運動性能や汎用性、運搬能力やポータビリティ、耐久性など、人によって違うと思います。もっと単純に、移動をラクにとか、便利に、楽しく、安全にといった要素を求める人もあると思います。さまざまなニーズに合わせて自転車用品、パーツなどが開発されています。
自転車に乗る上でのいろいろなニーズを汲むべく製品が続々登場しています。前回も各種の自転車用品を取り上げましたが、今回も引き続き、最近ネットで見かけた新しく開発された製品、自転車生活を快適、楽しく、便利に、ラクにするようなグッズを見ていきたいと思います。
ラクに坂を上りたいならば、電動アシスト自転車でしょう。しかし、今乗っているものがそうでないなら、買い替えなくてはなりません。今の愛車に乗ったまま、電動アシスト機能が得られるのが、“
LIVALL PikaBoost ”と名付けられた、E-bike Conversion Kit です。
これまでにも同様の機能を持った製品はいろいろありましたが、こちらはシートポストに取り付けるだけ、工具不要で30秒で装着可能です。軽量コンパクトで価格もリーズナブルです。ペダルをこがずに、モーターの力のみで走行することも出来ます。( ↓ 動画参照)
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いわゆる後付けの電動アシストですが、家族など複数の自転車で共有することも出来ます。軽いので持ち歩いて、必要な時だけ使うようなことも可能でしょう。充電池は市販されているものを使うことができ、簡単に交換できます。後部には点滅や減速を知らせることも出来るバックライトが搭載されています。
バッテリーとモーター、コントローラーを一体型にした設計で、3つのモードが用意されています。フルブーストだと最大の航続距離は30キロ程度ですが、下り坂や減速時に働く回生ブレーキ機能で、航続距離を伸ばせます。クラウドファンディングでは、まだ期間がありますが、既に3倍以上の金額に達しています。
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Haf-Clip ”は、マウンテンバイクなどに取り付けるクリップです。ハンドルバーのステムの上か下に取り付けておくことで、ヘルメットや荷物などが運べます。ハンドルバーバッグやカゴなどだと走行時に邪魔ですが、これなら必要な時に荷物を簡単に運ぶことが出来て便利です。
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DETS BIKE Pro ”は、インドアサイクリングゲームが出来るエアロバイクです。室内トレーニングは、どうしても単調になって飽きがきたり、なかなか継続するモチベーションを維持するのが難しかったりするでしょう。これならば楽しみながらトレーニングが出来ます。現時点で目標金額の2倍以上の支持を集めています。( ↓ 動画参照)
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これまでも同様の目的の製品はありましたが、基本的にペダリングが反映されるだけのものでした。こちらは、ハンドル部分にゲーム機のようなコントローラーがついています。ですから単純に競争するだけでなく、各種のゲームを楽しむことが出来て、知らず知らずトレーニングの効果も上がるというわけです。
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Double-Hold ”は自転車専用ではありませんが、サイクリングでも使えるスマホケースです。首から下げることができ、歩きながら、ランニング、自転車に乗りながらでもホールドできて、スマホをチェックしたりするのが簡単になるという製品です。
ロードバイクのような前傾姿勢で乗る車種には向きませんが、シティサイクルなど、アップライトな姿勢で乗る自転車ならば使えます。一度開いてしまえば、手に持って支え続ける必要がないため、両手でハンドル操作できるのはメリットと言えるでしょう。( ↓ 動画参照)
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自転車に乗る際、わざわざ自転車にマウントされたスマホホルダーに固定する手間もなくなります。ただし、スマホを使いながらの走行には危険があります。ナビなどを一瞬確認するならともかく、スマホの画面を注視するような形での使用は交通違反になる恐れもあります。人気は高く、目標金額の6倍以上となっています。
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Lumos Firefly ”は、自転車に取り付けるライトです。たくさんの種類のライトが市販されているわけですが、この製品は、最大で8個まで取り付けることが出来て、それぞれをシンクロさせることが出来ます。そのぶん、夜間視認性の点で有利になるのはもちろんですが、それだけではありません。
例えば、2個以上を後方に向けて取り付けて、ブレーキランプとして作動させ、同時に点灯させるようなことも可能ななります。ウィンカーのように使うことも出来ますし、その場合は点灯色もイエローに出来ます。もちろん、前方に向けて白色のヘッドライトにもなります。( ↓ 動画参照)
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面白いのが、チームで走行するような場合、仲間のライトと同期させ、同時に光らせるようなことも可能なところでしょう。一つひとつを操作せずとも、1個消せば消えるなど同期します。乗るたびに取り付ける場合でも、マグネット式なので簡単に取り付け、取り外しが可能です。人気は高く、目標金額の45倍以上です。
少し変わったところで、“
BeachBack ”は、砂浜とか芝生の公園などで寝転ぶためのベッド内蔵のバックパックです。必ずしも自転車用ではありませんが、寝そべり用です。サンシェイドもついていますし、なるほど、これを背負って日光浴に出かけたくなるアイテムです。
ベッドやビーチパラソルなど、別々に持って行くとかさばりますが、寝そべって快適な装備がコンパクトに収納出来て、バックパックになるところがユニークです。こちらもクラウドファンディングでは、目標の4倍以上の資金調達、販売に成功しています。( ↓ 動画参照)
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これらは、ごく一部に過ぎませんが、いろいろなグッズがあるものです。必要と思わない人には不要な品ですが、こうした用品があると、シーンによっては、自転車に乗るのを楽しく、ラクに、便利に、安全にしたりします。その効果を感じるのであれば、使わない手はないのかも知れません。
◇ 日々の雑感 ◇
ポーランドへのミサイル着弾のニュースはNATOとロシアの全面対決につながりかねず、世界をヒヤリとさせました。ウクライナは認めていませんが迎撃ミサイルとの見方が優勢です。ひとまず戦線拡大は抑えられたようです。
Posted by cycleroad at 13:00│
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