March 10, 2022

世界のスポーツも声を上げる

少しずつ気温も上がってきました。


三寒四温などと言いますが、まだ寒い日もある一方で、晴れてあたたかい日も増えてきました。春本番も近づいているようです。さて、そんな折りですが、例によって最近の自転車関連のニュースの中から、記録しておく意味も含め、いくつか取り上げておきたいと思います。


ウクライナ情勢自転車競技でもロシア・ベラルーシに特別措置、ウクライナ自転車競技連盟には支援を/IOCの発表受けUCIも決断

ウクライナ自転車競技連盟への支援基金を設立 UECが声明を発表

競輪界も佐藤慎太郎ら賛同 自転車ロシア選手とウクライナ選手が「NO WAR」

ロシアの自転車選手、フランスに代表変更 ウクライナ侵攻に反対

パデュンがウクライナに寄せる想い「勝利を国民に捧げたい」

ウラソフがロシアのウクライナ侵攻に意見「戦争停止と平和を願う」

UCIがロシアとベラルーシ籍チームを排除 両国籍選手は限定条件でレース参加可能に


いろいろなスポーツで、ロシアへの非難、ウクライナへの支援の動きが広がっていますが、自転車競技の世界も例外ではないようです。さまざまな形でその意思を表明する人や団体が増えています。スポーツの世界だけに限りませんが、政治以外にも、文化や音楽、芸能など各界で抗議の声が上がっています。

無理やり理由をでっち上げ、全く正当化できない軍事侵攻であり、病院や学校、民間人を狙った攻撃、原発や核関連施設への攻撃という常軌を逸した行動なども含め、数々の国際法違反を犯しています。スポーツの世界の声が、即プーチン大統領の判断に影響は与えないとしても、世界が声をあげ始めています。


通信販売の自転車 組み立て不完全で事故相次ぐ( ↓ 動画参照)



通信販売で購入した自転車の事故が相次いでいることから国民生活センターが注意を呼び掛けています。通信販売で購入した自転車を巡り、危険な事例の相談は2016年からの6年間で206件ありました。

このうち消費者が自分で自転車を組み立てたと推定されるケースは少なくとも31件ありました。走行中に突然、前輪がはずれて腕を骨折したり、顔を40針縫うけがをしたりする事故が起きています。いずれも組み立ての仕方が不完全だったとみられています。(2022/03/04 テレ朝ニュース)


通販で自転車を買う人は増えているようですが、それに伴って事故につながるケースが出ています。きちんとした知識があり、通販であっても的確に選択でき、自分の手で組み立てられる人は限られます。そうした知識や技術がないのに適当に組み立てれば、事故につながりかねないのは否めないでしょう。

家具などの組み立てならともかく、自転車の場合は安全性に直結します。少しでもいい加減に組み立れば、記事のような事故につながりかねません。販売する業者にも責任があると思いますが、きちんと組み立てないと相応のリスクがあることは、徹底して伝えてもらいたいものです。


犯行時間は最短"わずか4秒"...相次ぐ『電動アシスト自転車のバッテリー盗難被害』...防犯カメラ映像で見るその一瞬

バッテリー盗電動アシスト自転車には、バッテリーがついていて、少ない力で自転車をこぐことができます。コロナ禍では密を避けるためにこうした自転車が人気になっています。

そんな中、去年ごろから急増しているのが、電動アシスト自転車に取り付けられたバッテリーの盗難被害です。犯行時間はわずか数十秒。

一体、なぜ盗難が相次いでいるのか。取材班が追跡取材しました。(以下略 2022年03月07日 MBSニュース)


何度か取り上げましたが、電動アシスト自転車のバッテリー盗難の被害が拡大しています。バッテリーだけでも買い直せば相応の金額になります。新品は高いとフリマアプリなどから購入すれば、そのことが盗難品の換金をしやすくする悪循環です。

鍵をかけて、チェーンなどをつけても盗まれているようですし、駐輪場にとめたら、バッテリーは自宅に持ち帰るくらいしか盗難防止方法はなさそうです。警察も対応しきれないでしょうし、メーカーは対策を考えてほしいものです。メルカリなどは、バッテリーを出品停止に出来ないものでしょうか。


「電動自転車火災」でまた3人死亡 中国で年間1.8万件発生

電動自転車火災上海市・普陀区(Putuo)で2月8日未明、5階建て住宅の2階の部屋から出火し、室内の住人3人が死亡した。消防によると、電動自転車のリチウム電池バッテリーが発火したのが原因。

中国では電動自転車の保有台数は3億台を超え、繰り返し「自宅での充電は危険」と警告されているが、同様の被害が後を絶たない。

統計によると、中国で2021年に起きた電動自転車の火災は1万8000件に及び、57人が死亡している。電動自転車本体や取り外したバッテリーを室内で充電して床に就き、就寝中にバッテリー不良や過充電で火災が発生する事故が多い。

実験によると、狭い室内だとバッテリーが発火して30秒で炎や有毒ガスにより死亡する危険性があるという。昨年9月には北京市の高層住宅3階で電動自転車のバッテリーが発火し、5階の住人が巻き添えとなり5人が死亡する火事が起きている。

こうした火災を防ぐために、中国では高層住宅に電動自転車を持ち込むことや充電を禁止する消防安全管理規定がある。しかし、個人で屋外に充電施設を持つ市民は少ないし、電動自転車を路上に置いておくとロックをしていても盗難に遭いやすい。

電動自転車は2000元(約3万6505円)程度で購入できるが、価格の半分はバッテリー代で、サドルを壊してバッテリーだけ盗む手口も多い。盗難防止のためにも、電動自転車を自宅に持ち込むしかない事情もある。

このため全国各地の地方政府は近年、高層住宅を新設や改築をする際、低料金で電動自転車の充電ができる駐輪場を敷地内に設置するよう奨励。数台ごとにコンクリート壁で区切ることで火災が起きた際の延焼を防ぎ、屋根の自動消火装置が作動するといった「スマート駐輪場」が増えている。

北京市は最近、新たな方針を打ち出した。今年の年末までに住宅地には原則的に充電設備を設置することや、メーカーや小売店が賠償保険制度を充実させ、利用者も賠償保険に加入することを求めている。また、スピードを上げるため違法改造したバッテリーからの出火が多いことから、違法改造の取り締まりを強化する。(2022年2月27日 AFP)


一方で、中国では電動アシスト自転車のバッテリーの発火が相次いでいます。火災になって死亡者も出ています。中国で流通しているバッテリーと、日本のものとは全く同じではないかも知れませんが、今どき中国製は日本でも相当に出回っていると思われます。

部品は中国製でも、日本で組み立てれば日本製となってしまいます。日本では、この種の火事をあまり聞きませんが、その潜在的リスクはあるでしょう。盗難防止や充電のために家の中へ持ち込むのは仕方ないとしても、起きている間に充電するようにし、就寝中の充電には注意したほうがよさそうです。


駅前に大量の自転車→くつろぎ空間に JR蘇原駅、大学生がアイデア

駅前JR蘇原駅(岐阜県各務原市蘇原瑞雲町)の利便性や安全性の向上を目的に同市が本年度着手した駅前広場整備事業。

7日は市景観アドバイザーでもある名古屋市立大芸術工学部の大野暁彦准教授の下で学ぶ学生が市役所を訪れ、浅野健司市長に完成させた模型を使って駅前広場の配置計画を提案した。

現在の駅前は駐輪場に多くの自転車が置かれ、送迎のための車などが寄りつけない状態になっている。今回の整備を機に魅力あふれる駅にしようと市が大野准教授に協力を求めたところ、「利用者の多くが高校生ということなので若者の意見も取り入れたい」と、学生と共に新たな駅前広場の配置計画を考えた。

市役所を訪れたのは同部建築都市デザイン学科3年の3人。実際に駅を訪れたという男子学生(22)は「自転車ばかりでくつろげるような場所もなくてびっくりした」。今回の提案では、駐輪場を駅西側に新たに整備し、駅前は交通利便性の向上のため、ロータリーやタクシーの停車場を設ける。また、市民の憩いの場にもなるようにと樹木とベンチを設置する計画で、男子学生は「この駅が公園のようなにぎわいの場になってくれたらうれしい」と期待した。

提案を受けた浅野市長は「しっかりと参考にして、にぎわいのある駅前にしていきたい」と話した。市は今後、今回の提案を基に2023年度に着工し同年度末の完成を目指す。(2022年3月8日 岐阜新聞)


駅前に多くの自転車が駐輪されるのは、どこも同じでしょう。鉄道に接続する交通の少ない地域はなおさらです。その大量の自転車の駐輪に、大学生がアイディアを出したという記事です。市が、よくありがちな行政だけで判断するのでなく、利用者に意見を求めたのは評価できると思います。

そもそも駅前に自転車があふれるのは、結局のところ駐輪場の整備が足りないということだと思います。放置自転車の撤去・移送を繰り返すだけの自治体も多いですが、利用者の使い勝手を考えない、行政の視点だけの使いづらい駐輪場も解決になりません。そんな自治体が多い中で、少なくとも方針は賢明だと思われます。


大阪 自転車保管所で男が暴行 奪い逃走中

大阪2日午前、大阪市港区にある撤去自転車の保管所で、男が職員の男性らを殴った上、撤去された自転車を奪還して逃げた。男は現在も逃走している。

2日午前11時すぎ、大阪市港区の市岡自転車保管所の職員から「男が職員2名を殴打して自転車を奪って逃げた」と警察に通報があった。

府警によると、撤去された自転車を取りに来た男が、勝手に自転車のワイヤー錠を外して外に出ようとしたため、後ろから抱き着いた70歳のシルバー人材センターの男性の顔を肘打ちし、さらに前に立ちはだかった67歳の保管所の副所長の男性の頭を殴って、逃走したという。男性2人は軽傷。

男は午前10時半ごろに保管所に「撤去した自転車を返せ」と電話をかけたあと、タクシーで保管所まで乗りつけてきて、犯行に及んだ。男が乗って逃げた自転車は黒色のマウンテンバイクで、大阪市西区の大阪メトロ西長堀駅周辺に不法駐輪されていたため撤去され、自転車保管所に運ばれてきたものだという。

男は20代くらい、身長180センチほどの、がっちりとした体形で髪型は短髪だということで、警察が強盗致傷事件として行方を追っている。(2022.03.02 ytvニュース)


放置自転車として撤去・移送というのは、全国で日常的に起きていると思われますが、強盗傷害にまでなるのは珍しいと思います。勝手に撤去したとの怒りもあったのでしょうけど、強盗傷害に問われる行動は愚かと言わざるを得ません。腹立たしく思う人は少なくないと思いますが、冷静に対処したいものです。


「自転車通学、車が来たら路肩に寄る」半世紀ルール順守 佐見中に功労表彰

自転車通学3月末で閉校する佐見中学校(岐阜県白川町上佐見)の生徒会が、交通安全の取り組みにより町の功労者表彰を受け、同校で授与式が行われた。

同校では約50年前、自転車通学中の生徒と車による接触事故が起きたことを受け、当時の生徒会が話し合い、「自転車通学中に車に遭遇した場合は、自転車から降りて路肩に寄るとともに、運転手に会釈する」というルールを決めた。この交通安全運動は半世紀にわたり引き継がれ、生徒だけでなく、住民の交通安全意識を高めることにもつながった。

同校は白川中学校と統合することから、4月以降、生徒はバスで通学する。長年続いた運動が区切りを迎えるため、地域住民から「子どもたちによるこれまでの功績をたたえてほしい」との声が上がっていた。

式には、全校生徒18人が出席。生徒会長の3年生が細江茂樹町長から表彰状を受け取った。同校は、県教委の本年度学校安全優良校にも選ばれており、表彰状の伝達も一緒に行われた。(2022年3月7日 岐阜新聞)


現場を見たわけではないのですが、文章だけだと違和感を感じます。道路の中央を走るなど、クルマの邪魔になるような走行は接触などを誘発する可能性があり、たしかに賢明とは言えませんが、わざわざ降車して運転手に会釈する必要まであるのでしょうか。そこまで卑屈になることはない気がします。

道路はクルマだけのものではありません。もちろん、道交法違反になるような走行はご法度としても、なぜ降車や会釈まで必要なのでしょうか。ドライバーも、道路はクルマのものと勘違いするでしょう。もちろん安全が優先なのはわかりますが、このような卑屈な行為が必要なのか疑問を感じます。


“路上駐車”で自転車専用レーンを走れない( ↓ 動画参照)



自転車が走るために設けられている「自転車専用通行帯」。この専用レーンがある場合、自転車はここを走らなければいけません。

しかし、街で取材を進めていると、自転車専用通行帯には多くの車がとまっていて肝心の自転車が走行できない状況に...。自転車の利用者はこの現状をどう受け止めているのでしょうか?(2022年2月25日 FNNニュース)


近年、少しずつ自転車レーンが設置されるところが出てきていますが、記事のように駐車車両で用をなさない例は少なくないでしょう。自転車側も、逆走や危険な走行をする人がいるのも確かですが、クルマ側も平気で自転車レーンに駐輪するのが当たり前のようになっています。

単に、道路に線を引いただけ、道路幅などから、あまりスペースをとれず、クルマと走行空間の共有を促すだけのレーンもありますが、中にはある程度、幅を確保した専用レーンもあります。せっかくの専用レーンなのですから、そうした場所にはポールを立てるなど、違法駐車をさせないような施工をしていくべきではないでしょうか。


“ズンドコ節”にのせ…自転車の交通ルールを替え歌で紹介『アイチのチャリンコ節』ローリー寺西さんが参加

ズンドコ節3日は「ひな祭り」の日。ちょっと変わったひな人形が自転車の交通ルールを替え歌で教える動画が公開されました。

「リン、リン、チャリンコ 車の仲間さ自転車は 人の仲間になりたけりゃ…」

「ズンドコ節」のメロディにのせて歌われるのは自転車の交通ルールです。その名も「アイチのチャリンコ節」。

ローリー寺西さん:「初めまして、太閤つばきにてございます。正義感に燃えた少年警察官でございます」

ミュージシャンのローリー寺西さんが執事を務める、愛知の治安を歌って守るがコンセプトの、演歌ポリスの福よせ雛「太閤つばき」です。使われなくなったひな人形を現代風に作り変える「福よせ雛」の団体と、愛知県警中村署がタッグを組み、替え歌の動画を制作しました。

「左を走るよ車道では 右を走れば逆走さ…」 人身事故による死傷者のうち、自転車乗車中がおよそ3割を占める中村区。交通ルールを分かりやすく伝えるのが狙いです。

ローリー寺西さん:「太閤つばき、己の正義感と警察官人生を掛けて、信号無視ゼロをめざしたいと」

「チャリンコ節」で自転車の交通安全を訴えます。(2022年3月3日 FNNニュース)


替え歌で交通安全、面白いとは思いますが、効果は疑問です。わざわざ歌詞を覚えて役立てようと思う人がどれだけいるでしょうか。Ado や、YOASOBI の曲ならともかく、選曲も疑問です。やるなら、ダンスも含めて、TikTok でパズるような動画にするなど、もう少し工夫がほしいところです。


自転車の動力で靴下編みます こぎ手も指名できる「チャリックス」

靴下編み自転車をこぐ動力で靴下を編む機械「チャリックス」を開発した靴下メーカーの創喜(奈良県広陵町疋相)が、インターネットでチャリックス製のオリジナル靴下を注文できるサービスを始めた。糸の色やサイズに加え、同社の社長や専務らを「こぎ手」として選ぶことができる。

同社は、製品の販売やワークショップを通じて靴下に親しんでもらう施設「S.Labo」を昨年12月、工場の一角にオープンした。チャリックスの体験コーナーも設けた。

だが、コロナ禍の影響や施設までの交通が不便なことから「体験したいけれど施設に行きにくい」と消費者からの声もあった。そのため、現地で体験するようにオリジナルの靴下を作れるネット注文を導入し、同社の製品に興味をもってもらおうと考えた。

専用サイト「チャリックスONLINE」(https://www.charicks-online.jp/別ウインドウで開きます)で、丈とサイズ、36色の糸から3色を選ぶ。そして、「こぎ手」を指名する。出張耕平社長や、母親の緑専務、父親の康彦会長ら5人のスタッフから選べる。おまかせも可能だ。こぎ手によって仕上がりに差は無いという。

1足分を編むのに10分程度こぐという。康彦会長は68歳だが、サイクリングが趣味で自転車をこぐのは得意だ。チャリックスをこいでいる様子は、SNSなどで発信していく。同社は「ブログなどを通じて、作ったスタッフにも親しみを感じてもらえたら」としている。料金は現場と同じく1足2200円(税込み・送料別)。(2022年2月9日 朝日新聞)


今どき、人力の機械というだけで目新しいですが、考えてみれば昔はミシンも足踏み式だったわけですから、一足ずつ、一着ずつ作るだけなら、動力も人力で十分ということでしょう。靴下はともかく、室内でのエクササイズと実用的な仕事が出来る家庭用マシンなんかが出てきたら面白いかも知れません。


自転車博物館が拡大移転オープン “自転車に乗りたくなる気持ち” の創出を

自転車博物館シマノサイクル開発センターが運営してきた自転車博物館が移転し「シマノ自転車博物館」としてリニューアルオープンを果たす。自転車の歴史やテクノロジー、魅力を展示やイベントを通して発信していくという。

シマノが設立した財団法人シマノ・サイクル開発センターが、1992年に開館させた博物館が「自転車博物館」だ。シマノの本社があり、自転車が地場産業として根付く堺市の大仙公園内に置かれ自転車文化振興に役立ってきたが、設立から30年にあたる2022年3月25日、堺区南向陽町に移転リニューアルオープンを果たす。

「シマノ自転車博物館」と改められた新博物館は、これまでの意義・役割を継承しつつ、展示面積を3.5倍に拡充。多様な視点から自転車の魅力を発信し、“自転車の真価”の発見と、“自転車に乗りたくなる気持ち” の創出を目指していくという。(以下略 2022/02/25 シクロワイアード)


堺なので、なかなか行けませんが、シマノの自転車博物館とは面白そうです。詳しい展示内容はわかりませんが、“自転車の真価”の発見と、“自転車に乗りたくなる気持ち”の創出というコンセプトは興味を惹きます。お近くの方は、出かけてみてもいいのではないでしょうか。










◇ 日々の雑感 ◇

ロシア軍が小児病院を空爆と報じられています。今後のなりふり構わぬ攻撃で、人的被害拡大が懸念されます。

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