サイクルロード 〜自転車への道
世界の都市で自転車が選ばれ始めている。さまざまな角度から自転車の話題を。
December 17, 2014
新しい形の模索は終わらない
今年もいろいろな自転車が生まれました。
前回は、デザイン面を中心に、今年注目された自転車について取り上げました。今回は、なかなか個々には取り上げられなかったミニベロ、小径車やフォールディング、折りたたみ自転車を中心に、今年目をひいた自転車をピックアップしてみたいと思います。
こちらは、Gi Bike、ワンタッチでたたんだり、広げたりすることの出来るフォールディングバイクです。キックスターターで資金調達を試みています。素早くたたんで、転がして移動出来るので、建物内を抜けたり、エレベーターに乗ったりと、市街地での移動に重宝しそうです。
こちらも瞬間的にたたむことが出来ます。従来のようなネジなどを使う方式ではなく、折れ曲がる部分に磁石を使うことで、ワンタッチで折りたたむことを可能にしています。サッとたたんで、そのまま押して歩けるので、やはり街中の移動などには便利でしょう。
こちらの小径車は、ペダルもチェーンもありません。誕生当時、19世紀の自転車のように、ペダルにまたがり、両足で蹴って進みます。スピードは出ませんが、公園内での移動を想定しているので、充分な速さです。むしろ事故になりにくいのがメリットという発想です。
スポークのない、ハブレスの自転車は、見た目にもインパクトがあります。動画を見る限り、普通に走れているようです。フレーム部分はとてもコンパクトにたためていますが、リング状のタイヤはそのままです。スポークがなくても、さすがにタイヤをたたむのは難易度が高そうです。
いかに小さくたたむことが出来るかというのは、フォールディングの永遠のテーマの一つです。すでにいろいろな方式があるのに、新しい模索が続いています。こちらもかなり小さくなりますが、見た感じでは、フレームの強度が気になります。タイヤは8インチと14インチ、走行性能とのバランスも難しいところでしょう。
最近は、フォールディングやミニベロでも、自転車ではなく、電動自転車にするケースが増えているようです。技術革新により、電池の性能や容量、大きさなどが飛躍的に進歩していることが背景にあるのでしょう。航続距離などの問題はあっても、電動と割り切ればペダルやチェーンなどを省ける利点も大きいと思われます。
こちらは、その名も“Impossible”、たたんであるところを見せられても、これが乗り物になるとは思えない形状をしています。ただ、ペダルはついておらず、アシストではない電動自転車です。やはり、チェーンやギアを搭載するより、シンプルに小さく出来るということがあるのでしょう。
自転車ではありませんが、昨今の電池性能の進化により、キックボードにまでモーターが搭載されています。キックボードなのですから、足で蹴ったほうが速いし、重量も軽くなるし、航続距離も気にならず、充電の手間もいらないのに..と思わずにいられませんが、電動にするのがトレンドのようです。
スケートボードまで電動です。リュックに素早く収納できるように工夫されているのがユニークです。果たしてスケボー好きの人は、これを選ぶのだろうかと思ってしまいますが、単に移動手段と考えるならば、電動のスケボーという選択肢もアリなのかも知れません。
電動1輪車のような乗り物まで開発されています。こちらも持ち運べるようになっています。伝統的な自転車のカテゴリーとしてのフォールディングバイクとは別に、こうした電動のパーソナルビークルの開発例が目立つのが、最近の傾向と言えるのかも知れません。
以前、スーツケース型の折りたたみ自転車が登場し、一時話題になったことがあります。さすがに実用的とは言えなかったのか、消えてしまいましたが、新たに電動の乗り物として登場しています。スーツケースのように持ち歩ける乗り物というコンセプトは面白いですが、その実用性には首をかしげざるを得ません。
今後も、電動モーターを使ったパーソナルビークルが増えそうです。電動はラクですし、新しい乗り物の開発という側面があります。しかし、だからと言って非電動、普通のフォールディングバイクやミニベロの楽しさが変わるわけではありません。その新しい形の模索が続いていくのも間違いないでしょう。
キュリオシティによる火星の大気中のメタン濃度が変動しているとの報告、微生物くらいいてほしいですね。
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Posted by cycleroad at 23:30│
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