August 21, 2021

汎用も便利だが特化して使う

8割を超える普及率となっています。


日本のスマートフォンの世帯普及率です。年齢別に見ると高齢者層ではやや低いですが、それでも二人以上の世帯では7割超となっており、高い割合となっています。誰もが日常的に使っており、生活する上で、もはや必要欠くべからず存在となっている人も多いはずです。

いろいろと便利なのは言うまでもないですが、スマホの普及により、誰もがいつでもカメラを持ち歩くようになりました。街で著名人でも見かければ、一斉にスマホを向けますし、事件や事故、極端な気象現象など、視聴者撮影の動画がSNSにアップされ、テレビなどで目にすることも増えました。

以前からコンパクトデジカメもありましたが、ふだんから携行するとは限りませんでした。街を歩きながらも、常にスマホをいじっているからこそ、すぐに撮影できることもあるのかも知れません。いずれにせよ、これまでには目撃した当事者しか見られなかった映像が見られるようになったのは確かでしょう。

最近のスマホのカメラ、CCDやCMOSの高性能化は目覚ましく、搭載される数も増えていますが、それでもよくこんな小さなレンズでキレイに撮れ、ズームしたり出来るものだと思います。自撮りや景色以外にも、食事を撮ったり、メモのように使うなど、用途も広がりました。

スマホの普及で、いつでもどこでも写真や動画が撮影できるようになり、何か特別な目的がない限り、普通のデジカメを持ち歩く必要がなくなったのは確かでしょう。コンパクトデジカメが以前より売れなくなったのは、当然と言えば当然の成り行きです。

スマホのカメラは、記念写真や動画撮影だけでなく、いろいろな用途に使われます。QRコードを読み込んだり、画像検索をしたり、本人確認とかテレビ電話のアプリにも使います。レシートや名刺管理に使ったり、何かの記録、証拠として残すために使う人もあるでしょう。

ただ、汎用性が高いがゆえに、単機能では使いづらいケースもあると思います。例えば、ツーリング時に景色の記録を残したり、ドライブレコーダーとして使いたい場合です。形状的に向いていなかったり、バッテリーの問題もあります。連絡や地図など他の用途にも使うため、バッテリー切れは困ります。

This image is in the public domain. そんな時、スマホとは別にカメラがあったほうが便利ということもあるに違いありません。スマホでなくても、カメラの性能やバッテリー容量などが進歩し、小型で軽量になり、価格も安くなっています。以前と比べれば、気軽に動画撮影も可能なのに、使わない手はありません。

そこで、新しいタイプのカメラが提案されています。“Feiyu Pocket 2S”、究極の3軸ジンバルカメラとあります。ジンバルと言うのは、右の図のような回転台で、常に垂直を保つことが出来る機構です。ジャイロスコープや羅針盤、ドリンクホルダーなどにも使われていたりします。


Feiyu Pocket 2SFeiyu Pocket 2S

Feiyu Pocket 2SFeiyu Pocket 2S

Feiyu Pocket 2SFeiyu Pocket 2S

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自転車も含め、屋外での撮影には持ってこいです。常にカメラが傾かないので、高い手ぶれ補正も実現しますし、撮れた映像も見やすくなります。スポーツや屋外でのカメラとしては、“GoPro”が有名ですが、こちらはカメラ部分を分離して、取り付け用アクセサリを使わずに、いろいろな場所に取り付けることが出来ます。



上の画像のような、カメラを取り付けて使う、ジンバル・スタビライザーというのも一般に売られているので、普通のカメラやスマホを取り付けて使えば似た形にはなりますが、カメラ部分だけ分離できるのは何かと便利だと思います。ヘルメットに取り付けたり、クルマの屋根に取り付ければ、ドライブレコーダーとしても使えます。

ドライブレコーダーならば、専用機のほうがいいですが、レンタカーなど臨時に使いたい時には便利でしょう。自転車でツーリングする時にも使えますし、身体に取り付ければ、ジョギング時にも使えます。自転車を降りてもそのまま撮影できるので、ハンドルやフレームに取り付けるより便利なこともあるでしょう。

Feiyu Pocket 2S

手元のジョイスティックを使って、電動でカメラの角度を変えることも出来ます。カメラ部分をリュックのショルダーストラップ、肩にかけるベルトの部分などに取り付けておけば、片手で操作も出来ます。スマホのように手で持って構える必要はありません。

身体に取り付けておくならば、電車やクルマ、自転車と乗り換えて移動しても、そのまま撮影が継続できます。ふだんはオフにしていて、必要な時にオンにすれば、トラブルが起きた時など、イザという時のレコーダーとして使うのにも便利なのではないでしょうか。

Feiyu Pocket 2SFeiyu Pocket 2S

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Feiyu Pocket 2SFeiyu Pocket 2S

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カメラとしての性能、例えば顔を追跡したり、オブジェクトをトラッキングする機能、、オートフォーカス、光学手振れ補正、歪み補正、広角レンズ撮影、ノイズリダクションなど充実しています。ネット上にアップする時など用に、編集を最小限にする機能などもあります。もちろん、スマホと連携させることも可能です。

このシリーズの、カメラ部分の分離できないタイプはこれまでも売られていたようですが、“Feiyu Pocket 2S”は現在、クラウドファンディングサイトで販売されています。まだ22日を残して目標金額の13倍に達しており、高い人気となっています。

Feiyu Pocket 2SFeiyu Pocket 2S

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これは、気軽に屋外で動画撮影が出来て便利そうです。省電力なのでバッテリーも持ちますし、スマホと別なので気にしなくて済みます。イザという時のために、自転車に乗っている間のドライブレコーダーとして使うにも便利そうです。コンパクトで荷物になりませんし、スマホとは別に持つ価値はあるでしょう。

このようなスタイルのカメラが、今後普及していくかはわかりません。ただ、自転車に関連して言うと、自転車用のドライブレコーダーとして使う人が増えれば、自転車に乗っている時の理不尽な出来事、アクシデントの場面を、多くの人が目にするようになる可能性があります。( ↓ 動画参照)



Feiyu Pocket 2SFeiyu Pocket 2S

日常的に自転車に乗っている人なら同意してもらえると思いますが、知ってか知らずか、幅寄せするようなドライバーは存在します。中には確信犯として、悪質な嫌がらせをするようなドライバーもいます。そのような行為が明らかになり、摘発につながったりすれば、啓発や抑止にもつながっていくかも知れません。

せっかくカメラが身近になり、高性能・低価格になったのですから、スマホだけではなく、何かに特化したカメラを使う手はあるでしょう。動画のレコーダーとして気軽に使うような人が増えれば、自転車の安全な走行、交通マナーの向上にも寄与する可能性がありそうです。




◇ 日々の雑感 ◇

分科会の尾身会長も提言しており、全国知事会もロックダウン的な方策の制定を強く求めていますが、菅首相はロックダウンは諸外国でも決定策になってないと主張します。でも一方で外出自粛や人流抑制、経団連などにテレワークを求めるのは矛盾でしょう。出来るかは別に議論はしてもいいのに、よほど国会を開きたくないのでしょうか。GOTOトラベルの時もそうでしたが無能なだけでなく説明のつかない思い込み、そして頑固なのは最悪です。

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