今週は季節が変わる週だそうです。
交差点で自転車と衝突瞬間 目撃者「まさか止まらないとは...」 はねられた女性 頭から...
ドライブレコーダーがとらえていたのは、大阪市内の交差点で起きた事故の瞬間。横断歩道を数台の自転車が渡ったあと、もう1台の自転車が渡り始めたときのことだった。左折してきた黒い車が、スピードを緩めることなく自転車に激突。乗っていた女性は車にはじき飛ばされ、車道に倒れ込んだ。
事故は、11月18日午後3時ごろ、大阪市城東区にある交差点で起きた。女性が引かれた交差点には、「右にちゅうい!」と書かれている。事故を目撃したドライバーは、「非常に驚きました。まさか車が止まらないとは思わなかったので。明らかに横断歩道を渡っている人をひいていったので、すごくビックリしました」と証言した。
はねられた女性は、頭から血を流し、意識がもうろうとした状態だったという。黒い車を運転していたのは、どのような人物だったのだろうか。事故を目撃したドライバー「(黒い車を運転していた人物は?)高齢の男性でしたね。全く止まるようなそぶりがなく、むしろ加速していた感じです。おそらく踏み間違えなんじゃないかなって思います」
この男性が目撃した事故の状況は、事故を起こした車は左折レーンを走行。前の車が横断歩道の手前で止まると、右の車線に移り、大回りをするように左折してきた。自転車の女性は、左折してきた車に気づき、両足を出して止まろうとしたが、間に合わなかった。黒い車は、ぶつかったあとも加速するように進み、その先で停車したという。
事故を目撃したドライバー「被害者の方を歩道に運んだりとか、通報とかもしていない感じだった。動転していたのか、頭が真っ白だったのかわからないですけど、なんか自分が踏み間違えたとかなんだとか、言い訳をしていましたね」
21日、事故が起きたのと同じ午後3時ごろの様子を見てみると、交通量は多く、横断歩道の利用者も数多く見られた。近隣の人は、「交通違反の方が多いと思います」「左折してくるのはバンバン来るから。歩道を歩いていても来るから、ちょっと怖いかな」などと話した。
高齢ドライバーによる今回の事故。先に止まった前の車が死角となったうえ、横断歩道の手前でブレーキとアクセルを踏み間違えたのか、くわしい原因の究明が待たれる。(2022年11月21日 FNN)
自転車のルール違反、取り締まり強化 昨年上回るペースで「赤切符」
ルールを守らない自転車の運転が横行している。警視庁は取り締まりを強めており、書類送検されて罰金などの刑事罰の対象となる「赤切符」の交付も増えている。
警視庁によると、昨年1年間に自転車の違反で赤切符を切られるなどして書類送検された件数は4315件あり、前年の3003件から大幅に増えた。今年も9月末までの9カ月間で3906件を数え、昨年を上回るペースになっている。
「青切符」が切れない自転車
自動車やバイクの場合、軽微な違反は「青切符」が交付される。行政罰としての反則金を支払えば刑事責任を問われない仕組みだ。
一方、自転車は道路交通法では「軽車両」に分類され、自動車やバイクと違って運転免許を必要としない。このため制度上行政罰に問うことができず、「悪質」「危険」な違反と判断されれば、いきなり赤切符が交付されることになる。
警視庁はその明確な基準を明らかにしていないが、酒酔い運転や信号を無視して交通事故を起こすようなケースが含まれるとみられる。
赤切符に相当しない場合でも、軽微な違反については緑色の「自転車指導警告カード」が配られる。罰則などの規定はないが、注意を促すものとして警視庁は昨年約33万枚を発行。今年も例年と同じペースでカードを配布しているという。(以下略 2022年11月15日 朝日新聞)
「抱っこで自転車」子ども大けがの事故相次ぐ 転倒で死亡事例も
子どもを抱っこして自転車に乗り、転倒や転落で大けがをさせる事故が相次いでいるとして、国民生活センターは16日、注意を呼び掛けた。
1歳未満の子どもは自転車用の幼児座席が使えないなど、やむを得ない事情があるケースもあるようだが、担当者は「子どもに重篤なけがをさせる恐れがあり、危険だ」と訴えた。
自転車は、車での送迎が難しい都市部を中心に、幼稚園や保育園への送迎などで重要な移動手段となっている。同センターなどが収集した事故情報によると、子どもを抱っこして自転車に乗せている時に転倒や転落によって子どもがけがをしたという事例は、2017年4月から22年9月までに、32件寄せられたという。けがをした子どもの年齢は、1歳未満が23件、4カ月未満は6件。けがをした部位は頭部が最多の28件だった。
22年2月の事例では、保護者が抱っこひもを装着して7カ月の子を抱え自転車で走行中、風にあおられて自転車が倒れた。保護者も前のめりに倒れ、とっさに子どもの後頭部を押さえたものの、子どもはコンクリートの地面に頭を打ち、頭蓋骨(ずがいこつ)骨折で7日間入院したという。
また22年1月、5カ月の子を抱っこひもで抱えて走行した事例では、子どもが厚手の服を着ていたためひもを少し緩めていたところ、歩道から車道に出る段差を通った際に子どもが抱っこひもの横から転落した。子どもはうつぶせで道路に倒れ、頭の骨や鎖骨などを折って集中治療室に入院したという。
この他、18年には1歳の男児をひもで抱っこして自転車を運転していた母親がバランスを崩して転倒し、頭を強打した男児が死亡する事故も起きた。
おんぶは法令上認められているが…
自転車への子どもの同乗については各都道府県の公安委員会規則で定められており、幼児用の座席を使うか、おんぶしなければならないとされている。つまり、子どもを抱っこして同乗させることは法令違反となる。
しかし、同センターによると、市販されている自転車の幼児用座席や、自転車用ヘルメットの対象年齢は1歳以上という。また子どもの発育状態から、おんぶができるのは首がすわった後からとされ、一般的に生後4カ月ごろとなる。
同センターは9月、1000人にインターネットでアンケートを実施した。対象は、全国の18〜69歳の男女で、過去3年以内に週1日以上、子どもを抱っこひもなどで抱っこやおんぶをして自転車に同乗させたことがある人だ。
子どもを抱っこなどで乗せた目的のうち、最も頻度が高かったものを尋ねたところ「幼稚園・保育園への送迎」が64・3%で最多だった。また子どもを抱っこなどで乗せた理由を複数回答で聞くと「子どもの年齢が幼児座席の対象年齢未満だったから」(276件)、「幼児座席に乗せるのが不安、危険だと思ったから」(262件)という回答が多かった。
子どもを抱っこして自転車に同乗させていた時に転倒や転落、またそうした恐れがあったかを尋ねた質問には、61・8%が「あった」と回答した。さらにその原因を尋ねると、最多は「通行した道路環境に問題があった」だったが「子どもを抱っこしていたため、自転車を思うように操作できなかった」「子どもを抱っこしていたため、路面などがよく見えなかった」など抱っこしていたことに関連する回答が多く見られた。
同センターでは、このアンケート結果を参考に、腰ベルト付き抱っこひもで3カ月児相当のダミー人形を抱っこして自転車に乗る再現テストも実施した。その結果、人形によって運転者の足元の視界が妨げられたり、ハンドル操作がしづらくなったりすることが確認された。転倒した場合には、運転者は子どもをかばうことは難しく、子どもは頭を路面に打ち付けるなどして重いけがをする恐れがあるという。
また抱っこひもを緩めた場合、ペダルをこぐ運転者の足で子どもが持ち上げられた時に、子どもが抱っこひもの隙間(すきま)から転落する恐れがあり、万一転落するとやはり運転者はとっさに子どもを支えることは難しいと考えられるという。
同センターの担当者は「転倒や転落の場合、子どもに重篤なけがをさせる恐れがある。幼児用座席が使用可能な年齢の子どもにはヘルメットを着用させ、幼児用座席を使って同乗させるようにしましょう」と呼び掛けた。また子どもをおんぶして自転車に同乗させることは法令上認められているものの、首がすわった後でも1歳未満の子を対象とするヘルメットが市販されていないため「おんぶして安全に同乗させることは困難だ」とした。
同センターは消費者への呼び掛けと合わせ、1歳未満の子どもを自転車に乗せて幼稚園や保育園などへ送迎しなくてもすむような支援策の普及を、文部科学省や厚生労働省など関係省庁へ呼び掛けた。(毎日新聞 2022/11/16)
自転車の歩道通行を試験的に禁止 相次ぐ接触事故対策で 京都
京都府内の歩道で自転車が歩行者に接触する事故が相次いでいることを受けて、京都府警察本部は、これまで一部で認めてきた自転車の歩道での通行を試験的に禁止する取り組みを始めました。
自転車は、道路交通法で原則として車道を走ることになっていますが、車道が危険なケースなどでは歩道での通行が許可され、京都府内では885の区間で認められています。
しかし、京都市内では道幅の狭い場所などで歩行者に接触する事故が相次いでいることから、京都府警察本部は、▼上京区の烏丸通の京都御苑の西側の1.3キロの区間と、▼西京区の市道の一部 300メートルの区間の2か所で、先週(18日)から段階的に自転車の歩道での通行を1か月前後、試験的に禁止する取り組みを始めました。
22日朝は、烏丸通で通勤時間帯に合わせて警察官16人が歩道に立ち、自転車を車道に誘導したり、自転車を押して歩道を歩くよう呼びかけたりしていました。
警察によりますと、去年(令和3年)までの5年間に京都府内で起きた自転車と歩行者の事故234件のうち、半数以上の118件は歩道で起きているということです。
京都府警察本部 交通戦略室の加藤剛 室長補佐は、「安全性や効果を検証し、今後、自転車を車道に誘導する対策について検討していきたい」と話していました。(11月22日 NHK)
赤レンガ倉庫で「メッセンジャーの日本大会」国内初開催 自転車業界と都市を盛り上げたい
横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)で11月19日、メッセンジャーによる日本初開催の都市型バイシクルフェスが開催される。
メッセンジャーは、都市部で主に自転車を使って多種多様なデリバリー(配送)を担う仕事。自転車以外でも、音楽、ファッション、アートなどさまざまなカルチャーとつながるコミュニティを形成し、クリエイターとしての一面を持つメッセンジャーも多く、ライフスタイルが自転車やストリート界隈で注目されている。
フェスティバルの名称は「JCMC(Japan Cycle Messenger Championship)」。2023年に横浜で開催される世界大会「CMWC(Cycle Messenger World Championship)」の前哨戦として開催される。
日本最速メッセンジャーを決めるデリバリーレースのほか、カーゴバイクレース、クリテリウムレース、トリック系のサブイベントなどを実施。自転車があれば誰でも参加できる。会場内では、一般来場者向けに自転車先進国であるデンマークで開発された「デンマーク式じてんしゃゲーム」、自転車スクールやショー、物販・飲食の出店なども行われる。
主催するはJCMC 2022 Yokohama/CMWC 2023 Yokohama実行委員会は「イベント期間中には、開催都市に世界中のメッセンジャーのみならず、サイクリストやローカルの人々が数千人規模で集結。自転車に乗って観光スポットなどを巡りながら、さまざまな場所で開催されるレース、アートショー、マーケット、パーティーなどに参加。
メッセンジャーが『Hub』となり、ヒト・モノ・コトをつなげ、自転車や都市の魅力を広く発信するオープンな祭典」とコメントしている。開催時間は9時から20時。入場料は無料(レース参加は有料・メッセンジャー以外でも参加可能)。(2022.11.19 ヨコハマ経済新聞)
レインボーブリッジで初 約2000人が自転車で駆け抜ける
自動車専用のレインボーブリッジを自転車で走る初めてのスポーツイベントが23日行われ、雨の中、およそ2000人が思い思いの自転車で駆け抜けました。
このイベントは東京都が主催して初めて行い、スターターを務めた小池知事の合図でおよそ2000人がふだんは車でしか通れないレインボーブリッジを自転車で駆け抜けました。
参加した人たちは競技用の本格的なロードバイクやマウンテンバイクのほか、一般的なシティサイクルなどさまざまな自転車に乗って挑みました。
今回のイベントはレインボーブリッジからの景観を自転車で楽しんでもらうことでコロナ禍で運動不足になりがちな人たちに、運動の楽しさや二酸化炭素を排出しない自転車での移動に関心をもってもらうのがねらいです。
23日は、あいにくの雨でしたが参加した人たちはふだん自転車からは見られないレインボーブリッジからの景色を眺めながら思い思いの速度で走り抜けていました。
家族で参加した40代の男性は「ふだん走ったり歩いたりできないレインボーブリッジの上を走れて景観を楽しめました。運動不足だったのでよい運動になってよかったです」と話していました。
また夫と参加した40代の女性は「楽しかったです。3か月間このイベントをきっかけにダイエットのため自転車を買って練習してきました。完走できてよかったです」と話していました。(2022年11月23日 NHK)
自転車で観光スポットを巡る婚活【チャリコン】参加者募集中!/内子
自転車でオススメスポットを巡るサイクリング&アクティビティを融合させた婚活【チャリコン】が開催されます。
普通の婚活イベントと違って《大人がおもいっきり楽しむ》ということがコンセプトだそうで、イベントとして純粋に楽しんでいただけるようなプログラムになっているとか。
今回は、石畳地区に向かう道中の素敵なサンドイッチ屋さん《FFC》のサンドイッチをテイクアウトして自然の中でのランチを楽しむ予定だとか!イベント詳細は主催者のサイトで(以下略 2022年11月8日 ほっぷ南予)
「ドイツに勝ったら自転車で山口から東京まで行く」話題の投稿男性は、4年前のW杯でも“有言実行”…大変だったはずがなぜ?
23日のFIFAワールドカップの初戦で、強豪のドイツ相手に2対1の逆転勝ちを果たした日本。“歴史的勝利”に列島が沸いた中、Twitterである約束をしてしまったユーザーが現れ、話題となっている。
日本代表がドイツ代表に勝ったら自転車で山口から東京まで帰ってやるよ
Twitterユーザーの「るい(14世)」(@B747_300SR)さんは、レノファ山口FCのサポーターで鉄道ファンだという20代男性。
るい(14世)さんは試合開始直前の23日午後9時55分に「日本代表がドイツ代表に勝利したら自転車で山口県から東京都まで行く」と投稿し、実際に日本が勝利をおさめたため、この自転車旅が実行されるのか、注目を浴びているのだ。
過去には「コロンビア戦」で自転車旅
実はるい(14世)さんは、前回2018年6月のFIFAワールドカップのグループリーグ・日本対コロンビア戦が行われた際にも、「日本代表勝ったら自転車で東京から山口行ってやるよ」と投稿。2対1で日本がコロンビアに勝利すると「うぎゃああああああ」と叫び声を投稿しながらも、「言ったからにはさ、最悪でも今年度中にはやりますね...」と、当時大学生だったるい(14世)さんは決行を約束!
3カ月の準備期間を経て、9月13日に「#日本代表勝利記念東京山口自転車旅」のハッシュタグで道中の様子を投稿しつつ、東京駅から山口県をめざす旅が始まった。9月22日にはやむを得ない事情で旅を一時、広島県で中断したが、10月8日から再開。翌9日には、第1のゴール「維新みらいふスタジアム」を経由して最終ゴール地点の山口駅に到着し、総走行距離1170kmの道のりを11日かけて走破した。
旅を終えると「ゴールおめでとうございます」という祝福のコメントのほか、「このクオリティは次回作のオファー来るわ」との声も寄せられていた。
そして今回のドイツ戦での投稿にはさっそく「頑張ってください!」「頑張れよ!報告待ってるぞ!」「応援してます!!」とのコメントが続々。4年ぶりの“自転車旅宣言”には、投稿から一夜明けた11月24日現在、すでに約24万件の「いいね」がつき、注目されている。
「コロンビアと違って無理だろうと…」1年以内に決行予定!
「まじであの自転車旅のとき地獄だったから繰り返したくない、、、」とも投稿していたるい(14世)さん、評判がよかったとはいえなぜまた“約束”したのか?そして今回の旅はいつ決行するのだろうか…さっそく本人に聞いてみた。
――今回、再びの自転車旅をかけたツイートをしたのはなぜ?
周囲に「今回もやれ」というあおりを受けていた中で、さすがにドイツに勝つのはコロンビアと違って無理だろうと思っていたので、なんとなく投稿しました。
――日本が勝利を決めた時、どう思った?
前回の旅が肉体的にも精神的にもだいぶ苦しかったので、またあれをやらないといけないのかと絶望感がありました。
――前回、今回ともに「東京-山口」を走るのはなぜ?
山口出身でレノファ山口サポーターであることもあり、ホームスタジアムの維新公園から出発したいためです。
――前回の挑戦で大変だったところや楽しかったところはどこ?
とにかく雨ばかりで前に進めなかったことが大変で、だんだん尻が痛くなってきたところで心が折れました。。楽しかったことは正直あまり思いつかないです...笑
――今回の自転車旅は、いつ決行する予定?
今回ももちろん決行しますが、なにせ予定を確保しないといけないため、時間を作って1年以内には必ず実行する所存です。
――再びの挑戦に、大きな反響があったが…
前回の時よりもいっそう周辺の圧力が高まっているので、前回以上に投げ出すことが許されないなと。。。
るい(14世)さんは前回のチャレンジを終えた際、「私一人でゴールしたわけではなく、支えてくださった皆様全員でゴールしたと思います!本当にありがとうございました」と感謝の言葉を投稿しつつ、同時に「帰ってみての感想だけど、やっぱり新幹線で4時間半の道のりを10日かけて自転車で行くのってバカだよなしか感じない」と冷静なコメントも残していた。
しかし今回の旅も「1年以内には必ず実行する所存」とのことで、再び困難な旅路に挑戦してくれるそうだ。るい(14世)さんが約束すると勝利するという意味では日本代表に幸運をもたらしているともいえるが、果たして今回の自転車旅ではどんな感想が飛び出すのだろうか…。
次戦のコスタリカ戦は、日本時間11月27日午後7時から行われる。まだまだ続く試合にも注目しつつ、周囲が期待する前回以上の旅が始まるのを楽しみに待ちたい。(2022年11月25日 FNN)