January 06, 2022

気をつけるべき事はいろいろ

昨日は小寒、寒の入りでした。


二十四節気の小寒は、暦の上で寒さが最も厳しくなる時期とされています。実際の日本列島も厳しい寒さとなっています。さて、そんな時期ですが、今回は最近の自転車関連のニュースの中から気になったものを、いくつか取り上げてみたいと思います。


路線バスと衝突、並走自転車の86歳男性死亡 京阪京都交通

路線バスと衝突4日正午ごろ、京都市西京区川島北裏町で京都府向日市の男性(86)の自転車と、桂坂中央行き京阪京都交通のバス=男性運転手(29)=が衝突、自転車の男性は頭などを強く打ち、約4時間後に死亡した。バスの乗客5人にけがはなかった。

京都府警西京署によると、現場は信号がない交差点。バスと自転車は並走しており、自転車が道路を横断しようとしたところ、バス前部に衝突したという。(2022年1月4日 京都新聞)


年末年始も各地で事故が起きています。記事からでは詳しい状況はわかりませんが、並走していて、バスの死角に入った可能性があります。ダンプやトラックだけでなく、比較的運転席の低いバスなどでも、やはり死角は存在します。相手から見えていない可能性を十分に意識して走行する必要があります。

この時期でも通勤や移動に自転車に乗る人は多いと思いますが、寒さに凍えてブレーキ操作などが遅れたり、着ぶくれて視界が悪かったりします。日の入りも早いため、夜間の視認性の悪い時間帯に乗ることもあるでしょう。くれぐれも気をつけたいものです。


自転車の男性死亡…路側帯から車道に出て車と衝突 陸橋と交わる地点 男性は頭を強打、翌朝死亡

車道に出て28日午前10時45分ごろ、川口市芝塚原1丁目の市道で、同市芝、無職の男性(48)の自転車が軽乗用車と衝突、男性は頭を強く打ち、29日朝、搬送先の病院で死亡した。

川口署によると現場は陸橋と側道が交わる地点。自転車が左側の路側帯から車道に出たところを、進行中の軽乗用車と衝突した。同署で詳しい事故原因を調べている。(2021年12月30日 埼玉新聞)



軽乗用車と衝突 自転車の男子高校生が死亡/滋賀

歩道から2日午前10時半ごろ、大津市勧学の県道で軽乗用車が対向してきた自転車と衝突しました。

この事故で、自転車に乗っていた大津市に住む男子高校生(18)が意識不明の重体で病院に運ばれましたが、約6時間後に死亡が確認されました。

警察によりますと、軽乗用車を運転していた40代の女性は「歩道を走っていた自転車が車道に出てきた時に当たった」と話しているということです。警察が事故の状況を詳しく調べています。

初詣など外出の機会が増える正月。今一度、交通安全を心掛けてください。(2022/1/2 びわ湖放送)


この時期に限らず、このような事故は起きているようです。すなわち、歩道を走行していた自転車が、突然車道に出て事故に遭うケースです。クルマを運転する人なら、事故にはならないまでも、突然自転車が飛び出して来て焦った経験があるのではないでしょうか。

歩道走行をするなら、そのまま歩道を走行すればいいと思いますが、歩道上が混雑していたりすると、車道に出る人は少なくないでしょう。時々見かけます。タイミングや、その場所の構造的な要件などによっては、出会い頭のような形で事故が起きることになります。自転車同士でもあります。

こうした事故も日本の交通行政の悪弊、歩道走行のもたらすものと言えるでしょう。特に、歩道走行では左側走行など守られませんから、クルマにしてみれば、左側から突然対向する自転車が飛び出す形になることもあります。そして、場合によっては避けきれないこともあるはずです。

仮に同じ方向に向かっていたとしても、後方確認もせずに車道に突然出る人もいます。これらの走行は危険であり、自転車側の行動に問題があります。悪くないのに事故の責任をとらされるドライバーも気の毒です。その危険性、違法性を意識していない人も少なくないのでしょう。

歩道走行から車道に出て、逆走になるのも問題です。車道を逆走し、駐車車両を避けて出会い頭ということもあります。そもそも違法な逆走ですが、歩道走行がそれを促してしまうわけです。こうした事故を防ぐためにも、やはり歩道走行は禁止にして、本来の原則車道走行にするべきではないでしょうか。


82歳の男性が自転車にはねられ死亡 運転の高校生「一瞬、よそ見を」 大阪・城東区

よそ見22日午後、大阪市城東区の歩道で、自転車に乗った男子高校生と、徒歩の高齢男性が衝突する事故があり、高齢男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。

22日午後3時半ごろ、城東区古市の歩道で、近くに住む宇賀武司さん(82)が、自転車に乗った府内の男子高校生(17)にはねられました。

宇賀さんは転倒して頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。現場は、自転車が走行できる歩道で、宇賀さんは、歩道沿いの店から出てきたところでした。

男子高校生は警察に対し、「一瞬、よそ見をしていた。気づいたら、前におじいさんがいて、ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しています。運転しながらスマートフォンを操作したり、イヤホンをつけたりはしていなかったということです。

現場は見通しの良い直線道路で、警察は、重過失致死の疑いも視野に、事故の状況を詳しく調べています。(12/23 ABCニュース)


自転車に乗っていた自分が死傷するケースばかりではありません。加害者となって、歩行者などを死傷させることもあります。重過失致死などの刑事責任だけではなく、賠償責任も負います。この事故は違ったようですが、スマホを見ながら走行している人は、その行為のリスクを過小評価していると認識すべきでしょう。


「スマホ操作していて…」 福岡市博多区の交差点 自転車の60代男性はねられ意識不明



3日夜、福岡市博多区の交差点で自転車に乗っていた男性が車にはねられる事故があり、男性が意識不明の重体となっています。

3日午後7時半ごろ、福岡市博多区東那珂の市道交差点で、30代の男性が運転する軽貨物車が道路を横断していた自転車と衝突しました。

この事故で、自転車に乗っていた60代の男性が病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて意識不明の重体となっています。

現場は片側2車線の信号機のある交差点で、車を運転していた男性は警察に対し「スマホを操作していて気付くのが遅かった」と話しているということです。警察は事故の目撃者からも話を聞き、当時の信号の状況などについて詳しく調べています。(2022年1月4日 FNN)


スマホを操作しながらの走行は、自転車側に限りません。あまり数字として出てきませんが、クルマを運転しながらスマホを見ている人は、少なくないと思われます。左折巻き込みなど、死角に入ったわけではなくても、そもそもよく見ていないドライバーがいることにも注意を払う必要があるでしょう。


損保ジャパンら、「子ども向け自転車交通安全講習サービス」を開発

自転車講習自転車乗用中の交通ルールやマナーについて

損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)とSOMPOリスクマネジメント株式会社(SOMPOリスクマネジメント)は2021年12月23日、「子ども向け自転車交通安全講習サービス」の提供を開始したことを発表した。

警視庁が発表した統計によると、子ども(幼児・小学生・中学生)の交通人身事故は約6割が自転車乗用中に起こっており、さらにその際、約6割に何らかの違反行為があったとされている。
そこで損保ジャパンおよびSOMPOリスクマネジメントは、自転車乗用中の交通ルールやマナーについて、しっかりと周知・啓発することで、子どもの交通人身事故を防ぐことを目的として「子ども向け自転車交通安全講習サービス」を開発した。

分かりやすく、交通ルールを守る重要性を

自転車講習同サービスでは、自転車乗用中のリスクについて、ツールを使用した講習会の開催が可能となっており、「小学校低学年向け」および「小学校高学年・中学生向け」の2種類が用意されている。

小学校低学年向けでは、クイズ方式で交通ルールを学ぶことができる内容になっており、交通ルールや道路上での危険回避について、小学校低学年でも理解できるように分かりやすくつくられている。

また小学校高学年・中学生向けでは、分かりやすい内容であることはもちろん、交通ルールが定められている理由や、自転車事故の危険性を訴える内容が盛り込まれ、交通ルールを守る重要性が理解できる内容になっている。(2021-12-27 保険市場TIMES)


保険会社が交通安全講習に乗り出しています。クルマのドライバーに対する啓発も必要でしょうが、子どもの危険な行動、あるいは知識の欠如によっても悲惨な事故が起きています。必ずしも学校の先生に適切な指導が出来るとは限りませんし、小中学校、PTA、自治体など単位で依頼できるようなので、上手く活用したいものです。


「自転車の痴漢男」を追え!防犯カメラで容疑者特定 “スゴ腕捜査員”に密着 保存期間との『スピード勝負』

防犯カメラ防犯カメラなどの映像がきっかけで、容疑者の検挙に至った事件は、2016年では約1万3000件でしたが、2020年には倍以上の約2万8000件へと急増しています。

各所の防犯カメラの映像をつなぎ合わせ、容疑者を特定する「防犯カメラ捜査」のプロの捜査員に密着すると、足で稼ぐ“地道な捜査”で事件を解決へと導いていることがわかりました。(後略 01月02日 東海テレビ)

防犯カメラ


痴漢とかひったくりに自転車を使う犯人がいますが、近年は街中に防犯カメラが増えています。その画像を使って犯人の特定につながることも増えているようです。犯罪でなくても、例えば歩行者と接触したのに、相手の怪我も確認せず、そのまま逃げてしまう人がいます。ひき逃げとして重罪に問われる可能性があります。

実際に歩行者が怪我を負う事故は全国で起きています。これまでは被害者が泣き寝入りせざるを得なかったケースでも、今後は防犯カメラで後から特定されて、刑事責任を問われる可能性が出てくるでしょう。自転車で逃げてしまえば捕まらないと考えている人もいますが、その行為は賢明とは言えないと知るべきでしょう。


自転車でぶつかり、相手が怪我。「大丈夫です」と立ち去ってしまい…

大丈夫です交通事故の被害者が立ち去ってしまった場合、どのように対応すればいいのか。こんな質問が弁護士ドットコムに寄せられています。

被害者が自ら立ち去ってしまった場合、事故を起こした側はどう対応すればよいのでしょうか。中村友彦弁護士に聞きました。

●被害者の言う「大丈夫」を鵜呑みにしない

中村弁護士は「交通事故の相手が事故現場から立ち去ってしまった場合であっても、事故を起こしたドライバーは、すぐに警察を呼んで事故や相手が立ち去ったことを報告し、救護義務等の違反で刑事責任を問われることのないようにすべきです」と話していました。

どんな軽微な事故であっても、警察への報告を欠かしてはいけないということだ。(2021年12月25日 税理士ドットコムニュース)


ニュースではありませんが、関連する法律相談の記事がありました。自転車で歩行者に怪我をさせて逃げたら、ひき逃げで、刑事責任が問われます。相手が大丈夫と言ったので立ち去ったような場合でも、後から怪我の具合が悪かったなどで思いなおして警察に届け出をされたとしたら、刑事責任を問われる可能性があるようです。

詳しくはリンク先のマンガを見ていただくとして、被害者が大丈夫と言ったからというだけでは、救護等の措置義務はなくならないという判例があるようです。被害者が立ち去ってしまった場合でも、警察への報告は必要となるとあります。万が一、事故を起こしてしまった時には気をつけたいものです。


自転車違反金は見送り 利用者からの反発考慮 道交法改正案

自転車違反金警察庁の有識者検討会が求めていた自転車運転に対する違反金制度の創設について、同庁は今回の道路交通法改正案には盛り込まない方針を固めた。担当者は「さらに時間をかけた丁寧な議論が必要。引き続き検討する」としている。

同検討会の最終報告書は2021年4月の中間報告書と同じく「少額の違反金を課すなど、非刑罰的な手法も含め、違反の抑止のために実効性のある方法の検討」を求めた。立件されても起訴率が低く、刑事罰が問われない現状への強い問題意識がある。

しかし、自転車の取り締まりは都道府県警で力の入れ方に差があり、全国一律での実施は現場で混乱が生じることなどから今回は見送りが決まった。自転車利用者からの反発が予想されることも考慮したという。同庁は今後、交通ルールの周知の徹底を図る。

一方、同庁はすべての自転車利用者にヘルメットの着用を努力義務とする方針。自転車のヘルメット着用は08年から、13歳未満の子どもにかぶらせる努力義務が保護者にあった。道路交通法の改正で、年齢問わずに利用者本人全員に拡大する。(2021/12/23 毎日新聞)


警察庁は、自転車の違反に対して、違反金の導入を検討しています。今回は見送りですが、引き続き検討はするとあります。自転車にはクルマにある青キップのような行政罰がないため、いきなり赤キップになるという不合理な状態も是正すべきと考えられているのでしょう。

たしかに、いきなり赤キップはハードルが高く、なかなか適用されません。一方で危険な違反が後を絶たないというジレンマがあるのは理解できます。しかし、違反金制度を導入するためには本人確認が欠かせません。それがなければ、偽ったり、支払いを逃れる人が出てくるのは避けられないでしょう。

実効的な制度にするためには身分確認の書類、すなわち免許証のようなものが必要という議論になるのは避けられません。しかし、どんな制度にするにせよ、発行・照会機関などが必要になり、これは、間違いなく膨大な利権を生みます。大きな経費もかかり、私たちが余計な負担をすることにもなります。

違反を取り締まる必要は理解しますが、違反金を安易に導入すべきではないと思います。私たち市民は、行政が無駄な天下り先を作らないよう、非効率な行政制度を増やさないよう見張る必要があります。以前、このことについて取り上げていますので、是非それを参照していただきたいと思います。

以前の記事 :自転車違反金は導入すべきか


ガイド付き自転車ツアーが人気、小回りきくので「定番観光地以外の雰囲気味わえる」

ガイド付き自転車ツアー新型コロナ下で3密を避けながら楽しめると、ガイド付きの自転車ツアーが注目を集めている。徒歩よりも格段に行動範囲が広がり、車では素通りしがちなスポットにも気軽に立ち寄れる。まちのPRや学びにも活用されており、新たな旅のスタイルとして広がりそうだ。

吉野川沿い

青空の下、折りたたみ式自転車を駆るサイクリスト14人が、1級河川・吉野川沿いを走り抜けた。10月30日に行われた自転車ツアーは、徳島市の「万代中央ふ頭」を出発。船や鉄道で徳島県吉野川市に移動し、吉野川沿いや最大の中州・ 善入寺島ぜんにゅうじとう などを巡る計約20キロを走破するコースだ。

ツアー料金は1人8000円(自転車レンタルの場合は1万3000円)。特徴は、ツアーに自転車に乗ったガイドが同行することだ。ガイドは満開のコスモス畑や絶景ポイント「岩の鼻」など、お薦めスポットを紹介。初めて徳島を訪れた兵庫県西宮市の大学生(21)は「定番の観光地だけを巡るより、徳島の雰囲気を味わえた」と笑顔を見せた。

主催したのは、徳島市の自転車店「BLUE CYCLE LABO」の真鍋祐樹さん(35)だ。吉野川市出身で、開店1周年記念に企画。多数の自転車を車両に載せるためJR四国などとも協議しながらコースを練り上げた。今後も徳島県内でツアーを計画しており「徳島の魅力をアピールし、自転車文化の浸透にもつなげたい」と意気込む。

各地で人気

広がりを見せているガイド付きの自転車ツアー。自転車販売店「サイクルベースあさひ」を全国展開する「あさひ」(大阪市都島区)は、約6年前から22都道府県の36店でガイド付きツアーを開催。スタッフがスポーツタイプの自転車の乗り方を教えながら、地域の観光スポットなどを走る。約600人が参加したという。

一般社団法人「ルーツ・スポーツ・ジャパン」(東京)が今年6〜7月に実施した調査では、過去1年間に生活圏以外での「サイクルツーリズム」を経験した約1000人のうち、ガイド付きツアーの体験者は14・9%と、2018年調査の7・4%から倍増した。こうした人気を背景に、新たな観光モデルを作ろうとする動きもある。

神戸市や公共交通機関などは11、12月に同市北区や西区の農村部を自転車で周遊する実証実験を実施。ツアー途中で農家や食品会社に立ち寄り、野菜収穫やパン作りなども体験した。事務局の担当者は「一般的な観光ルートでなく、地域を知ってもらう機会にしたい」と期待する。

ガイド付き自転車ツアー震災遺構案内

茨城県土浦市は12月、移住希望者向けの自転車ツアーを行った。市内には国のナショナルサイクルルートに指定された「つくば霞ヶ浦りんりんロード」もあり、自転車を通じた地域振興に取り組んでいる。市の担当者は「走って土地の雰囲気を感じ、移住に前向きになってほしい」と狙いを語る。

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市にある「道の駅高田松原」は、昨年10月から被災地を巡る「タカタ・ポター・サイクル」を始めた。職員4人がガイドを務め、津波で校舎が水没した旧気仙中学校などの震災遺構を案内。震災当時の様子を説明するほか、近隣の景勝地も回る。コロナ禍で中断したこともあるが、週1、2回のペースで催行しているという。

担当者は「陸前高田市を訪れても、『奇跡の一本松』だけ見て帰る人が少なくない。小回りのきく自転車で被災地のありのままを見てもらい、今の新しい魅力にも気づいてほしい」と話す。

サイクルツーリズムや町おこしを研究する矢部拓也・徳島大教授(社会学)の話「3密を避けられ、観光地だけでは分からない地域の日常を体験できる点で自転車ツアーが選ばれている。参加者が訪問先で消費活動をしてくれ、多様なニーズに合わせた行程で付加価値を高めていけば、地域活性化にもつながるだろう」(2021/12/24 読売新聞)


ガイド付き自転車ツアーを始める自治体が出てきています。各地の自治体は、自転車観光が観光客の集客や地域振興に有効と考え、ブームのようになっています。多くの自治体が、周遊ルートのガイドマップを制作したり、レンタサイクルや標識看板などを整備したりしています。

それに加え、ガイド付き自転車ツアーの導入は、より効果的と言えるでしょう。マップだけだと、知らない道で迷うこともありますし、せっかくのビューポイントを見逃したり、その土地ならではの名物とか、観光スポットの所以や背景を知ることが出来るなどのメリットも得られます。

ガイドが案内すれば、ツアー客の満足度が格段に上がるのが一般的です。単に自分たちで走るより印象にも残り、口コミや再訪の期待度も上がるでしょう。私も海外で自転車に乗り、その街のガイドに案内してもらったことがありますが、今後インバウンドが戻ってきたときにも観光客誘致に有利となるでしょう。

ガイドと観光客の交流なども期待でき、より地域振興に資するのも間違いないでしょう。もちろん、自分のペースでツーリングを楽しみたいという人もいますが、域外からの観光客、サイクリストを集めるには有効な手段です。もう一歩進んだ自転車観光を構築する価値はあると思います。


バーガーを食べながら自転車で運動? ユニークなマクドナルドが話題

マクドナルド日常生活において運動は不可欠なものだが、ダブルチーズバーガーを食べながら体重を減らすための運動するのは賢明といえるだろうか。そんな信じがたい光景を捉えた動画がバズっている。

TikTokユーザーのcris13yuが投稿したのは、マクドナルドで女性がバーガーを食べ、ドリンクをがぶ飲みしながら、カウンターテーブルの下の固定式自転車でエクササイズしている姿。具体的にどの店舗かは不明だが、中国のどこかのマクドナルドで撮影されたものだという。ロシアのニュースメディアRTによると、この自転車には発電機能が備わっていて携帯電話の充電もできるそうだ。



動画は3300万回以上再生され、「いいね!」は220万件以上、コメントは4万件以上に到達。健康志向の高い人たち、ファストフード愛好家のどちらもが、このユニークな発想に関心を寄せている。食事と運動を同時に楽しむことができる一つの方法であるのは間違いないのだが、わざわざそうする必要があるかどうかは、疑問だ。(2021年12月21日 タイムアウト)


エクササイズとして、エアロバイクに乗る人はいますが、ハンバーガーを食べながらという矛盾がバズった要因でしょう。これは日本だけでなく、海外各国のサイト、TikTok、Twitter などでも軒並み取り上げられ、それぞれ何百万回という単位で再生されており、見て笑った人は少なくなかったようです。

元々は、ダイエット目的ではなく、携帯電話を充電するため、自分で発電する装置として設置されたようです。それならば、直接コンセント設置でもいいわけですが、電気代の節約ではなく、店側もある程度、狙ったのかも知れません。いずれにせよ、宣伝にはなったようです。




◇ 日々の雑感 ◇

オミクロン急増です。沖縄や山口など米軍基地から広がったと指摘されていますが、米軍の日本への出入国にPCR検査はなく、お構いなく基地の外の飲食店などを利用するのですから拡大するのは当たり前でしょう。当然想定された事態であり、米軍に加え水際対策の一部として見逃していた政府の責任も重いと言わざるを得ません。

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