August 28, 2022

瓢箪から駒ということもある

普通なかなか思いつかないことがあります。


前回はユニークな発想をする人について取り上げました。普通の人には考えつかないような発想をする人でした。どれも街中で見られることを意識した作品でしたが、日常で使うグッズについても思いもよらない作品を制作している人がいます。今回は、そういう人を取り上げたいと思います。

Matty Benedetto さんは、存在しない問題を解決する人です。不必要な発明をする発明家とも名乗っています。どの作品もナンセンスですが、どれも笑えてユニークです。たしかに不必要ですが、ユーモアや揶揄するようなところがあるのが面白いところと言えるでしょう。

Matty BenedettoMatty Benedetto

単なるビーチサンダルに見えますが、足跡が逆方向に歩いたように残ります。ストーカーなどに追跡されずに済みます。

Matty BenedettoMatty Benedetto

手を洗った後に、トイレのドアの引手に触らなくて済む装置です。

Matty BenedettoMatty Benedetto

マスクがズレて、いわゆる鼻マスクになるのを防ぐサスペンダーです。日本では暑くてもマスクをつけて自転車に乗っている人がいますが、前傾になるとズレそうになるので、これはいいと思った人はいませんか?

Matty BenedettoMatty Benedetto

こちらは、”Road Rage Restrictor″、日本語にするなら、あおり運転抑制装置とでもなるでしょうか。運転中に頭にきて、中指だけを立ててしまい、トラブルになるのを防ぎます。

Matty BenedettoMatty Benedetto

ソーラー発電シャツです。もちろんナンセンスですが、サイクルジャージの背中側にパネルをつけられたら、ツーリング中に充電できて案外便利かも知れません。

Matty BenedettoMatty Benedetto

コンサートなどで周囲をハンズフリーで映像に残せます。サイクリストが走行中にかぶったら、ドライブレコーダー代わりに録画中をアピールできそうです(笑)。

Matty BenedettoMatty Benedetto

とてもカラフルな色のパンのほうが気になるかも知れません。アメリカでは、このように大きくて、とても甘くて高カロリーのお菓子のようなパンが、実際にスーパーなどで普通に売られており、人気があります。これを朝食から食べる人も少なくないようです。( ↓ 動画参照)


朝、遅刻を防ぐのに便利な、“Scooter Platter”です。自転車にも取り付けられます。



“GyroJogger”は、ながらスマホ用のホルダーです。手に持った場合のように下を向かないですみ、隙間から前方も視野に入りそうですが、あくまで風刺なので、自転車に乗って使うのは当然危険です。( ↑ 動画参照)

Matty BenedettoMatty Benedetto

もちろん、メールチェックなどをしながら走行するのもNGです(笑)。

Matty BenedettoMatty Benedetto

お尻のポケットを一つにしたジーンズです。笑えますが、背中にポケットのあるサイクルジャージを着るサイクリストには、案外違和感は少ないかも知れません。


帰ってきた時、靴下を脱ぐのに屈みたくない、ものぐさな人はいそうです。( ↑ 動画参照)

Matty BenedettoMatty Benedetto

自転車に乗りながらでもピザが食べられそうです(笑)。



ピザでなく、出先でもカップヌードルが食べたい人用です。( ↑ 動画参照)

Matty BenedettoMatty Benedetto

ポケットが足りなくて困るという人用のモジュラーポケットです。ジョークですが、サイクリストは、あれば意外と使えるかも知れません。

◇ ◇ ◇

Dominic Wilcox さんもイギリスの著名なデザイナーです。ちょっと変わった作品や発想を披露しています。

Dominic WilcoxDominic Wilcox

書くまでもないですが、望遠鏡ならぬ望音鏡、同じ姿勢で寝る人用のミニマムなベッドです。

Dominic WilcoxDominic Wilcox

雪道でも滑れるスケートボードです。アイディアのイラストを見ないとわからないかも知れません。

Dominic WilcoxDominic Wilcox

これがあると便利と感じる人はいるでしょう。つける勇気があればですが。

Dominic WilcoxDominic Wilcox

ウィンカーが欲しいと考えるのは自転車の時だけとは限りません。歩行中、正面から来た人と同じ方向へよけてしまうことがあります。それを防ぐ装置です。どちらによけるか、予め表示しておくわけです。

Dominic Wilcox

彼は将来、生物のような素材でモノが作られると予測しています。この自転車は、乗った距離に応じて重量が増減します。自分自身が健康になることに満足するだけでなく、マイルを重ねるたびに自転車がスリムになっていくことも楽しめます。逆にサボって日に日に太くなっていと恥ずかしい思いをするというコンセプトデザインです。

◇ ◇ ◇

どれもユニークです。示されてみれば、なるほどと思いますが、なかなか思いつけるものではないでしょう。ユーモアにあふれているとともにナンセンスですが、意外と実用的になるかも知れないと思わせるものもあります。もしかしたら、ジョークから出来た作品が、意図せずに実現してしまうこともないとは言い切れません。

リンク先で、お二人のサイトを見ることが出来ます。まだまだたくさんの作品があるので、時間がある時にでも、ご覧になってみてはいかがでしょうか。触発されてインスピレーションが湧いたり、少しは発想が柔軟になる効果があるかも知れません。








◇ 日々の雑感 ◇

ロシアのみの反対で核拡散防止条約(NPT)の再検討会議が決裂しました。核保有国に非保有国が翻弄されているというだけでなく、世界全体が僅か一国のごく少数の人物の気まぐれの人質となっている現状が憂慮されます。

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