夏の日の冒険と言われて思い浮かぶのは、映画「スタンド・バイ・ミー」という人も多いのではないでしょうか。仲良しの友達4人で線路を辿って、噂の轢死体を探しに行くというストーリーです。途中で鉄橋を渡っていると列車が来てしまい、あやうく自分たちが轢死体になりそうになるシーンが有名です。
普通は入れない場所、線路を辿って歩くというのは、ある種のロマンなのかも知れません。例えば、新海誠監督のアニメ映画、「
雲のむこう、約束の場所」などにも線路を辿るシーンが出てきます。まっすぐ伸びる線路が旅心を誘う部分があるのかも知れません。
YouTuber の
Cam Engineering さんは、自転車で線路を辿ることを考えました。観光地などにペダルをこいで走るレールバイクが用意されていることがありますが、自分の自転車で走れれば場所を選びません。そこで、自転車に取り付けるパーツとして開発しました。( ↑ 動画参照)
パーツは折りたたみ式で、たためば普通の場所を走ることもできます。前輪を固定してレール上を走れるようにした部分と、横方向に伸ばして、もう一本のレールをガイドとするパーツにより、安定してレールの上を走ることが出来ます。これなら、廃線を辿るツーリングも出来そうです。
アメリカの郊外を走る鉄道は、貨物線も多く、週に1本など滅多に列車が来ない線路があります。そのような路線を利用すれば、道路の無いような場所でも通れます。信号(踏切)も少なく、一般に高低差も少ないので快適に走れるかも知れません。
もちろん、日本で使ったら列車往来妨害罪などに問われる可能性があります。ただ、先日もJR各社の赤字路線が公表されましたが、日本のローカル線の中には営業赤字が大きく、存続の危機に陥っているところもあります。そのような線路を有効に使うために、レールバイクを活用できないものでしょうか。
Amazonの自転車関連グッズ
Amazonで自転車関連のグッズを見たり注文することが出来ます。
Posted by cycleroad at 13:00│
Comments(0)
※全角800字を越える場合は2回以上に分けて下さい。(書込ボタンを押す前に念のためコピーを)