サイクルロード 〜自転車への道
世界の都市で自転車が選ばれ始めている。さまざまな角度から自転車の話題を。
September 03, 2018
自転車に乗る時もオシャレに
スポーツバイクに乗る人が増えています。
初めてロードバイクなどに乗ると実感すると思いますが、ママチャリとは全然違います。乗り心地も違えば、速さも快適さも違い、本来の自転車のパフォーマンスがどういうものか理解できるでしょう。結果として、ママチャリでは満足出来なくなり、スポーツバイクに乗るようになる人も多いと思います。
ただ、今までママチャリに乗っていた人が、ロードバイクをはじめとするスポーツバイクに乗るようになると、乗る時の服装に迷うことも多いのではないでしょうか。少しの距離ならともかく、普段着だと乗りにくいのも確かです。女性なら、スカートで乗るわけにもいきません。
別に、ロードバイクにジーンズなど普段着で乗っても構いません。そういう人もいます。ただ、一般的に、サイクルジャージやレーサーパンツ、いわゆるレーパンを着て乗る人が多いため、ジーンズで乗るのは、どうしても格好が悪い気がして、ためらわれるという人も多いかも知れません。
サイクルジャージやレーパンをはいて乗るのは、そのほうが快適て、機能的、ラクだからです。必然的に多数派となります。通勤や近場に行くならともかく、ロードバイクに乗っている人は、どうしても、あのような格好になってしまうのは自然なことなわけです。
普段着で乗ると、どうしても股擦れしたり、風の抵抗が大きかったり、お尻が痛くなったりします。慣れれば、普通の短パンなどでも平気な人も少なくないと思いますが、最初は、硬いサドルに慣れなくて、お尻が痛くなる人も、レーパンなら、その痛みを緩和してくれます。
別にファッションが他人と違おうが関係ないという人でも、やはり快適性という点では、レーパンをはいたほうがラクだし、いろいろ優れていることには同意するのではないでしょうか。専用のウェアとして、ペダルをこぐために最適化されている点で、レーパンに分があります。
ただ、知らない人が見たら、競輪選手と間違えるような服装に抵抗がある人が多いのも確かでしょう。走っている時は快適で問題なくても、自転車を降りて、あの格好で街を歩いたりするのは、周囲から浮いてしまい、恥ずかしく感じると抵抗感を口にする人もいます。
特にレーパンは黒っぽいものがほとんどで、オシャレではないことに不満な女性も多いようです。毎日、同じ格好になってしまうのが気になる人、普段着のようにバラエティがなく、コーディネートしたり、いろいろと変えて楽しむことが出来ないのも不満と感じる女性が多いようです。
サイクルジャージはカラフルなものもありますが、自転車ショップなどでしか売ってないし、もっとカジュアルで、値段もリーズナブルで、オシャレを楽しめるようなものが欲しいというのは、世界的なニーズなのかも知れません。欧米でも、スポーツバイクに乗る女性は増えてきています。
そのようなニーズに応えて、“
Pretty Little Thing
”というブランドが、オシャレでスタイリッシュなバイクショーツを売り出しています。機能の点から、形に制約があるのは仕方ないと思いますが、カラフルでオシャレな色のサイクルショーツがラインナップされています。
ここで注目したいのは、“
Pretty Little Thing
”というブランドは、ファストファッションであることです。ファストファッションとは、最新の流行を採り入れつつ、低価格に抑えた衣料品を、短いサイクルで世界的に大量生産・販売するファッションブランドやその業態を指します。
有名なところでは、ZARA、GAP、H&M、日本のUNIQLO(ユニクロ)といったところでしょうか。言ってみれば、ユニクロでカジュアルで低価格なサイクルショーツが売っているようなものです。ジーンズやチノパン、スカートといった定番のアイテムと並んで、レーパンが売られているわけです。
私はファッションの流行に詳しくないのですが、今年2018年はネオンカラー、蛍光色が流行っているそうです。言われてみれば、街で明るいピンクや黄色の服を目にすることも多いかも知れません。こうした色、今年のトレンドカラーも当然のように反映されています。
ここに挙げたのは一部ですが、すべてバイクショーツです。これだけバラエティがあれば、自転車に乗るときにもオシャレが出来るでしょう。値段は、セールで6ドルくらいになっているものから、高くても28ドルくらい、多くは15ドルから18ドルくらいとリーズナブルです。
サイクルショーツという性格上、ピッチリとしたパンツにならざるを得ませんが、色柄も豊富ですし、街歩きや普段着として着ても違和感はありません。これならば、街へ買い物などに出かける際にもロードバイクで出かけられるし、自転車に乗る場合でもオシャレを楽しめるでしょう。
日本でも、スポーツバイクに乗る人が増えているとは言え、まだ一部に過ぎません。ただ、自転車に乗ってもシワにならないスーツなど、少しずつ自転車を意識したファッションは広がりつつあります。もちろん、海外のトレンドが、日本に入ってきてもおかしくありません。
サイクルジャージやサイクルパンツが、定番のファッションとして定着するかはわかりません。日本でもユニクロに、当たり前のようにレーパンが置かれる日が来るとは言い切れません。ただ、一部のファストファッションにはラインナップされ始めているところを見ると、案外、遠い先のことではないのかも知れません。
メジャーリーグ・エンゼルス大谷選手が投手として復帰登板しました。あまり無理はせず頑張ってほしいですね。
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Posted by cycleroad at 13:00│
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