日本の広い範囲で前線の影響によって大雨が降り、場所によっては記録的な大雨となっており、警戒が呼びかけられています。各地の被害が心配されるところです。さて、今回は、最近の自転車関連のニュースの中から、気になったニュースをピックアップしてみたいと思います。
オリンピック 自転車女子オムニアム 梶原悠未が銀メダル
自転車女子オムニアム銀の梶原 パリ五輪では金メダルを! 母と「悔しさ共有して」二人三脚で再出発誓う
パラリンピック自転車4大会連続出場 藤田選手が意欲 悲願の金へ「全力尽くす」
東京オリンピックが閉幕しました。自転車の日本女子では史上初のメダルを獲得した梶原悠未選手のニュースが各メディアから報道されています。全体的に自転車競技の露出度は低いですが、一人健闘が光っています。次回のパリも期待されます。パラリンピック開幕に向けた記事もありました。
道路真ん中をノロノロ蛇行…自転車の“あおり運転”
6日、静岡県富士宮市で撮影されたドライブレコーダーの映像です。( ↑ 動画参照)
被害者:「あの自転車さ、信号無視だね」
1台の自転車が赤信号を無視し、交差点を直進していきます。さらに…。
被害者:「真ん中走ってるんだけど…」
自転車の男が、車道の真ん中をフラフラと走行しています。
被害者:「酔っ払い?」
クラクションを鳴らされ、振り返る男。腹を立てたのか、あからさまに速度を落とし、車の走行を妨害します。道の真ん中をノロノロと蛇行しながら走る、自転車による“あおり運転”。危険かつ迷惑な行為は、しばらく続きます。そして…。
被害者:「止まったよ」
道路上で突然、止まった自転車。車はその隙に、男を追い抜き、その場から立ち去ることができました。被害者は、「何をされるか分からないし、『追い掛けられたら、どうしよう』とか、そんなことまで思いました。蛇行運転で、ノロノロと運転するということは、分かっててやっているんだなと。承知してやっているんだなという感じで、怖かったですね」と話していました。(2021/08/11 テレ朝ニュース)
交差点で自転車“迷惑走行”…通報も「あはははは」
多くの車が行き交う交差点を、間を縫うようにフラフラと走る2台の自転車。その近くの歩道には仲間でしょうか、動画を撮るなどして、はやし立てる姿もあります。8日、沖縄県糸満市の道路で撮影された“自転車による迷惑行為”です。( ↑ 動画参照)
撮影者:「運転中だったので。いきなり自転車が飛び出してきたような形で、危うくひきそうになって、本当にビックリしました。高校生になっているか、なっていないかくらい。『危ないぞ』と窓から怒鳴ってる運転手もいたが、全然聞いてないような感じだった」
さらに、ヘルメットを被らずに歩道にバイクで乗り入れる姿も。危険を感じた撮影者は、警察に通報したことを伝えると…。
撮影者:「警察呼んでるからね」
グループ:「写さないで〜、あはははは」
その後、パトカーが到着すると、1台の自転車は逃走。歩道で見ていたグループは、警察に注意されたということです。
撮影者:「本当に交通事故に遭うのではないかという状況だったので。他の人には迷惑を掛けず、しっかりした大人になってほしい」(2021/08/10 テレ朝ニュース)
相変わらず、自転車による「あおり運転」が報じられています。煽っているのか、単なる危険行為、迷惑行為なのかはともかく、ここのところ、こうした報道が増えていると感じます。取り上げられるのは、ドライブレコーダーの映像が増えたからなのでしょうが、実際に日本各地で多数目撃されているということなのでしょう。
道交法改正で、昨年6月末から、危険行為に自転車のあおり運転が加えられました。その時には、自転車でクルマに対してあおり運転をする人など、どれほどいるのだろうかと思いましたが、それは私の認識が足りなかっただけで、クルマの前で煽ったり、煽るかのような行為をする人は確実にいるようです。
“イヤホン男”自転車が衝突…「すみません」と逃走
東京・小金井市の道路で、右折してきた自転車が、一時停止中の車に衝突しました。自転車の男は、イヤホンをしながら、うつむき加減で運転。そのため、車に気付かなかったとみられ、慌ててハンドルを切りましたが、間に合いませんでした。( ↑ 動画参照)
被害者:「ぶつけられてびっくりして。一瞬、あって思ったんですけど、そのまま逃げようとしたんで、『ぶつかったのに逃げるって、あり得ないでしょ。ちょっと、降りて下さい』と言って」
しかし、男は「すみません」と一言いうと、方向転換して、元来た道へ逃走しました。車には、複数の傷が付いたということです。
被害者:「『すみません』って思うんだったら、一緒に警察呼んでお話しして。逃げるって私もびっくりして。謝罪して頂きたいなと思いますね」(2021/08/11 テレ朝ニュース)
こちらは、あおり運転ではなく、当て逃げです。当て逃げはともかく、こうした危険な走行も増えていると思われます。原因はイヤホンです。自転車に乗りながらイヤホンをしている人は確実に増えているように感じますが、このことによる事故、トラブルが増加していても不思議ではないでしょう。
自転車で走行するのに耳は関係ないと考える人は多いと思いますが、そんなことはありません。音楽などを聴いていて、ついそちらに集中してしまうこともあるでしょう。すると、周囲に対する注意が確実に散漫になります。普段ならあり得ない、例えば、うつむいて前方を見ない姿勢で走行してしまったりします。
音楽などに気を取られてしまうと、確実に視界に入っており、見えていても、その危険に気づくのが遅れることがあります。聴覚の情報に脳が集中していて、視覚による危険の判断が遅れてしまうわけです。聴いた内容が、歌の歌詞であろうと、英会話であろうと、落語であろうと関係ありません。
ほかにも、見えていない危険、脇道から出てくるクルマとか、飛び出しかねない子どもといった、耳から入る情報も聞こえなくなるわけで、リスクが大きくなるのは間違いありません。誰でもこのようなことが起こりえるので、私は、自転車に乗る時にイヤホンをするべきではないと思います。
サイクルトリップ、法人向けに通勤用e-bikeレンタルプラン
スポーツバイクのレンタルサービス「CycleTrip BASE(サイクルトリップ ベース)」は、法人向けに通勤用e-bikeなどのレンタルプランの提供を開始した。
コロナ禍において、密を避けた移動手段として自転車を活用する人が増加している。政府や地方自治体も自転車通勤を推し進めている背景もあり、自転車やe-bikeでの通勤を推進することが目的だという。
BESVのフルサスe-MTB「TRS2 AM」は33,000円/月、サイクルトリップでも人気のミニベロe-bike「PSA1」は18,000円/月でレンタル可能。ほかには、ジャイアント「Escape R3」(12,000円/月)などのクロスバイクやロードバイクも用意されている。ロードサービスや自転車保険に加えて、ヘルメットや車体ライトなどの各種オプションも無料で付帯される。(2021年8月12日 家電ウォッチ)
ふだん、自転車に乗っていない人でも、何かをきっかけに、自転車通勤をしてみようと思い立つこともあるに違いありません。ただ、最初は自転車通勤が続くかどうかも見通せず、新たに自転車を買うのは躊躇するでしょう。ましてや、いきなり相対的に高額なスポーツバイクは買えません。
ただ、一般的にママチャリは、あまり向いていません。最寄り駅まででなく、ある程度の距離を走行する職場までの自転車通勤の場合、時間がかかったり、快適でなかったり、イヤになってしまったりする原因になりかねません。その意味で、こうしたレンタルサービスは、なかなか有意義なのではないかと思います。
電動アシスト自転車の国内初「押し歩き」モードを体験!! e-bikeへの搭載も期待
パナソニック サイクルテックから電動アシスト自転車「ビビ・L・押し歩き」が発売されました。
既報のとおり、国内初となる「押し歩き」機能搭載ということもあり、非常に注目を集めました。e-bike部メンバーも興味津々です。
なぜかといえば、この「押し歩き」機能が普及し、日本の法改正がさらに進み、海外では当たり前の機能がe-bikeにも搭載されて欲しいと願っているからです。
ということで、いつもはe-bikeレビューが中心ですが、今回は電動アシスト自転車「ビビ・L・押し歩き」を体験してきました。(後略 2021年8月11日 家電ウォッチ)
坂道を上るのがつらいので、自転車を押して歩く人がいます。その坂道をラクにするために電動アシストがあるのに、押し歩きモードとは、なんだか矛盾しているようにも思えます。しかし、日本の自転車環境の場合、歩行者の多い歩道を通る時など、坂でなくても押し歩きする場面はあるでしょう。
押し歩きした時には電動アシストが機能しないため、高齢者を中心に、乗っている時はいいけど、押し歩きが大変という声を受けて開発された機能です。いかにも日本的な、痒い所に手が届く機能、配慮と言えるでしょう。少し前の発売の時にも取り上げましたが、その試乗レポートが載っていました。( ↓ 動画参照)
諸外国とは違って、日本では自転車が歩道を走行しています。許されているからと言って、歩行者が多い歩道でも降りずに乗っていれば歩行者に危険が及ぶこともあります。そんなマナーに欠けた人の中には、押し歩きが辛いと感じていた人もあったのでしょう。そのあたりの改善につながるかも知れません。
歩道でチリンチリンは23%、片手で傘さし運転は21%…自転車ユーザーアンケート
コロナ下で提唱される「新しい生活様式」の実践例として、自転車通勤等に注目が集まっています。一方で、自転車が関連したトラブルや事故も増えており、警視庁の発表によれば、全交通事故にしめる自転車の関与率は年々上昇しており、2020年度は40.6%にものぼりました。
そこで、弁護士ドットコムでは、一般会員2241名を対象に、自転車の利用に関する意識調査を行いました。その結果、道路交通法(以下、道交法)では原則として禁止されている「道をあけてもらうために歩道でベルを鳴らす」「傘さし運転」などの違法行為をしていると答えた人はいずれも2割を超え、ルールやマナーが守られていない実態がわかりました。(後略 2021年08月14日 弁護士ドットコムニュース)
自転車利用者へのアンケート調査の結果が載っていました。相変わらず、自転車のルールへの理解度の低さが目立つ結果となっています。最近街角で急増している、フードデリバリーサービスの配達員の危険運転の目撃情報や自身の被害経験、サービスへの批判も載せられています。
歩道上で自転車に乗った人がベルを鳴らす行為については、トラブルの原因としてメディアでも取り上げられていますが、相変わらず1/4の人が鳴らしています。仮に、これが道交法違反となることを知らなかったとしても、マナーとしてどうかと考えるのが普通ではないかと思います。
駅とか電車の中など、歩きの場面での日本人のマナーは悪くないと思いますが、なぜ自転車に乗ると、相手の気持ちを考えなくなり、傍若無人になるのでしょうか。そのあたりには、いろいろ原因があるのかも知れませんが、そろそろ改善されて然るべきです。もう少し、ルールやマナーを守る意識の徹底が求められそうです。
平間銀座商店街 「店舗利用中」自転車に札
平間銀座商店街(石井雄介理事長)で今月から、店舗利用客の自転車に札を掛け、駐輪への理解を呼びかける取り組みが行われている。
しかし川崎市の条例では公道への自転車の放置を禁じ、店舗前に一時的に止める自転車も撤去対象。利用客に配慮する商店街の姿勢に市は理解を示しつつも、現段階での許可は難しいとし、商店街と話し合いながら方法を探りたい考え。
店舗前の自転車に掛けられたオレンジ色の札にある「お客様ご来店中」の文字。店舗名が記され、美容院や医院などサービス提供時間が長い場合に取り付ける。石井理事長は「商店街にとっては大切な顧客。特に高齢者は店舗と駐輪場が離れていると大変。札があれば持ち主が店の中にいると分かり、必要な場合にもすぐに動かせる」と意図を話す。
川崎市では、1987年に「自転車等の放置防止に関する条例」を施行。歩行者や緊急車両の妨げになるとして、公道に自転車等を止めることを禁じている。駅の周辺は市によって放置禁止区域に定められており、即時撤去の対象となる。一方、買い物客が多い夕方の時間を中心に、店舗前の公道に自転車が駐輪される状況が全市的に見られるという。
石井理事長は今年6月、市建設緑政局に取り組みを提案。商店街として8月から始めた。市担当者は商店街の心情に理解を示しつつも、「他の商店街との兼ね合いや放置禁止区域であることから、今すぐに認めるのは難しい。だが、撤去が目的なわけではない。商店街や警告・撤去を担う区道路公園センターと一緒に方法を前向きに考えたい」と話す。
駐輪場の充実促す
ただ、「条例がある以上、公道へ止めることはなくす必要がある」と市担当者。駐輪場の設置も同時に促していきたいとし、「ちょっとしたスペースや空き地を駐輪場とし活用する民間事業者が増えている。連携できれば」とする。市では、駐輪場整備費の補助金も設けている。(2021年8月13日 タウンニュース)
自治体の放置自転車の撤去移送に対する姿勢にもよりますが、同様の悩みは各地にありそうです。商店街側にしてみれば、自転車がとめられなければ客に敬遠されるので、買い物をしている間くらい、とめさせろ、撤去しないでくれと言う気持ちもよくわかります。自転車利用者の立場としても同じです。
一方、市側としては条例がある以上、条例違反を助長するようなものは認められないというのも当然でしょう。札があれば撤去されないということになれば、短時間でない利用者が利用したり、違法駐輪する人が増えて、せっかくの市の取り組みがなし崩しになりかねません。
仮に駐輪場を整備できたとしても、距離があると使ってもらえません。自転車利用者としては、ちょっと店に寄るのに、わざわざ離れた駐輪場に駐輪して歩くのでは不便です。自転車ならではの便利さを放棄しろと言われているようなもので、厳しく規制されれば、商店街を使わなくなりかねません。
折衷案として、他の人の通行の邪魔にならないような場所、例えば商店街と交差する路地などに駐輪機等を設置し、長時間駐輪に使われないような仕組みを導入するなどが考えられます。それでも場所の確保や費用などが問題となりそうです。なかなか難しい問題です。
富山湾の絶景、自転車で 観光資源にサイクルルート
富山湾の絶景を気軽に自転車で――。国土交通省が今年5月「ナショナルサイクルルート」に指定した富山湾沿いの102キロは、平たんで初心者も気軽に挑戦でき、海と標高差3千メートルの立山連峰の眺めを楽しめることから、富山県は新たな観光資源にしようと意気込んでいる。
ナショナルサイクルルートは、琵琶湖一周の「ビワイチ」(滋賀県、193キロ)など全国に6コースある。「富山湾岸サイクリングコース」は富山県氷見市から朝日町までの海沿いで、起伏が少なく体力のない人でも走りやすい。交通量が少なく、雪の多い地方ならではの広い路肩も自転車向きだ。
富山市の自転車店「サイクルローマン」の伊藤慎祐さん(48)は「サイクリングで有名な場所は起伏があって厳しいコースが多い。富山湾は景色も良く平たんで、気軽に走るのにちょうどいい」と初心者にも勧める。市街地に近く、工具などを貸し出す道の駅や飲食店もあるため、食料や手荷物をあまり持たずに走れるのも魅力だ。
鉄道やレンタル自転車を利用し、コースの一部だけを走る楽しみ方も人気がある。第三セクターのあいの風とやま鉄道は、自転車を解体せずに車両に持ち込めるよう、社員手作りのラックを取り付けた「あいの風サイクルトレイン」を今年4月から週末に運行。
片道だけ自転車で走って列車で市内に戻るコースを勧めている。他の三セク2社もサイクルトレインを運行する。
県美しい富山湾活用・保全課は、レンタル自転車や自転車向けの設備を備えた施設、飲食店や観光スポットをマップやウェブサイトで紹介。担当者は「富山湾の景色とともに、海の幸などのグルメや沿線の町並みも楽しんでほしい」と話している。(後略 2021年8月12日 日本経済新聞)
琵琶湖などのように一周でなくても、観光資源として魅力的なサイクルルートは各地にあるはずです。富山湾も観光資源化を目指しています。往復しても、琵琶湖一周と同程度ですし、片道でも楽しめる工夫もあるようです。走りやすくて景色がよければ、十分に可能性を秘めていると思います。
あとは、ネーミングかも知れません。「ビワイチ」とか「アワイチ」などのようにわかりやすく、覚えやすい名前があると違うでしょう。一周ではないので、「イチ」はつけられなくても、「ワン」ではあります(笑)。何かいいネーミングが見つかることを期待します。
果物狩り、台車付き自転車でGO 茨城で星野リゾート企画
星野リゾート(長野県軽井沢町)はサイクリングをコンセプトとした茨城県土浦市のホテル「星野リゾート BEB5(ベブファイブ)土浦」の宿泊客向けに、台車付き自転車を使った果物狩り企画を催す予定だ。
期間は9月15日〜10月15日。ホテルから北にある石岡市へ出発し、戻った後は収穫した果物でパフェを作れる。
「フルーツトレーラーサイクリング」は2〜3人を対象に開催。自転車の後方にブドウやナシ、リンゴや柿を最大5キログラムほど積み込める荷台を取り付けている。電動アシスト付きのスポーツ自転車「E-bike(イーバイク)」を使うため、軽いペダル操作で時速20キロメートル近い速度を保てるという。
朝にホテルを自転車で出発して筑波山や紅葉の景色を楽しみ、石岡市の果樹園に着いた後は果物狩りを楽しむ。昼に果樹園を出発し、夕方にホテルへ到着。チェックイン後はトッピングと容器を受け取り、持ち帰った果物とバニラアイスやカスタードクリームをたっぷりと盛り付けた「こぼれフルーツパフェ」を作って味わえる。
料金は宿泊代と別に2人の場合は計1万3200円、3人の場合は計1万9800円。新型コロナウイルス感染対策の衛生管理と「3密」回避対策をとって開催する予定だ。(後略 2021年8月13日 日本経済新聞)
これからは果物狩りのシーズンですが、多くの果物はかさばるので、持って帰るのに自転車は向いていません。そこでトレーラー付きの自転車をレンタルするというのは、いいアイディアだと思います。これならば、果物狩りとサイクリングを組み合わせて、一つの観光資源としてアピール出来ます。
もともと、有名なサイクリングコースに近接しており、サイクリングをコンセプトとしたホテルだったから出てきたアイディアだと思います。ただ、これは他の観光地でもヒントになるのではないでしょうか。例えば、温泉以外、特に売り物がないと嘆くような場所でも、果樹園などと連携して観光資源が作り出せるかも知れません。
野沢温泉自転車祭 2021 SPECIALIZEDカップを10月に開催決定
[スペシャライズド]〜コロナ後の地方創生を見据えた、地域に根ざしたサイクリングイベント。野沢温泉村が全シーズンでの山林利活用に向けた取組みを開始〜
2021年10月9日(土)・10日(日) にロードバイク向けヒルクライムレースと、マウンテンバイク向けロングダウンヒルレース両方が楽しめる野沢温泉自転車祭 2021 SPECIALIZEDカップの開催が決定しました。
野沢温泉サイクリングイベント実行委員会(委員長:上野雄大)は、2021年10月9日(土)-10日(日)に、スペシャライズド・ジャパン特別協賛によるスポーツ自転車の総合イベント「第1回 野沢温泉 自転車祭」を開催致します。
日本有数の野沢温泉の大自然を活用して、ロードバイク向けヒルクライムレースと、マウンテンバイク向けロングダウンヒルレースの双方を同ロケーションで開催するというユニークなイベントとなります。またレース後は村内13ヶ所の天然温泉と充実した地元食材を堪能していただけます。
冬のアクティビティとしてのスキー・スノーボードは、100年を越えるスキーの長い歴史を持つ野沢温泉としては確固たるもの。その一方で、サマーシーズンでもう一つの核となるイベントを作り上げることを通じて、大自然の中で行うアクティビティを普及させ、コロナ後のスタンダードにしていきたいと考えています。


またこのイベントは、事務局を野沢温泉スキークラブが担当します。地域に根ざした大会運営を通じて、地元に活力をつけ、若者に魅力ある野沢温泉、夏における雇用の創出も視野に入れた動きへと繋げます。(後略 2021/08/13 時事通信)
野沢温泉は、温泉としても魅力的で、冬はスキー場としても有名です。ただ、冬以外の観光客誘致に弱かったと言えるでしょう。その野沢温泉が自転車祭りというアイディアで人を呼ぼうとしています。普通はどちらかになりがちですが、ロードバイクもマウンテンバイクも楽しめるというところが、なかなか優れた点だと思います。
◇ 日々の雑感 ◇
感染拡大が止まりません。菅首相は酸素センター設置とか言っていますが、第4波の大阪などで十分予想され、とっくに準備されていて当然のことが何も出来ていません。自宅療養中の死亡者が出始めており後手後手です。政府はいったい何をしていたのでしょう。宣言を出せば減るとの楽観なのか、無為無策、政府の責任は重大です。
Posted by cycleroad at 13:00│
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