サイクルロード 〜自転車への道
世界の都市で自転車が選ばれ始めている。さまざまな角度から自転車の話題を。
August 17, 2019
時には右脳を使いに出かける
夏休みでお出かけという人も多いでしょう。
今年は日にちの並びがいいので、お盆休みが9連休という方もあると思います。お盆の帰省以外にも、遊園地やテーマパークに出かけたり、海水浴やキャンプ、バーベキューなど、家族でお出かけという方も多いに違いありません。台風が去り、また夏らしい暑さも戻ってきています。
夏休みにあわせて、各地でいろいろなイベントが予定されていますが、この時期は、展覧会なども多く催されます。美術館や博物館をはじめ、各地のホールやイベント会場で、アート展などが多数開催されます。芸術というと秋と思ってしまいますが、夏休みのこの時期もアートに親しめる時期です。
前回、ゴッホの絵を取り上げましたが、有名な絵画や彫刻に限らず、いろいろなジャンルの展覧会が開かれます。現代美術や写真、工芸品や浮世絵などの日本美術、世界の民族アート、工業デザインにグラフィック、アニメやイラスト、ファッションに前衛芸術、デジタルアートなど、実にさまざまなジャンルがあります。
ところで、このブログでも何度か取り上げましたが、いらなくなった自転車のパーツ、廃材を使ってアート作品に仕上げるアーティストもいます。この分野の展覧会というのは、なかなか無いので、今回は、自転車のパーツを使った芸術作品を取り上げてみたいと思います。
サイクリストならご存じのパーツメーカー、
SRAM
社が過去に開催したコンテストの作品です。アーティストにパーツを提供し、作品の展示後にオークションにかけ、チャリティとして世界で自転車を提供する活動を行っている慈善団体に寄付するというイベントでした。
実は、このコンテスト、少し前に行われたもので、その時にも取り上げました。たまたまネットを見ていたら、当時取り上げたのは、ごくごく一部であり、当時はまだ発表されておらず、取り上げなかった作品がたくさんあったことを知ったので、それらの作品を見ていきたいと思います。
各方面のアーティストに作品の制作を依頼しています。さすがと思わせるものもありますが、これなら自分にも作れそうというものもあります。何かを表現しているか明らかなものもあれば、一体何を表しているのか、わかりづらいものもあります。
あくまで「アート」ですから、必ずしも作品のテーマや作者の主張を意識したり、何を言おうとしているか、考える必要はないのでしょう。言葉で説明したり考えるのではなく、ストレートに伝わってくるものを感じるべきなのかも知れません。
アート作品を言葉で理解するのではなく、直感やイメージをそのまま受け取る、つまり、左脳ではなく右脳で直接感じるわけです。いつも、言語脳である左脳ばかり使うことが多い現代人にとっては、右脳に直接働きかけてくるアート鑑賞は、いつもと違う脳への刺激になるのではないでしょうか。
実際に、美術館などへ行って展覧会などを見ると、頭のいつも使っていない部分が刺激されているような感覚になることはないでしょうか。刺激と言うより、心地よい負荷と言うべきかも知れません。それがまた、アートを鑑賞する魅力になっているのでしょう。
有名な絵画や彫刻はもちろんですが、現代美術や、ふだん気にすることのない分野、自分から見ようと思わないようなジャンル、知らない世界を見てみるのもいい体験になると思います。いろいろな企画が各地で開催される夏に、アートを鑑賞しに出かけてみるのもいいのではないでしょうか。
香港の抗議行動が依然として終息しません。軍の介入は国際的な非難を招くので、むしろ好都合なのでしょう。
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Posted by cycleroad at 13:00│
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展覧会
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