February 20, 2022

時々思い出しておきたいこと

22022003残念ながら交通事故は日常茶飯事です。


自転車が関わる交通事故も、全国で日常的に起きています。ネットのニュースでも当たり前のように見ます。これまでも、このブログでは自転車関連のニュースの中で、一部事故のニュースも取り上げてきましたが、報道されないような小さな事故も含めれば相当な数に上るはずです。

自転車に乗る人にとって、今日事故に遭ってもおかしくないわけで、決して他人事ではありません。しかし、事故のニュースは、あまりにありふれているため、もはや気にも留めない人も多いでしょう。これまでの記事でも、特徴的な事故は取り上げてきましたが、そうでない事故には、さほど注意を払ってきませんでした。

今回は、そうした数々の自転車事故のニュースについて実際にどのようなものだったのか、試しに、ここ1〜2週間に起きたもののを集めてみました。あまり詳細まで報じられるわけではないので、何がわかるかはともかく、自転車が関係する交通事故に注目してみたいと思います。


【ひき逃げの瞬間】自転車乗った高齢男性を… 千葉



横断歩道を渡ろうとした、その時でした。自転車に乗った高齢の男性が、対向車線を走ってきた車と接触。車は、そのまま走り去りました。ひき逃げの瞬間です。( ↑ 動画参照)

事件は13日夜、千葉県松戸市の県道で起きました。直前で気付いたのか、車は自転車を避けようと、左に急ハンドルを切っています。

ドライブレコーダーを提供してくれた男性:「直撃して、自転車だけ…。おじいちゃんはそのまま下に、バーンと倒れて。自転車が僕の車に、吹っ飛んで当たっている。おじいちゃん大丈夫かなと思って、行ったら、もう車いなくて。結構、悪質なんですよね」

飛んできた自転車がぶつかった男性の車は、車体の右側がへこみ、傷が10カ所以上付くなど、修理に70万円ほどかかるといいます。 男性は、その場で警察に通報。はねられた高齢の男性は、幸いにも軽傷ですんだということです。

ドライブレコーダーを提供してくれた男性:「絶対許せないですよ。人をひいたら、止まるっていうのは常識だし。打ちどころ悪かったら、死んじゃっているんで。それぐらい重いことしているっていうのを、自覚してほしいですね」 警察が、ひき逃げ事件として捜査しています。(2022/02/18 テレ朝ニュース)


歩行者や自転車が横断歩道を横断していれば、クルマはその手前で一時停止する義務があります。横断する前、横断歩道の前で立っているだけで停止する義務があるわけですが、それを守っているドライバーは少数派です。都道府県によっても多少バラツキがあるようですが、いずれにせよ少ないのは確かです。

仮に右側から来るクルマが止まったとしても、左側から来るクルマがそれを見て止まるとは限りません。悪いのはドライバーのほうだったとしても、はねられて怪我をするのは自転車側です。やはり、その点は念頭に置いて行動すべきなのは間違いありません。

この高齢の男性が不注意だと責めるわけではありません。しかし、結果として怪我を負うのはこちらですから、気をつけたいものです。軽傷は幸いでしたが、加害者はひき逃げをしており悪質です。前方不注意とか一時不停止だけでは済まされません。ひき逃げは何とか摘発して厳罰にしてほしいところです。


【独自】自転車に車当て逃げの瞬間 見通しよい直線道路で...



まだ、薄暗い午前5時半すぎのことだった。自転車で走っていると突然。ライトの光が近づいてきた次の瞬間、車が接触した。当て逃げ事故の瞬間。( ↑ 動画参照)

被害者「いつもより明るいなと思った瞬間、バンって何か爆発したような感じだった。腕も痛かったので、止まって見た時には車はいなかった」

事故は1月31日、茨城・土浦市で起きた。見通しは良いものの、あたりに街灯は見当たらない。そのため、被害者の男性は、車からよく見えるよう、蛍光色の服を着用し、自転車の前後にライトを装着していたという。男性は、車側の前方不注意を疑っている。

被害者「(自動車の運転手は)完全に前を向いてなかったと思う。人に当たったという感触があったと思うので」

男性は、警察に被害届を提出。右腕には、今も腫れが残っており、仕事にも支障を来しているという。(2022年2月17日 FNNオンライン)


これも他人事ではありません。この被害者も比較的軽傷だったのが幸いですが、死亡していてもおかしくないでしょう。おそらく加害者の前方不注意と思われます。相応の衝撃があり、当たったのを気づいていたのは明らかです。当て逃げ、あるいはひき逃げであり、これも悪質です。

被害者は、蛍光色の服を着用し、前後にライトを装着していたのに接触されています。夜間の視認性は大切だと思いますが、ドライバーがよそ見をするなど、見ていなければ意味がないのも確かです。避けようのない面はありますが、相手が見ているとは限らないことには留意すべきでしょう。


坂道を下ってきて…乗用車と衝突 自転車の男性死亡 川崎市



川崎市で多摩川の土手からつながる坂道を下ってきた自転車が乗用車と衝突し、自転車に乗っていた男性が死亡しました。川崎市高津区で16日午後2時前、「乗用車と自転車の事故があった」とジョギングをしていた男性から消防に通報がありました。( ↑ 動画参照)

警察によりますと、多摩川の土手からつながる下り坂を走ってきた自転車が県道と交わった所で県道を右側から走ってきた乗用車と衝突したとみられています。自転車を運転していたのは60代から70代とみられる男性で頭を強く打ち、死亡しました。

目撃者の情報では男性は立った状態で自転車をこいでいたということです。警察が男性の身元の確認を急いでいます。(2022/02/16 テレ朝ニュース)


記事だけでは原因や状況はわかりませんが、動画を見ると、おそらく県道と平行する多摩川サイクリングロードから降りてきて合流したものと思われます。おそらく被害者は合流と思っていたと推測しますが、加害者は、自転車が突然飛び出してきたと感じ、避けきれなかった可能性があります。

このような合流や、車道の端から駐車車両を避ける場合など、後方を確認せずに合流したり、進路を変える人がいます。合流や進路を変える自転車は当然見えているはずで、後ろを振り返らなくてもクルマが避けると考える人もあるのでしょう。

しかし、どちらが悪いという話は別にして、クルマにとって想定外の動きだったり、対向車に気を取られていたりなどの可能性があるわけで、後方確認は重要です。もし衝突すれば自転車側が死傷するわけで、やはり安全確認を徹底したいものです。


普通乗用車と衝突 自転車の男性が意識不明の重体 信号ない交差点 三重県四日市市

三重14日朝、三重県四日市市で車と自転車が衝突する事故があり、自転車に乗っていた男性が意識不明の重体です。 14日午前7時ごろ、四日市市大治田の信号のない交差点で、南向きに走っていた普通乗用車と西向きに走っていた自転車が衝突しました。

この事故で自転車に乗っていた会社員の男性(20)が、頭を打つなどして意識不明の重体です。現場は自転車側に一時停止が義務付けられていましたが、事故に至った詳しい状況は分かっていません。(2022/2/14 メーテレニュース)


これも原因や状況を断定することは出来ませんが、自転車側が一時停止を怠った可能性があります。自転車に乗っていれば、なるべく一時停止したくない気持ちはわかります。実際に一時停止をせずに飛び出して横断したり、左折するなど、私から見たら信じられないような走行をする人は少なくありません。

一時停止を怠った背景や理由があったのかも知れませんが、これも被害を受けるのは自転車側です。確率は低くても致命的になる可能性があります。日常的に一時不停止をしている人も多いと思いますが、いつも大丈夫な交差点でも、今回も大丈夫とは限りません。一時不停止しがちな人は、是非改めるべきだと思います。


自転車の女性、交差点で軽ワゴン車と衝突し重体 西宮の県道

兵庫12日午後2時ごろ、兵庫県西宮市田代町の県道交差点で、西宮市の女性会社員(24)の軽ワゴン車と、自転車を運転する70〜80代とみられる女性がぶつかった。女性は転倒し、意識不明の重体。

西宮署によると、東進中の軽ワゴン車と、北進中の自転車が出合い頭に衝突したとみられる。同署は自転車を運転していた女性の身元を調べている。現場は、信号機のない交差点。(2022/2/12 神戸新聞NEXT)


こちらも状況は全くわかりませんが、出会い頭の衝突だとしたら、クルマを運転していた人の過失割合は、少なくともゼロにはならないと思われます。自分がクルマを運転する場合もある人は、ちょっとした油断で事故を起こし、自転車側が重体など、重大な結果を招きかねないことは、よくよく肝に銘じておくべきでしょう。


15歳男子中学生が70歳男性に自転車で衝突、男性は死亡 坂道を下る途中だった

大阪大阪府枚方市で、15歳の男子中学生が自転車に乗り、70歳の男性をはねて死亡させたとして、書類送検された。

男子中学生は昨年11月、塾に向かうため、枚方市の歩道でクロスバイク(自転車)を運転し坂道を下っていた際、70歳の男性に衝突する。

男子中学生が119番通報し、男性は救急搬送されたが、急性硬膜下血腫で死亡した。警察は2月17日、男子中学生を重過失致死の疑いで書類送検した。

今回のように、暴走した自転車が歩行者に衝突し、死亡や重度障害を引き起こす事故は多々発生している。2008年には兵庫県神戸市で、当時小学5年生の児童が自転車に乗り坂道を下っていた際、62歳の女性と正面衝突。女性は頭を強く打ち脳挫傷の重傷を負い、意識障害や四肢拘縮の障害が残った。

この事件では、被害者側が損害賠償請求を起こし、2013年に裁判所が児童の母親に9500万円の支払いを命じる判決を下している。

また、2017年には神奈川県川崎市で、20歳の当時女子大生が左耳にイヤフォン装着、右手に飲料の容器を持ち、左手にスマートフォンを持った状態で歩行者専用道路にもかかわらず電動自転車を運転し、77歳の女性と衝突し脳挫傷などで死亡させる事故が発生し、世間に驚きを与えた。

2018年に、横浜地裁川崎支部が禁錮2年執行猶予4年の判決を言い渡し、その刑が軽すぎるのではないかと批判の声が一部から上がることになった。

またも発生した自転車による死亡事故に、「法律が追い付いていない。自転車が誰でも運転できるということに問題がある」「自転車による事故が多発しているのに警察官は自動車やバイクのネズミ捕りばかりで、自転車の取り締まりは全くやっていない。いい加減にしてほしい」と取り締まりの強化を訴える声が上がっていた。(2022年02月18日 ニフティニュース)


これは書類送検のニュースですが、自分だけでなく、自分の子どもが事故の加害者になる可能性があることも意識する必要があります。未成年なら、莫大な賠償責任を負いかねません。保険加入ということもありますが、いかに子どもに事故を起こさせないか、その手立てを考え、徹底しておく必要があるでしょう。


「横断してくると思わず…」トラックで自転車と衝突、女性重体 容疑の男逮捕  千葉・野田署

千葉15日午後1時20分ごろ、千葉県野田市木野崎の市道交差点で、自転車とトラックが出合い頭に衝突した。自転車の女性が頭を打ち意識不明の重体。

野田署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで流山市、会社員の男(48)を現行犯逮捕した。同署は女性の身元とともに詳しい原因を調べている。

同署によると、現場は信号機のない十字路。容疑者は「左から自転車が来るのは分かっていたが、横断してくるとは思わなかった」と供述している。(2022/2/16  千葉日報)


このような思い込みでも事故は起きます。相手が止まりそうに思えても、必ずしも止まるとは限りません。止まると思い込むのは危険です。さらに脇見や不注意もあるわけで、クルマのドライバーが悪かったとしても、自分が死亡してしまえば責めることすら出来ません。思い込みのリスクも意識しておくべきでしょう。


"自転車"の男性後ろから軽乗用車にはねられ重体…逮捕53歳男 路肩の雪で見落としたか 北海道上士幌町

北海道2月10日夜、北海道上士幌町の町道で、自転車に乗っていた30代の男性が軽乗用車にはねられ、意識不明の重体です。事故があったのは上士幌町東2線の町道です。

2月10日午後6時10分ごろ、北方向に走っていた自転車が後ろから走ってきた軽乗用車にはねられました。この事故で、自転車に乗っていた同町に住む地方公務員の32歳の男性が意識不明の重体で病院に搬送されました。

警察は軽乗用車を運転していた近くに住む53歳の会社員の男を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。警察によりますと当時、路面は乾燥状態でしたが路肩には雪が積もっていて、警察は軽乗用車が自転車を見落としたとみて、詳しく調べています。(2022年2月11日 FNNオンライン)


雪国ならではの事故かも知れません。除雪された雪が路肩に積み上がって道路が狭くなっていたり、カーブや交差点などでは見通しを奪う可能性もあります。なかなか防ぎようのない事故なのかも知れませんが、夏場とは違う注意が必要ということになりそうです。


中学生が意識不明の重体…自転車で交差点を横断中に車にはねられる 運転していた会社員の男を現行犯逮捕


愛知6日夕方、名古屋市南区の交差点で自転車で横断していた15歳の男子中学生がワンボックスカーにはねられ、意識不明の重体です。警察は、車を運転していた会社員の男を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

6日午後6時ごろ、名古屋市南区外山二丁目の交差点で、自転車で右折しようとした中学3年の男子生徒(15)が直進してきたワンボックスカーにはねられました。

この事故で、南区に住む男子中学生(15)は頭を強く打ち、病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。警察はワンボックスカーを運転していた南区の会社員の48歳の男を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。男は容疑を認め、「仕事中だった」などと話しているということで、警察は事故の状況を詳しく調べています。(2022年2月7日 FNNオンライン)


これも詳しい状況は全くわかりませんが、加害者の立場に立って考えると、中学生を意識不明にさせたという事態は重いと言わざるを得ません。小中学生などは、自転車に乗っていても交通法規を知らず、大人の常識も持たず、思わぬ挙動をすることがあります。十分に注意したいものです。


自転車登校中の女子高生 左折の大型トラックにはねられ死亡 大阪・泉佐野市



9日朝、大阪府泉佐野市で自転車に乗り登校中だった女子高校生が大型トラックにはねられ死亡しました。午前8時20分ごろ、泉佐野市上瓦屋の交差点で、自転車で登校していた高校1年生の田代詩織さん(15)が道路を横断中、左折してきた大型トラックにはねられました。( ↑ 動画参照)

田代さんは頭などを打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察は、和歌山県橋本市に住む、トラック運転手柴田高男容疑者(62)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

警察によりますと柴田容疑者は、「横断歩道を渡っていた歩行者に気づかずぶつかってしまいました」と、容疑を認めているということです。現場は見通しの良い交差点で、警察は事故の状況を詳しく調べています。(02/09 ABCニュース)


こちらは、いわゆる左折巻き込み事故ということになります。トラックドライバーの不注意ですが、自転車側としても、こういう事態が容易に起こり得る、これまでも頻発していることは意識すべきでしょう。前方の信号が青であっても、突然追い越され、自転車に気づかず左折してくる車両はあります。

ドライバーが悪いとしても、死傷するのはこちらです。なるべく左折巻き込み状態にならないよう、直線部分で後方を確認するなど、注意が必要です。歩道走行していて横断歩道を渡るような時には、スピードも落とさずに曲がってくるような車両があることを意識し、十分に右後方を確認したいところです。


日比谷通りの横断歩道 自転車男性が車にはねられ死亡

東京11日午後、東京・千代田区で横断歩道を自転車で渡っていた55歳の男性が、乗用車にはねられ死亡しました。

11日午後3時半頃、千代田区内幸町にある日比谷通りの交差点で、横断歩道を自転車で渡っていた東京・港区の市川直樹さん(55)が道路を直進してきた乗用車にはねられ、全身を強く打ち、死亡しました。

警視庁は、乗用車を運転していた港区の会社員・新庄祐介容疑者(29)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。

取り調べに対し新庄容疑者は「間違いありません」と容疑を認めた上で、「別車線を走る車の前から、急に自転車が出てきた」と供述しているということです。警視庁は、容疑を過失運転致死に切り替えて捜査を進めています。(11日 TBSニュース)


大きな交差点です。徒歩で横断している時でも、平気で右左折してきたり、横断している歩行者の間をすり抜けるようなクルマがいるのは確かです。とんでもない運転であり言語道断ですが、死傷するのは自転車、歩行者側です。こんなことまで想定しなければならないのは不条理ですが、注意するしかありません。


「ぶつかるまで気づかず...」 横断中にはねられ女性死亡 熊本



道路を横断していた高齢の女性が軽自動車にはねられ、搬送先の病院で死亡した。15日午後7時15分ごろ、熊本市中央区の市道で、自転車を押して道路を横断していた近くに住む東紀代美さん(76)が、軽自動車にはねられた。( ↑ 動画参照)

この事故で、東さんは全身を強く打ち、意識不明の状態で病院に搬送されたが、およそ5時間半後に死亡した。警察によると、現場は、交差点の近くにある信号機や横断歩道のない片側2車線の道路で、事故当時、暗かったという。

軽自動車を運転していた女性は、「ぶつかるまで気づかなかった」と話していて、警察が、原因を調べている。(2022年2月16日  FNNオンライン)


おそらく、横断歩道でも交差点でもない場所と思われます。そのような場所でも、クルマが来ていなければ渡りたくなるのはわかります。しかし、暗かったことも含め、リスクは否定できません。ドライバーに気づかれないような状況は、極力回避したいものです。


川崎で車と自転車衝突、男児ら2人死亡

神奈川県警によると、24日午後1時半ごろ、川崎市の県道で車と自転車が衝突する事故があった。3歳ぐらいの男児と30代とみられる女性1人が死亡。県警は自動車運転処罰法違反の疑いで、運転していた50代の女を現行犯逮捕した。(共同通信 2022年1月24日)



車2台にひき逃げされ自転車の男性重傷 茨城・笠間

茨城10日午前5時25分ごろ、茨城県笠間市平町の県道で、自転車に乗っていた水戸市、清掃作業員、男性(84)が車に追突され、さらに後続の車両にひかれた。

男性はくも膜下出血などで重傷を負った。2台の車両はそのまま逃走し、県警笠間署はひき逃げ事件として行方を追っている。

同署によると、現場は見通しのよい直線道路。男性がひかれる状況を通行人の男性が目撃し119番通報した。(2022年2月10日 茨城新聞)



自動車運転処罰法違反の疑い

裾野署は24日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで裾野市呼子3丁目、自称派遣社員の男(43)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後5時55分ごろ、同市呼子の市道で乗用車を運転中、自転車で走っていた同市の無職男性(67)に衝突し、けがを負わせた疑い。

同署によると、無職男性は頭を強く打ち、重体のもよう。前方を走っていた自転車に乗用車が衝突したとみられるという。同署が原因を調べている。(2022年2月19日 静岡新聞)



静岡・浜松市で交通事故相次ぎ2人が重体 中区曳馬で車と自転車が衝突 南区白羽町では車と歩行者が衝突 5日 未明〜午前中

静岡・浜松市では5日 未明から午前中、交通事故が相次ぎ、2人が重体となっている。

5日 未明、浜松市中区曳馬の信号機のある交差点で、乗用車と自転車が出合い頭に衝突する事故があり、自転車に乗っていた男性(71)が全身を強く打ち意識不明の重体。一方、浜松市南区白羽町では午前10時前、県道から、ドラッグストアの駐車場に入ろうとした女性(64)が運転する乗用車と歩行者が衝突し、歩行者の女性(77)が重体となっている。(2022.02.05 第一テレビ)



自転車と車が衝突、75歳女性が重体 若松の国道

4日午後2時15分ごろ、会津若松市門田町飯寺字村西の国道401号で、同市門田町飯寺字村西の女性(75)の自転車と同市天神町、会社役員の男性(60)の軽貨物車が衝突した。女性は意識不明の重体。男性にけがはなかった。

会津若松署によると、現場は横断歩道のない片側2車線の道路。道路を横断していた女性の自転車と男性の軽貨物車が衝突したという。同署が原因を調べている。(2022年02月05日 福島民友新聞)



大型トラックが自転車をはね61歳女性死亡 トラック運転手の58歳の男を現行犯逮捕 静岡・富士市

 4日午前、静岡県富士市の交差点で大型トラックが自転車をはね乗っていた女性が死亡しました。警察はトラックを運転していた男を現行犯逮捕しています。

4日午前10時ごろ、富士市川成島の国道1号バイパスと市道が交わる交差点で大型トラックが自転車をはねました。 この事故で自転車に乗っていた富士市中丸の無職・小川早苗さん(61歳)が死亡しました。警察は大型トラックを運転していた伊豆の国市の58歳の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

警察によりますと、容疑者の男は国道1号バイパスを由比方面に向かっていて、交差点を左折する際に自転車をはねたということです。警察は容疑を過失運転致死に切り替えて事故の原因を詳しく調べています。(2022-02-04 静岡朝日テレビ)


そのほか、たくさんの事故が起きています。ここに挙げたものは、ごく限られた期間ですし、全体からすれば、ごく一部に過ぎません。交通事故はあまりに多く、日常的なので、その悲劇性に多少感覚が麻痺している部分があるのは確かでしょう。しかし、いつ当事者になってもおかしくありません。

気をつけていても不可抗力なものもあるでしょう。不運としか言いようがない事故もあると思います。いつ誰もが事故に遭ってもおかしくないわけですし、完全に防ぐことは不可能です。しかし、出来ることであれば、少しでもその可能性を減らしたいところです。

あまりにありふれていて、他人の交通事故のニュースになんて興味がない人は多いでしょう。しかし、明日は我が身であるのも確かです。つい油断していたり、おろそかになっていることはないでしょうか。交通事故のニュースは、ある種の啓発と捉え、出来るならばその教訓を生かすことも意識したいところです。

引用した記事の被害者はまことにお気の毒としか言いようがありません。亡くなった方のご冥福とケガをした方の回復をお祈りします。交通事故は、常に身近にあり、いつ自分の身に降りかかり、突然この世を去ることになってもおかしくありません。あらためて交通事故の被害者は減らしたいものです。

自転車に乗るのは楽しいですし、便利で有用です。しかし、残念ながら交通事故のリスクがあるのは否めません。そして日本で事故は日常茶飯事です。ふだんは事故の可能性など忘れ、ついつい油断しがちな部分もあるとは思いますが、事故の報道を聞くたびに、あらためてそのリスクを意識するようにしたいものです。




◇ 日々の雑感 ◇

北京オリンピック最終日カーリング女子で日本が銀メダル。点差はつきましたが、滑りの少しの運不運で向こうに流れがいってしまった感じもします。残念ながら優勝は逃しましたが大健闘だと思います。おめでとうございます。


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この記事へのコメント
cycleroadさん,こんにちは.自転車事故は被害者になってもですが,誰が言うまでもなく加害者ともなればなお悲惨ですね.

こういった事故のリスク管理意識を生徒自身に身に着けさせるには,それこそ週に1〜2回,既存の部活動の時間を潰してでも「安全」と「楽しさ」を両立させるスポーツ自転車の長距離走の基礎トレーニングをさせる,そのための的確,適切な手引きのできる人材育成が必要だと日頃から思っております.外野の想像以上に激務といわれる学校の先生方にそれが望めないとなれば,自転車業界や競技界,愛好者の団体などが代わるためのあらゆるアイディアを出し合うのが良いのではないでしょうか.必要な機材(車両)は中古品を募集して修繕・整備を徹底した上で貸し出すという方法も考えられます.

Posted by マイロネフ at February 23, 2022 11:05
マイロネフさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、子どもたちの、時に無謀とも思えるような危険な走行、事故のリスクを意識していないような乗り方を見るたびに、もっと安全教育が必要だと思います。
日本にも、自転車の安全教育を実施するような団体もあるようですが、活動はごく限られざるを得ないのが実情のようです。
事故が起きて命が失われてからでは遅いのですから、もう少し大人が安全に対する認識を改めるべきでしょうね。
Posted by cycleroad at February 23, 2022 13:58
 
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