子供たちは夏休みに入っています。
来たぞ!来たぞ!夏休み!! 自転車も気を付けて 高島・安曇川中/滋賀
高島市立安曇川中学でこのほど、自転車の安全点検講習会が開かれ、1、2年生計178人が県自転車防犯協会高島支部と高島署の指導を受けた。
同中学では全生徒の約半数が通学や部活に伴う体育施設への往復に自転車を使う。この日、生徒の117台を点検した結果、ブレーキの不具合やチェーンの緩み、前フォークのゆがみなど34台が要調整・修理のイエローカードを受けた。
講習では署員が、ヘルメット着用の有無が生死を分けた交通事故の例などを示した。同協会支部は、自転車の損害賠償保険加入が義務付けられるが、自転車の整備に落ち度があると保険金が減額されることがあるなど、日頃の点検の重要性を指摘していた。(毎日新聞2016年7月21日)
シミュレーターで運転力高める 夏休み自転車安全教室
夏休みに入り、子どもたちの自転車利用が増える中、さいたま市見沼区は、大宮自動車教習所と大宮東警察署と協力し、小学生以上を対象にした自転車交通安全教室を7月21、22の両日、同区役所で開催。
自転車運転シミュレーターを使い、市街地や商店街、昼夜間など多様な運転状況を再現。問題のある運転と場面をシミュレーターで振り返りながら、安全運転に必要な意識と力を磨かせた。
同区役所には、2台の自転車運転シミュレーターが並んだ。傍らには同教習所の講師が寄り添い、安全運転に必要なポイントをアドバイスする。夏休み初日の21日は、朝から多くの小学生が訪れ、興味津々で、次々シミュレーターにまたがっていた。
埼玉県内の今年度6月末までの自転車事故者は3787人。昨年度の同時期との比較では、マイナス12.3%減と少なくなっている。(2016年7月21日 教育新聞)
自転車に厳しい日本・・・乗っていただけで、2度も警察に捕まった=台湾メディア
日本では自転車の乗車マナー悪化や事故の多発によって、自動車運転に対する規制や取り締まりが厳しくなる傾向にある。台湾メディア・東森新聞雲は17日、日本で生活する台湾のネットユーザーが自転車に乗車中に2度警察官に呼び止められた経験を紹介する記事を掲載した。
記事はまず、1回目に「警察のお世話」になった経験を紹介。夜に無灯火で自転車に乗っていたのを警察官に見つけられ、交番まで連れて行かれたとした。カバンの中の荷物を調べられ、根掘り葉掘り質問されたうえ、本部に電話を入れて前科の有無を確認されるなど約2時間にわたって「拘束」されたと伝えたほか、「500円を払って防犯登録することをお勧めする」とし、防犯登録をしていなかったゆえに余計に面倒なことになったことを説明した。
続いて2回目は、イヤホンで音楽を聴きながら運転していた時だったという。日本ではイヤホンを着けたままの運転が禁止されていること、このためにまた2時間交番に滞在する羽目となったことを紹介。警官から厳しい顔で見られ、また本部に連絡して身元照会されたとした。一方で、台北の地下鉄の乗り方、お勧めの観光地、台湾のグルメなどについての会話もしたことも併せて伝えている。そして、「こうして私は2回の『市民外交』に成功した。しかも警察の中でだ」とした。
無灯火運転も、イヤホンで音楽を聴きながらの運転も、やってはいけないことである。見つかると面倒なことになる、という話が伝わることで、そのような自転車の運転が減ればいいのだが……。「その程度で済むなら、ちょっとお世話になってみようか」などと考える輩が出現しないことを祈りたい。(2016-07-21 サーチナ)
博多駅前に自転車道 市が発表 20年度完成目指す
福岡市は、「歩いて出かけたくなる」街づくりを進めようと、「はかた駅前通り」の車線を減らして、自転車専用レーンを設け、歩道も広げる。19日発表した。2020年度までの完成を目指して月内に着工する。市は地域と連携して、歩道にオープンカフェの設置や、樹木と花の植栽などを進める方針。
同通りは、博多駅博多口交差点から商業施設「キャナルシティ博多」北側の祇園町西交差点までの約800メートル。片側2車線を同1車線に減らし、車道の両側に自転車専用レーン(幅約1・5メートル)を設け、歩道の幅を現在の5・5メートルから7・25メートルに広げる。
すでに同通りの博多駅側約130メートルは、片側1車線に減らしているが、渋滞などの問題はみられないという。市は交通量を調べ、車線を全面的に減らしても問題は発生しないと判断した。(2016年07月20日 読売新聞)
【メテゼロ】憂鬱なブレーキ動作を楽しくしてしまおうプロジェクト
メテゼロとは?自転車用ブレーキランプです。 ●仲間とサイクリング中、いち早く挙動を伝える手段●トンネルで度々発生する痛ましい追突死亡事故対策●夜や急に手信号が出せない時の補助。開発者本人のあったらいいな、を形にしました。(特許出願中)(CAMPFIRE)
糖尿病予防に通勤の自転車がいい 50歳から乗り始めても効果抜群
ジョギングやウオーキングを始めるのはどうもキツイ、という面倒くさがり屋の人は自転車ならいかが。しかも、50歳から乗り始めても十分に糖尿病予防の効果があがるという。
本格的なサイクリングではなく、通勤や買い物に使うだけでも糖尿病リスクが下がるという研究を南デンマーク大学のチームがまとめ、医学誌「プロス・メディシン」(電子版)の2016年7月12日号に発表した。
1週間に1時間半以上の自転車通勤で3割減
研究チームは、デンマークに住む50〜65歳の男女5万2513人を対象に、14年間にわたり糖尿病の発症と自転車に乗る習慣の関連について調査した。データの分析では、食生活や飲酒・喫煙習慣、肥満度、自転車以外の運動量などを考慮した。その結果、自転車に乗る習慣のある人は、習慣のない人に比べ、糖尿病を発症するリスクが減ることが確かめられた。
買い物やサイクリング、通勤のすべてを合わせた時間と発症リスクを比べると、次のように乗る時間が多いほど低くなった(カッコ内は発症リスク減)。
(1)1週間あたり1時間未満(13%)。
(2)1週間あたり1時間〜1時間30分未満(17%)。
(3)1週間あたり1時間30分〜5時間未満(20%)。
(4)1週間あたり5時間以上(20%)。
これが、通勤に使う時間だけに限ると、さらに発症リスクは低くなった。レジャーや買い物に比べ、スピードが速くなるからと思われる。
(1)1週間あたり1時間未満(12%)。
(2)1週間あたり1時間〜1時間30分未満(22%)。
(3)1週間あたり1時間30分〜5時間未満(29%)。
また、調査開始時点では自転車に乗る習慣がなかった人が、5年後の2度目の調査の時には乗っていた人を調べると、乗る習慣のない人に比べ、発症リスクは平均で20%減っていた。50歳を過ぎてから乗り始めても、十分に糖尿病予防に役立つのである。(2016/7/19 J-CASTニュース)
自転車のピクトグラムや路面表示の仕様を標準化---安全な利用環境
国土交通省と警察庁は、「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」の一部を改定したと発表した。
国交省、警察庁は身近な移動手段として重要な役割を担う自転車の安全で快適な利用環境を創出する取り組みをさらに推進するため、ガイドラインを改定する。
今回、現行ガイドラインのうち、「自転車通行空間の計画」、「自転車通行空間の設計」について改定する。具体的には、自転車ネットワークなどを対象とした段階的なネットワーク計画策定方法を導入する。市町村全域ではなく、優先的計画策定エリアから段階的に策定する。
また、完成形態(本来の整備形態)による整備が当面困難な場合、車道通行を基本とした暫定形態を積極的に活用する。自転車道は一方通行を基本とする考え方を導入する。
自転車のピクトグラムや矢羽根型路面表示の仕様を標準化する。自転車のピクトグラムは、進行方向に対して左向き・矢印と組合せて表示する。自転車専用通行帯は帯状路面表示、車道混在が青色を標準とする矢羽根型路面表示とする。 (レスポンス 2016年7月21日)