令和最初の年末ということになります。暮れも押し詰まり、メディアでは、この一年を振り返る番組や記事であふれています。このサイクルロードでも、今回はアクセス数やSNSでの反響などを元に、この1年に関心を集めた記事を通して今年を振り返ってみようと思います。
◇ ◇ ◇
1月は、まず最初に、人々が自転車で行き交う時のエネルギーを回収するという発想と、デザインの視点から都市とエネルギーの問題に取り組む人たちを取り上げました。自転車で都市の住民と近郊農業を結び付ける人、サブスクリプションの話もありました。
人類の課題に挑戦する人たち
もう少し街角にアートが必要
都市近郊農業の意外な担い手
自転車にこそ必要な防護手段
さらに自転車の活用が広がる
果たして日本で需要があるか
2月、シリア難民が大量流入するトルコの話題を取り上げました。全く新しいコンセプトの都市モビリティのコンセプトの話もありました。チェーンなど、自転車のメカニックな部分についての革新について取り上げた記事もアクセスを集めました。
自転車を教育や保健衛生にも
スマホ化していく自転車用品
自動運転時代に自転車に乗る
チェーン以外の可能性を探る
恩恵を実感出来ないのが弱点
自転車にチェーンという呪縛
3月には、自転車とアートに関する話題を取り上げました。自転車とファッションという切り口の記事も読まれたようです。定期的に、その時話題となっている自転車関連のニュースを取り上げていますが、その記事にもたくさんのアクセス、SNSでの「いいね」をいただいています。
使わない部分を意識して使う
刺激を受けたら挑戦してみる
好ましいスタイルであり流儀
マナーだけで片付けられない
自転車を乗りやすくする手段
色を塗るだけでは意味がない
4月、自転車先進国オランダでの駐輪場の設置に関する話題がありました。自転車レーンについての世界の状況や、世界中の都市に「自転車市長」という名のリーダーを誕生させ、都市での自転車の活用を加速させる世界的な取り組みについても注目が集まったようです。
簡単なのに越したことはない
試しに駐輪場を設置してみる
質的な約束を長期的な決意で
世界で必要なもう一人の市長
自転車が変革する世界の都市
5月、令和の時代が始まりました。安全や交通ルールについて、海外での先進的な取り組みについての話題も注目されました。そして健康問題、自転車に乗る人と乗らない人との寿命の違いについての研究にも関心が寄せられました。海洋のプラスチック汚染の話題も取り上げました。
令和の時代に求められること
実用性や効率性以外の価値観
自転車に信号無視をさせない
日本の医療を持続可能にする
自転車に乗るのは時間の無駄
自転車に乗る時だけに限らず
6月、都市での自転車シェアリングサービスの弱点を克服する画期的なアイディアの話題を取り上げました。防犯対策も最近はハイテク化しています。国土交通省の公表した、自転車通勤導入に関する資料の話題も、地味ですが関心が高かったようです。
東京五輪の渋滞対策は万全か
もう少し選択肢があるといい
つながれば犯罪も防いでいく
簡単そうに見えて実は難しい
自転車通勤により変わるもの
7月、コロンビアやオランダなど、海外の話題も取り上げました。世界中で自転車を楽しむ人がいますし、それぞれに自転車との付き合いの歴史があります。また、日本も多くの自転車を輸入していますが、海外との貿易についての話題もありました。
使われていないが需要はある
オランダも一日にして成らず
技術革新は安心をもたらすか
意外と見過ごされがちな税金
デメリットを逆手に取る発想
8月、子供たちは夏休みです。あまり役には立たないと思いますが、夏休みの宿題のヒントもありました。自転車アートの作品を見て、何か触発された人もあったかも知れません。EVが温暖化ガスの排出削減の解決策になりえないという話には大きな反響がありました。
何を作るか考えるのが楽しい
自転車との意外な組み合わせ
時には右脳を使いに出かける
ひらめきや直感を大切にする
消費者の選択が企業を動かす
温暖化ガスの削減にならない
9月、働き方改革とも関連して、休暇取得推進政策の話題を取り上げました。事故や交通安全の問題について、関心が高いのは当然かも知れません。道路を減らすという、時代に逆行するかのような取り組みについての記事は、多くのアクセスを集めました。
自転車に乗れば休みが増える
辛い境遇から難民を救うもの
安全のために見ることが必要
自転車にも乗る人のメリット
道路は逆に減らしていくべき
自転車スポーツを楽しむ環境
10月、都市のモビリティの進化の話題もありました。91歳で、自転車で数々の年齢別世界記録を更新し続けている人に勇気づけられた人は多かったかも知れません。サイクリングで観光振興を図ろうという自治体にとって、発想のヒントになる話題もありました。
自転車の常識や設計も変わる
まだまだ工夫する余地がある
いつまで活動を続けられるか
認知度や裾野を広げる取組み
日本は意外にも知られている
自転車の人気名所のつくり方
11月、各地の大会などに参加して自己記録の更新に励む人も多いと思いますが、少し違う挑戦を提起する話題がありました。街の駐輪機について、日本のものとは観点の違う企業が世界へ進出していました。子供の視認性を高める重要性について、触発された人もあったようです。
継続的な支援につながる方法
スピードだけが記録ではない
機械式駐輪機に足りないもの
便利さと危険性は背中合わせ
伝説上の生き物が安全を守る
12月、イギリスのブレグジットに関連して、国政レベルの自転車政策について取り上げてみました。都市部での配送について、世界の趨勢を占う記事も載せました。自転車レーンの境界に関する記事も話題になったようです。自転車レーンに関する研究の話題もありました。
英国与野党が折り合える部分
時代に合わせた輸送スタイル
聖夜でなくても飾りたい場所
人命を守るために有効な政策
捨てたゴミはどこへ行くのか
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ふり返ってみると、今年もいろいろな話題がありました。来年は来年で、また目をひくような話題が出てくるでしょう。今年もたくさんの方にお読みいただき、また、多くの方に応援していただいたことにお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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年内の更新は今日までとします。皆さま、良いお年をお迎えください。
Posted by cycleroad at 13:00│
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