秋の連休、シルバーウイークです。
“全部で9台”自転車被害…窃盗の瞬間「あかんの」
9日、兵庫県姫路市の住宅に設置された防犯カメラの映像です。
道路を挟んで向かい側に乗り付けた車から、降り立ったキャップ姿の男。荷台のドアを上げると、狙いを定めたかのように近付いてきます。
すると、敷地内に止めていた自転車を引きずりながら、車まで運んでいきました。そこに、思いがけず通行人が通り掛かると、通り過ぎるのを待って、すばやく荷台に積み込みました。さらに、もう1台の自転車も…。人目もはばからず、まさに白昼堂々、2台の自転車を持ち去って行ったのです。
被害は、これだけにとどまりません。
被害者:「続けざまに、置いていた自転車をポンポンと盗まれて。全部で9台」
実は、この日の2台を合わせて、全部で9台の自転車を盗まれたというのです。それから4日経った13日…。
被害者:「ガサガサ音がするから窓を見たら、9日に映った人物と似た人がおると思って、窃盗の瞬間を見るまで待っていて、窃盗された時に声を掛けて、警察を呼んだ。声掛けた瞬間、えっという顔していましたね。えっ取ったら、あかんのんと言われました」
通報を受けて駆け付けた警察官が、窃盗未遂容疑で79歳の男を逮捕しました。逮捕された男が防犯カメラの男と同一人物かは分かっていませんが、警察はこれまでに盗まれた9台の自転車との関連についても、調べを進めています。(「グッド!モーニング」2021年9月14日放送分より)(2021/09/14 テレ朝ニュース)
子ども乗せ電動アシスト自転車の”暴走かあちゃん“に「怖い」の声…歩道でうまく共存するには?
幼稚園、保育所への送迎などで年々、子育て世帯での電動アシスト自転車の需要が高まっている。一方で、「歩道を走る子ども乗せ自転車が飛ばしすぎで怖い」という声も少なくない。改めて子どもを乗せる際に注意すべき点などを関係者に取材した。
東京都・文京区に住む40代の男性は、自身も子どもを送迎する際などに電動アシスト自転車を使用しているが「裏に保育園があって、毎朝子供を前後に乗せた”暴走かあちゃん“もよく見かけます」と漏らす。
働きながら子育てをする親はとにかく忙しい。時間に追われ、自転車を飛ばしてしまう時もあるかもしれない。しかし、本体が重く子ども2人と親の体重が加われば100キロを超す電動アシスト自転車が歩道を走ることに恐怖感を抱く声は少なくない。
自転車は原則として車道の左側を走行するが、それが危険な場合は徐行したうえで歩道を走ることも法律上認められている。しかし、多くの場合で歩道を走らざるをえない日本の道路事情がある。自転車に優しい環境のオランダやドイツなどと違い、自転車専用道路が設置してある道路は日本中探してもほとんどない。路上駐車も多く、その車を避けて進むには道路の真ん中まで出なければならないがこれは極めて危険なため、歩道に上がらざるをえないのだ。
自転車と歩行者が歩道で共存するにはどうしたらいいのか。行政の担当者は日本の道路事情から「非常に難しい問題です」と本音を明かす。今の道路環境で、自転車歩行者双方のマナーとの思いやりで対応していくしかなさそうだ。
子ども乗せ電動アシスト自転車が実際に歩道を走行する場合、第一に気をつけるのは徐行。しかしこれも難しいところで、あまりゆっくり走ると重い座席と子どもを乗せていたらそれだけでフラフラする。スピードを出すと安定はするが、今度は歩行者の方が危なくなる。
「よく周りを見て、安定して走れる、かつ何かあってもリカバリーがきくようなスピードで」走るしか今は手がないようだ。「本当は、重いですけど降りて押して歩いていただくのが一番安心ですけど、なかなかそうはいかないでしょうから…。周りによく注意を払って安全な走り方を」とこの担当者は話す。
子どもを乗せた自転車の事故で救急搬送された子どもの人数は、7年間で1443人(2011年1月〜17年12月までの統計)。約8割が停車中の事故で、そのうち9割以上が転倒によるけがだった。消費者庁は事故増加を受け、今年1月に事故防止のためのリーフレットを作成。
「まずヘルメットをかぶせる!→乗車させる→シートベルトをしっかり締める」「ヘルメットは、必ず、子どもを自転車に乗せる前に装着!」とヘルメットの重要性や、「前の座席でのケガは、後ろの座席の約6倍」などを強調。
転倒を防ぐために「荷物は左右バランスよく」「停車する場所のわずかな傾きにも注意」「点検時にはスタンドのぐらつきなどもチェック」「自転車に子どもを乗せたら、決して目や手を離さず、いつでも支えられる体勢でいること」などを呼びかけている。
走行中の注意としては、段差での事故が多発しているといい「段差5センチを乗り越えて走行することは転倒リスクが高いことを認識し、極力回避すべき」と警鐘を鳴らしている。
子ども乗せ自転車が歩道を走る際には「いつでも止まれる速度」での徐行を心がけてほしい。歩行者も、徐行する自転車を温かい目で見てあげてほしい。(記者コラム)(2021年8月27日 報知新聞)
子ども乗せ電動アシスト自転車で子どもを放置し離れる親…超危険なので絶対やめて!
幼稚園、保育所への送迎などで年々、子育て世帯での電動アシスト自転車の需要が高まっている。一方で、転倒しこどもが救急搬送される事故が増加している。改めて子どもを乗せる際に注意すべき点などを関係者に取材した。
前回のコラム「子ども乗せ電動アシスト自転車の”暴走かあちゃん“に『怖い』の声…歩道でうまく共存するには?」へのコメントで、電動アシスト自転車に子どもを乗せたまま、親が自転車から離れた場面を目撃したという声が多く寄せられた。
なかには、危なすぎて見ていられず「親が戻るまでそばで見守っていた」という声もあった。記者自身も、頻繁に目にする光景だ。寝ている子どもを乗せたまま親がそばを離れている場面もよく見る。長時間の放置は論外だが、保育園の迎えの際に一瞬手と目を離した瞬間に自転車が倒れた実際の事故の映像も消費者庁ホームページで公開されている。
しかし、これは極めて危険な行為だ。子どもを乗せた自転車の事故で救急搬送された子どもの人数は、7年間で1443人(2011年1月〜17年12月までの統計)。約8割が停車中の事故で、そのうち9割以上が転倒によるけがだった。
「ちょっとスーパーで買い物するから待っててね」「ちょっとコンビニへ」というその「ちょっと」が多くの悲劇を生んでいるのだ。シートベルトをして身動きもできない子どもが、そのまま転倒し地面に頭を直撃したら、大きなダメージは避けられない。
本体が重く、子ども2人と親の体重が加われば100キロを超す電動アシスト自転車。重いので倒れにくいと思われるかもしれないが、それは全くの誤解だ。自転車本体にさらに、重い子ども用シートや雨カバーなどを付け、場合によっては買い物袋や園の道具などの荷物をハンドル部分につり下げてある自転車は非常に不安定で、じっとしていられない子どもを乗せた状態で親が手を離したら、すぐに倒れてしまうのだ。
だからこそ、自転車に乗せる前にヘルメットをすることが子どもを重大なけがから守る一番効果的な方法だ。消費者庁は、東京、大阪、神奈川の15の幼稚園・保育園の協力のもと、ビデオでヘルメット着用率を調査した。
その結果、47.2%の子どもがヘルメットを着用。半数以上の子どもがヘルメットを装着していない現状が明らかになった。関係者は「とにかく乗せる前にヘルメットをお子さんに着用させることを一番気をつけてもらいたい」「実際には小さいお子さんだと走り回っちゃってなかなかヘルメットをかぶせるのも大変だっていう現実的な声としてあるんですけれども、本当に停車中に子どもを乗せた状態で保護者が手を離すとよく倒れるので」と、子どもにヘルメットを装着させることの大変さを理解した上で、警告する。
消費者庁は事故増加を受け、今年1月に事故防止のためのリーフレットを作成。「まずヘルメットをかぶせる!→乗車させる→シートベルトをしっかり締める」「ヘルメットは、必ず、子どもを自転車に乗せる前に装着!」とヘルメットの重要性や、「前の座席でのケガは、後ろの座席の約6倍」などを強調。
転倒を防ぐために「荷物は左右バランスよく」「停車する場所のわずかな傾きにも注意」「点検時にはスタンドのぐらつきなどもチェック」「自転車に子どもを乗せたら、決して目や手を離さず、いつでも支えられる体勢でいること」などを呼びかけている。
走行中の注意としては、段差での事故が多発しているといい「段差5センチを乗り越えて走行することは転倒リスクが高いことを認識し、極力回避すべき」と警鐘を鳴らしている。
子ども連れでスーパーなどに入ると、走り回るし大変だ。しかし、自転車に乗せたままそばを離れることは子どもの安全を守るために絶対にやめてほしい。(記者コラム)(2021年9月1日 報知新聞)
コロナ禍の「自転車ブーム」追い風 20年度の自転車販売市場は2100億円超、過去最高を更新
電動アシスト自転車など高額商品が好調も、品薄や調達価格高騰が今後の課題
<調査のポイント>
・2020年度の自転車販売市場(事業者売上高ベース)は2100億円超となり、過去最高を更新
・高価な電動アシスト自転車、5年前から販売5割増 最大手のあさひは売上高が過去最高
・自転車販売市場は引き続き好調が続くものの、品薄や輸入価格高騰が不安要素
自転車の販売が好調だ。帝国データバンクの調査では、通期予想を含めた2020年度の自転車販売市場(事業者売上高ベース)は2100億円を超え、過去最高を更新した。過去最高の売上高・利益を計上した自転車販売店大手のあさひなどが牽引し、自転車販売市場の拡大が続いている。
自転車販売は、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う緊急事態宣言の発出を受け、最繁忙期となる学校の卒入学シーズンの来店客が大きく減少。年度はじめから売り上げ大幅減のスタートを余儀なくされた店舗が多かった。
特に、ショッピングモールなどに店舗を構える自転車店では臨時休業や時短営業、客足減といった影響がその後も長引いたことで業績面への影響が心配されていた。(以下略 2021年8月27日 PRタイムス)
「スキニージーンズで自転車に乗りたい!」を叶える、快適デニムパンツを発見!
自転車乗りのための「narifuri × Lee」サイクルデニムコレクションが熱い!
自転車に乗ることを想定した機能と、街に溶け込むデザインを両立させるファッションブランドnarifuri(ナリフリ)から、デニムメーカーLee(リー)をコラボレーターに迎えた「narifuri × Leeコレクション」が登場。
100年以上の歴史をもつLeeの伝統的なプロダクトに敬意を払いつつ、アクティブなシーンでも快適な状態を保つ機能性が融合したラインナップの中から、人気の高いサイクルスキニーデニムパンツを紹介します。
Leeの定番スキニーシルエットをベースに、細部を調整して“自転車仕様”にチューニング
narifuri × Leeコレクションのサイクルスキニーデニムパンツは、Leeの定番スキニーシルエットをベースに、股上は通常よりも深く設定することで、前傾ポジションでの“腰見え”を防止。
ももから膝にかけて若干ゆとりをもたせて、膝から裾に向かってダーツ仕様で細めに仕上げることで、美しいスキニーシルエットに仕上がっています。(以下略 2021.9.16 KODANSHA )
ひったくり犯、自転車で追跡1・5キロ 男性に感謝状
逃走するひったくり犯を自転車で約1・5キロ追跡し、逮捕に貢献したとして、大阪府警阿倍野署は、大阪市東住吉区の警備員、児玉礼善(らいぜん)さん(18)に感謝状を贈った。児玉さんは高校時代、毎日往復約20キロを自転車通学していたといい、「培った脚力が生きてよかった」と語る。
7月20日夜、仕事を終えた児玉さんが、折り畳み自転車に乗って同市阿倍野区の交差点で信号待ちをしていると、後方から女性(27)の叫び声が聞こえた。「ひったくりや!紫色の服の人、捕まえて!」。直後、自転車に乗った男(44)が、目の前をすさまじい勢いで走り抜けていった。
突然のできごとに戸惑ったが、あたりを見回しても紫色の服の人はほかにいない。「紫色って自分やんか。指名を受けたし、やるしかない」。無我夢中で追いかけた。
1・5キロ近く追いかけ、男が左折しようと減速した隙に、児玉さんは速度を上げて先回りし道をふさいだ。お互い肩で息をしながら、盗んだかばんの引っ張りあいに。約15分の格闘の末、通りすがりの男性に通報を求めると、ようやく男もあきらめた。現金約3万8千円が入ったかばんは無事、女性に返却された。
児玉さんは高校時代、ボードゲームなどを楽しむ「インドア競技部」に所属する「文化系」だった。脚力を培ってくれたのは、自宅と学校の往復約20キロの自転車通学。帰宅時は趣味のプラモデルづくりに取りかかりたい一心で、速く走らせることもあったといい、「スピードには自信がある」と話す。
児玉さんは受け取った感謝状に「これまで表彰されたことがなかったので緊張したが、自分の力で捕まえることができてよかった」とはにかんだ。(2021/9/9 産経新聞)
自転車で阿蘇走破だ! 専用アプリでコース設定「サイクルボール」参加募集
専用アプリで設定されたコースを自転車で走破する「サイクルボール」の全国11地域の一つに熊本県の阿蘇地域が選ばれ、主催する一般社団法人「ツール・ド・ニッポン」などが参加者を募集している。
阿蘇地域では1日に始まり、来年1月31日まで開催。専用アプリ「ツール・ド」をダウンロードして参加(無料)する。衛星利用測位システム(GPS)でチェックポイントが認証される仕組み。
コースは、阿蘇市の道の駅阿蘇を発着点に、阿蘇山上や白川水源、大観峰などを回る約120キロと、平たんな阿蘇谷を巡る約50キロの2コース。ほかに、兵庫県淡路島や静岡県御殿場市などもコース設定されている。
「阿蘇サイクルツーリズム学校コギダス協議会」が共催し、完走者には走破したコースの数などに応じて、抽選で自転車の装備品や地域の特産品などが当たる。(熊本日日新聞 2021年09月12日)
“キャンプ用品一式”や“折りたたみ自転車”込みのカーシェア「STORYCA」登場 「やりたいこと」をまとめて貸し出す新サービス
カーAV大手のアルパインが9月15日、“やりたいこと/目的”もセットにした新しいカーシェアサービス「STORYCA」を開始しました。
STORYCAは、カーシェアサービス・アースカーのプラットフォームを使い、“クルマを借りる”だけでなく「クルマを使ってしたいこと」をまとめてカバーできるように工夫したカーシェアサービスです。例えば、「週末にキャンプしたい」ならば、テントやイス、寝袋、クーラーボックスなど、一連のキャンプグッズをセットにした「道具を持っていなくてもこれ1台でキャンプOK」のクルマを借りられます。
家族キャンプ用のほか、目的地でサイクリングを楽しむ「電動折りたたみ自転車セット」の車両なども用意。この「目的別車両」を順次増やし、カーシェアなどで済ませているクルマ非所持層から、マイカーがコンパクトカーなのでアウトドアにはなかなか……といった層などに訴求していく考えです。
キャンプ目的の車両は例えば、三菱自動車「デリカD:5」にノルディックのワンポールテントやスノーピークのキャンプ用品一式をセット。サイクリング/ポタリング目的の車両は2台の電動折りたたみ自転車を積んだトヨタ「アルファード」など。いずれの車両も、同社の最新カーナビとサウンドシステム付きです。
料金は2泊3日(金曜夜〜日曜夜)のキャンプ用プランで8万5000円から。貸し出しと返却は神奈川県横浜市港北区(当初)の拠点にて。拠点でマイカー預けも可能です。(2021年09月17日 ねとらぼ)