行楽地に出かけたり、スポーツで汗を流したり、レジャーを楽しんだりと、思い思いのスタイルで休日を過ごしている方も多いでしょう。中には、キャンプに出かけているという人もあるかも知れません。最近、またキャンプが人気になっているという話も聞きます。

ひと口にキャンプと言っても、そのスタイルはさまざまです。一人用テントを含めた何十キロもある装備を背負い、キャンプをしながらアルプスを縦走するような本格的な登山をする人もあれば、クルマに道具一式を積み込んで、テントサイトまで乗り付ける、手軽なオートキャンプもあります。
最近は、キャンピングカーの人気も高まっていると言います。定年を機にキャンピングカーを購入し、夫婦でキャンプ旅行する人も増えているようです。日本ならではの、軽自動車のキャンピングカーまで売られています。各地の道の駅などには、そうしたクルマをとめて車中泊をする人が急増しているそうです。
ただ、大自然に親しむキャンプに、排気ガスを出すクルマで行くのは邪道だと考える人もいます。本当のアウトドア派、自然を愛するならば、環境を壊すクルマは使いたくないというわけです。そう、世界を見渡すと、自転車でキャンプに行こうと考える人もいます。
キャンプをしようと思ったら、それなりの装備が必要です。キャンプですから、ある程度の不便や足りない部分は仕方ありませんが、なるべくなら、快適なキャンプにしたいところです。自転車だと運べる荷物の量や重量が限られます。そこでトレイラーを使う人が多いようです。
海外では、このようなキャンプ用のトレイラーも市販されています。これで一人分の寝るところは確保できます。走行中はコンパクトになる一方で、簡単に展開することが出来て、設営もラクそうです。このような装備があれば、自転車でキャンプをしてみたくなる人も出てくるでしょう。
もちろん、自分で自作する人もいます。自転車用キャンピングトレーラーのDIYです。好きな人なら、自分で製作するのも趣味のうちです。限られたスペース、重量、予算、技術力の中で、いかに自分の理想を追い求めるか、考えるだけでも楽しいのだろうと思います。
凝れば、いろいろなものが作れそうです。ベースさえ、しっかり走行できるものを用意すれば、その上に創意工夫で、自分だけのキャンピングカーが作れます。ある程度、器用さは必要でしょうが、こうした動画を見ていると、時間があれば、作ってみたくなる人もあるのではないでしょうか。
自転車用キャンピングトレーラーで最低限必要なのは寝る場所です。市販のテントを持って行くのと違い、好きな時に、どこでも好きな場所に自転車をとめ、寝ることが出来ます。折りたたみのテントを設営する手間も必要ありません。こちらは、軽量で、走行時に幅が縮められるのが工夫です。
走行時に、いかにコンパクトに出来るかが工夫のしどころです。そのまま寝られるのは設営の手間がなくていいですが、やはり走行しにくくなります。必要な荷物の運搬も含めて、これといった正解はありません。一人ひとりの創意工夫次第で、そのスタイルは自由です。
二台、横に並べて接続できるトレーラー・テントというのは、アイディアです。走行する時は別々に走れます。これは、夫婦やカップルでキャンプに行きたいというニーズにもぴったりです。自転車だからと言って、必ずしも一人でキャンプに行く必要はありません。
こちらは、いろいろなキャンピング自転車をまとめています。トレイラーの上に、市販のテントを載せただけのものから、本格的なDIYのもの、幌馬車風、表現は良くないですが、走る棺桶(笑)のようなものもあります。いろいろなスタイルが考えられます。
こちらも、さまざまなキャンピング自転車を載せています。千差万別、一台一台違います。凝った作りのものも多く、こうなってくるとタイトルにもありますが、自転車ハウスです。どこでも好きに移動できる自分だけの家、自転車でひっぱる家と言えるでしょう。
キリがないですが、あといくつか載せておきます。興味のある方はどうぞ。動画として面白いものではありませんが、それぞれの個性やこだわりがあって、伝わってくるものがあります。こうした動画を見て、自分でも作ってみたくなり、自転車キャンパーが広がっていくのかも知れません。
残念ながら、日本で自転車にキャンピングトレイラーを連結して走行している人を見たことはありません。ただ、トレイラーならいつでも外せますし、キャンピングカーを購入するより安く上がるでしょう。キャンプブームが自転車へ波及しないとも限りません(笑)。
ここのところ、訪日外国人が増え、ホテルの不足が報じられています。もちろん、ゴールデンウィークともなれば、宿泊予約をとるのは至難の業でしょう。でも、こんなトレイラーがあれば、いつでも宿泊を伴う旅行に出かけられます。自転車でキャンプ、挑戦してみるのも面白いかも知れません。
北朝鮮は中国まで批判し始めました。自信があるのか、追いつめられているのか、はったりなのか、果たして。
Posted by cycleroad at 13:00│
Comments(0)│
TrackBack(0)