年末年始のあわただしい時期になってきました。
小中学生交通安全ポスターコンクール、最多テーマは「ながらスマホはやめて」
JA共済は、「第43回 小・中学生交通安全ポスターコンクール」に集まった16万5694点の作品の訴求テーマを集計。小中学生が今、どのような視点で交通安全を捉えているか分析した結果を発表した。
今年の審査作品をテーマ別に分類すると、携帯電話の使用マナーを訴えるポスターが全体の14.6%を占め、訴求テーマのトップとなった。同テーマは2010年と2013年に続き、今回3回目の最多テーマとなり、その割合は、2010年の8.0%、2013年の12.0%を上回る過去最高の構成比率となった。
テーマ分析を開始した2003年には、携帯電話の使用マナーを訴えるポスターがすでに登場しており、ドライバーに向けて、運転中の携帯使用の危険性を指摘していた。その後、スマートフォンが普及し始めた2010年には最多テーマとなり、この時もドライバーに通話・メール禁止を呼びかけるものが大半だった。
それから3年後の2013年、再び訴求テーマのトップになると、今度は携帯電話を操作しながら歩く、いわゆる、歩きスマホ禁止を訴えるポスターが急増。そして今年のポスターにおいてはながらスマホをキーワードに、ドライバー・自転車・歩行者の全ての利用者に対し、様々な絵柄と構図で危険性を訴える作品が目立った。(2014年12月24日 レスポンス)
自転車の安全三つの「L」 県警と「LinQ」がCM制作 [福岡県]
県警交通企画課は、九州発のアイドルグループ「LinQ」のメンバー4人を起用して、自転車に乗るルールを呼び掛けるCMを制作した=写真。県警ホームページや福岡市・天神のソラリアステージの大型ビジョンなどで来年1月から1年間放映する。
撮影は姪浜ドライビングスクール(福岡市西区)で1日にあり、4人は「LinQ」の頭文字「L」に掛けて「Stop Line(停止線での一時停止)」「Traffic Light(信号ルールを守る)」「Keep Left(左側通行を心掛ける)」を訴えた。
県警によると、県内の自転車が絡んだ交通事故は1〜10月に5266件(前年同期比373件減)。2010年から減る傾向にあるが、約半数が10〜20代による事故という。松岡法之管理官は「CMを通して、若い人たちに自転車のルールに関心を持たせたい」と話した。(2014/12/16 西日本新聞)
自転車安全5則、啓発ソングに 県警など
自転車を安全に乗る五つの規則を覚えてもらおうと、県警と県交通安全協会は、ヘルメットの着用や夜間のライト点灯などを呼びかける啓発ソング「5Songごそんぐ」を作った。県警はCD3000枚を作成し、幼稚園や小学校などに配布する。
「自転車に乗ったなら 車の仲間入り」「二人乗りはダメだよ 横並びもダメだよ 暗くなったらライトオン」――。
歌詞には、自転車は車道が原則、車道は左側を通行、交差点での安全確認など「自転車安全利用5則」が分かりやすく盛り込まれている。人気子役の小林星蘭ちゃん(10)と谷花音ちゃん(10)のユニット「すたーふらわー」がかわいらしく歌い上げ、合間に「危ないよ!」「確認OK!」などの合いの手が入る。
県警交通企画課によると、今年1〜11月の県内の人身事故のうち約3割の8168件が自転車事故で、自転車の信号無視や一時不停止が原因の事故も多いという。これまでは5則を書いたチラシを配布していたが、幼少期から意識を高めてもらうため歌にした。
すたーふらわーの2人が自転車のハンドルを持ったり、ヘルメットをかぶったりする動きが入ったダンスを踊る映像もあり、25日から県警のホームページで公開する。同課は「楽しく口ずさみながら交通ルールを覚えてほしい」としている。(2014年12月19日 読売新聞)
自転車マナー知って 愛媛大付属高生が乗り方学ぶ
(2014年12月05日 愛媛新聞)
自転車運転を安全に 改正道交法1年、利用者に街頭指導 静岡
(2014.12.2 産経新聞)
県内にサイクリングロード設定へ 知事答弁「既存道を活用」
11月定例岡山県議会は12日、一般質問を続行。佐藤真治(自民、岡山市南区)、青野高陽(同、久米郡)、渡辺吉幸(同、勝田郡)、蜂谷弘美(同、同市北区・加賀郡)の4氏が登壇した。伊原木隆太知事は、既存道を活用したサイクリングロードのルート設定に乗り出す考えを明らかにした。質問戦はこの日で終了、15日から委員会審議に入る。
佐藤氏は地域活性化の観点から県内への大規模自転車道の整備を要望。知事は「新設は困難だが、自転車利用者を対象とした魅力的な推奨ルートの選定や、ルートを示すラインの整備、休憩施設の案内看板の設置などについて市町村と連携しながら検討したい」と述べた。県道路整備課は「2015年度予算に向け、作業を進めていきたい」としている。(後略)(山陽新聞 2014年12月12日)
ようこそ サイクリスト 県、自転車修理拠点を整備
廃線跡地や湖畔を走る全長約40キロの長距離サイクリングロードがある県が、首都圏の自転車愛好家を呼び込もうと町おこしに取り組んでいる。手軽に走ってもらうため“愛車”の修理拠点を置き、リピーターも狙い周辺で関連イベントを実施している。
サイクリングロードは「つくばりんりんロード」や「霞ケ浦自転車道」。旧筑波鉄道の線路跡を舗装して土浦から筑波山の麓まで延びるコースと、霞ケ浦の北岸を走る眺望や路面の質の良さが売りのコースだ。
総務省の統計(二〇一一年)では、東京、埼玉、千葉、神奈川四都県のサイクリング人口は四百万人を超える。県は、電車で都心から一時間程度と日帰りできる利便性の高さを生かそうと、二〇一二年度から修理拠点「自転車サポートステーション」の設置を本格化させた。
コース周辺のコンビニや飲食店などで、空気入れやパンク修理の工具を貸し出し、二年で百カ所以上を整備した。その一つで飲食店を経営する飯島利幸さん(38)は、インターネットで周辺の天候や路面状況の情報を発信。「ネットで店を知って埼玉県から自転車で来た人や、別の機会に車で再訪してくれた人もいる」と語った。
「トレーニングに来てもらうだけでなく、地域の良さを知ってもらう仕組みも必要」と話すのは県地域計画課長の根本博文さん(57)。県後援のイベントを開き地元産の梨を配ると、自宅用に箱詰めで購入したいとの声が寄せられたという。
県特産の果物を栽培する農家を季節に応じたコースで巡ったり、つくば市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の見学を兼ねたりするイベントを検討している。根本さんは「将来はレンタルサイクルも充実させ、手ぶらでの茨城観光の移動手段に発展させたい」と意気込んでいる。(2014年12月24日 東京新聞)
東京)八王子市「自転車競技を」 五輪誘致名乗り
八王子市は24日、2020年東京五輪で、自転車のバイシクルモトクロス(BMX)とマウンテンバイク(MTB)競技の誘致を目指すと発表し、大会組織委員会に要望書を提出した。
現在の計画では両競技は江東区有明と東京湾の埋め立て地を予定している。しかし舛添要一知事が五輪会場の見直しを表明しているほか、市によると国際自転車競技連合からは現在の開催地が航空路の下にあるため空撮に支障があることを問題視する声もあるという。
市は候補地として、同市川口町と上川町にまたがる圏央道沿いの緑地約5ヘクタールを想定している。市内では1964年の東京五輪で自転車のロードレースとトラック競技が開かれており、市都市戦略課の担当者は「自然豊かな八王子は自転車競技に最適。五輪終了後も会場をそのまま使うことができ、撤去費用を削減することもできる」と話す。(後略)(2014年12月25日 朝日新聞)
小型自転車で「生き方表現」 BMX世界3位池田選手が千葉市長訪問
「自転車のフィギュアスケート」といわれるBMX(バイシクル・モトクロス)フラットランドの世界選手権で今シーズン世界ランキング3位に輝いた千葉市出身の池田貴広選手(24)が、結果報告のために同市役所に熊谷俊人市長を表敬訪問した。
BMXフラットランドは車軸にステップが付いた小型の自転車でアクロバティックな技を繰り出し、難易度や独創性を競う。池田さんは今シーズン、国内や米国などで開催された5大会のうち、第1戦のフランス大会で準優勝するなど年間を通じて好調を維持。世界ランキング3位の好成績を収めた。池田選手は競技の魅力について「自由なところ。オリジナルの技などで考えや生き方を表現できる」と話し、「皆様の応援をモチベーションにできた」と笑顔で話した。(2014.12.21 産経新聞)