だんだんと気温が下がり、寒い日も多くなってきました。
放置自転車修理し路上に…「わな」仕掛けた警官
放置自転車を持ち去り、修理した上で路上に置き直して自転車盗摘発の“わな”にしていたとして、警視庁は22日、田園調布署大岡山駅前交番の巡査部長(51)を停職1か月の懲戒処分とし、部下の巡査長や巡査4人を所属長訓戒処分とした。同日付で依願退職した巡査部長を含む4人を占有離脱物横領容疑で東京地検に書類送検した。
発表によると、巡査部長は4〜5月、東京都大田区北千束の路上や駐輪場に放置されていた自転車3台を部下に指示して交番に勝手に持ち帰るなどした。パンクを修理したり、鍵を外したりした上、7回にわたって繁華街や住宅街に置き、持ち去る者がいないか見張っていた。
部下の1人が同僚に不正を打ち明けたことから発覚。実際に摘発された人はいなかったが、1台は警察官らが目を離したすきに何者かに持ち去られたという。調べに対し、巡査部長は「他の署員と比べ、職務質問による犯罪の摘発件数が低調だったので、自転車を使って何とか犯人を捕まえたかった」と供述。部下4人は「やってはいけないと分かっていたが、上司の指示なので断れなかった」と釈明している。(2013年11月23日 読売新聞)
大阪府警黒山署、自転車盗件数過少申告の疑い
大阪府警黒山署が昨年に被害届を受理した自転車盗の認知件数を実際より過少報告していた疑いのあることが18日、府警関係者への取材で分かった。府警は今年6月に公表した堺署の犯罪統計の過少申告問題を受け、黒山署を含む計7署を調査していたが、見逃していた。府警は昨年分だけでなく、過去にさかのぼって黒山署の報告内容の調査を始めた。
同署の自転車盗の認知件数は今年1〜2月は月15件前後。3月以降、月30〜70件前後で推移した。今年10月末までに計487件と前年同期の3.4倍という。府警は今年6月、堺署で統計事務を担当していた男性巡査長が全国的に高水準の府警の街頭犯罪件数を少なくみせかけるため、2008〜12年の5年間で窃盗や器物損壊など6585件を過少報告していたことを公表している。
この問題は今年初めには府警内部で広く知られており、黒山署の担当者らが問題を申告しないまま適正な処理に切り替えた可能性もある。(日本経済新聞 2013/11/18)
自転車盗、他の署も不自然に増加 大阪府警が調査
大阪府警黒山署で自転車盗難事件の認知件数が過少計上されていたとされる問題で、ほかの複数の署でも昨年に比べ、認知件数が不自然に増加していることが18日、捜査関係者への取材で分かった。府警が経緯を調べている。
今年に入り、堺署の窃盗事件などの過少計上が問題化したことを受け、各署で認知件数を適正に計上するようになったことが原因の可能性もある。自転車盗難の認知件数が全国的に減少傾向なのに、今年1〜9月は昨年同時期に比べ、八尾署が438件増(1・74倍)、高槻署が293件増(1・50倍)などだった。(2013年11月18日 千葉日報)
ブレーキ無し自転車「BMX」を乗り回していた男、警察の出頭要請無視で逮捕
昨年6月、東京都渋谷市内の国道20号でブレーキ装備の無い自転車に乗り、道路交通法違反での摘発を受けていた31歳の男について、警視庁は11日、この男を同容疑で逮捕した。それまでにも違反を繰り返し、警察への出頭要請に応じなかったた、逮捕に踏み切った。
警視庁・交通執行課などによると、道交法違反で逮捕された31歳の男は、2012年6月28日の午後5時ごろ、渋谷区代々木3丁目付近の国道20号で、ブレーキ装備の無い競技用自転車「BMX」に乗った疑いがもたれている。
公道でブレーキ装備の無い自転車に乗ることは禁じられているが、男は日常的にBMXを乗り回し、これ以前にも数回の摘発を受けていた。警察は男に対して出頭要請を何度も行っていたが、これをことごく無視。このため逮捕に踏み切ったという。
聴取に対して男は「ブレーキを装備していなくても、地面に足を付けば止まれると思っていた」、「自転車ぐらいで逮捕されるとは思っていなかった」などと供述しているようだ。(2013年11月16日 レスポンス)
「寒かった」自転車で連続信号無視、現行犯逮捕
自転車に乗って赤信号を無視したとして、岡山県警倉敷署は19日、倉敷市の無職の男(47)を道交法違反(信号無視)容疑で現行犯逮捕した。男が警察官の停止指示を無視して信号無視を繰り返したため、逮捕に踏み切ったとしている。今年に入り、自転車通行者が道交法違反容疑で逮捕されるのは2件目。
発表によると、男は19日午後2時50分頃、倉敷市二子の市道で自転車に乗り、赤信号を無視した疑い。パトカーでパトロール中だった同署員が、男の信号無視を確認。指導警告のために停止を求めたが、男は従わず、約300メートル先までの間に、さらに二度赤信号の無視を繰り返したという。男はスーパーから自宅に帰る途中。「寒かったので、早く帰りたかった」と話しているという。(2013年11月20日 読売新聞)
伊勢谷友介、自転車盗難に遭う 捜索協力を呼び掛け
俳優の伊勢谷友介が、自転車の盗難に遭ったことが明らかになった。14日、本人がツイッターとFacebookで明かすとともに、「見つけたら連絡くださいm(_ _)m」と広く呼び掛けている。
伊勢谷は14日未明、ツイッターで「自転車盗まれました(°_°)」と報告。渋谷で盗まれたといい、「見つけた方、教えてください!!!」と呼び掛けると、盗まれた自転車の特徴を公開。フロントフォークやリアに自身が代表を務める「REBIRTH PROJECT」のロゴなどが入っていることを明かした。また、防犯登録もしているという。
「大好きな自転車だっただけに悔しい!!!」「朝になって、尚更腹立たしい(°_°)」と怒りをにじませた伊勢谷。ファンからは「どうか見つかりますように」「これは見たらすぐ分かりそうですね。了解しました!」といったメッセージが寄せられており、伊勢谷も「皆さん、リツィートありがとうm(_ _)m Twitterで見つかったら凄いな!!!」とSNSでの効果に期待を寄せている様子だ。
著名人がツイッターなどのSNSを通じて伊勢谷のように呼び掛けた例は過去にもあり、バイオリニストの高嶋ちさ子はスーツケースを盗まれた際にブログで捜索協力を求めるなどしていた。(2013年11月14日 シネマトゥデイ)
高級自転車、盗難ご用心 京都で多発、対策は?
高級自転車を狙った被害が京都市内で多発した。近年の自転車ブームに伴い、リサイクルショップでも売れ筋の品。店側では、持ち込まれる自転車が盗品なのかどうか、見分けは難しいという。自転車を守るための対策は?
■24台を高値で転売
「金がなく、生活に困っていた。高級自転車の方が高値で売れるからやった」高級自転車1台を盗んだ疑いで8月に逮捕された30代の無職の男は、京都府警の調べにそう話した。
5月3日〜6月28日、伏見、南、左京各区の駅や病院の駐輪場などで、販売価格3万〜20万の高級自転車24台(総額約219万円)が盗まれる被害が連続発生した。いずれも施錠された自転車で、鍵のワイヤをペンチで切断したり、ダイヤル式の鍵を解錠したりして持ち去る手口だった。京都地検がうち3件を起訴し、現在公判中だ。
6月ごろ、盗まれた自転車がネット競売にリサイクルショップから出品されているのを被害者が発見し、府警に相談。府警は10月、24台全ての窃盗事件で男の関与を裏付け、捜査を終結したと発表した。
川端署によると、盗まれたのは、イタリアの「ビアンキ」やカナダの「ルイガノ」、米国の「キャノンデール」など。男は全てリサイクルショップで売り、生活費にあてていたという。男は「番号錠なら1、2分で合わせることができ、特技だ」と話し、防犯登録シールを完全にはがして店に持ち込んでいたという。(後略 2013年11月11日 朝日新聞)
自転車ドロ芸人が最終陳述でギャグ披露
他人の高級自転車をネットオークションに出品し、落札後にその自転車を盗んで、転売した事件で窃盗罪に問われた元お笑い芸人の兼島ダンシングこと兼島信茂被告(39)の公判が6日、東京地裁で行われた。検察は懲役2年6月、別件で懲役6月の計3年の実刑を求刑し、結審した。兼島被告はお寒い法廷ショーをやってのけた。
事件は今年5、6月に兼島被告が都内で高級自転車計5台(約50万円相当)を盗んだというもの。目をつけた高級自転車を事前に撮影だけして、オークションに出品。落札された自転車だけを盗み出し、購入者に引き渡していた。
兼島被告は「値段がつくのが分かるのと(先に盗むと)保管場所に困らなかった」と“予約窃盗”の巧妙手口を淡々と述べた。
兼島被告は今年4月に自転車窃盗で逮捕・起訴されていた。5月の犯行は保釈された1か月後の公判最中に起こし、6月の犯行は執行猶予付きの判決が出て、わずか2週間後だった。裁判長や検察官から“前の公判で反省していると言っていたのはウソだったのか?”と問いただされ「無施錠の自転車が同じ場所に置いてあると犯行したくなった」「(再犯に及んだのは)自分でもよく分からない」と弁明どころか心証を悪くするばかり。検察側からは「被告は反省していない。再犯するのは火を見るより明らか」と断罪された。
シドロモドロな兼島被告だったが、最終の意見陳述では“豹変”した。
「たくさんの方にご迷惑をかけた」と謝罪の弁を述べた後、「自転車を盗むのでなく、芸人なら“芸”を盗んでおけば良かった。それならば自分の肥やしになっていた。被害者も出ることはなかった。もう犯罪はしたくないです」とよもやのギャグで締めたのだ。この“最後っ屁”に裁判長をはじめ、法廷内はあっけに取られるばかり。
「(最終弁論では)自分の思いを話してくださいと伝え、事前に何を話すかは聞いていなかった。(ギャグを)先に聞いていれば言わせなかった」(弁護人)。判決は今月26日に言い渡される。(2013年11月10日 東スポ)
自転車事故で甲府市賠償
甲府市美咲の市道で2010年8月、同市内の女性(54)が自転車に乗っていた時に土手に転落する事故があり、市が「道路の安全対策が十分でなかった」として、女性に対し損害賠償517万円を支払うことで和解したことがわかった。市が21日、12月定例市議会の議案を説明する記者会見で明らかにした。和解の内容は宮島雅展市長が専決処分しており、市は12月議会で承認を求める。
市によると、女性は8月4日午後11時半頃、左カーブを誤って直進し、その先の行き止まりで約2メートル下の土手に自転車と一緒に転落。女性は手を骨折し、手の可動域が狭くなる後遺症を負ったという。市は、行き止まりに進入を避ける障害物を設置しておらず、カーブに外側線も引いていなかった。事故後、障害物と外側線を設置した。
今月8日、事故の過失を市が5割、女性が5割とし、通院や後遺症の慰謝料などを市が支払うことで女性と和解したという。長田孝文建設部長は21日、取材に対し、「安全対策をとるべきだった。危険箇所を点検し直し、同様の事故が起きないようにしたい」と話した。(2013年11月22日 読売新聞)
サイクリングコースで自転車から投げ出され男性死亡 神奈川
神奈川・開成町のサイクリングコースで、自転車が路面のでこぼこに引っかかり、乗っていた男性が投げ出されて死亡した。23日、開成町のサイクリングコースで、走行中の自転車が路面のでこぼこに引っかかり、乗っていた会社員(51)が数メートル投げ出された。搬送先の病院で、24日朝に死亡した。当時、自転車はかなりのスピードが出ていたという。(11/25 FNN)