北京オリンピックの熱戦が続いています。
“ひょっこり”自転車が…あわや接触「当たり屋か」
先月28日の早朝、大阪府忠岡町で記録されたドライブレコーダーの映像です。見通しの良い片道1車線の道路を走行中、左側を走っていた自転車が突然、ハンドルを右へ切り、道路を横切って行きました。かろうじて、接触は避けることができましたが、車を運転していた男性が驚いたのは帰宅後、映像を確認していた時のことでした。( ↑ 動画参照)
車を運転していた男性:「僕はクラクションを鳴らしているし、ブレーキ音もしているはず…。(車に)全く気が付いていないんだと思っていた。詳細に見たら、振り向いてから来ているので、故意じゃないかと」
確かに映像をよく見ると、自転車の人物は、後ろを振り返り、車に気付いているように見えます。これを確認した男性は、怒りを隠せません。
車を運転していた男性:「当たり屋なのかなと思って。当たらないで、良かったと思って。当たられたら、こっちが不利になるから。後続車が来ていたら、今ごろ、むち打ちかなと思ったら怖い」'(2/1 khbニュース)
運転注意され…自転車の男性を車で50m引きずった男 殺人未遂の疑いで逮捕
車の運転を注意されたことに腹を立て、自転車に乗った男性の胸ぐらを掴んで引きずり、50メートルにわたり車を走らせたとして、51歳の男が警視庁に逮捕されました。殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、東京・武蔵野市の自営業・栗原正太郎容疑者(51)です。( ↑ 動画参照)
栗原容疑者は去年7月、杉並区のJR荻窪駅前の路上で車を運転中、ぶつかりそうになった自転車の男性(20代)から「危ないだろ」と注意されたことに腹を立て、運転席から窓越しに男性の胸ぐらを掴み、そのままおよそ50メートルにわたり車を走らせた疑いがもたれています。
男性(20代)は自転車ごと引きずられ、腰などに1か月のけがをしました。取り調べに対し栗原容疑者は、「ケンカになって小突いたが、引きずった覚えはありません」と容疑を否認しています。(2月9日 TBSニュース)
どっちを見るのが正解? 自転車運転時の信号機
道路には車両用と歩行者用、2種類の信号機が存在します。自転車で走行する際は、どちらを見れば良いのでしょうか。
自転車の運転中に見るべき信号機は原則車両用
昨今は、コロナ禍による自転車通勤の増加や、ウーバーイーツなどの普及により、以前より自転車利用者への交通ルール順守が求められるようになっています。
そこで改めて確認しておきたいのが、自転車を運転する際に見るべき信号機。道路には大きく分けて、車両用と歩行者用の2種類の信号機が存在しますが、自転車での走行時はどちらに従えば良いのでしょうか。
そもそも自転車は「軽車両」に分類され、交通ルール上では車道の左側を走行するものとされています。警視庁のホームページでも、自転車は「クルマのなかま」という表現で掲載されていることがほとんど。つまり自転車での走行時は原則として、車両用の信号機に従って、停止、直進、右左折をする必要があります。しかし、基本は車両用ですが一定の条件下では、歩行者用の信号機を見なくてはならない場合もあります。
車道の信号機に従うケースの一例としては、交差点で信号待ちをしている時に、歩行者用の信号機が先に青になっても、車道の信号機が赤なら前進をしてはいけない、というケースが挙げられます。道路交通法の第7条(信号機の信号等に従う義務)では、「道路を通行する歩行者又は車両等は、信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等(中略)に従わなければならない」と規定されています。
この規定を都合よく解釈してしまい、歩行者用の信号機に従って自転車で交差点に進入すると「信号無視」に該当。3か月以下の懲役又は、5万円以下の罰金が科される可能性があります。
一方で、歩道に設置された信号機の隣に「歩行者・自転車専用」という標識が付いていた場合は、見るべき信号機が変わり、今度は歩行者用の信号機に従わなければなりません。
ちなみに、横断歩道の隣に「自転車横断帯」がある場合に、歩道の信号機が「歩行者・自転車専用」となっている可能性が高いです。
つまり自転車を運転する際は、歩道に設置された歩行者用の信号機に「歩行者・自転車専用」という標識があるかないかを、確認することが重要。
もし設置されていれば、歩行者用の信号機を見て交差点を渡り、無ければ車道の車両用信号機に従いましょう。
まだまだある!? 自転車を運転する際の注意点
道路交通法施行令第2条(信号の意味等)には、「人の形の記号を有する青色の灯火」の信号の意味が規定されており、そのふたつ目に「普通自転車(中略)は、横断歩道において直進をし、又は左折することができること」と記載されています。
そのため、厳密に交通ルールに従おうとすると、自転車の運転中は歩道と車道の両方の信号機を一度確認しておかないと、交通ルール違反に該当する可能性が出てきます。また、信号機のなかには、進行方向を矢印で表示するタイプも存在。その場合は、右折の矢印に従うのではなく、直進と左折の矢印に従って進む必要があります。
自転車は原則左側しか走行できず、二段階右折が必須。クルマのように交差点内の右折帯に入って、右折をすることはできません。そのため、自転車で交差点を右折するためには、まずは一度交差点を直進して向きを右に変え、向かい側の信号機が青になるまで待つことになるのです。また、自転車はクルマに比べると検挙されることが少ないため、交通ルールが無視される傾向にありますが、道路交通法上は「クルマの仲間」であるため、運転講習が用意されています。
2015年6月1日から、自転車で危険な行為を3年以内に2回以上繰り返して検挙された場合、「自転車運転者講習」の受講が義務づけられました。
自転車の「危険行為」は全部で15項目設定されており、その内容は信号無視や通行区分違反、交差点安全進行義務違反等、酒酔い運転など、クルマとあまり大きな違いはありません。
これらの15項目に該当する行為をおこなって2回以上検挙された場合、6000円を支払って3時間の自転車運転者講習を受講することになります。もし受講命令に従わなかった場合は、5万円の罰金が科されます。
最後に、自転車が「歩行者扱いになる」条件としては、バイクと同様に押し歩きをしている場合が挙げられます。そのため、交差点で歩行者の信号機に従い通行したい際は、自転車に乗らずに押し歩きをする必要があることも、覚えておいて損はありません。
自転車は軽車両かつクルマの仲間であるため、原則は車両用の信号機に従って道路を通行します。ただし、歩道の信号機に歩行者・自転車専用という標識がある場合は、歩道の信号を見て通行するのが正解。
また、自転車を押し歩きすると歩行者扱いになるため、歩行者と同じ信号機を見て道路を渡ることができる点もポイントです。自身や周囲の人を守るためにも、自転車に乗る時は交通ルールをきちんと守りましょう。(2022.02.03 バイクのニュース)
横断歩道の「自転車横断帯」が減っているのはなぜ?自転車の走行環境は改善されたのか
自転車横断帯(普通自転車専用通行帯)とは横断歩道と一緒に設置される自転車専用の横断帯です。近年、自転車横断帯が減少していることをご存知でしょうか。
自転車を安全に渡らせるためには、あった方が良いようにも思えますが、なぜ減っているのでしょうか。
自転車レーンの整備が進んできたため
自転車は、道路交通法上「軽車両」に分類されるため、原則として歩道ではなく車道を走行するように定められています。最近では自転車専用の走行レーン(以下、自転車レーン)も整備され、自転車と歩行者ができる限り同じ場所を走らないように区別されています。
歩行者用の横断歩道と一緒に設置された自転車横断帯では、自転車と歩行者が同じ場所を横断するため、接触の危険性も高まり、あまり好ましいとは言えません。そうしたこともあり、自転車レーンが整備された交差点では、自転車横断帯が撤去されてきているのです。
警視庁からの委託を受けて道路標識や道路標示を設置する会社の担当者に、自転車横断帯の撤去作業の現状について聞きました。「自転車の走行環境を改善する取り組みを全国規模で実施しているようです。その一環として、不要な自転車横断帯の撤去を進めています。
“不要”という言葉の裏には、歩行者と自転車の接触事故を防ぐという意味があると思います。車道を走行している自転車が、道路を横断する時だけ、歩行者の横断歩道の近くをわざわざ走行するのは、危険ではないでしょうか。
ただし、全国的に見れば、車道が狭く自転車が歩道を走行しなければならないような場所もたくさんあります。そのような場所では、自転車は歩道と自転車横断帯を走行することになり、撤去はせずにあえて残しています。
自転車横断帯は減少していますが、標示が残されている場所では、法的な効力があります。自転車横断帯のラインが書かれていればそこを通行して横断していただきたいと思います。」
自転車の走行位置は曖昧なケースも多く、実際に筆者の近所にある幹線道路では、車道を走行している自転車、歩道を走行している自転車、その両方が混在しているのが現状です。
今後、自転車の走行環境はより充実していくと思いますが、自転車レーンを始めとする自転車と車が安全に走行できる環境の整備が待たれます。(2022年02月05日 MOBY)
「交差点に謎の青い印」目的は事故防止 大分
道路に描かれた青い矢印、大分県内で唯一、大分市内の交差点にあるんですが、その目的は何なのか?取材しました。( ↑ 動画参照)
◆TOS柴田真里キャスター
「大分市にある交差点です。無数の青い矢印が目にとまります。」
青い矢印があるのは、大分市千代町の交差点です。自転車が通るレーンの先に描かれています。実は自転車が関係する交通事故を防ぐために大分市が県内で初めて設置しました。
これまで専用レーンを進んだ自転車は交差点に差し掛かると一度歩道に移動し、横断歩道を渡った後、レーンに戻るようになっていました。
しかし、国のガイドラインが改定され、この青色の矢印が設置された交差点はそのまま青色の矢印の上を通行できるようになりました。
◆大分市都市交通対策課 榎清吾さん
「全国的に交差点の中を直進するような誘導サインの整備を進めている。県内ではここが初になります。」
これにより歩道の歩行者などと接触するリスクが減り、事故防止が期待できるということです。
◆自転車利用の女性
「あるなとは思っていた。広く知れ渡って車を運転する人にも認識してもらえると自転車に乗りやすくなると思う。」「歩行者とぶつかる可能性が低くなるので乗っている方も助かります。」
交差点への設置は県内初という自転車のルートを示す青い矢印。大分市は今後、ドライバーなどにも周知を進め、自転車の事故抑止を進めたいとしています。(2022/2/9 テレビ大分)
JR東都市開発 子どもシート付電動自転車と駐輪のサブスクを開始
ジェイアール東日本都市開発(JR東日本都市開発)は、専用駐輪場付の子ども用シート付電動自動車の定額レンタルサービス「CHARICO(チャリコ)」を今春より開始する。
2022年2月9日に発表した。子育て世代を応援するサブスクサービスを目指す。
使用方法は、専用サイトで申し込みし、駐輪場と自転車を選び、自転車を駐輪場で受け取るというもの。サービス内容には、電動自動車レンタル代、駐輪場代、保険、年2回のメーカーによるメンテナンスが含まれる。金額は西荻窪駅、赤羽駅が月額7700円、武蔵小杉駅と武蔵新城駅が月額8800円。年間で契約すると、1100円安くなる。
サービス開始は2022年4月1日からで、申し込みは3月21日から専用サイトで受付を開始する。実施個所は、西荻窪駅、武蔵小杉駅、武蔵新城駅の駅チカ高架下駐輪場。各箇所、30台の自転車が用意されている。(2022年02月10日 事業構想ニュース)
パナソニック、集合住宅専用のIoT電動アシスト自転車シェアリングサービス--専用アプリで予約、解錠
パナソニック サイクルテックは1月21日、集合住宅における居住者向けIoT電動アシスト自転車におけるシェアリングサービスの実証実験を実施すると発表した。
市販モデルに独自開発したスマートロックを装備する特別仕様車を使用する。実施期間は、1月から2年間の予定。
同社によると昨今、近距離移動における高い利便性と快適性から、電動アシスト自転車へのニーズが増加傾向にあるという。
しかし、駐輪スペースに限りがある集合住宅の居住者や、自転車を使用する頻度が限られている人にとっては、個人で電動アシスト自転車を所有することが難しいケースがある。
加えて、シェアリングエコノミーの普及により、モノを所有しない新たな消費の形態も一般化しつつあることから、集合住宅の居住者に限定した、IoT電動アシスト自転車のシェアリングサービスの実証実験を実施することになった。同実験でクローズドなシェアリングサービスの受容性と、運用面での課題を検証するいう。
実施場所は、パナソニック くらしアプライアンス社が提供する「noiful base駒込」。家電と調和する空間リノベーションにより、物件の資産価値向上と安定運用をサポートするリノベーション・物件マネジメントサービス「noiful LIFE」の第一号物件になるという。
同実験では、noiful base駒込に設置したIoT電動アシスト自転車3台を6戸でシェアする。居住者は、電動アシスト自転車を利用する際に専用アプリから予約、解錠できる。
物件管理者は、専用管理画面でIoT電動アシスト自転車の利用状況をモニタリング可能。バッテリー残量が少なくなった場合には、充電ロッカーから満充電されたバッテリーを取り出して交換するという。
今後は、最寄駅から遠い物件における物件価値向上の可能性や、充電ロッカーで充電しているバッテリーを停電時の非常用電源として使用することなどの検証も検討する。同社では、同実験で得た結果を基に、利便性の高い新たなモビリティサービスの開発を目指すとしている。(2022年01月21日 CNET Japan)
シェア自転車、ビジネスシーンもニーズ拡大 「アプリ内で領収書」サービス登場
コロナ禍やSDGs意識の高まりを背景にニーズが拡大するシェアサイクル。このたびアプリ内で領収書が発行できるサービスが登場した。業務利用のさらなる拡大の後押しとなりそうだ。
新型コロナウイルス感染拡大を受けた「3密回避」や、SCGsに対する意識の高まり、また相次ぐ自然災害による公共交通機関の乱れなどを背景に、シェアサイクル(シェア自転車)のニーズが拡大している。
国土交通省の調べでは、2019年3月時点で全国225都市で導入。その後も増え続けている。電車やタクシーを利用するほどではない短距離の移動に適していると、ビジネスシーンでの活用も進んでいる。こうした状況を踏まえ、シェアサイクルのアプリ内で領収書が発行できるサービスも登場した。
福岡・名古屋・東京の各エリアで展開する「Charichari(チャリチャリ)」(運営:neuet))によるもので、専用アプリ内の支払い画面に「支払い済/領収書発行」というタブを実装。領収書のあて名、メールアドレスを入力すれば、領収書がメールで送付される仕組み。
国交省は、持続可能な社会の実現に向けた自転車活用を推進するため、2021年5月に「第2次自転車活用推進計画」を策定。企業活動における自転車通勤や業務利用の拡大を促す「『自転車通勤推進企業』宣言プロジェクト」を創設するなど、官民が連携して自転車活用を推進してくことを目指している。
一方、自転車の業務利用のために各企業が自転車を自ら所有するとなると、定期的なメンテナンスや駐輪場の確保、自転車保険の付保などのコストが掛かることになる。そうした観点からもシェアサイクルの有用性が指摘されてきた。
neuetは「企業がより業務利用しやすい環境をつくっていくことを目指し、その足がかりとしてアプリ内での領収書発行機能をリリースした」としている。 チャリチャリの利用料金は、非電動アシスト自転車が1分6円、電動アシスト自転車は同15円。(2022.2.7 Merkmal)
堅田で「サイクルーズ」 行きは船で、帰りは自転車で
サイクリングとクルージングを楽しむ「びわ湖−南湖サイクルーズ」が2月20日、レークウエストヨットクラブ(杢兵衛造船所・大津市今堅田)で開催される。
琵琶湖岸のサイクリングとクルージングを体験できる
レークウエストヨットクラブから外輪汽船「一番丸」に自転車と共に乗船し、大津港まで約1時間クルージングし、大津港で下船。大津港から自転車に乗って自由散策する企画。自転車は持ち込むこともレンタルもできる。レークウエストヨットクラブではマルシェも開催する。
杢兵衛造船所の仲野智之さんは「湖岸を自転車で走っているサイクリストを見掛けるたびに、『滋賀を楽しんでくれているのだろうか』と考えていた。本来、サイクリングの良さは、自動車では通り過ぎる場所でも気軽に立ち寄ることができるところにあると思うので、船に乗って琵琶湖の魅力を湖上から感じてもらえるようにサイクルーズを企画した」と振り返る。
「琵琶湖で船造りをしている企業として、湖上交通の可能性を探り、滋賀が推進しているサイクルツーリズムに協力し、サイクルーズが観光推進の一つの手段として定着することが目的」と話す。
「大津市は自然、歴史、文化の魅力があふれるまち。時間に余裕ができるスケジュールを組んだので、自転車でいろいろな場所に立ち寄ってもらいたい。琵琶湖でしか味わえない特別な時間を過ごしてもらえれば」と呼び掛ける。
集合時間は9時。10時30分大津港着。自転車レンタルの場合は16時30分までに返却。料金は、乗船料=1,000円、自転車持ち込み料=2,500円、レンタル料=3,000円。定員は24人。雨天中止。(2022.02.09 びわ湖大津経済新聞)
アニメとコラボした自転車ツアー企画 むつ市職員の法人
自転車周遊ツアーで交流拡大 雲仙市国見町多比良地区 島原の名所も網羅、商品化へ
【千葉県外房のグランピング】自転車で来場でBBQのお肉500gプレゼント!非接触来場で旅行の可能性を!