最近は、自転車に乗る際にも、汎用のカメラや自転車用のドライブレコーダーを装着する人があるようです。事故に遭ったり、クルマに煽られたりした時のため、犯人の特定や被害の回復に役立てるという目的で、自転車にもドラレコが必要だと感じる人は増えているようです。
実際に事故の瞬間が記録されています。自転車事故の際のヘルメットカメラの動画がAP通信からネット上にアップされています。仲間のサイクリストがクルマにはねられる様子が記録されており、200万回以上再生されました。加害者は事故現場から立ち去りましたが、後に検挙され起訴されています。( ↓ 動画参照)
閲覧注意。事故の瞬間が映っています。
こちらは、イギリスのサイクリスト自身が事故に遭った時の映像記録です。ボンネットの上に飛ばされる様子が映っています。幸い、本人は数か所の打撲だけで済みましたが、買ったばかりの自転車は廃車になってしまいました。事故が起きる時は一瞬だなと感じます。( ↓ 動画参照)
閲覧注意。事故の瞬間が映っています。
他人の事故の目撃者となることもあります。こちらはカナダのテレビニュースでも報道された映像ですが、いわゆる左折巻き込み事故です。たまたま対抗する方向から来たサイクリストのカメラに記録されました。テレビニュースの素材として使われ、ドライバーへの啓発にも役立った形です。( ↓ 動画参照)
閲覧注意。事故の瞬間が映っています。
ただ、事故なんて、そうそう起こるものではないし、そのために延々と映像を記録し続けるのも無駄だと感じる人もあるに違いありません。しかし、ツーリングの記録、景色の記録としての意味もあるのではないでしょうか。映像を記録するコストも桁違いに安くなっていますし、デジタルデータで保管場所もとりません。
いわゆるホームビデオのように、子どもの成長記録などとして保存するのも一興かも知れません。近年は、小さなカメラでも、驚くほどの高画質で、手ブレなどもなく映像が記録出来ます。このような記録をしていた延長で、アクシデントの記録になることも考えられます。( ↓ 動画参照)
ドライブレコーダーと言うと、どうしても事故や事件と結びつくイメージがあります。そのような時でなければ、単なる通過する風景に過ぎず、いちいち見るに値しません。いざ事故があった時に意味があるわけで、そのために記録しているのは確かです。
でも、記録されるのは、事故の映像ばかりとは限りません。それを感じさせるのが、こちらの映像です。西鉄バスのドライブレコーダーに記録された映像から切り抜かれ、プロモーションビデオとして制作されたものです。なんてことはない、日常の光景が映されています。( ↓ 動画参照)
閲覧推奨。事故は映っていません。
自転車に乗っていても、当然ですが、悪質なクルマのドライバーばかりではありません。偶然道路上で行きあった人との、ちょっとしたやり取りが撮影されたり、ツーリング時のエピソードが記録として残されることもあるでしょう。後から見てホッコリするような場面が映っていることもあるかも知れません。
◇ 日々の雑感 ◇
連日の猛暑、私も一昨日は自転車で出かけましたが、昨日は中止しました。運動を中止する決断も必要ですね。
Posted by cycleroad at 13:00│
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