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盗んだ自転車、自宅から50台分 新潟の男、10年前から高級車狙う
高級自転車を盗んだとして新潟中央署に窃盗の疑いで逮捕、起訴された男の自宅から、盗んだとみられ、被害届が出ていない自転車が多数見つかったことが2日、分かった。同署は自転車とタイヤなどの部品計約50台分を公開した=写真=。
男は新潟市中央区西大畑町、無職木村信太郎被告(36)。起訴状などによると7月中旬、新潟市中央区のマンション2階に止めてあった時価約50万円相当の自転車1台を盗んだとして、先月11日に窃盗の疑いで新潟中央署に逮捕され、今月1日に同罪で起訴された。
同署によると、木村被告は約10年前からJR新潟駅や古町地区を中心に、高級自転車を狙い盗みを繰り返していたという。盗んだ自転車は自宅の部屋などに保管し、分解して部品を組み換えたり、自分で乗ったりしていたとみている。
同署が公開したのはロードバイクタイプの自転車22台のほか、タイヤ約50点、フレーム約30点など部品計100点以上。1台当たり時価数万〜数十万円相当という。「盗まれた心当たりのある人は、名乗り出てほしい」と呼び掛けている。(2016/11/03 新潟日報)
盗んだ自転車で走ると「気持ちいい」……ネットオークション「アラート」機能で被害男性が執念の“追跡”
「ロードバイク」と呼ばれる高級スポーツ自転車を狙った窃盗が東京都内で相次いでいる。自転車の部品を交換し、持ち主にも分からないようにして転売するなど、悪質な手口も横行する。
そんな中、盗んだ自転車をネットオークションで販売したとして無職男(53)が窃盗容疑で逮捕された。男を追い詰めたのは、被害男性の執念の“追跡”だった。(中略)
男性から再び相談を受けた池袋署は、オークション出品者の登録情報などから、“犯人”を特定。窃盗容疑で、東京都北区の無職、前田勉容疑者(53)を逮捕した。同署の調べに対し、「盗んだロードバイクで走ると気持ちよかった。自由になるカネが欲しかった」などと話し、容疑を認めているという。
捜査関係者によると、前田容疑者の手口はこうだ。あの日、男性が自転車から離れているわずかな時間に、特殊な工具を使ってワイヤ錠を切断。そのままロードバイクに乗って疾走し、自宅近くの駐輪場へ向かった。
そこに自転車を放置すること約半年。捜査の手が及ぶのを警戒してか、ほとぼりが冷めるのを待っていたかのように自転車を自宅アパートへ持ち帰り、室内の「作業場」でせっせと部品を交換。別物のように仕立て上げてオークションに出品したというわけだ。
前田容疑者の部屋からは、自転車のサドルやペダルなどの部品約50点が見つかり、別の自転車を宅配便で郵送した記録も残っていた。男性の執念と警察の捜査で明るみに出た男の“錬金術”。池袋署は他にも同様被害がある可能性も含め、慎重に捜査を進めている。(2016年10月31日 ITメディアニュース)
補助力の強すぎる電動アシスト自転車、7製品の使用自粛を呼びかけ---消費者庁
消費者庁は、道路交通法上の基準を超えるモーター補助力を持つ電動アシスト自転車に乗ることを控えるよう注意を呼びかけている。
警視庁では、パステル XM26-0001(アイジュ)、Galaxy Power CES26(永山)、折りたたみ電動アシスト自転車20インチ KH-DCY03(カイホウジャパン)、電動アシスト自転車 KH-DCY09(カイホウジャパン)、電動アシスト自転車 TASKAL-M(神田無線電機)、City Green light mini(サン・リンクル)、Bicycle-452 assist(日本タイガー電器)の7製品について、少なくとも一部に道路交通法上のアシスト比率の基準を超えているものがあると公表している。
アシスト比率とは、人がペダルを踏む力とモーターによる補助力の比率。これが道路交通法上の基準を超えていると、不意に大きな力が加りバランスを崩すなど危険が伴うほか、道路を通行すると法令違反となり、事故につながるおそれもある。
消費者庁では、所有する電動アシスト自転車の型式が該当する可能性がある場合、購入先や事業者に確認し、判明するまでは使用を控えるよう呼びかけている。(2016年10月29日 レスポンス)
子どもの足が自転車後輪に巻き込まれる 後部座席の幼児に重傷事故絶えず
子どもの足が自転車の後輪に巻き込まれて大けがをする事故が相次いでいるため、国民生活センターは2016年10月、ウェブサイト上で注意を呼びかけている。自転車後部の幼児座席や荷台に座った子どもの足が、後輪のスポークに巻き込まれる、いわゆる「スポーク外傷」だ。
2016年8月にも、過去5年間で172件のスポーク外傷が起きたため注意喚起をしたが、その後も重傷事故が絶えないので、2度目の呼びかけとなった。
幼児座席が破損したら絶対乗せない
同センターのウェブサイトに紹介されている新たな事例は次の2つだ。
(1)父親の運転する自転車の荷台に5歳の娘が乗っている時、後輪のスポークに左足がはまり込んだ。救急外来を受診、左足の皮膚を縫合した。
(2)幼稚園のお迎えで母親が6歳の息子を荷台に取り付けた幼児座席に乗せた。座席は足を乗せる箇所が取れていたが、子どもが大きくなったので大丈夫と思い、そのまま走行したら左足が巻き込まれ、重傷を負った。
同センターでは次のようにアドバイスしている。
(1)6歳未満の子どもを乗せる時は、幼児座席を必ず使う。ドレスガードを後輪に設置すると巻き込み防止にさらに有効。
(2)幼児座席が破損した場合は絶対に乗せない。
(3)6歳以上の子どもは、道路交通法の規則でも自転車に同乗できないので乗せない。(2016/10/31 J-CASTニュース)
日田署で表彰式 [大分県]
日田市の高校5校が登校用自転車の施錠率を競う「鍵かけ甲子園」で、同市田島本町の藤蔭高が施錠率99・8%で優勝した。日田署で27日、表彰式があった。
学生の防犯意識の向上を目指して2011年から開催。署と日田地区防犯協会連合会が7月中旬から今月15日まで、毎月2回ずつ各校の駐輪場をチェックして施錠率を調査した。調査の結果、藤蔭高のほか2位の昭和学園高(同市日ノ出町)も99・0%、5校の平均値は96・1%と、全体的に施錠率が高かった。式では松家浩一署長が代表者に、表彰状と盾を手渡し、「どこへ行ってもささいな時間でも必ず鍵をかけ、防犯意識を大切にしてほしい」とあいさつ。藤蔭高風紀委員長(18)は「自転車通学生のみの集会を開くなど、呼び掛けに力を入れた。うれしいです」と話した。
署は9月末まで市内で自転車が盗まれた18件のうち17件が無施錠だったとして、鍵を二つかける「ツーロック」を呼び掛けている。(2016/10/31 西日本新聞)
「自転車鍵掛け率」競う 米子の高校8校
自転車の施錠の徹底を呼び掛けようと、米子署は高校生を対象に「米子L−1グランプリ」を開催している。
米子市の高校8校が参加し、今月末まで学校駐輪場での自転車の「鍵掛け率」を競っている。(以下略 2016年11月5日 日本海新聞)
京都)京大構内での自転車盗防止、府警と学生が協力
京都大(左京区)の学生が、長年悩まされ続けているキャンパス内での自転車の盗難。大学側が有効な対策を打てないなか、警察の依頼を受けて学生たちが動き始めた。被害を減らすことはできるのか。
今月14日の昼前、京大生が行き交う大学近くの交差点に、そろいのジャージーを着たアメリカンフットボール部員5人が立った。「自転車盗難多発」と書いたプラカードを掲げ、自転車の学生に、駐輪時は二重にロックすることなどを呼びかけるチラシを配った。
近くの府警川端署から依頼され、アメフット部は2013年から交通安全の呼びかけを続ける。今年4月からは月1回程度、自転車盗難への注意の呼びかけも始めた。部の4回生、柳沼謙志さん(23)も、福島県の実家から持ってきた自転車を盗まれたことがあり、「ボロボロで施錠にコツが必要だったけど、大切にしていた」と悔しがる。「自分と同じ思いをする人を一人でも減らしたい」(以下略 2016年10月29日 朝日新聞)
高校生が自転車マナー考える 尼崎でフォーラム
西宮、尼崎、芦屋市の高校生らが自転車マナーを考えるフォーラムが30日、兵庫県尼崎市昭和通2のアルカイックホール・ミニで開かれた。参加者は各校の自転車通学状況やマナー向上策などを話し合い、成果を発表した。
平地が多く、自転車通学の高校生が多い阪神南地域のマナーアップを図ろうと、県阪神南県民センターが初めて開催した。3市の公立14高校の45人が参加。最初に尼崎南署の鍋谷英信交通総務係長が実際の事故状況を紹介しながら、防止法などを話した。
生徒は7〜8人のグループに分かれ、各校のマナー向上への取り組み、違反者への対応などを題材に議論。代表者が「事故の多い場所の見回りが大切」「自転車専用レーンやカーブミラーの整備を」などと発表した。 最後は各校の生徒らが「ながら運転をしない」「学校のルールに従う」などとまとめた「交通安全宣言」を読み上げた。
西宮南高2年の山内啓史生徒会長(17)は「他校の規則も知れてよかった。マナーを守れない人にも守ってもらえるよう、先生たちと一緒に考えていきたい」と話した。(2016/10/31 神戸新聞)
県内策定予定2市のみ 自転車事故減「ネットワーク計画」
自転車の安全な走行環境づくりを促すため、国土交通省と警察庁が一定程度人口が集中している自治体に策定を求めている「自転車ネットワーク計画」について、県内で対象の21市町のうち、現時点で作成を予定しているのは長野市と松本市にとどまっていることが20日分かった。
計画には、車道の一部に色を塗るなどして自転車の通る場所を指定した「自転車専用通行帯」や、柵や縁石で車道や歩道と区切った「自転車道」を整備するための方針を定める。
一方、自転車事故の対策として、自転車保険の加入を義務付ける「自転車条例(仮称)」制定を検討している県は21日、市町村や県交通安全協会、県サイクリング協会など15団体を集めた連絡会議を立ち上げる。ネットワーク計画の策定を市町村にどう促すかなど、幅広い議論が必要になりそうだ。
県内で計画作りを求められているのは全19市と諏訪郡下諏訪町、上伊那郡箕輪町。長野市は早ければ本年度中、松本市が来年度中に作る方針だ。両省庁は2012年に定めたガイドライン(指針)を今年7月に改定し、国勢調査で人口集中地区があった全国の市区町村に同計画を「策定すべきだ」と明記。人通りが多い地域で自転車が歩行者と衝突する事故が相次いだのを受けた対応だ。計画は市町村道だけでなく、国県道の管理者の国や県と協議して地元自治体が作る。
長野市内では既に10年度に安茂里地区の国道19号や吉田地区の市道で、車道の脇の路面に青色の塗装を施した自転車専用通行帯が整備された。担当者は「単発の整備では効果が出にくい。計画を策定し、ネットワーク化することで整備を促進していきたい」とする。
松本市は15年度中の計画作成を目指していたが、通行量が多い路線を優先して自転車専用通行帯を整備した。計画対象の路線選定や、計画の基礎的なデータとなる交通量調査などは済ませており、「できるだけ早く計画を策定したい」としている。
一方、上田市は「現在の道路幅が狭い所が多く、自転車の通行帯の確保が難しいため、計画を立てても実現できる見通しがない」、飯田市は「計画の必要性は認めるが、自転車利用の多い地域ではなく、策定する予定はない」と説明する。県警交通企画課によると、県内での自転車による人身事故は減少傾向にあるが、2015年は960件あり、7人が死亡した。 (10月21日 信濃毎日新聞)
自転車事故の死傷者、87%が違反 交差点トップ
今年1〜9月に兵庫県内で起きた自転車乗車中の事故の死傷者4237人のうち、87%に当たる3683人に何らかの交通違反があったことが24日、県警への取材で分かった。
交差点で歩行者や車両への注意を怠ったとする「交差点安全進行義務違反」が4割以上(1612人)を占めた。過去10年間も同様の傾向で、県警は「違反がなければ事故が起きなかった可能性が高い」としている。
自転車が歩行者を巻き込む事故が相次ぎ、自転車側の過失を認めた高額賠償判決もあり、県警は街頭指導の強化などで事故抑止を図る。県警が、死傷した自転車利用者の事故状況を調べた。複数の違反があった場合は、より事故を引き起こした可能性が高い違反を計上した。
違反別では、トップの「交差点−」に次いで、周囲への注意不足やハンドル操作ミスなどの「安全運転義務違反」(856件)▽「一時停止違反」(330件)▽「徐行違反」(257件)−が続いた。「交差点−」の多くは、住宅地にある生活道路の交差点など、信号機や一時停止線のない場所で起きている。県警交通企画課は「通り慣れた道のため、幹線道路に比べて注意力が低下するのではないか」とみている。
同課によると、自転車乗車中の死傷者は2006年から10年間で3割以上減少している。ただ、年別の交通違反の割合は79〜91%と高止まりしており、「交差点−」「安全運転−」の違反が目立つという。同課は「免許制度のない自転車は、安全教育を受ける機会が少なく、街頭での指導や安全講習に力を入れたい」としている。
【自転車事故対策】 昨年6月施行の改正道交法施行令で、重大事故につながりかねない信号無視などの危険行為14項目を規定し、3年以内に2回摘発された違反者は安全講習の受講を義務付けられた。また、自転車事故による高額賠償判決が相次いだことを受けて、兵庫県では昨年10月、条例により全国で初めて利用者に損害賠償保険への加入が義務付けられた。大阪府や滋賀県でも同様の条例が設けられている。(2016/10/25 神戸新聞)
自転車保険の加入、京都市が義務化へ
京都市は、自転車の利用者に、損害賠償保険への加入を条例で義務付ける方針を決めた。今年度中に条例改正案を市議会に提出し、来年度中の施行を目指す。保険は、自転車の事故で歩行者を死傷させた場合に備えるもの。市が6月に行った抽出調査では、市民の加入率は35・7%にとどまっていた。
市の「自転車安心安全条例」では、保険加入について、利用者やレンタルサイクル事業者の「努力義務」としていたが、改正で「義務」にする。自転車を利用する事業者も義務化の対象にする。罰則は設けない。義務化は、大阪、兵庫、滋賀の3府県ですでに導入されている。政令市では、名古屋市も準備を進めている。(2016年11月01日 読売新聞)
新山口駅に自転車組み立てスペース
◆サイクルトレインに合わせ
自転車を持ち込める「サイクルトレイン」の運行に合わせ、山口市のJR新山口駅構内に5日、自転車の組み立てや解体を行うスペース「サイクルピット」が設置された。
サイクルピットは、県がJR西日本の協力を得て同駅の新幹線口1階に設置。広さ約15平方メートルで、自転車の組み立てや解体の際に使う作業用ラックなどがある。新幹線口2階の観光案内所では、空気入れや工具を借りることもできる。
新山口駅で行われた記念セレモニーでは、村岡知事が「県内外の自転車愛好家が山口の観光を楽しめるよう、各地で整備を進めていきたい」とあいさつした。
この日は、サイクルトレインを利用して観光名所の長門峡でサイクリングを楽しむイベントも開かれ、県内各地から約30人が参加。新山口―長門峡駅間で貸し切り列車の「サイクルトレイン」が臨時運行され、参加者らは長門峡駅まで移動した後、自転車に乗り換え、約25キロのサイクリングを楽しんだ。(2016年11月06日 読売新聞)
厳格イスラム「イラン」 ハメネイ師が女性の自転車利用は「公序良俗に反する」と見解 利用者に広がる動揺…
厳格なイスラム体制下のイランでこのほど、最高指導者ハメネイ師が、公共の場所で女性が自転車に乗るのは「公序良俗に反する」として、やめるべきだとのファトワ(宗教見解)を出したことに、保守層から歓迎の声が上がる一方、愛好家らの間で動揺が広がっている。
「男性の関心を引き、社会の堕落を招く恐れがある」。ハメネイ師は、女性が自転車に乗るのを許されるのは、知らない男性の目に触れない場所に限られるとの見解を9月に示した。
「男性の前で自転車なんて、落ち着かなくてとても無理」。小学校教師のザハラさん(26)は好意的に受け止める。反対に首をかしげる主婦のナザニンさん(34)は、「男性のようにペダルをこいで出掛けてみたい」。イランの女性は、日常生活で自転車に乗るのはまれだが、休日の公園ではスポーツとして楽しむ姿が見られる。(2016.10.31 産経新聞)