のない日本の自転車乗りとは、環境も習慣も違うようです。
思いおもいに楽しむ人がいる一方で、アメリカでは、クリスマスにチャリティーやボランティアをするという人も少なくありません。子供用の自転車は、すぐサイズが合わなくなって不要になる家も多いと思います。そんな中古の子供用の自転車を寄付してもらい、修理して恵まれない子供たちにプレゼントをする人たちもいます。


ボランティアを募って修理やメンテナンスを施し、中南米から移民してきたばかりの人など、経済的に苦境にある家庭の子供たちに自転車をプレゼントしています。
この非営利の団体では、その資金を寄付や大人用の自転車を修理して中古として売ることにより稼いでいます。
実は、アメリカには、こうした子供に自転車をプレゼントするボランティアや慈善活動などが各地にたくさんあります。さすがキリスト教の国、慈善や寄付の文化が根付いています。自分が子供の頃、クリスマスに自転車をもらった嬉しさを、今の子供たちにも贈りたいという気持ちがあるのかも知れません。

子供の頃と違って大人になると、なかなかクリスマスにプレゼントはもらえませんが、プレゼントを贈る喜びも知るようになります。そう言えば、昨年のクリスマスは、日本でも養護施設の子供にランドセルを贈るタイガーマスク現象が見られました。クリスマスというのは優しい気持ちになれる季節なのかも知れません。
皆さん、よいクリスマスを。メリークリスマス!
日本海側では大雪になっているようです。大寒波でホワイトクリスマスどころではないかも知れません。雪下ろしにもご注意を。
Posted by cycleroad at 23:30│
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